たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

すててすっきり人生をかえられるだろうか

2020年01月01日 18時59分07秒 | 日記
 昨夕から冷たい風が吹いています。のこり3か月のところまできたましたがいちばん寒い季節に通勤しきれるのか、不安しかありません。建て替えたあとの家で冬を越すのはわたしにとって三度目かな、四度目かな、あまり住んでいないのでわからなくなってしまいました。帰省の最大の目的であった荷物整理、30日に本をまとめて出したことで昨年一年間に本棚二つ分ぐらいの本を整理したことになります。査定の結果がメールで今日届きました。121冊で1436円、日本に逃れてきた難民支援に使われるとのこと。5冊以上で送料無料となっているのでどうななんだろうと思いますがまた荷物を減らすことができて、同時に寄付したことになりました。父が本棚に並べただけで読んだかどうか定かでないシリーズ本、一冊ずつページをめくってみると3分の1ぐらいは統合失調症を発症したあとの母が読んだらしく鉛筆で線がひいてあり、平成9年と名前が最後のページに書かれていたので出すことができませんでした。こうして病気になったあとの母の形跡が残る本をみるのがいやで何十冊もリサイクルステーションに運びましたがまだありました。終わりはみえてきました。自分が思いを込めて買ったハードカバーの本たちとのお別れは断腸の思いでした。『指輪物語』6冊と『ランボウの世界』、いつかゆっくり読み返したいと思いながら果たせないまま手放しました。日本の本はカナダなどと比べると装丁が丁寧で紙質もよくてほんとうに素晴らしいなと思います。お別れはつらかったですが身軽になりたいことを考えて手放す決意をしました。どこにもなくても国会図書館にはあるはずなので再会することはできます。そう言い聞かせました。自分の荷物と3人分の遺品、ここまで整理できれば気がすむかなあという終わりがみえかかってきました。細かいものが自分のはまだまだあるんですけどね、遺品は台所用品、大型家具、寝具類をのぞけば整理できてきました。もう隠れてないはず。完全に整理しきろうとしたら体がこわれてしまいます。あとは家を壊すときまとめて家財処分すればいいんじゃないの、っていうところまでくることができたと自分では思っています。ここまでというところまであと数ヶ月の猶予がほしい、今しばらく時間は必要、自分の荷物が細かいものなかなか整理しきれない、何十年も生きてきた分だけ荷物はあります。

 「すててすっきり人生をかえよう」、婦人口論でこんなキャッチコピーをみたのは何年前だったか。東日本大震災を期に始めた断捨離、掃除と片付けは気の流れがよくなって心身ともにいいことのようですが、過去を洗い流した先に人生のやり直しの時はまっているでしょうか、母と妹のことでずいぶん苦しむこととなった人生ですがもういい。そういうこととはちがうところで援助職をやりたい。それは車でしか生きていけない郷里では無理なのだと身にしみてわかった昨年。結果的に傷つくことになった1月から3月にかけて必死に準備した書類たち、もう忘れたいので年を越してしまいましたが今日破り捨てました。一応デジタルでは残しましたがみることはないでしょう。自動車の運転免許、有りに○するか、無しに○するか、郷里では根本なのだということを全くわかっていなかったわたしのあやまち。4月からすぐ全く無収入というわけにはいかずどうすればいいのか、今は全くわかりません。わたしがまた社会から孤立していいはずはないけれど、ここでは自分が持っているものを生かしきれない、残念ながら・・・。

 明日また住み慣れたところへ戻る予定ですが、最寄り駅まで巡回バスが走っていないことに気づいたしだい、年末年始は完全に休み。専属ドライバーがいないと生きていけない冷たさが身にしみます。タクシーを呼ぶと1200円ぐらいかかるの、出したくないけどそれがいやなら30分、荷物をもちながら車びゅんびゅんの道路脇を歩くしかすべはありません。自転車疲労でヘロヘロの足腰にこたえるのでどうしようかな。選択肢のない田舎暮らしはきびしい。その前に荷物準備しなければ。昨夜体が冷えすぎなのか、眠剤1錠で寝付けずさらに半錠のんでしまいました。夜だけだと睡眠不足で昨日も今日もお昼寝、今夜は眠れるでしょうか。

 昨夜加藤清史郎君の劇団ひまわり卒業の報告に、もしや次の事務所はゆんやいくさぶろうさんがいる研音かなと予想したらほんとうにそうで今日研音のHPをひらくとまさかの清史郎君とみりおさんの名前が並んでいるという、一年前は全く予想しなかった事態。10月からフリーだった欄乃はなちゃんも新しい事務所がきまったとのお知らせ、紅ゆずるさんからは年賀状届いてファンクラブが本格始動だし、生きる糧から気持ちをあげてもらえている一年のはじまり。

 先のことは誰にもわかりません。

 自分を信じて生きる、自分のために生きる。
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