たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2003年星組『バビロン』-オンデマンド配信されました

2020年11月16日 20時35分36秒 | 宝塚
なつかしの星組『ガラスの風景』『バビロン』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/6ff99338a2a8548803a5590b1d451d9a


 タータン(香寿たつきさん)と渚あきちゃんの退団公演、2003年星組『バビロン-浮遊する摩天楼』、昨日オンデマンド配信されました。わたしが離れている間に宝塚を去っていた荻田浩一先生の作品。もう一度観たかったので嬉しいです。2001年星組『ベルサイユのばら』も配信されました。稔幸さん、星奈優里ちゃんの退団公演、ずっと観たいと思っていたタータンのアンドレ、この世にいる間にかなって嬉しいです。月額1,650円でこれはありがたいぜいたく。観たいものばかりで休日は忙しくて時間が足りません。平日の昼間はうんざりするほど長いのに夜と休日はあっという間に過ぎてしまいます、土曜日が二日あればいいのに、というグチはおいておいて・・・。

 ロングコートをまとったタータンのダンス、美しい。退団後にダンスをみたのは、蘭乃はなちゃんと共に宝塚OG枠で出演した『CLUB SEVEN』ぐらいかな。歌劇団に入団してダンスの花組に配属されたタータン、昨年の『Life is Songs』のソロコーナーで着ていたのはダンスの花組の一時代を築き上げた大浦みずきさんから形見分けでもらったというシャツブラウスでした。北海道出身、ずっとバレエをやっていたので宝塚でダンスがやりたかったという話。歌ったのは『凍てついた明日』で安蘭けいさんが歌った楽曲だったと思います。耳が心のどこかでおぼえていたような感覚がありました。退団後の舞台での活躍もめざましいタータン、気がつけば出演者の中でいちばん上になっていることが多く、真琴つばささん、一路真輝さんと一緒の『Life is Songs』では久しぶりに下級生になって嬉しいという話もしていました。安定の実力。『モーツァルト』の「星から降る金」は声にドラマがあり、なんど聴いてもふるえるような素晴らしさ。

 『バビロン』、出演者のテロップの一番下に紅ゆずるさんのお名前、紅さんが退団して一年と1カ月、時の流れを感じます。こうして長い年月を無事に生き延びていくということ、それだけですごいこと、何をなさずとも何もできなくても生きている、それだけですごいことだと思う年月。




この記事についてブログを書く
« 2006年花組『落陽のパレルモ... | トップ | 宙組『FLYING SAPA』日生劇場... »

宝塚」カテゴリの最新記事