たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

宙組『アナスタシア』-「ネヴァ河の流れ」

2020年12月23日 22時37分04秒 | 宝塚
宙組『アナスタシア』宝塚大劇場千穐楽LV
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4e4413716dee2a9e11c55250942d0207

「音楽:ステファン・フラハティ
 作詞:リン・アレンス
 訳詞:稲葉太地

 グレブ
 噂話に気をつけろ
 己の発言も
 この目で見たんだ
 生き延びた者などいない
 閉められた門の向こうに
 誇らしげな少女
 父はあの夜 家を出た
 ピストル手に
 流れるネヴァ河 春は近い
 王族は消えた
 革命に感情はいらない

 「私は銃声を聞いた。叫び声も。
 だが一番覚えているのは、その後の静寂だ」

 世界は止まり この私を変えた
 父は己を蔑んで 死んだと母は言った
 でも信じている彼の誇りを
 父の名に懸け
 流れるネヴァ河 春は近い
 王族は潰えた
 自分は引けたか引き金を
 夢に気を付けろ
 革命に感情はいらない」

 グレブはアーニャとしか関わっていない、アーニャだけでいいとはオンデマンド配信されたナウオンステージでのまかキキまどの話。一幕のアーニャを喜ばせるためのアドリブ場面(稲葉先生はキキちゃん劇場と名付けたとか)からの「ネヴァ河の流れ」、物語の中で陰を背負ったグレブの場面は音楽が淡々と流れ照明は暗めだったと思います。稲葉先生の訳詞がわかりやすいと思いますが、キキちゃんの歌、歌詞が聴き取りやすく物語になっていたところが鮮烈でした。プログラムを読むと、グレブのお父さんはロマノフ一家の警護隊の一人であったにも拘わらず一家の銃殺を命じられたとか。そのお父さんが撃てなかったアナスタシアを守るために自分の命をかけたグレブはある意味お父さんの志を継いだのでは、というのはわたしの妄想。アナスタシアとわかったアーニャを見逃したグレブがその後どうなったかと考えるとかなり切なくなります。

 ナウオンステージでのキキちゃん、いちばん好きな場面はまかまどのデュエット、二人のデュエットが全部好き、今までの中でいちばん好きと。この時まどかちゃんの専科への異動をまかキキはすでに知らされていたのかなあとなんとなく感じます、わかりませんが・・・。

 今回録音演奏でデュエットを合わせるのが大変だったいうまかまどの二人の話も楽しいですが時間切れとなってきたのでまた後日書けるといいかな。

 一日の終わり、今日もオンデマンド配信で笑って終わりたい。明日はクリスマスイブ、その前に木曜日だということは考えない、考えない。

 みりおちゃん主演『ポーの一族』のライブ配信いつかな。1月と2月は、観劇、ライブビューイング、ライブ配信目白押しで大忙し。『屋根の上のヴァイオリン弾き』東宝ナビの先行抽選にもエントリーしました。日生劇場、二階のてっぺん席。サパ観劇しましたね。後半は観劇目白押しの一年でした。観劇納めは月組『ピガール狂騒曲』、笑って終わりたい。

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