たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『1789バスティーユの恋人たち』_パネル展

2018年04月15日 11時17分13秒 | ミュージカル・舞台・映画
 昨日の余韻から、なかなか整理できていなかった2016年初演時の『1789バスティーユの恋人たち』、日比谷シャンテ内八重洲ブックセンターで開催されたパネル展の写真をようやくアップ。ゆんロベスピエールの冷やかさにすっかりはまっていました。2年の時がすぎ、日比谷シャンテも日比谷界隈もリニューアル。私自身も役者さんたちも社会も、キャストも半分ぐらいはかわったし、また感じるものも違ってきていると思うので、じっくりと味わいながらおいおい振り返っていきたいと思います。5月にWキャストのもう一方を観劇予定だし。そうそう昨夜の舞台では、最初の登場シーンの最後に、かなめさんアントワネットのドレスの裾が降りてきた幕に引っかかってしまいどうなるのかとひやっとしていたら、すぐにスタッフさんが直しにきたのがわかってホッとしました。こういうところが生の舞台だし、外には現れない力が終結してこその舞台なんだなあと。





















 東宝初演、一路さんシシィの『エリザベート』のCD、今も帝劇の売店で売られているのをみて、祐一郎さんトートバージョンを持っていますがすごく懐かしかったです。

 余談ですが昨日東京宝塚劇場は、大手派遣会社の貸し切り公演だったみたいでびっくり。感謝の集いっていう看板が出ていました。キャトルレーヴは開演前、〇〇プのロゴとキャラクターが入ったビニール袋をもった女性であふれかえっていました。この大会社、わたしが13年も働いた結果使い捨てにされたので大会社に損害賠償を求めて、一年間がんばって、最後わずかな補償金をユニオンが出させた名目上の派遣元会社だったんですよね。4年前の今頃、『レディベス』に助けられながら、この派遣元会社がどでかいビルにかまえるオフィスにも出向いて、大会社の悪代官弁護士と対面していたことをいやでも思い出してしまいました。宝塚を貸切るとは、宣伝やなー、金あるんやなー、わたしのしたことなんか巨大組織にとって痛くもかゆくもなく、なんでもなかったんやなと複雑な気持ちになってしまいました。チケットを全部買い取って希望者に抽選で配ったのか、福利厚生の一環として希望者はチケットを購入できたのか。登録して働いて会社に売り上げをもたらしている派遣スタッフたちにどれぐらい還元されたのか、お得意さまたちへのパフォーマンスなのか。ふだん〇〇プのオフィスに行って仕事をしているわけではないから、どういう仕組みにしたのかと考えてしまいました。わたしはもう二度とかかわることはない。こういうふうに宝塚が使われるのはちょっと哀しい。まあこんなマイナス要素を振り切り上回るだけの幸せオーラが日比谷には満ちているからいいですけどね、ちょっと哀しくなってしまった、『1789~』観劇前のひとときでした。余談のわりには長いね、失礼しました。

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