たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

コロナ「2類相当→5類」指定に見直しへ、岸田首相が決断

2022年04月09日 17時00分50秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年4月9日ダイヤモンドオンラインより、

「【独自】コロナ「2類相当→5類」指定に見直しへ、岸田首相が決断

 実は、岸田首相は昨秋の首相就任当初から感染症法上の見直しを選択肢に入れていた。しかし、昨年末からの感染拡大に伴い、「厚生労働省や専門家らの説明を聞けば聞くほど、その判断が揺れてきた」(自民党中堅議員)とされる。

「どこかの時点で見直さなければならないな…」。首相は側近や親しい議員らにこう漏らし、ワクチン接種の加速や経口治療薬の配備などをにらみながら、変更点やタイミングを検討している。今夏の参院選後に感染症法上の位置づけを見直したい考えだ。」

https://diamond.jp/articles/-/301371?page=2

 参議院選挙のあとに見直すことを、ようやく検討するということのようです。支持率下がるのがこわくて検討、検討でなにも決められない。結局、選挙で投票してもらうために、高齢者におもねることしか頭にないということでしょうか。


2022年4月6日読売新聞オンラインより、

「新型コロナウイルスの感染状況を評価する厚生労働省の助言機関は6日、全国の新規感染者数は「全ての年代で増加傾向に転じており、特に10~20歳代が顕著。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/2e040ed66f77fa2e80cbc822fb312a53c5eee84b

また若者たちを悪者にしてワクチンを接種させたいのでしょうか。

国は現在、高齢者について「原則全員入院」としている
⇒だから、総合病院のベッドいっぱいなので、直接命に関わらない手術は先送りにしなさいということでしょうか。整形外科なんて別に死にはしないんだからあとまわしでいいんじゃないかってことでしょうか。コロナ死平均85歳、とにかく高齢者を死なせないために下の世代がどうなろうといいのでしょうか。
2022年4月7日産経新聞より、

「千葉県、コロナ対策の過度な制限見直しへ

事例として学校給食を挙げ、「多くの学校で対面せず黙食という状態。大人は飲食店でどのような状態かを考えると、大人以上に制限をかけている」と指摘。」

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%8d%83%e8%91%89%e7%9c%8c%e3%80%81%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e5%af%be%e7%ad%96%e3%81%ae%e9%81%8e%e5%ba%a6%e3%81%aa%e5%88%b6%e9%99%90%e8%a6%8b%e7%9b%b4%e3%81%97%e3%81%b8/ar-AAVXJew?ocid=st

 都知事が花見は立ち止まらずに歩きながらしなさいって言っているのに、子どもたちにはあれもダメ、これもダメ、これもあれもダメと言っておきながら、堂々とノーマスクで花見してニコニコ談笑して写真撮って、それをSNSに投稿している立派な大人がいます。せめて子どもたちは解放してあげるべきです。いつまで、子どもたちに大人を守らせるのですか。こんなことを続けていたら、本当に日本は沈没します。

https://twitter.com/nishy03

宙組『NEVER SAY GOODBYE』-4月7日東京宝塚劇場(2)

2022年04月09日 03時13分17秒 | 宝塚
宙組『NEVER SAY GOODBYE』-4月7日東京宝塚劇場
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/874e6db8e078eedbbb1e046e771c8edd

2022年4月7日(木)13時30分~、東京宝塚劇場公演

「NEVER SAY GOODBYE~♪

 さあ 見てごらん 夜が明ける
 海を紅く染め
 この世界が 例え暗闇に閉ざされているとしても
 いつか朝日が 差し込む日が 訪れる
 僕らの力で 闇を晴らそう
 だから言わない サヨナラは
 生きることの意味を求め
 今日までさ迷って来た
 まだ探そう 僕の進む道
 どんなに 長い道のりでも 構わない
 僕らの時代は 今始まる
 だから言いはしない サヨナラだけは
 NEVER SAY GOODBYE」

 カメラを置いて戦闘に加わることを決意した写真家のジョルジュ@真風涼帆さんが、死を覚悟して、キャサリン@じゅんはなちゃんに語りかける歌なのだと気づき、体が震えるような思いがしました。ポーランドに生まれて根無し草だったジョルジュがたどり着いた真実、民衆がファシストから命をかけて大切なものを守ろうと立ち上がった姿を写真に記録し発信する、命である写真をキャサリンに出版するよう託し、自分の肉体が死すとも魂は生き続ける、これは永遠の別れではないのだと。歴史が変わろうとしている大きな場面に立ち会っていることに心震わすジョルジュが、その民衆たちと行動を共にする決意をキャサリンに語りかける。オリーブの木が立つ丘、シンプルな舞台の上で向き合うジョルジュとキャサリンの横顔。全体をみたくてオペラグラスを使いませんでしたが、キャサリンの目には涙がにじんでいたかもしれません。

 ジョルジュの最期を暗示する戦闘の場面は、地面を表現しているだけの舞台の上で、センチュリア・オリンピアーダのメンバーたちによる銃をもってのダンス、キキちゃん(芹香斗亜さん)たちが地面に臥せっている瞬間という表現でした。美しいカゲソロ、どなたかとプログラムを確認すると、朝木陽彩ちゃん。宙組の層の厚さを感じました。

「NEVER SAY GOODBYE」、フィナーレのキキちゃん、銀橋ソロは、劇中の真風さんとはまた違う、ぬくもりのある歌声。いちだんと大きな拍手が客席から送られていました。

 どうしても現実世界と重ね合わせないではいられない物語、フィナーレで記憶がなくなるかと思いました。フィナーレのある宝塚、必ず幸せな気持ちになって帰ることができるのはいいですね。KAORIalive振付の男役さんがマントを翻して踊る場面、銀橋の真風さんを筆頭にみなさま、圧巻。娘役さんたちは手拍子してみんなで、はあっ!って言っているのかな、大盛り上がり。オペラグラスを使わず全体をみました。二階席からみるとフォーメーションの美しさと共に堪能できます。キキちゃんはじめ闘牛士たち、劇中でもマントを翻して踊っているし、民衆は旗を振って踊ったり、ハードなのに最後にまたこれをやれるって、ほんとにすごいです。

 『プロミセス・プロミセス』に続いて女役の留衣蒔世くん、女性闘士というキャスティング、大正解と思いますが、フィナーレも女役で、キキちゃんにリフトされる姿は圧巻。長身が映えます。キキずんもオペラグラスで確認。劇中では悪役だったずんちゃん(桜木みなとさん)がニコニコ、満面の笑み。ずんちゃん可愛いなあっていう表情でみているキキちゃんも笑顔満開。全体をみたいし、一人一人もみたいし、やっぱり目が足りません。デュエットダンス中に開脚を披露するじゅんはなちゃん、最後はどうやって体を支えているのか、すごい体幹、美しきアスリートよ。




「一つの心に 固く結ばれ
 明日を目指し 歩いて行く
 友を信じて

 一つの心に熱い血が流れて
 互いのぬくもり感じられたら
 憎しみも 消え去る」

 世界中に届いてほしい平和への祈りの声、届いてほしい、届けと祈るばかりです。