たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

いろいろなことが心配な夜

2016年11月09日 22時35分10秒 | 日記
 わたしの土曜日は半分休みじゃないような一日となりました。自分の中のどこからそんなエネルギーが湧いてくるのだろうと思いましたが、書類を持参してなんとか出かけてきました。たまたま自死遺族として書いた手記を久しぶりに読み返したことがきっかけで、自分がなぜ精神保健福祉士の勉強をしたのか、その想いが自分の中にあざやかによみがえってきたのでなんとかエネルギーが湧いてきました。遠くはないですが、二回乗り換えねばならず、案の定駅からの道も迷いました。初めての場所に足を運ぶのは本当にエネルギーが要ります。これで明日から三日間連続勤務。土曜日はたぶん大忙し。それでもって日曜だけ休んで来週は月曜日から金曜日までのフル勤務。19日の土曜日が指折り数えて待たれます。そのあとはまた22日がわたしの土曜日で二連休になります。先のことは考えない、考えない。

 半分休みじゃないような一日となりましたが、やはり行ってみなければならなかったのでよかったと思います。来週電話で連絡が入るそうです。交通費が高いので難しいのかなあという気がします。現在の就労場所にどんな仕事ぶりか照会したりするんでしょうね。その時なんと返答されるのかな。まあこんな情報あるよと教えてくれたぐらいだから悪いことは言われないと思いますけどね、どうなんでしょうか。服装は妹が遺した手作りの黒いシャツ(かなり重宝しています)にグレーのカーディガンと黒の細いパンツ。寒いのでベストを羽織り、こんな恰好で失礼しますと最初に謝りました。同じ組織体の中なので先方に身内意識のようなものも多少はあったでしょうか。民間ではどんな仕事をしていたのですか、と質問されたので13年間働いた前職のカイシャの言葉では言い表しがたい仕事の一部を話しました。そして部署内の母親的な役割を担っていましたと、イメージが伝わりやすい言葉で説明しました。どうして辞めたんですか、と質問されたときはドキッとしました。雇用形態はハケンで、カイシャの都合による契約終了とハケン会社から聞かされればそれ以上、カイシャの都合を知ることはできないので、カイシャ都合によるということしかわからないというふうに答えました。余計なことは言えません。わたしがどんなリスクを背負っていかなければならないのか、前職のカイシャの誰も考えませんでしたね。二人分の仕事量でインフルエンザにかかっても出勤していたわたしが苦労しています。なぜなんでしょうね。よくわかりません。

 アメリカの大統領選の結果に、世界はどうなってしまうのだろうと暗澹たる気持ちになっています。父が子供のためにと遺してくれたものを為替の変動によってはなくしてしまうかもしれません。ゼロにはならないですけどね、かなり不安。『エリザベート』の中で、「世界は動いている」というルドルフの台詞があったと思いますが、世界はますます混沌としていくのでしょうか。不安は高まるばかりなのでしょうか。アメリカという国は病んでるなあ。影響が大きすぎて、責任大きいよ。「世界中の子供たちが平和でありますように」。いわさきちひろさんの声が世界のすみずみまで届きますようにと祈るばかりです。

 2015年も2016年もカレンダーを買いませんでした。社会から孤立しているのが辛くて買えるような状況ではありませんでした。次の居場所に出会えれば、ちひろさんのカレンダー、買いましょうか。

 世界は今こそちひろさんの絵を必要としています。世界中に人にちひろさんの絵をみてほしいです。



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