エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ: エリクソンの叡智 : お尻と悪政

2016-12-09 05:58:49 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
アインシュタインとフロイトは、相容れないように見えて、通底する不思議
   モノ、カネさえあれば幸せだったはずなのに…  モノを追いかけると、人間もモノになっちゃいます。でも、どうやらそれだけでは、すまないらしい。    ......
 

 今朝も、エリクソンは、Toys and reasonsから。 ≪自分の感じ≫自分の感性で行動して良いんだよ、オートノミーの感じの続きの続き。

 

 

 

 

 

 お尻には、≪自分の感じ≫自分の感性に従って、(気持ちやウンチなどを外に行動に)「出しても良い」「ガマンしなきゃ」に役立つ場の、はじける喜びがあります。

 

 

 

 

 

 ですから、オシメを取る時には、大らかに、ゆとりをもって、赤ちゃんのペースとタイミングを大事にしながら、関わることがとってもとっても、大事でしょ。でも、今のニッポンのように、過労死するほどの長時間労働、強制残業の社会では、それが、とってもとっても、難しい。

 ニッポンの政治家が、どのように子どもを育てようとしているのか? おのずから明らかです。どんな悪政も「ガマンしなきゃ」と思うような国民を大量生産したいんです。

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