ミントティーをのみながら

午後のひとときお茶を飲みながらの独り言です

同情は大きく損をする

2011-01-15 | MY ノート

     

 

冬なのだから降るのはあたり前と言わんばかりに降り続ける雪
最近の挨拶は「寒いですね」「良く降りますね」の二つ

夕方には大雪警報が出ている
明日は、ベランダに積もった雪をはねようかなあ
自然に融けるのをまってても積もるばかりだから

        

今朝、友人Aから電話があり、今の所持金630円しかないので、彼女が持っている高級品(アルパカのセーターと輪島塗の茶托5枚)を買取ってもらえないかと

なんか、可哀想になって OKした (彼女の好みは、クラシックで赤という色が大好き)ちょっと嫌な予感はしたが
待ち合わせ場所に行き、コーヒーを飲みながら、品物を見る

輪島塗の茶托は、なるほどよいものだなあと思った
でも、セーターは品質は大変良いのだが、色がーーー(T_T)
辛いなあ、エンジ色にちょっと茶系がかっていると言ってたのに
思いっきり赤い(真っ赤よりも、ちょっとオレンジがかっている)
これから、年を取っていくのに着れるのかなあと不安になる

でも、半分約束したようなものだし、当てにもされているのが分かるから
断れずに買取った(両方で35.000円で)

帰りの地下鉄の中でよーく考えてみた
なぜこういうことになったのかと

                   

昨今の「タイガーマスク」のランドセル寄付行為に影響されているようだ
バカじゃないのか ?  自分 !!!
また、札幌にはホームレスが公称100人だが、別の調査では200人とのこと
良く行く図書館にも、二人昼寝場所として毎日寝ている姿を見る

それが、最近見かけなかったので、仕事か家か生活保護になったのかなあ
なんて、考えているとショッピングセンター「ジャスコ」のベンチに居た
この寒さを乗り切るのは辛いだろうとか、思っているのだから
この彼女がホームレスになる境遇に一番近いと結びついてしまい、なおさら同情してしまう

こんな心理になるのも、嫌な世の中で、暗い大雪のせいなのかという結論に至った

それにしても、赤い !!!