「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語で知る日本語【 |連続| 第1109回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

Let's get started with day 28 for the month of October.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

静かな森の響き渡るのは……。
「英語で知る日本語」について、「Scott Kerr」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

英語で知る日本語

▷今日の例文

英文▷ Enormous xylophone in the woods of Kyushu, Japan plays a Bach tune when a wooden ball rolls down each "key." An impressive piece of engineering.

訳例▷ 日本の九州で、巨大な木琴がバッハのメロディを奏でました。木製のボールが一つひとつの「鍵」をコロコロ転がって音を出します。印象的なエンジニアリングの一つです。


▷実際のニュース映像はScott Kerr

▷解説

英文の中で使われるクォーテーションマークには、主に2つの役割があります。

①誰かが話したことや書籍などに書いてあったことをそのまま引用する時。
②その言葉に特別な意味をこめたり、普通の意味で使う時とは別のニュアンスをこめたい時。

「今日の例文」では「"key"」というようにクォーテーションマークが使われています。
「key」には、「カギ」などの意味がありますが、ここでは「ピアノ・オルガンなどで鍵盤楽器の指でたたく一つひとつの部分」のことです。
日本語では「鍵(けん)」と呼ぶそうです。
動画に登場している巨大な木琴は普通の木琴とはだいぶ違うので、その特殊性を強調するために「key」にクォーテーションマークをつけているのだと思われます。

ちなみに実は私はピアノなどの一つひとつのたたく部分を「鍵(けん)」と呼ぶとは知りませんでした。
普通「鍵盤楽器」というのでひく部分は「鍵盤」だと思っていましたが、これは全体を指して言うようです。

そういえばピアノやオルガンでは白いところを「白鍵(はっけん)」、黒いところは「黒鍵(こっけん)」と言いますね。そこで「けん」は意識しませんでした。

英語の意味を調べるうちに、逆に日本語の言葉の意味を勉強した次第です。

▷その他の単語

enormous: 巨大な
xylophone: 木琴
in the woods: 森の中で
Bach: バッハ ※ドイツの作曲家
tune: メロディ、主旋律、曲、歌
wooden ball: 木製のぼーる
roll down: 〜をコロコロ転がっていく
impressive: 印象的な
a piece of: 〜の一つ
engineering: エンジニアリング、工学、工学技術

▷今日の例文は「Scott Kerr」から

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