【兵庫県】:斎藤元彦知事、辞職否定「信頼築き県政進める」パワハラ疑惑告発男性死亡で労組が辞職要求
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫県】:斎藤元彦知事、辞職否定「信頼築き県政進める」パワハラ疑惑告発男性死亡で労組が辞職要求
兵庫県の斎藤元彦知事は10日の定例記者会見で、自身のパワハラ疑惑などを告発する批判文書を配布した元県幹部の男性が死亡し、責任を問う県職員労働組合から辞職などを要求されたことについて「時間をかけて職員との信頼関係を再構築していくことが私の責任だ」と述べ、辞職を否定した。
斎藤氏は文書で指摘された疑惑を改めて否定した上で「職員とのコミュニケーション不足を真摯(しんし)に反省する。生まれ変わってより良い県政を進めたい」と繰り返した。疑惑の真偽を確かめる県議会の調査特別委員会(百条委員会)の調査に、しっかり応じていくのが責任だとも強調した。
男性は7日に死亡しているのが見つかった。自殺とみられる。19日に百条委に証人として出席予定だった。
斎藤氏は男性への心理的ケアを準備していたと会見で説明し「心理的なプレッシャーがあったと推察される。面談が間に合わず残念」と語った。百条委で今後証言する全職員に保健師や外部カウンセラーのメンタルサポートを行うと表明した。
男性は関係者らに配布した文書で、知事のパワハラや企業からの贈答品受け取りなどを列挙。県は内部調査の結果「核心的な部分が事実ではない」として誹謗(ひぼう)中傷だと認定し、男性を停職3カ月の懲戒処分とした。
これに対し調査の中立性を疑う声が噴出し、県議会が百条委を設置。男性は「真実が明らかになっていくことを願っている」とのコメントを報道各社に寄せていた。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・地方行政・兵庫県・斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ疑惑】 2024年07月10日 19:38:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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