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路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【石破首相】:右派ヘイトに露骨スリ寄りの情けなさ…「戦後80年談話」見送りのへっぴり腰

2025-03-29 11:00:00 | 【思想信条(保守・右翼・左翼)、イデオロギー(民主、共産、社会主義他)】

【石破首相】:右派ヘイトに露骨スリ寄りの情けなさ…「戦後80年談話」見送りのへっぴり腰

 『漂流する日本の羅針盤を目指:【石破首相】:右派ヘイトに露骨スリ寄りの情けなさ…「戦後80年談話」見送りのへっぴり腰

 延命のためには信義をあっさり捨て、右派にトコトンすり寄る。石破首相のへっぴり腰にはア然だ。戦後80年の節目に合わせた閣議決定を伴う「戦後談話」について、石破首相は自民党内の保守派の反発などに配慮し、出さない方針を固めたという。夏の参院選をめぐっては、法務当局に人権侵犯を認定された「歩くヘイト」の杉田水脈前衆院議員を公認。露骨な右派ヘイトへのすり寄りにはヘドが出る。

 石破首相は1月の国会審議で「なぜあの戦争を始めたのか。検証するのに80年の今年は極めて大事だ」と強調。日韓国交正常化60年とも重なる戦後80年談話の発出に意欲を見せていた。ところが──。一変した背景を朝日新聞(28日付朝刊)はこう書いていた。

 ■2カ月で転向

〈関係者によると、戦後70年談話に関する有識者会議の北岡伸一・座長代理が今月10日の首相との会食で、談話を出すことに否定的な見解を首相に伝えた〉

 「戦後レジームからの脱却」を掲げた安倍元首相が第2次政権時代に出した戦後70年談話は戦後50年の村山談話、戦後60年の小泉談話に盛り込まれた「植民地支配」「侵略」「痛切な反省」「心からのおわび」との文言を踏襲する一方、「あの戦争には何ら関わりのない私たちの子や孫、その先の世代の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と主張。要するに、謝罪はこれでひと区切りだと右派は考えているわけだ。北岡氏は集団的自衛権行使を容認する解釈改憲の道筋をつけた人物でもある。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。

 「侵略戦争に巻き込まれたアジアの国々が日本の謝罪は不十分とする一方、自衛戦争と強弁する右派は責任を問われたくない。70年談話に一筆も加えてはならんと石破首相を牽制したのでしょうが、それにしても情けない。『小日本主義』を唱えた石橋湛山元首相を敬愛し、日中国交正常化を実現した田中角栄元首相を政治の師と仰いでいながら、目先の参院選を意識して正反対の勢力に迎合している。権力の魔力に取りつかれ、ヘリクツを言ってでも地位にとどまりたいのがミエミエです」

 参院選で自公与党が50議席を確保できなければ、衆参両院で過半数割れ。野党がいくらヘナチョコでも、下野は免れない。

 「杉田擁立をめぐり、石破総理は当初、確かに難色を示していた。岸田前首相最側近の木原誠二選対委員長が提案し、政権維持が第一の森山裕幹事長の説得に折れて容認。右寄りの3割を占める岩盤保守層の他党流出を食い止めるには致し方ないという判断で、杉田氏の当落は二の次です」(与党関係者)

 ホントえげつない。

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 元稿:日刊スポーツDIGITAL 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・政局・石破政権】  2025年03月29日  11:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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