路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【余禄】:3歳で父が雇う職人の給料の計算ミスを…

2023-04-30 02:05:30 | 【科学・物理・理工学・先端、応用科学・理化学・その他の学術】:

【余禄】:3歳で父が雇う職人の給料の計算ミスを…

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【余禄】:3歳で父が雇う職人の給料の計算ミスを…

 3歳で父が雇う職人の給料の計算ミスを見つけた。小学生の時、「1から100まで足すといくつか」という質問に5050と即答した。その神童とは、1777年のきょうが誕生日というドイツの数学者、ガウスである

カール・フリードリヒ・ガウス
Carl Friedrich Gauss.jpg
Christian Albrecht Jensen による肖像画

 ▲偏差値にも使われるガウス分布をはじめ、彼の名が付く式などは多く「数学の王」と呼ばれる。両親は学問と無縁だったが、教師らに恵まれ才能が開花した

 ▲「重要な成果を得るコツ」を聞かれるたびに「長い時間をかけた深い思索」と応じた。一つのテーマに20年間で100万回計算した逸話もある。生誕から約250年。頭の良しあしは遺伝だけで決まらないと科学が解明しつつある

 ▲例えば、仲間に囲まれ刺激の多いマウスほど道を早く覚え、回を重ねるごとに目的地までの到着時間が短くなった。脳内を調べると、大きさ1万分の1ミリというミクロの運び屋が、学習や記憶を担う物質を必要な場所にどんどん届けていた

 ▲一連の現象を発見した広川信隆東京大名誉教授は1月、皇居でご進講する「講書始の儀」に招かれた。運び屋は人にも存在し、「努力すれば頭は良くなる。私自身が勇気づけられた成果」と語る

 ▲「正しいサポートをしてくれる大人と環境があるだけで、びっくりするくらい頑張れる」。高校2年の偏差値が30で「ビリギャル」と呼ばれながら慶応大に現役合格した小林さやかさん(35)の言葉だ。今、米コロンビア大大学院で「人間の学習」を研究する。努力と環境の大切さは古今東西を問わない。

 元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【余録】  2023年04月30日  02:02:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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