【岸田内閣】:山際大臣が旧統一教会との関係公表に消極的なのは…上層部とズブズブではと多田文明氏が指摘
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田内閣】:山際大臣が旧統一教会との関係公表に消極的なのは…上層部とズブズブではと多田文明氏が指摘
《旧統一教会との接点があったかどうかという以前の問題として、この人物の政治家としての資質は大丈夫なのだろうか》
3日の会見で、2018年に旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)のイベントに出席し、韓鶴子総裁とあいさつしていた、と明らかにした山際大志郎経済再生担当相に対し、ネット上で疑問や呆れる声が広がっている。

山際氏はこの日、「(旧統一教会の)代表にどこかでお会いした記憶があった」と明らかにし、2018年のイベントだったと説明。さらに代表が韓総裁だったことを認めた。山際氏はこれまで、この事実関係について会見などで公表していなかったことについて、「どこだったか分からない状況で、お話をするのは不正確なので話さなかった」と釈明していたが、元統一教会信者で、日刊ゲンダイで<悪徳ビジネスの仮面を剥ぐ>などの連載記事を執筆したジャーナリストの多田文明氏は、すぐにネット上でこう指摘。
《韓鶴子総裁と多少なりとも言葉をかわしたとすれば、旧統一教会との関わりが深かったということになります。というのも、一般の信者らが、韓総裁と直接話す機会などまずありませんので、かなり特別な立場で招待され、参加したとみてよいでしょう》
《これまでのイベントに祝電を打ったなどの議員の比ではありませんし、どこかの教団の関連団体で講演をした議員のはるか上をいく、教団とのつながりを示すものといえるかと思います》
つまり、山際大臣は他の自民党国会議員のように「会合に出席した」「祝電を打った」レベルではなく、旧統一教会の上層部と相当、深い関係があったからこそ、積極的な公表を避けてきたのではないかということだ。
《今までずっと黙ってきて、バレると「思い出した」って何》
《数年前のことをすぐに忘れる人が大臣。しかも、岸田首相の看板政策「新しい資本主義」の担当じゃなかった?》
《この人、人間としてどうなの?大臣どころか、国会議員として失格なのでは…》
SNSはこのような書き込みをはじめ、厳しい声で溢れているが、岸田文雄首相もいい加減、決断を下す日が近いかもしれない。
元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・政局・岸田内閣の閣僚と旧統一教会との癒着疑惑】 2022年10月04日 06:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。