【自民党】:秋元議員は観光会社仲介で村の幹部と接触 IR計画
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:秋元議員は観光会社仲介で村の幹部と接触 IR計画
自民党の秋元司衆院議員(48)が昨年2月、北海道留寿都村にカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致計画を掲げていた観光会社(札幌市)の仲介で、村の幹部と接触していたことが20日、関係者への取材で分かった。IR事業への参入に関心を寄せていた中国企業の関係者も昨年1月、観光会社側と共に留寿都村を視察した際、村の同じ幹部と会っていたという。
秋元司衆院議員の地元事務所に段ボールを運び込む東京地検特捜部の係官(共同)
秋元司衆議院議員の事務所からスーツケースを運ぶ東京地検特捜部と見られる人たち(撮影・佐藤勝亮)
関係者によると、観光会社は同1月、留寿都村へのIR誘致計画を公表し、この中国企業などが投資に名乗りを上げていた。秋元氏は当時、IR担当の内閣府副大臣だった。
中国企業側は無届けで現金数百万円を持ち込んだとされ、東京地検特捜部が19日、外為法違反容疑の関係先として秋元氏の事務所を家宅捜索した。特捜部は不正な資金の動きや、秋元氏と中国企業との関係を慎重に調べ、立件の可否を検討している。
秋元氏との接触について留寿都村の幹部は、取材に「秋元氏とIRの話はしたと思うが、詳しくは覚えていない」と話している。観光会社は取材に応じていない。
中国企業は本社が広東省深■(セン)市にあり、オンラインカジノなどを手掛けている。17年7月に東京都内に日本法人を設立。その直後から秋元氏への接触を図り、同8月に那覇市であったIRに関するシンポジウムでは、中国企業側と共に秋元氏も登壇していた。(共同)
※■は、土ヘンに川
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【疑惑・政治とカネ・無届けで海外から現金数百万円を持ち込んだ疑いがある外為法違反事件】 2019年12月20日 07:30:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。