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チラシの裏

エドウィン・ドルードの謎

2015年07月17日 | ミステリ
「エドウィン・ドルードの謎」舞台版日本で公演。

エドウィン・ドルードの謎

へー。
しかも犯人は観客が決めるっていうのがウリだそうです。
どうするんだろ。東京でしかやらないんだろうなあ。観たいなあ。
で、筋をその日に決めるというのは、
思い出せば松竹新喜劇の藤山寛美が、その日の演目を観客の拍手で決めさせた、
という回があったはず。
白のタキシードを着た藤山寛美がいくつかの演目を言い、
拍手のいちばん大きな演目を演じるということで、
大道具なんかは慌てて入れ替える音が聞こえていたような。
昔テレビで観たかな。

「エドウィン・ドルードの謎」ですが、へーっと思いながらHPを観ていたら、
「Book,Music&Lyrics by Rupert Holmes」とあってビックリ!
「Him」の、「Escape」のルパート・ホルムズ?
かれが脚本を書いたの!? というか書けるの?と半信半疑。
やっぱり事実みたいです。才人ですなあ。

Rupert Holmes 「Escape」



「Holmes」は日本洋楽界ではホームズではなく、ホルムズと発音するんですね。
そういえば、「エドウィン・ドルードの失踪」(ピーター・ローランド著 創元推理文庫)
を読んだ自分の記録には「面白いけれど、あのラストはない」とあるけど、なんだったのだろうか。

ミュージシャンが小説を書くのはそんなに珍しくないですが、
ソングライター兼プロデューサーが作家になっちゃったのはわりと珍事なのでは。
大好きなブリティシュポップスの大立者、Tony Macaulayが音楽界から引退して作家活動をしています。
「Enemy of the State」(同名映画とは別ものらしい)、「Affairs of State」とか
サスペンスを書いているようですが、他にも著作があるようでうす。
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