鉄人28号がアニメ映画で蘇りました。まさか映画を作っていたとはね。
ちょっと前に深夜アニメで「鉄人28号」をやっていたのですが、その劇場版が各映画館で上映されてます(名古屋はシネマテークで上映)。この監督やってる今川泰宏は大好きな人で、「ミスター味っ子」の大バカ演出に一発でノックアウトされっぱなしです。
映画は昭和30年を舞台に、当時の風俗描写の中で鉄人が動く映像は涙モノです。生きててヨカッタ。しかもBGMは伊福部昭。もうお亡くなりなのでアリモノですが。
宣伝PVを見ると、バッカス、ビッグファイア3世、モンスターなどの横山ロボがいっぱい出てきて鉄人と闘うみたいな映像になっていますが、きっと演出ですね。「ジャイアント・ロボ」のときと同じで、前振りでは痛快ロボット活劇と思わせて、実は地味な人間ドラマではないかと思ってます。「ジャイアント・ロボ」のときもTV版「鉄人」のときも感じたのですが、黒澤の「羅生門」あたりの線を狙ってませんかね。
何回もアニメ化された鉄人28号ですが、1992年(平成4年)に放映された『超電動ロボ 鉄人28号FX』では、金田正太郎の息子が主役となり、ブラッシュアップされた超電動ロボ鉄人28号FXを操縦します。そしてなんと親父の正太郎が息子のピンチに旧鉄人28号を操縦して助ける、という新旧鉄人揃い踏みの場面がありました。何気なく観てたので腰が抜けましたがね。バーバリーのコートに中折れ帽といういかにも探偵ファッションのオヤジ金田正太郎が、「昔とったきねづか!」とか言ってリモコンを操縦している姿は、なんとも言えず悲しいものがありました。ま、オヤジになっても半ズボンに白いハイソックス、格子柄のブレザーを着てたら、そっちのほうがもっとコワいものがあります。
シネマテーク行かなきゃ。
http://www.tetsujin28-movie.com/(いきなり歌が始まるのでお気をつけください)6/9(土)~6/22(金)名古屋シネマテーク
ちょっと前に深夜アニメで「鉄人28号」をやっていたのですが、その劇場版が各映画館で上映されてます(名古屋はシネマテークで上映)。この監督やってる今川泰宏は大好きな人で、「ミスター味っ子」の大バカ演出に一発でノックアウトされっぱなしです。
映画は昭和30年を舞台に、当時の風俗描写の中で鉄人が動く映像は涙モノです。生きててヨカッタ。しかもBGMは伊福部昭。もうお亡くなりなのでアリモノですが。
宣伝PVを見ると、バッカス、ビッグファイア3世、モンスターなどの横山ロボがいっぱい出てきて鉄人と闘うみたいな映像になっていますが、きっと演出ですね。「ジャイアント・ロボ」のときと同じで、前振りでは痛快ロボット活劇と思わせて、実は地味な人間ドラマではないかと思ってます。「ジャイアント・ロボ」のときもTV版「鉄人」のときも感じたのですが、黒澤の「羅生門」あたりの線を狙ってませんかね。
何回もアニメ化された鉄人28号ですが、1992年(平成4年)に放映された『超電動ロボ 鉄人28号FX』では、金田正太郎の息子が主役となり、ブラッシュアップされた超電動ロボ鉄人28号FXを操縦します。そしてなんと親父の正太郎が息子のピンチに旧鉄人28号を操縦して助ける、という新旧鉄人揃い踏みの場面がありました。何気なく観てたので腰が抜けましたがね。バーバリーのコートに中折れ帽といういかにも探偵ファッションのオヤジ金田正太郎が、「昔とったきねづか!」とか言ってリモコンを操縦している姿は、なんとも言えず悲しいものがありました。ま、オヤジになっても半ズボンに白いハイソックス、格子柄のブレザーを着てたら、そっちのほうがもっとコワいものがあります。
シネマテーク行かなきゃ。
http://www.tetsujin28-movie.com/(いきなり歌が始まるのでお気をつけください)6/9(土)~6/22(金)名古屋シネマテーク
高度経済成長期の経済と合致してるということ
それから実はヒューマンなストーリーがそこに
あったという驚き。後もうひとつは今の時代でも
まったく色あせた感じがしない、むしろ斬新で
新しいジャンルのようにも感じるこの28号という
主人公。敬服と尊敬しかないなあー凄い!
子供の頃唯一持っていたハンカチが鉄人28号の
デザインだった。あれから40年近く、
どこえ行ったんでしょうねえあのハンカチ・・
まさに自分史、人間の証明(笑)でもある。