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チラシの裏

ウルトラQ モングラー

2021年05月18日 | アニメ・特撮
特撮のアルファにしてオメガの一つ、「ウルトラQ」
もう数え切れないほど何回も観てきましたが、
「甘い蜜の恐怖」、モングラー(中島春雄?)が、
映画「水戸黄門漫遊記」に出てきた人さらいの猩々(狒々)に見えてがっかり。
歳をとると余分な情報に惑わされることを実感。
最後あたりの特撮場面は、東宝映画の流用ですね。
神社が地面に飲み込まれる場面は「地球防衛軍」でモゲラが出現するところのはず。
地中でモングラーとモゲラが対決しているという、
朝日ソノラマのオリジナルソノシート的展開を妄想してしまいました。(絵は小松崎茂翁で)

この映画からの流用は他の回でもよく観られます(ラドンの博多市襲来場面とか)、
権利とかどうなっていたのでしょうか。
円谷英二が一声かければ、誰も文句を言わなかったのでしょうね。
「篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝」
(著者 竹熊 健太郎  この本はおもしろいです)の川内康範回で、
写真の権利を確認するという著者にたいして、川内康範の秘書が
「先生がいいと言ったら、それでいいんです!」
と言い切ったことで会社に無断で掲載。
その後やはりなにも問題がなかった経験を書いていて、
レジェンドのオリジネーターには会社もやかましいことは言わない、
そんなことを連想していました。
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