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チラシの裏

探偵小説の黄金時代 その3

2018年11月28日 | 雑日
ディテクションクラブの成り立ち、というのが表むけのコンセプトでしょうけれど、
裏には、探偵小説(とくに古典作品)を「作家」という視点で切り込んで、
現代でも通用する作品として紹介しようという目論見があるのでは。
「誰がロジャー・アクロイドを殺そうとかまうものか」への痛烈な反論が楽しい。

「密室講義」を読むためだけに買った「推理小説の美学」。44年前。
表紙には原著のカバーが並んでいますが、
なぜクリスティの作品に「死が最後にやってくる」が選ばれているのでしょうね。
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