spin out

チラシの裏

パラドックスメン

2018年09月05日 | SF
「竜のグリオールに絵を描いた男」の帯の見返しに、
『次回刊行 パラドックスメン』を読んで、手が震えました(おおげさ)。

なんと! チャールズ・L・ハーネスの「Paradox Men」の邦訳がついに出る!

まさか生きている間に読めるとは思ってもいませんでした。
刊行の来年春までは元気でいないと。

「ワイドスクリーンバロック」という言葉はこの作品のためにある、
とオールディスに言わせしめた作品ですが、
今読んで、そこまで思えるかどうか、若干心配でもあります。

表紙だけで買った「竜のグリオール~」が役に立てば幸いです。

しかし、ルーシャス・シェパードは、
限りなくメインストリームに近い、SF出身作家じゃなかろうか。
大昔にSFマガジンで表題作を読んだときの感想。

話はよこにそれますが、
シェパードが新潮文庫で2冊も出ていたことを思うと(ハヤカワでは1冊)、
あのころは新潮社がSFに積極的だったなあ、と。
ビショップ「樹海伝説」も出ていたし。

竹書房と中村融にはがんばっていただいて、次は「リタネルの環」を!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鎧戸と騎士 | トップ | 竜のグリオールに絵を描いた男 »

コメントを投稿

SF」カテゴリの最新記事