表題作「竜のグリオールに絵を描いた男」と「鱗狩人の美しき娘」はさほどではなかったのですが、
「始祖の石」はちょっと身を起こしました。
これミステリだったんですね。
ミステリとしては法廷もの+ホワイダニットものですし、
ちゃんと伏線も張ってあるところに少し感嘆。
魔法の類はいっさい登場しない点と
竜グリオールの呪いを免罪符として己の欲望を成就させようとする人の心の闇を描き、
ファンタジイの世界と道具立てを使ったアンチファンタジイ
(作者もいわゆる竜とかドワーフは嫌いだと明言しています)です。
「始祖の石」はちょっと身を起こしました。
これミステリだったんですね。
ミステリとしては法廷もの+ホワイダニットものですし、
ちゃんと伏線も張ってあるところに少し感嘆。
魔法の類はいっさい登場しない点と
竜グリオールの呪いを免罪符として己の欲望を成就させようとする人の心の闇を描き、
ファンタジイの世界と道具立てを使ったアンチファンタジイ
(作者もいわゆる竜とかドワーフは嫌いだと明言しています)です。
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