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●加計学園を巡る「狸賽」イカサマ話…「悪巧み」しておいて「2017年1月20日まで…知らなかった」?

2018年04月18日 00時00分31秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



日刊ゲンダイの記事【加計獣医学部新設 柳瀬首相秘書官が「首相案件」と発言】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226867)。
東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018041102000133.html)。

 《「本件は首相案件だ」――学校法人加計学園の獣医学部新設をめぐり、愛媛県と今治市の職員、学園幹部が2015年4月2日柳瀬唯夫首相秘書官(当時)らと首相官邸で面会。その際の具体的な発言内容を記載した記録文書が存在…藤原豊内閣府地方創生推進室次長(現経済産業審議官)にも面会。その際に藤原氏が「要請の内容は首相官邸から聞いている」などと発言》。
 《落語の「狸賽(たぬさい)」…▼まことに懇切丁寧な助言である。国家戦略特区の活用を勧めた上に「既存の獣医大学との差別化や卒業後の見通しを明らかにするのがいい」「自治体が熱意を見せて仕方ないと思わせるようにするのがいい」。特区で認可されるための「賽の目を首相周辺が教えてくれる▼学園理事長は首相の友人であり、これでは「首相案件」として、最初から「加計ありき」だった疑惑は深まるばかりである…事実解明のため、記憶の限界に挑んでいただくしかあるまい。もう化かされたくない》。


   『●前川喜平前文科次官、「本来、できてはいけないものが完成した。
                          見たくないものを見たという感じだ」
    《「本来、できてはいけないものが完成した見たくないものを見た
     という感じだ」――。加計学園岡山理科大獣医学部の問題で、
     「総理のご意向で行政が歪められた」と“告発”した前川喜平前文科次官》
    《今治市と加計学園は構造改革特区へ15回申請して却下されていた。
     2015年4月2日に、今治市企画課の課長、課長補佐、愛媛県職員、
     加計学園事務局長らが首相官邸を1時間半訪れている
     本人は記憶にないと国会で答弁したが、柳瀬唯夫首相秘書官
     (現在、経産省審議官)に間違いないと思う。官邸での会合は
     安倍首相の指示で、ここで国家戦略特区での認可の道筋が決まった

 《記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはない》…記憶の限りでは、会っていない、だって? 会ってるじゃん。やはり《首相案件》だった訳ね。《記憶の限界に挑んで》下さいな。早く思い出せばよかったのにね、柳瀬唯夫首相秘書官殿。証人喚問では、佐川宣寿・財務省前理財局長のような《刑事訴追の恐れ…》という言い訳はできませんょ。

   『●国家戦略特区諮問会議議長・アベ様は、 
      2017年1月20日まで、オトモダチの関与を知らなかった?
    《決定権者である安倍首相が加計理事長とゴルフや会食をともに
     しているだけでも常識的に考えて大問題だ。しかも、安倍首相は…
     食事代については「加計氏にごちそうになることもある」と
     饗応を受けたことを、平然と認める発言までした》
    《安倍首相は、「加計孝太郎理事長から獣医学部新設について
     話を聞いたことはない」と、バレバレの嘘をついた…加計理事長と
     頻繁に会食やゴルフに繰り出し、加計学園が運営する千葉県銚子市の
     千葉科学大の開学10周年イベントに遠路はるばる参加し、奇しくも
     国家戦略特区に今治市が指定された9日後の2015年12月15日には
     仲良く乾杯するかのようにグラスを傾けている、昭恵夫人いわく
     「男たちの悪巧み」写真まで公になっているにもかかわらず、
     “大学の学部・学科新設の話はいままでしたことがないから、
     総理のご意向は入りようもないシラを切ったのだ》》

   『●国家戦略特区諮問会議議長・アベ様、そりゃぁ~ないでしょ! 
                           質問主意書による「急な質問」?

 一方、アベ様曰く「2017年1月20日まで、オトモダチの関与を知らなかった」だってぇ~?
 リテラの記事【首相案件文書で安倍首相の虚偽答弁が決定的に! 安倍首相と加計理事長が会食で獣医学部新設を相談していた】(http://lite-ra.com/2018/04/post-3943.html)によると、《愛媛県の中村時広知事は…「…しっかりと、報告のために記述したものであることは間違いない」と明言して、逆に「国が正直に言ったらいいのではないか」と返した。文書の信ぴょう性は確実になったといっていいだろう。朝日が畳み掛けたのは、この知事会見のあとだった。…〈加計学園から、先日安倍総理と同学園理事長が会食した際に、下村文科大臣が加計学園は課題への回答もなくけしからんといっているとの発言があったとのことであり、その対応策について意見を求めたところ、今後、策定する国家戦略特区の提案書と併せて課題への取組状況を整理して、文科省に説明するのがよいとの助言があった。〉》…そうだ。
 な~んだ、アベ様もオトモダチの関与を知っていたんじゃん。

 《まことに懇切丁寧な助言である。国家戦略特区…で認可されるための「賽の目を首相周辺が教えてくれる》…次々に露見する「男たちの悪だくみ」。

   『●「“ぼくたちの友情は潔白”などとよくもまあ言えたものだ」…
                  ズブズブでダークなオトモダチとの友情
    《今回の選挙動員疑惑によって、そうした安倍首相と加計理事長の
     「悪巧み関係の真実の姿が、またひとつ暴かれた。籠池氏に
     対してそうしたように、加計理事長の証人喚問が絶対に必要だ》

 加計学園を巡る「狸賽」イカサマ話…「男たちの悪巧み」しておいて、「2017年1月20日まで、オトモダチの関与を知らなかった」なんて、よくも言えたものである。

 リテラの記事【これが「首相案件」の始まりだった? 柳瀬唯夫首相秘書官が、安倍首相、加計理事長と一緒にゴルフに興じた日】(http://lite-ra.com/2018/04/post-3945.html)によると、《「4月からすでに開校しているという事実もある」 開校しているから不正はないって何を言っているのだろう無理やり開校させたのはあんたじゃないか。…安倍首相と官邸スタッフ勢揃いのゴルフに加計理事長がなぜか参加…じつは、2013年5月6日柳瀬首相秘書官、加計理事長、安倍首相がともにゴルフに興じているのである》。

 さらに日付は遡ること、《2013年5月6日》。そこでも、「男たちの悪だくみ」が行われていた訳。

   『●菅義偉・最低の官房長官は、今なぜ、アベ様に向かって
          「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?

 《安倍首相の“腹心の友”である加計孝太郎氏が運営する加計学園の獣医学部新設について、首相官邸と内閣府が結託して事をゴリ押ししたのは明らかだ。また一つ、安倍“お友達優遇政治の実態が暴露された形だ》…オトモダチ「利権」塗れ。さて、菅義偉・最低の官房長官殿、「地位に恋々としがみついているのはアベ様、それとも前川喜平さん? 
 日刊ゲンダイの記事【しがみつきの醜悪 2007年の政権ぶん投げと酷似の展開】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226947)によると、《「官邸の意向」どころか「主導」していたに等しい。厚労省による裁量労働制のデータ捏造、森友学園への国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改ざん、業者への「口裏合わせ」、防衛省の陸自日報隠蔽……。相次ぐ不祥事発覚で八方ふさがりの安倍政権に朝日新聞がトドメの一撃だ》。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226867

加計獣医学部新設 柳瀬首相秘書官が「首相案件」と発言
2018年4月10日

 「本件は首相案件だ」――学校法人加計学園の獣医学部新設をめぐり、愛媛県と今治市の職員、学園幹部が2015年4月2日、柳瀬唯夫首相秘書官(当時)らと首相官邸で面会。その際の具体的な発言内容を記載した記録文書が存在することが分かった。10日の朝日新聞が報じた。

 愛媛県が作成したとされるこの文書には、柳瀬氏の発言として「本件(獣医学部新設)は首相案件となっている」「内閣府藤原次長の公式ヒアリングを受けるという形で進めていただきたい」「国家戦略特区でいくか構造改革特区でいくか、実現すればどちらでもいい」「現在は国家戦略特区の方が勢いがある」「自治体が死ぬほど実現したいという意識を持つことが最低条件」などと、生々しいやりとりが記されている

 さらに、10日の東京新聞によると、愛媛県の職員らは同じ日、文書に名前が挙がっている藤原豊内閣府地方創生推進室次長(現経済産業審議官)にも面会。その際に藤原氏が「要請の内容は首相官邸から聞いている」などと発言していたことも分かった。

 面会で藤原氏は「政府としてきちんと対応しなければならない」「国家戦略特区の手法を使って突破口を開きたい」などと発言。学部開設の申請書の書き方まで指示したという。実際に県と市は約2カ月後、藤原氏の指示に沿った申請書を内閣府に提出した。

 藤原氏はその後、内閣府審議官に出世。翌16年9月、獣医学部新設について文部科学省の担当課長に「平成30年4月開学が大前提これは官邸の最高レベルが言っていること」「早くやらないと責任を取ることになる」などと圧力をかけたとされる人物だ。

 安倍首相の“腹心の友”である加計孝太郎氏が運営する加計学園の獣医学部新設について、首相官邸と内閣府が結託して事をゴリ押ししたのは明らかだ。

 また一つ、安倍“お友達優遇政治の実態が暴露された形だ。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018041102000133.html

【コラム】
筆洗
2018年4月11日

 落語の「狸賽(たぬさい)」は子どもたちにいじめられているところを助けられたタヌキが博打(ばくち)打ちの男に恩返しする話なのだが、その方法が少々変わっている▼タヌキが博打で使うサイコロに変身する。おかげで、男は思うがままに賽の目を出せる。これなら負けるはずのない、「賭け」である▼「狸賽」のイカサマめいた話だが、こっちの話には、タヌキのかわいさなどはみじんもない。学校法人「加計学園」が愛媛県今治市に国家戦略特区で開設した獣医学部をめぐる問題である。新設申請に当たって当時の首相秘書官が学園や自治体に対して、認可に向けてのアドバイスをしていたことが分かった▼まことに懇切丁寧な助言である。国家戦略特区の活用を勧めた上に「既存の獣医大学との差別化や卒業後の見通しを明らかにするのがいい」「自治体が熱意を見せて仕方ないと思わせるようにするのがいい」。特区で認可されるための賽の目を首相周辺が教えてくれる▼学園理事長は首相の友人であり、これでは「首相案件」として、最初から「加計ありき」だった疑惑は深まるばかりである▼当時の秘書官は「記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはない」とおっしゃっているが、面会記録が愛媛県職員の備忘録に残っている。事実解明のため、記憶の限界に挑んでいただくしかあるまい。もう化かされたくない。
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●室井佑月さん、「安倍総理、会食のメンバーを代えてみたらいかがでしょうか?」…針のムシロで

2017年08月06日 00時00分42秒 | Weblog

[※ 東京新聞(2017年7月8日)↑]



dot.asahiのコラム【室井佑月「メンバー代え求む」】(https://dot.asahi.com/wa/2017072600014.html)。

 《安倍総理と会食しているのは大手報道のお偉いさん。そろそろ、それぞれの社の人間が、それぞれの社のお偉いさんに、会食でどんな話がなされたのか、詳しく訊いて、報道してくれないか? 国民の多くが知りたいと思っていることだし、取材費もかからないし。まさか、ただの友達として、安倍総理とご飯食べてるってことはないよね?》。


 《これっていうスクープを取ろうとしているんだよね?》…そうなのか、スクープ狙いだったとは! 新聞社やテレビ局の上層部の方々には、そんな深い考えがあったとは…。

   『●「戦没 新聞人の碑」と「対馬丸犠牲者の慰霊碑 小桜の塔」
   『●カラスはやっぱり「黒い」: 「アベ様のNHK」的
      「政府が白というものを黒とは言えない」で良いのか?

   『●アベ様の政権の「暴走」許す、批判精神無き、「牙」無きメディア
   『●「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」
                    ・・・・・・アベ様達からして?

   『●失われる「メディアの作法、矜持」…
      「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」
    「青木理さん、「権力と距離を置かなくちゃいけないなんていうのは、
     かつてはごく当たり前の作法としてメディア内で共有されていた」」

   『●詐称『悪魔の証明』が証明…室井佑月さん「さあ、どうする安倍首相。
                           辻元さんは疑惑を払拭できたぞ」!
    「テレビを中心とした情けなきアベ様宣伝・喧伝者達は、森友問題を
     なかったことにして、第二、第三…の問題にフタをしようと躍起なようだ。
     権力の監視、権力への批判が責務のジャーナリストやジャーナリズムを、
     スシ友やテンプラ友、チュウカ友に、詐称されたのでは敵わない」

   『●東京新聞社会部女性記者…「菅は周章狼狽。
      常に威圧的に…判で押したような答えでごまかすが、彼女は…」
   『●「裸の王様」および「最低の官房長官」の
       「下足番」新聞=読売新聞…落ちぶれたものだ
   『●「自由新聞(フライエ プレッセ)!」と「下足番」新聞: 
                  主犯の「A」(A夫妻)が抜けている
   『●ジャーナリズムの劣化、そして、アベ様政権の力の源泉
         =「内閣人事局制度を始めとする「政治主導」改革」

   『●アベ様に犯罪をもみ消してもらえる「報道」者、
        かたや、「卑劣な報復=身辺調査」を噂される新聞記者…


 そして、室井佑月さんの素晴らしい提言。《会食している報道人…安倍総理、会食のメンバーを代えてみたらいかがでしょうか?…たとえば、玉川徹・テレビ朝日コメンテーター、望月衣塑子・東京新聞記者、金平茂紀・TBS「報道特集」キャスター、改憲のことを相談したいなら憲法学者の小林節氏、メディアのあり方を訊きたいなら元経産省官僚の古賀茂明氏、この国の貧困の実態を知りたいならジャーナリストの斎藤貴男氏、ほかにも上杉隆氏、青木理氏、大谷昭宏氏、木村草太氏…》。室井佑月さんご自身や、佐高信さんや魚住昭さん達もお願いします。
 そりゃぁ、針のムシロの上で、お食事も進むことでしょう。

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https://dot.asahi.com/wa/2017072600014.html

室井佑月「メンバー代え求む」
更新 2017/7/27 07:00

      (一体会食でどんな話がなされたのだろう?(※写真はイメージ))

 作家・室井佑月氏は、先日行われた安倍総理と会食に参加したメンバーについて、違和感を覚えると指摘する。

*  *  *

 7月13日、朝日新聞デジタルの首相動静によると、その日の安倍総理は、

<(午後)6時49分、東京・紀尾井町のホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」。レストラン「WASHOKU 蒼天」で曽我豪・朝日新聞編集委員、山田孝男・毎日新聞特別編集委員、小田尚・読売新聞グループ本社論説主幹、石川一郎・BSジャパン社長、島田敏男・NHK解説副委員長、粕谷賢之・日本テレビ報道解説委員長、田崎史郎・時事通信特別解説委員と食事。10時10分、東京・富ケ谷の自宅>であった。

 時事通信が7~10日に実施した世論調査で、安倍内閣の支持率が29.9%と、ついに30%を切ってしまったから、そのことについて相談でもしてたんかな?

 相談だったらまだしも、なにかお願いでもあったりして?

 妄想だとか、疑いだとかいわれても、この時期にさんざん批判されているこのメンツでの会食なんて、そう思われても仕方なかろ。

 安倍総理と会食しているのは大手報道のお偉いさん。そろそろ、それぞれの社の人間が、それぞれの社のお偉いさんに会食でどんな話がなされたのか詳しく訊いて報道してくれないか 国民の多くが知りたいと思っていることだし、取材費もかからないし。

 まさか、ただの友達として、安倍総理とご飯食べてるってことはないよね

 総理大臣に誘われたことを光栄に感じ、ボケボケその場にはせ参じたわけじゃないよね?

 会食している報道人は、背広の内ポケットなどにICレコーダーなどを忍ばせ、これっていうスクープを取ろうとしているんだよね?

 今、総理にしゃべらせたいことはいっぱいあるでしょ。2020年までとスケジュールを切った改憲について、加計森友問題について、支持率とご自身の進退について……などなど。

 これまでも会食をつづけてきたけど、ただの広報情報だけで、スクープの一つも取れなかったということは、メンバーが悪かったのかも。なに? 指名制だからメンバーは代えられない?

 安倍総理、会食のメンバーを代えてみたらいかがでしょうか?

 たとえば、玉川徹・テレビ朝日コメンテーター、望月衣塑子・東京新聞記者、金平茂紀・TBS「報道特集」キャスター、改憲のことを相談したいなら憲法学者の小林節氏、メディアのあり方を訊きたいなら元経産省官僚の古賀茂明氏、この国の貧困の実態を知りたいならジャーナリストの斎藤貴男氏、ほかにも上杉隆氏、青木理氏、大谷昭宏氏、木村草太氏。

 反対側の質問に答えていくことは、あなた様への国民の理解が深まることになるでしょう。それに、彼らなら、一回食事にいっただけで、あなた様の考えやお言葉を、余すことなく国民に伝えてくれると思います。

 ただ「男たちの悪だくみ」をしたいのであったら、しょうがないですが。

※週刊朝日  2017年8月4日号
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