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2011-08-29 12:27:05 | Weblog
夏山本番 金曜日から3日間かけて
アルピニスト王道中の王道のあのルートへ

■ルート図 赤は今回のルート(ほぼピストン) 青は前回のルート及び夏葉らのルート

day1/上高地→明神(嘉門次小屋)→徳沢→横尾 11km
day2/横尾→涸沢→ザイテングラート→穂高山荘 7.1km
day3/穂高山荘→ザイテングラート→涸沢→横尾→徳沢→明神→上高地 18.1km

■行程断面図 過去25回の登山で最長ルート 最高アップ

Distance/36.3km Totalup/1940m Max/2983m Min/1507m

■山履歴
#17 '10.5 【百】伯耆大山(鳥取) 6.0km/950mup
#18 '10.5 【百】大菩薩嶺(山梨) 7.2km/530mup
#19 '10.6 【百】安達太良山(福島) 8.5km/780mup
#20 '10.6 箱根-旧東海道-(神奈川) 10.6km/830mup
#21 '10.8 【百】富士山 富士宮-吉田(静岡/山梨) 12.7km/1520mup
#22 '10.9 【百】立山三山縦走(富山) 9.9km/1030mup
#--  '11.4 【百】車山(長野) 3.6km/125mup
#23 '11.5 【百】石鎚山(愛媛) 9.0km/730mup
#24 '11.7 【百】穂高岳-西穂独標-(岐阜/長野) 9.5km/600mup
#25 '11.8 【百】穂高岳-涸沢経由穂高山荘-(長野) 36.3km/1940mup

(8/26)
本八幡→新宿7:00→(スーパーあずさ1号)→9:39松本10:08→(松本電鉄)→10:38新島々→(バス)→上高地
(8/28)
上高地15:15→(バス)→新島々16:45→17:14松本17:18→(あずさ30号)→20:26錦糸町→本八幡
※中央・総武線(緩行・快速線)/中央(東)線/篠ノ井線/上高地線



※今回の写真はPEN E-P3によるものです


8/26 12:24 河童橋
yummyと松本で合流し、前回の前哨戦ルートを逆走し上高地へ 登山届けを出し曇り空の中デッパツ



梓川の流れはほんと澄んでいてめちゃくちゃきれい これこそ北アルプス天然水



13:30 上高地から3km強の明神までは激しい雨に打たれる
嘉門次小屋で岩魚定食 美味 食べる終わる頃には雨は上がっていた



パンピーだらけの河童橋よりこの明神橋の方が落ち着いてて雰囲気があります



15:10 いつしか空も晴れ渡り、時々梓川の流れを横目に横尾をめざします



16:23 横尾に到着 ここまでは割と平坦です



16:51 横尾大橋にて この先はアルピニストの聖地へ繋がる道





横尾山荘はお風呂(タオル付)もあり、個別に別途もあり最高の山小屋でした



8/27 6:12
晩は星は見れなかったけど、快眠 6km先のアルピニストの聖地 涸沢(からさわ)を目指します
ここからが本格的な山登り ちなみに横尾は槍ヶ岳や常念方面への分かれ道でもあります



屏風岩を迂回します この断崖がまたすごい迫力です



川を越えてから本格的に



9:20 樹林帯を抜けると、涸沢が見えて来る






10:36 涸沢カレーとソフトクリーム食べて体力回復 少し曇ってきた



12:57 両手をフルに使い、ザイテングラートを越えていく



14:33 そして穂高山荘に到着
涸沢を見下ろす



山荘と奥穂高岳山頂 山荘からは垂直にハシゴを登って200mupで日本3位の高さへ
でも、雲が多く視界が悪く眺めるだけ 頂上からは360°の景色とか



曇りの分、ブロッケンの妖怪(ブロッケン現象)が見えました
写真中央やや左、光彩の中に自分の影が投影されています 人生初めて
手を振るともちろん、雲の中の自分も手を振ります



空には彩雲が・・ 綺麗



18:45 雲の中から夕焼け (左)ジャンダルムの影もかっこいい
夜は暑くて・なかなか寝られなく 外も霧雨で夜空もイマイチ・・



8/28 4:27
そして、翌朝 夜明けが近づく 夜明け前に雨は上がり
空には真夏のオリオンやシリウス そして下弦の月と地球照が






5:15 標高3000mからの夜明け



6:06 時間の都合?高所恐怖症の二人だから?渋滞だから?
奥穂に名残惜しく下山



7:12 1時間かけてザイテングラートを下る
足がクタクタになる



涸沢カールの雪渓を下っていきます



日本にはまだまだ素晴らしい場所がいっぱいあるんだろう
そう思うと旅はやめられない



涸沢カールで会いましょうとはこのこと 後一ヶ月程すると紅葉が素晴らしくなります



涸沢ヒュッテでC.C.LEMON めちゃおいしーー



後はどんどん下っていきます 上高地まで17km 長い・・



人生最大の登山 かけた時間も高度もお金もトップレベルだけど
出来た思い出、素晴らしい景色も間違いなくトップクラスでした
遠いけど、またいつか行きたいそんな場所
そんな思いを旨に8時間かけて上高地に戻るのでした パンピーだらけの場所に来ると足はクタクタ・・
上高地に着いて、キャンプ場で一っ風呂浴びて、バスターミナルへ バスにもすんなり乗れ、新島々へ



16:22 新島々駅にて
バスから電車へ乗り継ぎ 次の電車は30分後か・・と思っていたら
「カープさん!?」と声かけられる、「えっ!?」と思って振り返ると
RUCC37期のゆーみん・ゼットン・夏葉・キプロスがいた
話を聞くと、今回の穂高の旅の前哨戦 先月行った西穂の旅をコピーしていたの事
偶然中の偶然 すごい その旅記はキプロスのblog(「西穂」),夏葉のblog(「out-door」)へ
ちなみにRUCC現役生もこの頃安曇野辺りにいたみたい・・
ゆーみん・ゼットンらも同じ車両に乗って、松本まで ここで東京組のゆーみん・ゼットン含めて
みんなとお別れ 4分乗換えで「あずさ」に乗り、素敵な思い出を胸に帰路へ着くのでした



登山地図では初めての「上級」
大山・富士山を上回るとのこと もちろん最後の難所である頂上までは行かなかったものの
2泊3日ではあるけども、アップ数も距離も過去最大の山登りでした
体力も足もなかなか堪えるものがあり、最後横尾から上高地までの消化試合的な11kmの道のりは
家族に抜かれるくらいしんどいものだったけど

雪解けの真に冷たい沢の水
涸沢カールの雄大さ
常念や前穂等の北アルプスの山並み
ブロッケン現象
彩雲
夕焼けと日の出
夜明けの冬のダイヤモンド
澄んだ青い空と空気
清らかな梓川の流れ
山で会う人々との楽しい会話
アルピニストスピリッツ-魂の感動-
そして最高のパートナーと仲間たち

・・・一言で表せない
素敵な一生物の旅でした
山って素晴らしい 自然って素晴らしい
これこそ心のお洗濯 最高のリフレッシュでした

さて、次はどこの山
どんな素晴らしい景色が見れるんだろう

■special thanks to・・
yummy
ゆーみん、ゼットン、夏葉、キプロス
[71390]
コメント (2)
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