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C/2007 N3 ルーリン彗星

2009-02-18 00:40:47 | Weblog
週末の異常な温かさはどこへやら、今日はぐっと冷え込んで
朝起きると、うっすらと雪が積もってました
そんな冷たい空気が引き締まった日の夜は、星空が見事

ポートレート及び星野写真専用の、SIGMAF1.430mmの単焦点レンズに
KENKOのソフトフィルターをつけて、星を滲ませて強調させたのが下2枚の写真
星の色が際立ってます(フィルターが無いのがこれや1番下のコンデジの写真)

背景が暗かったらなおいいけど、平日21時の南の空 うちの家から南15kmに梅田
これはしゃーなし(感度の設定等カメラの設定・編集次第である程度いけるけど)
でも、星の澄んだ光がとてもきれいに輝いてました


Orion 2009/2/17 21:05
・E-30[OLYMPUS] F1.4 5" ISO200 30mm(35mm換算60mm)
・kenkoソフトフィルター(62mm径) ・photoshopにて増感、コントラスト増



Sirius of Canis Major 2009/2/17 21:05
・E-30[OLYMPUS] F1.4 5" ISO200 30mm(35mm換算60mm)
・kenkoソフトフィルター(62mm径) ・photoshopにて増感、コントラスト増



Orion and Sirius 2009/2/17 21:13
・EX-V8[CASIO;コンデジ] マニュアル撮影 ワイド端6.3mm(35mm換算;38mm) 
ISO50 F3.4 13" ・photoshopにて増感、コントラスト増


上の写真にもあるように、冬の夜空に最も明るく輝く星が「シリウス」
オリオンの三ツ星を左下(南東)に延ばした所にある青い星で簡単にみつかります
「シリウス」の意味は「全てを焼き尽くすもの」という意味を持ち、その明るさから名前負けしてません
全天で太陽を除き、1番明るい恒星で、これの凌ぐ明るさをもつのは太陽系の天体
火星・木星・金星・月・太陽くらいなもんです
(ちなみに、今の時期 夕暮れ西の空、黄色くとても明るく輝いているのが「宵の明星 金星」)

「・・月・太陽『くらい』・・」と書きましたが、たまに太陽系天体でも
惑星やシリウス級の明るさになる太陽系天体が突如、または周期的に現れます
それが「彗星」(Comet) 「ハレー彗星」等に代表されます
自分が星に興味を持ってからも「百武彗星」や「ヘールボップ彗星」等とても大彗星が出現しました
1965年(昭和40年)の「池谷・関彗星」は満月を遥かに凌ぐ明るさで昼間でも十分見える明るさだったとか
前述の百武(1996)やヘールボップ(1997)もシリウスレベルに近い明るさがありました

※彗星のメカニズム等については→wiki(彗星)

さて、世界天文年である2009年 今年7月の日本で見られる皆既日食も話題ですが
今月、一つその彗星が接近してきてます 巷でも少しづつ話題になってきたので
軽くご紹介します

■ルーリン(鹿林)彗星
・2/24地球に大接近(6100万km)
・暗い空なら肉眼でも見えるレベル(土星としし座の1等星「レグルス」が目印)※等級+5等前半
・双眼鏡や望遠鏡なら街中でも捉えられます
 └他の星と違って、広がりを持った形で捉えれます


※詳細な経路と光度・観測方法(西はりま天文台)
※見つけ方等(宮崎県天文協会)

結論から言うと、百武やヘールボップみたいに、とても明るいわけではない彗星ですが、
今週末辺り、どっか旅行される計画とかあって、星のきれいな場所があるなら
ちょっと、双眼鏡片手に探してみるのもいいかもしれません
ただ、尾の長さは長くないと予想されてますので、イメージと異なるかもしれませんが・・

リンク ルーリン彗星の写真(個人サイト)

なかなか出来ない、コメットハンティングおすすめします!!
上のオリオンみたいに、自分のカメラで捕らえてみたいな・・・。

■コメントバック

アニー(#1?)
初投稿かな?ありがとう!!
そぼろでも、凄いと思ったけど、さすが、アニーさん。
去年度とかもどんどん色んなとこ行ってたもんねー。

「札沼線」もかー 凄い 
「岩泉線」や「山田線」等 今、時刻表見て初めて知ったようなところも行ってるんか・・
オススメあれば教えてください☆

今は、本八幡と京浜東北線沿線中心で不動産屋と折衝中。
埼玉・・イメージがわかない 春日部のしんちゃんとかくらいか・・
地理観無いので埼玉辺りで、こりゃまたオススメとか教えてください!!
コメント (1)
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