sugarbrown手作り日記

手作りバッグのお店sugarbrownからのお知らせです。

李相日と藤竜也

2008-07-13 | Weblog
朝日放送主催のショートフィルムフェスティバルに行って来た。

5人の映画監督による「子供」がテーマのオムニバス映画。

井筒和幸
大森一樹
崔 洋一
阪本順治
李 相日

今日はその中の李相日監督と主役の藤竜也のトークショーが
あると言うので応募したら当選しました!

李相日は「スクラップへブン」の舞台挨拶で見た時
素敵な人だったのでいっぺんにファンになってしまった。
藤竜也は若い頃から気になる役者だったし、年いった今でも色気を失わない
唯一の役者だと思っている。
実物は思った通りの男前だった!

全くかっこ付ける人ではなく、腰が低くて謙虚で
トークも丁寧に(立って振りまで付けて)喋ってくれた。

映画の方は、5本のうち、感動を覚えたのは2本だけ。
コックリコックリしたのは1本あった(笑)
トークショーがあったからではないけど
李監督の「タガタメ」が一番感動したし好きな作品だった。

知的障害の息子(もう、中年になつている)を抱える老いた父親の話。
重いテーマだけど、死神役の宮藤官九郎がとぼけていて
暗い中でほっとさせてくれる。

息子役の川屋せっちんもすばらしかった。

トークショーで藤竜也が言っていた。
『撮影に入る時、普通はまず役者さん同士、挨拶をするのですが
せっちんさんはすでに役に入ってしまっているので、
まったく相手にしてもらえなかった』と。

撮影はたった3日間だったけど
せっちんさんはその準備のため
施設に二週間泊り込んで入所者と暮らしたという。
デ・ニーロみたいだ・・・

とにかく役者がみんなはまってたと思う。
それは李監督の感覚がすばらしいのだと思う。

朝日放送の新社屋は中ノ島のいい場所に立てられて見晴らしはよかった。
炎天下、ABCホールの前で並ばされたけど(きつかった・・・)
満足なイベントだった。

帰ろうとしたらロビーに李監督がいた。
背が高くて飄々とした感じだった。
勇気を出して握手でもしてもらったらよかったなぁ・・・
後悔・・・



コメント (4)
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