宴会でしばらく経つと,テーブルの上は紙コップ,ビール缶,ペットボトル等が乱立する.
二紀展に刺激されて,ごちゃごちゃした絵が描きたくなった.
CD ケースに内側からアクリル.左上が淋しいのでトランペットを描いたら,場所が無くなったので,サインは真ん中.ベースはうまく描けたがベーシストの下半身がなく幽霊みたい.もう一度描き直そうかと思案中.
その二紀展で,ぼく的ベスト 3.後で調べたら全て「委員」という名のある画伯たちの作品だったが,敬称は省略させていただきます.
しかしスマホで撮ったのをパソコンのモニターで見ても面白くもなんともない.でかい絵は実物でなきゃだめと痛感した.いっぽう CD に描いた小さい絵をモニター上で拡大すると,毛穴が見えるほどの距離で顔を見るような感じである.
「秋」 佐田尚穂
雰囲気が良い.背景の緑,羽目板,コンクリート路面,バスの時刻表とかのスーパーリアリズム.
「営業中」 伊藤光悦
廃墟みたいなビルに,床屋のねじりん棒だけが生き生きとしている.東北大震災をイメージしているらしい.寂しい月!
「チューインガム」 高取克次
真ん中の男がガムを膨らませている.文部科学大臣賞とのことだが,見れば見るほど面白いへんな絵.専門的にはモノクロで色彩を感じさせるとか,真ん中を空けて間が抜けない構図とかが見所らしいが...