Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

Mac OS Mountain Lion

2012-07-30 08:59:09 | エトセト等
大枚 1700 円で Mac OS をアップグレード中.
残り時間 30 分,が終わったと思ったらまた,残り時間 20 分になったりで,今も,残り時間 1 分未満という表示のまま,5 分くらいは経っている.MacBookは熱くなっているが,いっこうにらちがあかない.
登山道の「あと何分」を思わせる.
この忙しいのに...と,言いたいが,実は暑くて何もする気にならない.テレビは運動会中継だし.更新でもすっか と,いうわけ.
ついでに,ときどきMac が挙動不審なのも,治るかなと期待している.


めでたくインストールを終了して,TeX で作業を始めたら,ことあるごとにつまずく感じ.1字修正でも虹色ボールがぐるぐるまわる.最初のうちだけだろうと楽観するしかない.
XQuartz なるものをインストールさせられた.


朝が来て昨日 TeX から作った pdf を開けてみたら図が全部抜けていた! やりなおしたら OK,

メールのvpnが素直に動かず 10 分ほど空費.

いろいろあったが,どうにかアップグレード前の状況に復帰したか,と,思うのはまだ早いかも.


Lion の次は Mountain Lion かよ.マイナーチェンジで金取るな! と言いたいところ.
次は Sea Lion だろうか.
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ゴーヤの坊や

2012-07-28 07:34:06 | お絵かき


「坊や」と boy は語感が似ている.
上の方に生ると,成長が遅いようだ.
坊やゴーヤはワタもタネも食べられる.

ネットに這わせたゴーヤだが,絵ではネットは省略.
CD ケースに内側からアクリル絵具.背景は後蓋に描いた.
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アンリ・ル・シダネル展

2012-07-26 08:00:04 | お絵かき
ひろしま美術館のフライヤーによれば,
「シダレルは薔薇の花、庭、木漏れ日、ガーデンテーブル、ベンチ、夜の森、夕暮れの家々の窓から漏れる光など、身近な題材を描き続けました。その画風は、淡い色調を用い、どこか内省的でありながら穏やかな空気感を漂わせる情緒的なものでした。」

と,いうわけで
名前を聞いたことがない画家だが,なかなかよかった.感受性が今ほど衰えていない年齢だったら,もっと感激しただろう.

画家として名が残るというのは,どういうことなんだろうと,多少は考えさせられた.でも,生前にはそれなりに評価されていたらしいし,この画家本人にかぎってはどうでも良いことだろう.
ちなみに,妹はジョルジュ・ルオーと結婚したが,ふたりの画家の間にはほとんど交流がなかったとのこと.
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恩田 陸「ブラザー・サン シスター・ムーン」

2012-07-24 08:27:55 | 読書
河出文庫 (2012/05).単行は河出書房新社 (2009/01).

文庫版特別対談「恩田陸、大学の先輩と語る」を書店で拾い読みして購入.先輩こと八木敬之さんは企業に勤めながらサックスも吹いておられる方で,伊佐津和朗さんのCDに登場されていた.
小説本文の,先輩の演奏を褒めちぎる文章に対して,対談での「まあ 先輩はそう見えるものですよ」という八木さんの反応がよい.

高校の同級生 女子+男子ふたりが,3部構成でそれぞれの中心となる.第2部が大学ジャズ研を舞台にしている,いま目にするH大のジャズ研とはかなり違うが,時間的にも空間的にもずれているのだから当然かも.しかし小説の時代設定は,著者の大学時代よりさらに前なので,雰囲気は自分が学生だった頃に近いように思った.

と言うわけで第2部から読み始めたが,残る第1部と第3部が付け足しみたいに思えてしまった.ふたりは作家と映画監督になったらしいが,第2部でエレベを弾いていた子のその後だけがぼやけている.

自伝小説的なもので,著者は学生時代が本当にイヤだったらしい.その気持ちはよく分かる.
これといったストーリーがないところ,純文学みたいだが,著者の他の小説に比べて(も)きれいごとに終止している.青春小説とはこういうものだろうか.
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HUJC OB/OG 披露宴二次会

2012-07-22 08:14:28 | ジャズ


OBOGのおふたりがゴールインあそばし,一月遅れの二次会があった.場所は広島駅付近の楽器店タオの2階のホール.
新ご夫妻はカウンターで神妙にバーテンさんごっこをやったり,遠路はるばるやって来たかっての(ご学友ならぬ)ご楽友とセッションしたり,
現役の学生さんも十人余り参加して盛り上がった.
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電子書籍「ドレミの科学」???

2012-07-20 08:52:31 | 新音律
昨年「ドレミの科学」と題する電子書籍を作ってDL-Marketに置いたのを,全面的に描きなおして,れっきとした出版社から出すことになった.

ひとりで電子版制作は自信がないので,ジャズ友にして情報処理関係を専攻する大学院生 3 君を巻き込んだ.

DL版は著作権に問題があるかもしれない...ということで,ネットから撤回した.ここに入っていた音源は,同じ趣旨のものをジャズ研の皆さんにお願いして録音しなおすこととなった.あちこち伝手を頼って,他にもガムラン,スチールパン,テルミンなどの音源も入ることになりそう.「学術書」という言い訳で,申し訳ないが,どちら様にも演奏はボランティアでお願いすることになっている.



ご覧のように,似たようなタイトルが多いので,タイトルを考えないと... 何かいい案は?
「力学」「電磁気学」といったタイトルの本は何十冊もありますけど ね.
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さかなクンのいじめコラム

2012-07-18 08:24:41 | エトセト等
Facebook には,いろんなものがまわってくる.
さかなクンによる「広い海に出てみよう - いじめられている君へ」もそのひとつ.もともとは朝日新聞2006年12月に掲載されたが,最近デジタル版に再掲され,それが「シェア?」されているらしい.

この文章のマクラにメジナのことが書いてある.海の中ではメジナ達は仲良く群れをなしているが,この集団を水槽に入れると,一匹を他がよってたかって攻撃するという.攻撃されている一匹を隔離すると,別の一匹が攻撃の対象となる.これを隔離しても,...同じことが続くのだ.

いじめは卑劣だ,などと言うばかりで,こども社会のいじめの原因はほとんど議論されていない.
メジナの場合は,メジナだけが水槽に入れられるという状況が関係しているようだ.たぶん 餌をあさる必要がないことも.「いじめ」は特定の環境のもとで芽生える本能と解釈することも可能だろう.
これを人間社会のモデルと見たらどうか.

ただしコラムでの「さかなクン」氏の主張は違うところにある.原文を読んでいただきたい.
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電話コードの S 巻き Z 巻き

2012-07-16 09:14:30 | エトセト等


みなが仙人さまのブログの写真でよくわかるように,ゴーヤのつるは途中から巻く方向を変える.

上のはわが家のゴーヤだが,右の部分を左下に拡大した.
これは右上の写真,固定電話のコードが,使っているうちに途中で巻き方が変わってしまうのを思い出させる.そっくりではありませんか.

ゴーヤには自らの意志があるのだろうが,工業製品には意志がないはず.それなのに工場出荷時と,方向が変わってしまうのはなぜ ?... と思ったら,
http://informatics.cocolog-nifty.com/news/2007/05/post_6b31.html
に長大な考察があった.著者は DNA にまで言及しておられる.

電話の写真は Facebookでシェアされていた,外国産らしいが出典は不明.
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放射能雨 : 昭和29年の「社会戯評」

2012-07-14 08:24:54 | 読書
古書店で
横山泰三「社会戯評 I」新潮社(1954)
を発見.950 円で購入.128 ページで,当時の定価は 110 円.

「一時間文庫」とかの一冊.このシリーズには,ヘンリー・ミラー,吉田健一訳「性の世界」,J・ティボー「バイオリンは語る」,岡本太郎「青春ピカソ」などもあり,豪華なラインアップだったようだ.

この本は,朝日新聞連載の政治風刺マンガ集.
当時は.近藤日出造・那須良輔・清水崑などによる,一コマ風刺マンガの最盛期であった.横山泰三はペンによる硬質なタッチが特徴だった.
兄の横山隆一は「フクちゃん」などの四コママンガを描いていた.



昭和29年には中学生であった.吉田内閣の汚職が発覚し,ビキニ環礁で福竜丸が被曝した.
この一コマで見ると,半世紀以上経っても,人類はちっとも進歩していない...いや,最近では「カウント」などというあいまいな単位を使わなくなったところくらいは進歩したかな.
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テルミン !

2012-07-12 09:20:21 | 新音律


YY 氏と一緒に三宅珠穂さんにテルミンのお話をうかがった.

Moog 社のイーサウェープという機種.
アンテナが 2 本だが,1本はループで平面を規定しており,この平面からの距離で音量が定まる.1本は直線で,ここからの距離でピッチが定まる,と言うことは,このアンテナを軸とする円柱表面はどこでも同じピッチなんだろう,と,推測する.
つまり,等ピッチ面は図右のような円筒になり,当音量面は図左の水平な平面になる らしい.
アンテナと演奏者とのキャパシタンスは距離に反比例するので,ピッチも音量も対数目盛り.ピッチでは,例えばオクターブの距離は同じ,音量は dB と思えばよい.ニンゲンの感覚と一致する.
音域は 4 オクターブ.最低音が持つ表情がおもしろい.
Waveform, Brightness のつまみを持っている.

演奏中にピッチを決めるほうの手で,親指と人指し指で円をつくり,残り 3 本の指を伸ばしたり縮めたりするのを目にするが,指円の位置を基準としているとのことだ.ふつうの楽器なら,楽器という「物体」の存在が位置の基準だが,何もない三次元空間で位置を認識し設定するのは 難しい!

おまけに,アナログ回路だから安定しない.電源を切ってもう一度入れたらピッチの基準などは再現しないそうだ.

学生時代には,アナログ計算機というものがあって,原子炉の動特性の計算等に使われていたのを思い出す.演算増幅器 (オペアンプ) の塊で,当時のデジタル計算機と比べ,安くておまけに高速だったが,精度は悪く,よく暴走した.
テルミンもデジタル的に,Macのトラックパド上に二次元で作れば簡単だろうし,光位置センサーを使えば3次元化もすぐできそう.でも,デジタルに流れず,言うことをきかないアナログ回路とのおつきあいを楽しむことこそ テルミンならでは,なのかもしれない.

テルミンはどんな楽器とも相性がよいのだそうだ.強いて言えば,ピアノと合わせるのが苦手とのこと.
もともと音階等とは無縁な楽器なので,テルミンの特性を活かした曲を演奏すべし...などと,知ったふうな口をきいたら,

三宅珠穂「Two Or More クラリネットとチェロのために」マザーアース(株) 2012

という楽譜を見せて下さった.グリサンドだらけで,ある意味テルミン向きの曲とのこと.
この曲ではクラリネットはふたつ・3つの音を出すのが当たり前,1小節が 7 拍に分割されていたり,without moving (つまり ジョン・ケージ流静寂) が 10-15 秒続いたり.
演奏はネットで公開されている.百聞は一聴に如かず,です.

テルミンの本も拝借した : 竹内正実「テルミンを弾く」岳陽社 (2002) .
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