Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ウォーキン'

2022-05-18 08:22:09 | エトセト等
日曜日 天気はいいがあまり暑くないので,夕方 山陽道小谷 SA まで歩き,アンデルセンでパンを買った.コースは4年前と大同小異.森の中の小径には,小規模な崖崩れがあったが石垣で修復されていた.景観も大同小異.カントリーカフェ non は消滅したとのこと.
野蒜も採ったが,育ちすぎで固くて美味くなかった.
iPhone の万歩計によれば1万歩強だった.
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「酔っ払いは二度お会計する」

2022-05-17 09:39:40 | 読書
田中 開,産業編集センター(2022/4).

見開きの著者紹介に「直木賞受賞作家の田中小実昌を祖父に持つ」とあったので,図書館で借用.著者の家系図はこの本を読めば徐々に明らかになるが,要約すると.

祖母すなわち田中小実昌夫人は画家 野見山暁治の妹.
母は小実昌の次女で作家の田中りえ (この方の作は読んだことがない).
父はドイツ人で著者はドイツ生まれ,である.

Amazon の紹介 *****
新宿ゴールデン街は、直木賞作家の祖父・田中小実昌との思い出の街。
 おじいちゃんが愛した夜の街と酒場を、人気レモンサワー店「OPEN BOOK」店主が語る、珠玉のエッセイ。 田中小実昌 単行本未収録を含む7作品を収録。祖父と孫のエッセイが時空を超えてコラボします。

■対談 ゴールデン街「ロベリヤ」の玲子ママと,小説家/劇団「鉄割アルバトロスケット」主宰・戌井昭人さんと
■特別寄稿 角田光代さん : コミイズム、カイイズム

目次
第 1 章 ぶらぶら 〜新宿ゴールデン街でレモンサワー
第 2 章 ふらふら 〜旅の目的はあったりなかったり
第 3 章 ほろほろ 〜酔っ払いは二度お会計する *****

表紙・扉のイラスト (山田参助) に登場する禿頭・短足が祖父,長髪長身が著者らしい.

第1章の舞台,新宿はぼくには未知のワンダーランド.高校へは山手線で渋谷経由・高田の馬場下車だったので,新宿は通学路ではあったが,新宿は新宿高校のナワバリだった.だいいち.高校生がゴールデン街をうろつくわけがなかった.
祐天寺「ばん」がレモンサワー発祥の店だそうな.70 年近く前に通った中学校のあたりに中目黒から移転した,もつ焼きの店らしい.

第 2 章は広島・呉から始まる.祖父・小実昌は呉育ちだそうだ.
「温泉町うらおもて 中年3人組,城崎を行く」はその祖父のエッセイで,3人組の残りの2人はカメラマンの渡辺克己と,つげ義春である.遊興した祖父に,懐紙にきちんと包まれた「お釣り」に記憶がなく,しかもお釣りに万札が入っていたことから始まる.貧乏紀行文を読み慣れていた つげ義晴の同行に,かなりびっくりした.戌井昭人によれば,この温泉取材旅行については,つげ義春が書いた文章もあるらしい.

第3章の前にカラー写真が数ページだが,なくもがなと思った.第3章はレモンサワー・バー経営者の視点からの飲食店案内かな.地方在住者にとってはフィクションと変わらないが,それなりにおもしろかった.

本としては,校正が行き届いていない箇所がある.

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Ink Spots 「嘘は罪」「ジプシー」

2022-05-16 09:57:19 | ジャズ
60 年以上前,英語はポピュラーソングから学んだ面がある.
「嘘は罪」の原題は It's a sin to tell a lie で,歌詞は

Be sure it’s true when you say “I love you”
It’s a sin to tell a lie
Millions of hearts have been broken
Just because these words were spoken

で始まる.

1行目の it は 2行目の it's a sin ... a lie を示す形式主語で,2行目の it は to tell a lie を示す形式主語で,have been broken は受け身の現在完了で ... millions of と似た使い方に hundreds of, dozens of などもある... 3行目 broken と4行目 spoken は韻を踏んでいる...と言う (ような,正確には覚えていない) ことを,若い英語の先生が教えてくださった.

ぼく的に印象に残っているのはラジオで聞いたInk Spots 版.The Ink Spots は4人組のコーラスで,トップテナーが歌い3人がバックをつとめ,途中で talking bass と称して低音の歌詞の朗読が入るというスタイル.「リードボーカル + バック」というスタイルはプラッターズ,さらにはクールファイブなどにも受けつがれているようだ.

当時 1950 年代には「嘘は罪」をテレビでいろいろな歌手が歌っていた.
Ink Spots 版はダークダックスがコピーしていたが,talking bass の部分はなんだか聞いていて恥ずかしいのだった.

Youtube に前田憲男編曲による 1985 年録音のダークダックスの Gypsy があった.やはり Ink Spots のビルボード1位ヒット曲だが,ダーク版はビッグバンドが良いし,talking bass なし,歌唱もコーラスの長所を生かしている.
Gypsy はチャーリー・パーカーも録音している.

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「老後とピアノ」

2022-05-15 09:48:03 | エトセト等
稲垣えみ子 (ポプラ社 2022/1).
J 子が買った本.

帯の惹句*****
恩田陸氏、清水ミチコ氏、推薦!
 実は老後の話でもピアノの話でもなく、私たちがどう生きるかという話だったのにびっくり。励まされます! 
-- 恩田陸
 人はピアノの前に座ると、自分との対話が始まる。稲垣さんの対話は、正直で面白いうえ、読んでるこっちまで参加したくなる。 
-- 清水ミチコ*****

もと朝日新聞論説委員とかで,理屈も文章もお上手.すぐに読めてしまった.上記はどちらも本を読まなくても書けそうな推薦文だと思ったが,やっぱり読んでから書かれたのだろう.
内容は 50 代女性のピアノレッスン再開日記といったもの.「老後」というお歳ではなく,正しくは「老後への展望」だろう.

月刊誌「ショパン」連載の書籍化.
連載もレッスンも,ショパンの発行元ハンナの会長との会話で始まったらしい.カフェのピアノを営業時間外に借りて借用.このあたりは,ふつうのひとが定年後にピアノを始めるのとはだいぶ違う.
ぼく的には,ピアノを持たずにピアノに熱中することが信じられない.タッチセンシティブな安い電子ピアノが話題にもならないことに違和感.

今は大人のポピュラーピアノ教室の類を見かけるが,それでもジャズ・ポピュラー系ではレッスンから始めることは,クラシックの場合より少ないのではないか.プロを目指して初めて先生に教わるという例はあるけれど.
ジャズ・ポピュラー系はひとりで弾いてもつまらないから,音楽仲間との交流が重要になる.
じつはひとりで弾いてつまらないのはクラシックの場合でも同じことで,だからピアノの先生とのつきあいとか,発表会とかで代えているのではないか,と思った.

「年寄りは楽譜は拡大コピーするべし」にははげしく賛成.

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昨晩の でたらめサラダ

2022-05-14 09:12:08 | 食べる
あまりサラダらしく見えないが,下記の混合.

生で入っているもの
- ズッキーニ塩もみ
- 潰した木綿豆腐
- パセリみじん切り: 多量に

茹でたもの
- カボチャ薄切り
- スナックえんどう
- ぶなしめじ
- ベーコン : 何か動物性のものを,と思って,一緒に茹でた

その他
- たまたま存在したレモン薄切りの蜂蜜漬け
- 干し葡萄
- オリーブ油
- クレイジーな塩

トマトを入れ忘れた !!


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「人類対自然」

2022-05-13 08:40:55 | 読書
ダイアン・クック, 壁谷 さくら  訳,白水社 (2022/4).

ミランダ・ジュライ絶賛! 米作家のデビュー短篇集

出版社による長い紹介*****
配偶者を亡くし自活できない男女が、収容先で再婚に向けて奇妙な再教育を受ける「前に進む」。
大洪水のなか水没をかろうじて逃れた自宅で、助けを乞う人々を追い返して生き延びてきた男が、ある男をボディガードがわりに唯一受け入れたところ……「最後の日々の過ごしかた」。
会議中に襲来した怪物から逃げまどいパニックに陥ったエリート役員たちが、死を前にして思い至ったのは……「やつが来る」。
友人と出かけたボートが遭難し、来る気配のない救助を待つ男が、長年の友情が幻想だったと突きつけられる表題作。
特異な生殖能力を持つため、あらゆる女に追い求められる″みんなの男"が、落ち着いた関係を望みはじめたとたん……「おたずね者」。
抽選で〈不要〉と認定された子どもたちが繰り広げる、一瞬も気を抜けない苛酷な生存競争を描く傑作「不要の森」など。

不条理な絶望の淵で生き残りをかけてもがく人々の孤独と微かな希望を、無尽の想像力で描く、ダークでシュール、可笑しくて哀しい鮮烈な12篇。本書は多数の新人文学賞を受賞、最新長篇The New Wildernessは2020年ブッカー賞最終候補作になり、将来を嘱望されている。*****

さらに訳者あとがきから引用すれば*****
収録作品のおおくは,ディストピア,ポストアポカリプス,奇妙な風習の存在する社会といった,非現実でエキセントリックな世界を描いている.

過酷な設定が目立つゆえか,本書の書評や感想にはダーク,シュール,憂鬱といった言葉が多く見受けられる.*****

こういう小説が好きなつもりで読んだが食傷した.
多くは仮定された状況で登場人物がじたばたして終わる.小説的展開があるのは「不要の森」くらい.
いちばん長い「気象学者デイヴ・サンタナ」だけは,シチュエイションが普通の小説.

木村晴美によるカバーイラストは表題作「人類対自然」を題にとっているらしいが,だとすればバックの木々はおかしい.このタイトル Man v. Nature の意味するところを,訳者あとがきに述べてはいるが,よくわからない.

図書館から借用した.
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メダカの減色混合

2022-05-12 08:49:51 | エトセト等
学生さんのひとりが,自分で適当に料理を作るとなんでも黒っぽくなると言っていた.レトルトカレーが物足りなくて,お好みソースだのケチャップだのを追加すると黒っぽくなったのは,経験あり.

うちのメダカたちは,外で一冬,氷が張っても餌がなくても,どろんとした水中で生きのびた.でも,赤いのや青いのやいろいろ買ったのに,ほとんど黒くなってしまった.

減色混合 ?

カレーの場合と違い,メダカは黒い鉢の中での保護色に変わったものらしい.確かめていないが,腹側は白いはずで,それは水底側から見ると空と同化して見えるためだそうだ.
室内で綺麗な水をいれたガラス容器に飼えば透明化するのかな.

しかし1匹だけ緋鯉カラーがいる.鉢の中で黒くなっても意味がないと思っているのだろうか.人間だったらコロナにマスクは無意味論者だろうか.

暖かくなったから餌をやらないと共食いするのだそうだ.J 子は忙しいがぼくは何もしない.
2年前はこうだった (いちばん下の写真です).
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久しぶりに Syncroom を

2022-05-11 08:31:31 | ジャズ
連休中も休みましたが,5/14(土) 1100- 公開 Syncroom「とんでふ」非黒本ジャズもある部屋 を再開します.

初めての方は,オンライン・セッション Syncroom のダウンロードは https://syncroom.yamaha.com から.version が 1.5.1 にアップデートされていた !
ハード,ソフトを整え,ルーム名を「とんでふ」として「ルームに入る」をクリックしてください...なかなか一筋縄では行かないかも...

今回は,Bill Evans が演奏した曲を並べる予定です.
1) How My Heart Sings
2) What Are You Doing The Rest Of Your Life 黒本I-234
3) Detour Ahead
4) Blue In Green 黒本I-29
5) Beautiful Love 黒本I-23
6) My Foolish Heart 黒本I-144

曲順は key C->F->Bb です.
黒本にない 1),4) のリードシートは
に置きました.


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「800日間銀座一周」

2022-05-10 09:15:10 | 読書
文・え 森岡 督行,文藝春秋(文春文庫 2022/4).

Amazon の紹介*****あんぱんを買い、一杯の酒を飲み、一着のスーツを作る。「一冊の本を売る」コンセプトで人気の森岡書店代表が、銀座の街を現在から過去、そして未来へと旅をする。明治の大火や関東大震災に戦災、そしてコロナ。幾度の危機を経てきた街とそこに関わる人々の魅力を、味のあるイラストと伊藤昊の写真とともに描きだすエッセイ。*****

初出は 資生堂ウェブ「花椿」連載「現代銀座考」2020/5-2021/12.
連載が約800日に及ぶのでこのタイトルだが,ジュール・ヴェルヌの冒険小説への言及はない.それは野暮,暗黙の了解というところかな.

全40項.例えば「考現学と動画の1925年」では,大正14年の著者一家は省線で有楽町駅で下車して銀ぶらする.教文館で「コドモノクニ」5月号を買い,オープンしたばかりの松屋百貨店の大ホールの吹き抜けに度肝を抜かれ,今和次郎に呼び止められて夫婦の洋装をスケッチされ,資生堂陳列場で武井武雄動画展覧会を見る.いかにも著者 (銀座1丁目・森岡書店の店主) らしい視点だ.

伊藤昊の写真は1964年頃に撮影されたものだそうだ.このころぼくは学生だったが,通学のために地下鉄日比谷線と丸の内線を銀座で乗り換える運命にあり,必然的に銀座界隈をぶらぶらすることを覚えてしまった.
冒頭のCMの「銀座の街を過去へと旅をする」という部分に共鳴した.

絵も著者.表紙右下は月光荘のスケッチブックだ.
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書の効用

2022-05-09 07:54:33 | エトセト等
4月に実施された全国学力テスト 国語中3の問題より.

漢文や古文の教育はやめてしまえと言う主張を聞くが,書の場合はどうなんだろう.

この問題では,「希」と「夢」がくっつきすぎていること,ひらがな「と」の書体が他と比べて異質なことなどが問題とされている.国語ではなく美術/デザインの問題みたいだ.

美術として見ると,左右2字ずつと言う配列の強制には異議あり.墨の色が画一である必要がある.字の意味に応じて,あるいは書き手の感情で,字に大小があってしかるべきだろう.
墨をすって気を鎮めて,気に入った字句を書くことが身につくのは悪いことではないた゜ろう.でも今のヒトは墨をすることを知らないらしい.「気に入った字句」を見つける部分ことは国語の授業の範疇かも.



今,自分が筆で字を書くとすれば,香典に,くらいかな.

小さな和菓子屋の張り紙は,必ずしも習字の意味の達筆ではないところが奥床しい.
写真は
 増田れい子「インク壺」暮しの手帖社(1985/11)
によります.
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