Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ミスター ベースマン

2019-05-19 08:15:37 | お絵かき
CD ケースに内側からアクリル絵の具.
MJQ のベーシストだったパーシー・ヒースの写真を見て描いた.元の写真はなかなか芸術的で,細かい部分がよくわからなくてもたもたした.絵としては成り立っていると思うが,似ているかどうかはわからない.

MJQ のメンバーではヒース氏がいちばん絵に描きたくなる.息を一瞬止めたり,口を曲げたり,にやっと笑ったりと,表情も豊かだ.

ジャズではないが,Mr. Bass man は1960 年代初頭の流行歌.Johnny Cymbal と Ronnie Bright (ドゥー・ワップ・グループ The Valentines のベース) との掛け合いで,ベースマンにベースを教わっているうちに上達するという内容.アイデア一発みたいな歌だが,日本でも九重佑三子 + ダニー飯田とパラダイスキングでヒットした.
バーバババーとブンブンブンは低音専門がやった方が面白い.下のは 2017 年に解散したデューク・エイセス @ 紅白歌合戦.

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新玉ねぎ

2019-05-18 10:56:14 | エトセト等
CD ケースに内側からアクリル絵の具.

新玉ねぎは生でもかじれるそうだ.

毎朝 J 子のレシピで,野菜+フルーツ・ジュースを飲んでいる.バナナ,りんご,人参,小松菜,低脂肪乳,豆乳.
そこに玉ねぎ 1/4 個を入れてみた.玉ねぎの味も匂いもあまり感じられない.ミキサーではバブルが盛大に発生し,なかなか消えない.

サラダ・ドレッシング.みじん切りの玉ねぎ,ヨーグルト,オリーブ油,塩,胡椒.気分次第で辛子 or トマトケチャップ or マヨネーズ.

ラ・ボンヌ・ターブルの「水を一滴も使わない新玉ねぎのスープ」が美味かった.
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波の会展の予告

2019-05-17 07:35:28 | お絵かき
ぼくは 2008 年以来,CD ケースに内側から描いた絵を数展ずつ出品している.今年は描きためたジャズのテーマで統一できるかな... でもジャズを知らない人にはつまらない?
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まちかどちょい足しアート

2019-05-16 09:54:07 | お絵かき
ワックワック 「まちかどちょい足しアート」グラフィック社 (2016/6).

図書館で借用.左が表カバー+帯,右が裏カバーの一部.Oak Oak をワックワックと発音する.
右の活字部分はワックワック氏の略歴で
*****1981年生まれ.アーティスト.フランス,サン・テティエンヌ出身.壁のひび割れや壊れたブロック,ゴミ箱など,街角にあるなんでもないものに,すぐに修復できる材料 (剥離可能なテープやシール,インクなど) で「遊び心」をちょい足しして,アートに仕上げる,注目のストリート・クリエイター.*****
とある.

冒頭にインタビュー.行きどかない都市の管理体制に眉をしかめる代わりにそこをアートに変える,歴史的建造物に手をつけない,夜か早朝に作業する,作品が消えてしまうあやうさが好き,作品を完成させたら興味がなくなってしまう,etc. etc. .

下左はたしかに「まちかどちょい足し」で,
個人的にはこんな小味な作品が好きだが,
右のような「大作」も.



下は大阪でのワックワックさんと
アメリカ・シカゴ在住のエリックさんとの共同制作
本には載っていない.



ホームページに作品多数.インスタグラムも.

こりゃ面白い...とはいえ,自分に実践するエネルギーはない.まずは写真にいたずら描きをちょい足ししてみようか.
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すべての鳥を放つ

2019-05-15 09:49:44 | 読書
四方田犬彦,新潮社 (2019/1).
カバーデザイン (タイル,イラン イスファハーン,20世紀初頭) に釣られて図書館で借りた.

Amazon の内容紹介*****
会ったことのないあの男は、自分の片割れなのか? 大学入学早々、セクトの活動家と間違えられたことから、自分の分身のようなその男の存在を意識しながら生きてきた瀬能。死んでも自分の残像は永久に残ると語っていた女と彼は再会するが、しかし彼女はすでに死んでいた。東京を離れ、パリ、アフリカと流浪する瀬能の魂は果たして解放されるのか。 著者が初めて挑んだ小説。*****

第1章「東京1972」第2章「パリ1980」第3章「東京1984」第4章「アンタナリヴィオ2001」エピローグ「東京2002」.主人公は学生運動には距離を置いているのに,自分によく似ていると言うセクトの活動家の亡霊?に振り回される.著者は 16 トンのひとまわり下で,文化系という違いがあるが,第1章には土地鑑があった.

彼が妄想性精神分裂病 ? になって既に死んでいるはずの女性と会話したり行動したり性交したりするとか,あるいはドッペルゲンガー的・双子のかたわれ的存在に怯えるあたりとかは,小説としては面白い仕掛けだがよくわからない.「鳥を放つ」の意味もわからない.にも関わらず一気読みしてしまった.学生運動とその後という背景に,思い出したくないことを思い出し,神経を逆撫でされた所為もあるだろう.

エピローグの視点が主人公と思って読み進んだら裏切られたり,韓国人のキム = 日本人の木村だったり,ミステリ仕立てにしても良さそう.実名の中上健次とか,四方田姓の三枚目が登場するのはおふざけだろうか.
☆☆☆☆
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コントラバス・アンサンブル at 音楽と風景 in 尾道

2019-05-14 09:32:45 | 新音律
先日の尾道・音楽の風景より.6人編成だったが,3人を抽出させていただいた.それでも小さい CD ケースに収めるのは大変.コンバスの弦を描き始めたが断念した.素人目には楽器はみな同じに見えたが,少しずつ色を変えた.プレイヤーさんたちも含め,忠実な写生ではありません.

コンバスの有名曲といえば,サン=サーンス,動物の謝肉祭の「象」らしい.尾道の路上ライブでも,最初はデュオ,ラストはセクステットでこの曲が演奏された.

Youtube に10人のコントラバスによる「象」があった.もうちょっとテンポが速い方が好み.


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木彫りどうぶつ手習い帖

2019-05-13 08:34:33 | 新音律
はしもとみお 「はじめての木彫りどうぶつ手習い帖」雷鳥社 (2015/9).

これまでにみおさんが制作した木彫りどうぶつたちを新たに撮り下ろした作品集と言いたいが,ねこのブローチ,子どものペンギン,ブランコにのったくまなど,手のひらサイズの彫刻が彫れるハウツーも掲載してあり,後者がこの本の目的だ.
木彫りを手習いするつもりはなく,はしもとみおサンの木彫り動物を見たいので図書館で借りたのだが,制作過程が分かると鑑賞にも気合が入る.


スケッチ・木の選択・木取り・彫刻・彩色の過程が詳しい.
モデルの月くん(オス)曰く「もう13年も付き合っているが,最近はポーズ中とても眠い」.



家出をしていなくなった猫を思い出すためにほったのが,
最初の彫刻 (下の写真とはたぶん無関係) だそうです.



みおさんの最新刊は「猫を彫る」辰巳出版(2018/11) だそうだ.
表紙を見るだけでそそられる.
目は漆らしい.




小学校の図工の時間に,洗濯石鹸からナイフと彫刻等で動物を作ったことがあった.洗濯機の発達であんな大きな洗濯石鹸にはお目にかからなくなった.
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日和聡子「びるま」

2019-05-12 09:14:48 | 読書
青土社 (2002/5).

古書店で数ページ立ち読みしてレジへ.

帯の惹句 *****水色のくま、浦亀使い、投石大臣、墓見師、猫猿、白い犬頭、猿産み…。びっくり箱をひっくり返したような非日常的イメージの氾濫。その彼方に展開される意表をつく不思議な情景―。現代の感性の尖端を抒情と滑稽で紡ぐ新しい才能の誕生。第7回中原中也賞受賞。*****

偶数ページから新しい詩が始まるという造本.長さ3ページ弱の詩が多く,したがって空白の奇数ページが多い.
冒頭の「駐在」の引用は半分くらい.3ページ目「犬歯をみせたら 首が飛んだ」で終わる.「いくつもむつつも」は「いつつもむつつも」ではないのかな...でも,詩人の言うことはわからないな...

16年も前の本だが,Wikipedia によれば,2012年『螺法四千年記』で第34回野間文芸新人賞.2016年 詩集『砂文』で第24回萩原朔太郎賞を受賞... と,著者は偉くなったらしい.小説も面白そう.


真似して詩作してみようかな...とは,暇人のたわごと.
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尾道でディキシー

2019-05-11 10:07:53 | お絵かき
ディキシーランド・ジャズを聴くと感傷的になる.戸外での行進スタイルならひときわだ.いつか映画で見た葬列場面を思いだすのだ.

先日の「音楽と風景」では,松江ニューオーリンズ・ブラス・バンド.この日はオクテット.個人的な好みでは,バンジョーとクラリネットが欲しかった.
この CD 絵 (CD ケースに内側からアクリル絵の具) に登場していただいたのはその内の4人.トランペッターは別なグループからトレードさせていただいた.バックは尾道の観光写真をモノクロ化したもの.

このグループの前身,松江ニューオリンズ倶楽部バンドのステージ演奏が,https://youtu.be/5MfJm7LzhPM にアップされていた.
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銀河鉄道の父

2019-05-10 09:21:23 | 読書
門井 慶喜,講談社 (2017/9).
おととし,第158回直木賞受賞.図書館本.

Amazon の内容紹介*****
明治29年(1896年)、岩手県花巻に生まれた宮沢賢治は、昭和8年(1933年)に亡くなるまで、主に東京と花巻を行き来しながら多数の詩や童話を創作した。
賢治の生家は祖父の代から富裕な質屋であり、長男である彼は本来なら家を継ぐ立場だが、賢治は学問の道を進み、後には教師や技師として地元に貢献しながら、創作に情熱を注ぎ続けた。
地元の名士であり、熱心な浄土真宗信者でもあった賢治の父・政次郎は、このユニークな息子をいかに育て上げたのか。
父の信念とは異なる信仰への目覚めや最愛の妹トシとの死別など、決して長くはないが紆余曲折に満ちた宮沢賢治の生涯を、父・政次郎の視点から描く、気鋭作家の意欲作。*****

宮沢賢治とその父との葛藤はそれなりに有名なことらしい.16トンの場合,父は学生時代になくなり,息子もいないので,小説を読んでも,そうかなと思うだけ.でも日蓮宗 (息子) 対 浄土真宗 (父) の論争などごめん被りたいと思う.16トンの父親もそうだろう.
賢治の思想・言動は高尚なものという先入観があったが,父親からの観察を下世話に書くとこうなるか ! と思った...けなすつもりはない.直木賞らしい作品.

☆☆☆
この本を読んでから Wikipedia の「宮沢賢治」の項を読んだら,門井本が取り上げなかった,面白おかしいエピソードが多々載っていた.執筆に際しては著者なりの取捨選択があったのだな.

賢治は5人兄弟だったが,そのうち賢治を含め2人が若くして亡くなっている.戦前の日本ではこれが当たり前だったと思う.われわれはそれなりに進歩しているのだろうか ?
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