退職したときの大学の研究室の忘年会に,いまだに毎年参加させていただいている.今年 (27日) はバイオリンとマンドリンが登場し,ビバルディ時代の典雅な雰囲気...といいたいが,我が家にあったのは昭和の歌謡曲本.このアイ先生提供の写真のように,小生もはるか末席で鍵盤楽器で通奏低音.呑み過ぎて夜中に喉が渇いて目が覚めた.
明日でこのブログは 3650 日となる !! 今のところアクセス数は毎日 1000 くらいだが,こちらの数は当てにならない.
拙著「音律と音階の科学」は今月 20 刷が出た.電子版も売れているが,音と映像入りの真の電子書籍のつもりの「視て聴くドレミ」のほうは一刷りが余っている.
大学では特任教授を退いて今は招聘教授.
しかし今年のじぶん的ニュース No. 1 は前立腺癌が発見されたことであった.やんごとないお方が罹病されたおかげで,広言しても恥ずかしくないのは良いことだ.
PSA 値が半年で5割ほど増加したので,「生検」をした結果である.年齢相応というわけで,病院の対応は至って事務的.放置するという解もあるが,癌の成長率が早いし,場所的には広がっているというので,来春手術することにした.KEK の知人が放置・転移し亡くなられたが,とても痛かったらしいと聞いたせいもある (死ぬのはいいが痛いのは嫌だ).ダ・ビンチとかいうロボット手術で面白そうだが,先に延ばしたいという心理もあり,queue が長いのが,いいような悪いような.
ちなみに加速器による放射線照射には 30 日以上通院する必要がある.線源体内埋め込みという方法もあるが,御免だ.
病院は初体験に近く,あっちに並んだりこっちに並んだりの要領が悪い.やたらと検査され,下半身を弄られるのは初体験なので,結構こたえる...というより,どこも悪くなかったのに,病院に行ったがために調子が狂ったような被害者意識が抜けない.自分では普通にしているつもりなのに,バンドの練習に行ったら,元気がありませんねと言われたり...