Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

退院はしたけれど

2023-08-30 10:22:34 | 読書
なかなかセンセーのシナリオどおりにはいかない.

8/28 退院予定日.朝食まで 30 時間もの便秘で不安だったが,この病院では一度決めたことを覆すのは大変らしく,半ば追い出される.会計の際気分が悪くなる.帰宅後測ったら 38 度台.この日はずっと熱が下がらなかった.
1400-1430 2回に分けてパウチ 2/3 くらいを排出.やれやれ.
痰がからんで眠れず.

8/29 930-1000 パウチ 1/4 くらい排出.
白市診療所で解熱剤などの対症療法薬をもらい楽になる.
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イレウス予防の便秘薬

2023-08-27 08:51:24 | 病気
前回の続き.
ぼくの場合だけかもしれないが,大腸に便が溜まると,小腸の狭隘部上流が渋滞し,イレウスに至るらしい.それなら定期的に (たとえば食事のたびに) 大腸の便をパウチに排出してしまえばよかろう.


そこでセンセーが選んだのがアミティーザ25μg.小腸で水分を与え,狭隘部の通過を容易にする.本来は便秘薬.
食事後約2時間で (食事の内容ではなく,大腸に溜まっていた便が) パウチに排出することが多いが,これは胃結腸反射とよばれる現象.


パウチ排出物はスープカレー状.今のところ排出のタイミングはよくわからないが,様子をみようというところ.
予防薬として常用するには薬価が高いのが難.


この薬に至るまでの人体実験については,いずれ.
これは良い解説.https://youtube.com/watch?v=uShYXhJBgZs
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まだまだ イレウス日記

2023-08-22 16:28:07 | 病気
消化器・呼吸器の両課から退院許可が出そうな 8/21 11:00,
10 日前のあの懐かしい腹痛に襲われた.痛みは幸い連続せず,波状的.
X線によれば,軽い?イレウス!
病院で出されたものを食べているのに,再再発!どーゆーこと!と思ったが,おかげさまでわかったこともある.
退院後でなくてよかった!


X線写真によれば,このとき大腸に大量の便が存在していた.これがパウチに排出されれば,今回は治るというのがセンセーの診たて.昼夜は絶食し,かわりに点滴.腹痛をおして,少しは歩行.
事実,翌 8/22 1:00 から 11:00 にかけて,合計すればほぼパウチ一杯分くらいを排出したら,腹痛は解消した.


閉塞は小腸,パウチへの出口は大腸だが,大腸に便が溜まると,大腸の容量に余裕があっても,閉塞が起こるらしい.小腸が大腸の情報をどのように得るのかは知らないが.
今まで自分の場合,イレウスが突然起きる原因がわからず,これでは外出不可能と思っていたが,光明が見えてきたかも.便秘薬をうまく使い,大腸内の便の量を制御できれば,外出など日常生活が送れるかも.

あらたにリンゼス錠を処方された.

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続 イレウス日記

2023-08-19 08:21:47 | 病気
最初の発症から1ヶ月,退院から 10 日を経ずに再発したイレウス.


8/10 18:30 バンド仲間が帰った後ストーマパウチの中身を排出したら腹痛.次第に酷くなるので J 子の運転席の横に横になって医療センター救急外来へ.その後の数時間は激しく嘔吐したり,地獄の苦しみ.
当番は整形外科医だったが,前回の記録を見て造影 CT をとったり,血液を調べたり.消化器外科医を呼んで下さった.この先生が,今も担当していただいているが,ストーマ管を挿入して下さった.


前回の挿入は消化器内科の専門医が内視鏡を使い,30 分ほどで終わったが,今回は夜間のこととて,何人かのお医者さんがああでもない・こうでもないと1時間以上悪戦苦闘しておられた.手許でチューブの中程を持ち押したり引いたり捻ったり,1-2m 先の先端の位置を制御するのは至難の技らしい.


でもストーマ管を入れたら楽になり,翌 8/11 未明にはパウチに排便.自分でも危機を脱出した実感があった.ひとえに,深夜チューブを入れて下さったお医者さまのおかげある.
ちなみに前回はストーマ管挿入は3日目.その後も痰が絡み苦しかったが,今回はずっと楽だった.


その後ストーマ管は抜け,経口摂取が始まり,8/19 現在消化器的にはほぼ発症前に戻った.残る問題は肺炎…

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誤嚥性肺炎

2023-08-16 18:51:53 | 病気
誤嚥性肺炎ということになった.
最初nの入院でイレウス管を入れてゲーゲーやった頃,敗血症の頃,肺に細菌が入ったのだろう.あのときの状況,図をみたら誤嚥性肺炎にならないほうが不思議.

胸部X線撮影とか,抗生物質の点滴とか,消化器外科が呼吸器内科と連携して肺炎の対処に力を入れ始めたので,入院が長引きそう.イレウスの経過は順調だが…
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病室

2023-08-15 11:53:00 | 病気
4人部屋から個室へ移動.Wi-Fi が開通した.
手の甲から点滴.
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イレウス再発

2023-08-12 19:25:00 | 病気
10日緊急入院。
今回は病院の対応が迅速で,経過良好です。
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こんどは肺炎

2023-08-09 09:29:09 | 病気
いつまで続く泥濘ぞ !

8/4 痰が苦しいので町のお医者さんで気道潤滑去痰剤なるものを処方していただいた.週明けにまた来なさい.

8/8 「よくなりましたか」「相変わらずみたいです」「念のため胸部 x 線を撮ってみましょう」
x 線画像にすぐに入院と言ってもおかしくない影があった !!
紹介状をいただき,その足で先月退院したばかりの病院の,今度は呼吸器内科・緊急外来へ.胸部 x 線,CT,何種類もの血液検査.3月の癌入院直前の CT は健康だったのに,こんどは確かに背中に影ができている.ふつうの肺炎とは違うようだ,と医師は首をかしげている.
「入院するか否か,微妙だが,どちらを希望しますか」入院すなわち点滴というイメージなので「入院はいやです」
というわけで,在宅で抗生物質を1週間飲み続けてから,再度外来へ,と言うことになった,

大病院は縦割りで,消化器では呼吸器に思いが及ばない.患者が自ら町のお医者さんに行かなかったら,どうなっちゃっただろう.

僕の場合は,直腸癌→腸閉塞→肺炎→?  年寄りがいちど入院すると,こうした連鎖の泥濘に足をとられ,どんどん消耗していくものらしい.
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足利尊氏と岸田文雄

2023-08-06 16:55:46 | エトセト等
病室でネット経由でラジオを聴くのが癖になった.
退院1週間の今朝,NHK ラジオ第1「マイあさ」の「著者からの手紙」には垣根涼介が登場.直木賞受賞作『極楽征夷大将軍』について語っていた.


この本を読んではいないのだが,彼のラジオでの発言は概ね
 文春オンライン『「やる気」も「才能」も要らない 足利尊氏に学ぶ「支えてもらうリーダー」のあり方とは』
に書いてあることと同じ.この記事の見出しには「 (尊氏の) あまりのだらしなさに驚愕」とか,「個の優秀さだけでは測れない「何か」が歴史の流れの中にはある」とか.

因みにAmazon のこの本の紹介は「やる気なし / 使命感なし / 執着なし / なぜこんな人間 (尊氏) が天下を獲れてしまったのか?」で始まっている.


この,耳から聞いた 足利尊氏像は,僕の中でマスコミ + SNS から醸成された岸田文雄像と一致してしまうのだった.いや,岸田には「執着」くらいはあるのかな ? 3月に福島であった「こども政策対話」では,中学生から首相を目指した理由を問われ,「日本で一番権限の大きい人なので」と答えている.
でもこの答えっぷりも能天気で,足利尊氏的ではある.


写真右はお見舞いにいただいたひまわり.

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イレウス日記 4

2023-08-05 10:35:03 | 病気
これで最後のつもりです.


8/4 退院後初外出は病院へ.
x 線撮影と血液検査の結果によれば,経過は良好.何事もなければイレウスに関してはこれで卒業.癌手術の執刀医であった医師の関心は癌の再発の可能性に移っているようだ.


痰が苦しいと言う後遺症については.外科医に言っても仕様がないので,午後から町のお医者さまへ.
退院証明書,今日の血液検査の結果に加え,拙ブログ : イレウス日記 0,1,2,3 をプリントアウトして持参した.女医さんが親身になって話を聞いてくださった.
痰については ムコソルバン L (気道潤滑去痰剤) と,小青龍湯なる漢方薬を処方してもらった.


9月中旬にジャズライブが予定されている...
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