Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

Mac OSX Tiger

2005-07-30 22:54:52 | エトセト等
2週間ほど前にTigerに入れ替えた.次第に不具合が現れ,それらがまた解決つつある.

Adobe Photoshop Elements 2.0 でファイルが開けないという問題があったが,OSを10.4.2にアップデートしたら直ってしまった.

富士ゼロックスのインクジェットプリンタJet Wind E40がだめ.富士ゼロックスのホムペでははっきりTigerに対応するつもりはないと宣言してある.あきらめかけたら,これもOSを10.4.2にアップデートしたら直った.

Cisco SystemsのVPNが動かなかったが,こちらはCiscoのソフトを4.6.04にバージョンアップしたら解決した.

MAX/MSP4.2はPace Interlockとかいうのをアップデートしたらスタートできたが,「MAX/MSP4.5じゃなきゃだめ」という宣告が出る.4.2でソフトを作り,無料のMAX/MSP4.5RunTimeで実行という状態.

豹から虎になって何が良くなったのか,今のところ実感できていない.
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古徳景子マリンバコンサート

2005-07-24 09:10:21 | エトセト等
7/23 広島県民文化センター.スエーデンの打楽器奏者ふたりに加えて,「戦後60年平和への願い」ということで,第2部の「オ願ヒ」には末国恭子(ソプラノ)が加わり,曲間には村上啓子による被爆体験の朗読も.最後に「折り鶴」を合唱させられたりして,かっての労音の雰囲気.

4本のマレットがすべて同じではなく,使い分けるとか,マレットを押さえつけるようにして音を出すとか,マレットの柄で音板のカドをたたくとか,音板を後ろから押す方向にたたくとか,見ているとおもしろい.

マリンバのリサイタル/コンサートでは奏者がMCをすることになっているらしい.他の楽器ではあまりないことだが,これは良いですね.そのMCのなかに平岡養一の名前が出てきた.ぼくが中学・高校あたりの頃にはテレビでよくみた.当時の木琴は3オクターブだったそうだが,小柄な人で,やたら飛び回ってたたきまくるのが売り(といったら失礼だろうか)だった.この平岡氏がアナウンサーに「飛び回るのが元気の秘訣です」といっていたのを覚えている.いまの楽器は5オクターブもあるので,身長2メートル以上の人以外は両手を広げてもマレットの両端が端から端まで届かない.演奏は重労働だが,美容と健康によろしいことも確か.
ちなみに,養一氏の甥?の平岡精二氏が日本のジャズヴァイブの草分けです.

この日の曲目はさとうきび畑,日本とスエーデンの民謡以外はご自身あるいは友人が彼女のために書いたオリジナル.スエーデン民謡の第1曲は今ではジャズのスタンダードとなっている Dear Old Stockholm でした.

古徳さんのホームページは
http://kotoku.hp.infoseek.co.jp/
です.写真がカバーに使われているCD「学」を買ってきたが,家のステレオではコンサートの迫力がまったくかんじられなかった.
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ミルト・ジャクソン

2005-07-22 09:40:11 | ジャズ
先週の日曜日は大学のジャズ研のコンサート.新入生のバンドのお付き合いをした.アドリフ初めてという人ばかりで,どうなることかと思ったが何とかなったのはおどろき.自分の経験でも,最初の一月くらいはえらく上達するものだ.ぼくの場合はそこで飽和してしまったようだ.

写真はMilt Jackson.ヴァイブをはじめるにあたってまずこの方のビデオを見たが,真似できたのは口の曲げ方だけであった.でもいくら腕があがっても,あんなふうにネバネバと弾くことは自分の性格的に不可能かもしれない.彼の演奏で洗礼を受けたため,Gary Burton以降の白人ヴァイビストのプレイはスカみたいに聞こえてしまう.

つくばでMJQを呼んだときに,畏れ多くもJackson氏に「ヴァイブをやりたいんですけど...」と質問した(それからぼくがほんとにヴァイブをはじめるまで10年以上かかってしまった).あまり自分からはしゃべらないようだったが,こちらはスポンサー側の立場だったせいか,丁寧に答えてくださった.

1) 腕は2本しかないのだからマレットは2本でよろしい.
2) 高い楽器を買わないと音で管楽器に負ける.

といわれたのが印象に残っている.1)については,バンドの中でソロしかやらなければ確かに2本でじゅうぶんだが,練習でピアニストがサボったときなどは,4本で弾けると便利かなと思う.2)については,今になってご忠告が身にしみている.
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アンデルセンの切り絵

2005-07-16 14:52:34 | お絵かき
ひろしま美術館でアンデルセン生誕200年展.子供づれが多くていつもの展覧会とちがうふんいき.彼のつくった切り絵がとても良い.ミュージアム・ショップで何種類かをモービルとして売っていた.ネットでも買える.ただし展示のメインは新旧絵本の原画らしかった.
彼の童話で最初に邦訳されたのは裸の王様だそうだ.明治人のアンデルセン像はブラックユーモア作家というところだろうか.
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「やばい」

2005-07-13 18:11:32 | エトセト等
NHKで「やばい」という言葉が最近では若い人の間で,良い意味で使われていると報道していた.

ぼくは7年前に関東地方の大人の職場から,広島大学の教師になった.学生が「ちょーやばい」あるいは「ちょーやべー」と言ったら,「とても凄い」と言いたいのだとは承知していたが,これは広島地方の方言(正確にいえば,地方限定の意味付け)と思っていた!! 全国放送で認識を新たにした次第.時間が経って(あるいは年代が隔たって)変化したのか,空間が隔たると変化するのか,区別できなかったわけ.

関係ないけど,「しるこ」と「ぜんざい」は東京と広島で(というより,名古屋を境に東西で?)定義が入れ替わる.あちこちの地方を転職するとたいていのことは受け入れるようになる.

だからどうだというつもりはありません.でも,コトバが乱れるなどと嘆くのは無駄なことではないでしょうか.
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新・世界の七不思議

2005-07-11 11:42:47 | 読書
鯨 統一郎著,創元推理文庫(2005).

本屋で見かけてもあまり買う気を起こさせないタイトルである.

著者のデビュー作,1998年の「邪馬台国はどこですか?」は面白かったが,その後乱発された長編,といっても「一休さん」と「森鴎外」しか読んでないのだが,この二作には正直言ってがっかり.でもこの七不思議は全然快調.
「邪馬台国」同様,舞台はバーのカウンターから一歩も出ない.登場人物もほとんど邪馬台国を踏襲して例の調子だが,カクテルとおつまみのレシピは前作より充実.今回は探偵役が七不思議(といっても「新」がつくのだが)について無知すなわち先入観がないので,安楽椅子探偵ものの色合いも.
都合の良いデータだけを採り上げて論理を構築するのはミステリの本質.学会発表にも応用可能かも.

著者も楽しんで書いているようだ.
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百円文庫

2005-07-02 20:10:02 | エトセト等
宮沢賢治「春と修羅」が100円ショップで100円だった.ダイソー文学シリーズの一冊.「スピーチや手紙に使ってみよう」というコラムがあって,例文が載っている.

ルナール「博物誌」新潮文庫が古本屋で100円.訳者の岸田国士はたしか岸田今日子のおとうさん.あとがきは昭和26年.

 蛇 
長すぎる.

などのいくつかは「葡萄畑の葡萄作り」-こちらは岩波文庫-と重複している.このようなへたな挿絵がたくさんと思ったら,ボナールによるものであった.

 
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reading

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