容子の部屋

日記を思いつくままに綴っていきます。

上海を舞台に裏で・・江沢民一族暗躍・・・

2007年12月21日 17時59分53秒 | 社会・問題国内・海外の問題

 

最近は中国での金融犯罪のニュースを聞いてもさほど驚かないのですが・・上海一の大富豪である周正毅・容疑者の上訴は多くの人の関心を呼んでいるとのことです。

と言うのは,そもそもこの事件は香港メディアによると、江沢民・前国家主席の息子が関与しているらしいと言われております。この事件は以前から噂になっており・・・真相を探っていた鄭恩寵・人権弁護士の所には多くの内部告発の存在が在るとの事です。

ですから・・この周・容疑者はある意味では被害者であり、黒幕は江沢民一族であるとの見方をこの鄭恩寵弁護士はしているようです・・・

この事件とは・・・中国の各地に多く起こっている都市計画に基づいて、古い家屋の強制移転をさせ、そこに近代的建築を建てるために・・・強権を用いて住民の立ち退きを強いられた上海市住民たちの不満があちこちで起きています。

この事を3年前直接行なったのが上海屈指の大富豪である周正毅・容疑者であり、それを告訴したのだそうです。しかし・・この問題の本当の当事者は、江沢民・前国家主席の長男・江綿恒氏であると・・・報じ続ております・・


                                  
                                  江沢民・前国家主席の長男・江綿恒氏

周・容疑者に法の裁きが下された事に・・・胡錦濤・政権もその事態の深刻さに気付いたためだと指摘しています。周・容疑者は実質上、江沢民一族の身代わりにされたとの見方を示しております。そのためにこの事件を公開にしたのだそうです・・・

この報道は10月23日と11月30日に、香港メディア「人権民運情報センター」に、この事件を報道しているそうです。

同報道では、周・容疑者が初めて逮捕される2003年5月26日の直前に、会ったのは江沢民氏の息子・江綿恒氏との事です。その時、この事件に関し、重要な内部極秘情報が江氏から伝えられたのだそうです。

また、同香港メディアの報道によると、「江綿恒氏と周・容疑者は、違法な手口で上海農信社(金融機関)から50億元の融資を受けたそうですが、それが全額が不良債権と綯ったため、上海市政府がその後この事業に出資して穴埋めした」との報道が在ります。
 
鄭恩寵・人権弁護士によると、上海市民から極秘に内部告発の資料が届けられ・・・中には、定年退職した体制内の元高官3人からも・・上海市政府の現職幹部が提供したものも含まれているそうです。全員が、江沢民氏の2人の息子がこの事件に関与を証言しているそうです。

この周・容疑者が市民に家屋の強制移転を強い、市中心部の土地8カ所を自己名義に収めた事件について、同弁護士は、江沢民・前国家主席が率いる「上海派閥」が黒幕と指摘しております。

実際に周・容疑者が得たのはそのうちの2カ所で、江沢民の2人の息子はそれぞれ経営する会社と、上海市政府の名義を借りて、計2カ所を懐に入れたと言われております。そのほかの土地も、上海派閥が分配したのだと証言しております。

 同弁護士は、「江沢民の2人の息子と周・容疑者は結託した犯罪グループであるとまで言っております。しかも・・・江沢民一族は金を借りるのに、当局の幹部であるため個人の名義では跡が残るのを恐れて、この大富豪である周・容疑者の個人の名義香港でいくらでも融資を受けるのだそうです。その後・・・一族に渡すのだそうです

そのため・・2003年5月26日夜、公安当局は上海一の大富豪の周・容疑者に対し、自宅監視の措置を取ってそうです。しかし・・・多くの人は、同容疑者を告訴した上海市市民グループと鄭・人権弁護士の努力はかっているようですが・・・同弁護士は、このように至った経緯について語っております。

それは・・・当時の周・容疑者が多くの金融機構から巨額の融資を受けようとしていた事に最高指導部に気付かれて・・・周・容疑者が逮捕されたそうです。

そのため・・翌年の2004年、胡錦濤・政権は中国銀行の副総裁を上海に派遣、融資を厳しく規制するよう命じたのだそうです。 香港の「前哨」誌の報道によると、現在判明しているだけで、周・容疑者は金融機構から計100億元(約1700億円)の融資を受けていたのだそうです。この 中国最大の汚職勢力と言われている江沢民一族を相手にして・・・、鄭・人権弁護士は恐れずに引き続き追究していく堅い意向を示して居るようです・・・

大紀元時報記事参考)


マカオの変貌で格差顕著・・・

2007年12月21日 13時27分27秒 | 社会・問題国内・海外の問題

 

           

             大三巴

マカオが中国の返還されて8周年だそうですが・・・ここもご他聞にもれず住民らの不満が高く、20日、民主化を掲げて初の本格的なデモが起きたそうです。参加者は民主派議員や労働組合などが呼びかけたデモには市民数千人が参加して、ここでも起きている深刻な汚職や社会格差への強い不満を背景にして、何厚華長官への不満がここの来て一気に吹き荒れているそうです・・・この何長官確かにカジノの売り上げを世界一に導くなど剛腕を発揮してきたのですが・・・

その一方で、公共の土地を食い物にし、官業癒着への批判や、経済優先の施策による、貧富の格差への不満まで多岐にわたってマカオ市民は不満を訴えております。

ここマカオは、ポルトガル植民地時代から市民が政府を公然と批判する事は殆ど無かった所だと聞いております。所が、今年5月のメーデーでは、不法労働者の流入阻止などを求める数千人が警官隊と衝突するなど、市民の不満が噴出し始めております・・・

 マカオでは11月、収賄罪などで起訴された政府の公共工事管轄部門のトップ、欧文龍被告(50)の公判が始まり、欧被告は、総額8億パタカ(約120億円)のわいろを受け取ったとの疑惑が在ります。

所がこの欧被告は公判で「大規模工事の決定権は上司にあった」と何長官の関与を示唆したそうです。 99年に初代長官に就任した何氏はカジノ改革を断行して外資を積極的に導入したのはいいのですが・・・それによって02年以降、年10~30%の経済成長を実現した結果・・・この急激な経済の急成長は思わぬ物価の高騰を生んで、住宅価格が4年で4倍に上がった地区も在るそうです。

そして、好況に沸く建設業は地元には恩恵を受けられず、賃金の安い中国本土出身の労働者に独占された事も不満を増したようです。「地元住民が恩恵を受けられず、たまった不満が社会の不安定要素になっている」とマカオ市民は訴えております。

他方・・香港でも「一国二制度」で先行する香港では03年の返還記念日に50万人の民主化要求デモが起き、董建華(トン・チエンホワ)長官辞任の引き金になった」との事です。

そのため・・・中国共産産党関係者の声は「マカオで同じ失敗では許されない。社会不満が高まるほど民主派勢力の力が増すだけに、北京の懸念は強い」と話しております・・・

              

               マカオ・タイパ大橋の夜景