ウイグル会議総裁にカーディル氏 息子2人に有罪判決 中国が報復
中国からのウイグル独立を掲げる国際組織「世界ウイグル会議」(WUC、本部・独ミュンヘン)は27日閉幕した総会で、米国在住の女性人権活動家で、今年のノーベル平和賞候補にもなったラビア・カーディル氏を総裁に選出した。
これに対し、中国の司法当局は、身柄拘束してきた中国在住の同氏の実子2人に実刑判決などを下す事実上の報復措置に出た。
在米の人権組織「ウイグル人権計画」(UHRP)などが明らかにした。カーディル氏は26日に全会一致で総裁選出された。
この直後の27日、中国・新疆ウイグル自治区の裁判所は「脱税罪」で逮捕、起訴されていた同氏の息子、アリム氏とカハル氏に、懲役7年、罰金50万元(約750万円)と罰金10万元(約150万円)の判決をそれぞれ言い渡した。
一方、今年5月から身柄拘束され、中国官憲による暴行が伝えられていたカーディル氏のもう1人の息子アブリキム氏は、同自治区内の拘留施設から26日、「治療が必要」との理由で保釈された。UHRPでは「健康状態などは不明」として、情報収集を急いでいる。
(産経新聞)
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ここにも中国の周辺自冶区の住民に対する、過酷な取締りの実態が明るみに出ております。
チベット住民にたいしてと何ら変わらず、そのような地区には漢民族を多く住まわせ、実質支配する事に対する不満に対して、高圧的に対処している実態を日本ではあまり報道しようとしません??
中国はウイグル独立を掲げる国際組織「世界ウイグル会議」(WUC、本部・独ミュンヘン)総会で、米国在住の女性人権活動家で、今年のノーベル平和賞候補にもなったラビア・カーディル氏を総裁に選出した事に対する、露骨な脅迫と思います・・・
カーディル氏は、UHRPを通じた声明で、「息子たちは無実だ。有罪判決も治療名目の保釈も、すべて私の総裁選出に関係している」と述べております。そして中国による人権侵害を激しく非難しました・・・
カーディル氏は、ウイグル人企業経営者として成功し、中国の国政諮問機関「全国政治協商会議」の委員まで務めたが、在職中に中国指導部を批判したことで投獄された経歴があるだけに、基本的に中国は漢民族で全中国を支配しようとしているんだ・・・と私は思います。
●容子の部屋別室を再会しました。よろしかったら覗いて見てください
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