容子の部屋

日記を思いつくままに綴っていきます。

カンブリア宮殿面白ニュース・・・

2006年12月30日 14時21分04秒 | 社会・問題国内・海外の問題

 

         ◎再生請負人が語る企業の赤信号

 ゲスト写真

再生請負人が語る企業の赤信号~あなたの会社は大丈夫か?~経営不振に陥った企業の立て直すため官民が協力して、2003年4月に発足した産業再生機構。

ダイエー、カネボウなど41の企業の再生に取り組み、来年春に解散する予定だ。 日経平均株価8000円台…日本経済どん底の2003年に、弁護士、再生請負人が語る企業の赤信号公認会計士、コンサルタント、金融マンなど“企業再生のプロたち”が産業再生機構に集まった。

オーナーの放漫経営、多角化の失敗、不動産投資の失敗など、様々な理由で破たん寸前だった企業・・・再生のプロが見てきた“破たん寸前”企業に見える赤信号を10項目にまとめ、会場の観客サラリーマン100人とともにチェックする。

小泉改革のもとで生まれた産業再生機構の果たした役割を検証する。

 

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私は最近のテレビで面白いと感じる番組の一つがこのカンブリア宮殿です。作家の村上龍氏アシスタント小池栄子氏が経済人をインタビューするのですが、常に百人の参加者を入れ、その人たちの意見も聞き入れ、カンブリアで取り上げるのは各企業の創業者・経営者の姿勢に感動するからです。

最初に取り上げた、再生請負人が語る企業の赤信号とは・・・当時の日経平均株価8000円台…日本経済どん底の2003年に、弁護士、再生請負人が語る企業の赤信号公認会計士、コンサルタント、金融マンなど“企業再生のプロたちが結集して、小泉改革のもとで生まれた産業再生機構によって厳しい調査がなされ、どうにか再生の機会を得た事は、幸いだったと思います。

かって、日本を代表する企業として盛んに創業者を含めて、紙上でも多く取り上げられた企業はオーナーの放漫経営、多角化の失敗、不動産投資の失敗など、様々な理由で破たん寸前だった企業・・・、としてこのダイエー、カネボウなど41の企業がお世話になり・・何とか将来に希望を見出した所で・・・来年春には解散するそうです・・・

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    ◎「成功の鍵は“ツキ”を導く行動にあり」
                             

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日本では無名だが、アメリカでは現在、イチローと並ぶ日本人有名人といえば、この破天荒な人生の末、19歳の時に裸一貫で渡米し、30年で「アメリカのソース王」となったのが吉田潤喜を上げる人とが人が多いそうです・・・

日本での生活はケンカざんまいで、熱中したのは空手のみのこの方が・・・・もちろん英語も話せないそんな吉田氏が、単身アメリカに渡りいきなりうまくいくわけがありません・・・

しかもお金もなく、もう栄養失調で死にそうになった経験も何度かあるそうです・・・無謀そのものですもの・・・しかもアメリカでは移民の国だけに人種差別が激しく喧嘩は日常茶飯事で、この方では子供の頃からの喧嘩野郎だっただけに負けん気は人一倍強かったようですが・・・

でも、そんな吉田氏を救ったのは忘れる事の出来ないお母さんがいつも作っていたソースの味でした。

空手道場を開いてはいましたが相変わらずの極貧生活を送っていた1981年のクリスマス・・・吉田氏は日頃お世話になっていた人にせめて何かプレゼントのお返しにと思い色々考えた結果、母の作ったソースの味が忘れられず最初は知人にプレゼントしたところ評判がいいので・・・

なけなしの金かき集めてでつくった吉田家秘伝の自家製ソース作ったのが成功の始まりで・・・今ではアメリカの食卓に並ぶ大ヒット商品となったとの事です・・・

「日本では1度失敗すると2度と無い。しかしアメリカはでる杭は打たれるがチャンスは何度も訪れる」を知る事になります・・・
 
その吉田氏がビジネスをしたことが無かった“空手バカ”が、どうやって18もの会社を経営、年商200億円の会長にまで上り詰めることが出来たのか・・・オーディエンスに起業を目指す若者100人を迎え、ビジネスで成功する為には何が必要なのかを吉田潤喜氏がその極意を語っております。

極貧の中で最後に考えたのは、母の味とは・・幸せは遠くにあるのではなく、足元に・・・1981年のクリスマスに、プレゼントのお返しになけなしの金でつくった吉田家秘伝の自家製ソース・・・それがキッカケで生産を開始したそうです・・・これを見て私は童話「チルチルミチル」の話を思い出しました。


    ◎公共事業入札改革の行方

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改革の地・長野で叫ぶ、「最大の悪は、官の体質だ!」

創業40年。社員数100人近くを抱えた長野でも屈指の測量事務所の創業者であり、業界のとりまとめ役でもあった人がどうして・・・地元業界を震撼させた元談合の仕切り屋、第一測量設計コンサルタント社長・近藤恒雄氏なのだから始末に悪い・・

しかし…02年2月、長野県の入札問題公聴会で「私は数百件の入札を担当、その中で談合がない入札は一件もなかった」と暴露するんだから・・・

以降近藤氏は談合からの決別を宣言し、それ以後、第一測量の売り上げは半分以下に落ちたそうです・・・行政が、指名競争入札から第一測量を「指名外し」した事は、疑う余地もない「談合離脱はけしからんという行政の思惑が働いた結果と近藤氏は言ってます。

談合問題最大の悪は、“天下り”に象徴される官の体質だ」建設官僚として公共事業畑30年・・「公共工事に市場原理はそぐわない!」と品確法を議員立法し、品質重視を訴え続けているようです・・・

希望社 社長 桑原耕司氏

山梨生まれ。高校卒業後、スーパーゼネコンの清水建設に28年勤めるが、生産者本位・不透明・競争回避の建設業界の仕組み(体質)に疑問を持ち辞職 (46歳)。
88年に退職金の460万円を元手に希望社を起こす。

民間工事での取組みを主としていたが、「公共工事を変えないと業界の体質は変わらない」と、02年頃から、公共工事への参入を決意。民間工事でのコストダウンに使われるCM(建設マネジメント)方式を、公共工事に持ち込み、全国から注目されているそうです・・・

社是「談合しない!」を掲げる岐阜のゼネコン。

「競争で業界に淘汰は不可欠!安さと品質は両立する!」と業界に革命を起こした人です・・・「公共事業を自由競争にしないと改善されないし、需要と供給のバランスが戸整わない。これを守ってたら建設業界は自滅してダメになる」がこの人のモットーで地方でこのように頑張っている人が評価される時代になって欲しいです・・・

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●私の「容子の部屋」にコメント下さった方、つたない記事にお付き合い頂き有難う御座います。心からお礼を申し上げます・・・

来年はもう少しましなものを書けるようになりたいと念じてます。

皆様来年は、より一層お仕事においても、ブログの方でもいい結果が出ますよう・・ご健康に留意なさいましてまた来年お目にかかる事を楽しみにしております。


 



 


安藤優子キャスター不倫愛貫く

2006年12月29日 07時49分22秒 | 国内政治

 

           

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 フジテレビ系「スーパーニュース」の安藤優子キャスター(48)が、同局報道局部長の堤康一さん(48)と再婚したことが26日、フジテレビから発表された。この日婚姻届を提出。

2人とも再婚同士で、挙式などの予定はないという。安藤さんは「この入籍を一つのけじめとして、これからもニュース報道に力を尽くしてまいりたいと心に誓っております」とコメント。今後も引き続き同番組のキャスターを務める。

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フジテレビの看板ニュースキャスターの安藤優子さんは私の好きなキャスターですが、再婚していた事をこの記事で知りました。テレビ局も芸能レポーターも大物には優しいですね・・

傷つかないで済んで良かったとは思いますが、ここでもまた、自分に甘く他人に厳しい姿勢がはっきり出ていておかしくなりました。

 安藤さんは89年に妻のいる大手広告代理店勤務の男性との不倫を乗り越えて結婚したそうですが93年に離婚したとの事・・                                 

堤さん(安藤さんのお相手)は「スーパーニュース」などを手掛けるプロデューサーで、2人は96年から交際が始まったとそうですが・・・当時堤さんには妻子がいたのだそうで・・・こんな場合は相当な芸能ネタになって大騒ぎしそうな関係が続いていたんですね・・・??

そのため、堤さんは奥様と離婚について協議を続け、最近、協議離婚が成立したんだそうです・・・ ヒヤヒヤものでしたね・・・・


 


佐田行革担当相が辞任、後任に渡辺喜美氏

2006年12月28日 14時39分18秒 | 国内政治

 

佐田玄一郎行政改革担当相(54)=衆院群馬1区=は27日夕、内閣府で記者会見し、自身の政治団体の政治資金収支報告書について「不適切な会計処理があった」と認め、引責辞任を表明した。

本間正明氏の辞任に続き今回の不祥事は、政権の受けたダメージは小さくない。民主党など野党は首相の任命責任を追及する構えで、与党内からも「下落傾向にある内閣支持率が、さらに低下するのではないか」(公明党幹部)との懸念が出ている。

安倍晋三首相は佐田氏の辞任を了承し、後任に渡辺喜美内閣府副大臣(54)=衆院栃木3区=の起用を決めた。渡辺 喜美

28日に発表、任命する。首相は年明けの通常国会の運営や夏の参院選への影響をにらんで早期決着を図ったが、政権の看板政策の一つである公務員制度改革も担当する佐田氏が在任3カ月で辞任したことは、大きな痛手となった。

(産経新聞)

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この所立て続けに安陪内閣が国民をがっかりさせる出来事が続き、今回もとても心配しておりました。安倍 晋三

でも安陪首相は、後任人事を迅速に決め発表した事は、良かったと思います。
今回問題を指摘された 佐田氏は会見で、「私の政治団体をめぐる報道で、国民に誤解と不信の念を抱かせたことに、心より深くおわびする」と陳謝し、「架空の事務所費、政治活動費などは一切ない」と強調したものの、別の政治団体の経費を付け替えていたことを認めたようです・・・

 問題となった佐田氏の政治団体「佐田玄一郎政治研究会」(今年11月に解散)は平成2年に発足し、賃貸契約のない都内のビルに事務所を置き、12年まで光熱費や事務所費など経費約7800万円を支出したとする政治資金収支報告書を国に提出していた事が発覚しての辞任だけに当然だと思います。

 官邸主導で政府税制調査会長に起用した本間正明氏が、公務員官舎への不適切な入居問題で21日に辞任したばかりとあって、政権の受けたダメージは大きく政権への不安を抱く人もいます・・・

民主党など野党は首相の任命責任を追及する構えで、与党内からも「下落傾向にある内閣支持率が、さらに低下するのではないか」(公明党幹部)との懸念が出ているのも事実だと思います。
 
新行革担当相の渡辺喜美氏は、。父は「ミッチー」の愛称で親しまれた故渡辺美智雄元副総理・外相。
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97年から98年にかけての金融危機の際には、銀行への公的資金投入を可能にする法案のとりまとめに活躍し、「政策新人類」として頭角を現した人であり、 自民党の加藤紘一元幹事長らが森内閣の不信任決議案に同調しようとした00年には、森首相に公然と退陣を要求しました。

また派閥体制を批判し、「渡辺派」の系譜に連なる江藤・亀井派(当時)を離れるなど、思い切った行動をとり、父親譲りの雰囲気を感じさせます。

 渡辺氏は塩崎官房長官、根本匠首相補佐官とは「四騎の会」をつくり、「日本経済起死回生トータルプラン」を01年に出版するなどもともと関係が近いとの事です・・

初当選から10年。父親譲りの歯にきぬ着せぬ物言いが、発信力に黄信号がともる安倍政権にあって活力剤になって欲しいものです・・・


 


押し寄せる中国人、「沿海州経済」を掌握・・・

2006年12月27日 14時53分58秒 | 社会・問題国内・海外の問題

 

 

         


ロシアのプーチン大統領は今月20日、中国人の極東ロシアへの進出ぶりに警戒感
を示し、政府に強力な対策を立案するよう促した。 ロシア沿海州のウスリスク市内にある極東ロシア最大の在来市場(敷地4万5000坪)を訪れたれた人は、現在、ここには卸売市場と中国市場があり、建物の上にはロシア国旗と五星紅旗(中国国旗)が並んで翻っていたといっております・・・



広場にはトラックが100台以上並び、ロシアの人夫らが物品を下ろしていた。市場内では、菓子商店、毛皮店、家電製品販売店に至るまで、商品はすべて中国製品が並び、中国人商人がそれを売っているんだそうです・・

 市場代表を務める高麗人(在ロ韓国人)3世のテン・アレクサンドラさん(56)は「2000店に上る商店すべてが中国人または中国人の委託を受けたロシア人が運営している。中国がわれわれを食べさせてくれているわけだ」と語った。

(朝鮮日報)

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最近の極東事情は大きな変化が起きているようです・・・ロシア沿海州のウスリスク市内にある極東ロシア最大の在来市場には中国市場があり、建物の上にはロシア国旗と五星紅旗(中国国旗)が並んで翻っていたとの事で、政府間の約束を成立しているのではないかと思います。だから堂々と商売をしている中国人が多くいるようです・・     

           

 また、ウスリスク近郊のクレモバではビニールハウスと養豚場が連なっており、これらはすべて中国人らが運営しているようです。北東アジア平和連帯のカン・ニコライ事務長は「以前はロシア人らも養豚場を経営していたが、中国人たちのせいですべて廃業してしまった」と語ったそうです・・・

その原因は 5年前、中国人らは豚肉を1キロ当たり30ルーブル(約1.2ドル、約135円)で販売して、当時ここでの価格は100ルーブル(約451円)を超え、当然人々は中国人から豚肉を買い、ロシア人の養豚場はだんだん消えていったとの事です。

しかし現在、価格は1キロ当たり120ルーブル(約542円)に戻り、市場を掌握した後、中国人らは値段を再び上げる手法に対しても、、ほかに手段がないロシア人らは中国人から豚肉を買うしかない状況との事で、この商売のやり方でロシア人たちは次々と養豚事業から閉鎖の追い込まれているようで、もはや中国人によって 下部経済が掌握されただけではなく様々な分野にこのような傾向が進んでいるようです。

          

また、黒竜江省の綏芬河市と沿海州のパグラニチヌイ市が接する国境地帯に設けられた33万坪の自由貿易地帯を通じ、中国は野菜・加工食品・衣類・電子製品を積んではるばる東シベリアまで物品を送ってくる。ロシアの木材を独占し、高級マンションも100棟単位で建て、分譲しているとの事で・・・これではまるで経済侵略でしかないと思います・・

東北工程の次は経済領土の拡大

 東北3省を本格的に開発し、東進してきた中国が、ロシア沿海州にまで進出し、、シベリア鉄道(TSR)でヨーロッパと結ばれている地理的利点とエネルギー資源に着目し、インド・アフリカに続く「経済領土」拡張に乗り出したとしかいいようがありません・・・

現在、 沿海州でビザを取得し、活動している中国人は25万人に上り、不法滞在者を加えれば沿海州全体の人口(650万人)の10%に上るものと推定され、・・・韓国人の人口は700人程度で沿海州の今年1月から9月までの外国人入国者数は26万人だそうですが、このうち中国人が68%を占めている。そうです・・・

したがって、昨年の沿海州における対外貿易(35億ドル、約4160億円)のうち、41%を中国が占めた。これは日本(33%)や韓国(18%)を大きく上回る規模で、外国人投資企業の数も、沿海州全体の1330社のうち、中国企業が573社(43%)を占めているとの事です・・・その他の国は米国109社、韓国91社、日本81社なそうです・・・

 大規模開発事業も独占

 各種大型開発事業も中国が独占しているとの報告です・・・東シベリアから沿海州に至る世界最長のパイプライン(4200キロ、年間8000万トン輸送)が、2012年の完成を目標として最近着工したと聞きました・・・ナホトカでは大規模石油化学団地の建設が進められており、サハリンでは08年から埋蔵量4840億立方メートルの天然ガスの生産が始められるとの事です。

 この巨大な沿海州の未来開発事業でも中国が進出基盤を固め、パイプライン工事への参加が確定し、年間2000万トンの原油を中国が受け取ることで合意したとの事です。また、サハリンの天然ガスも全量輸入すると公言しているそうですが・・・果たしてそう思惑通りに行くのかどうか知りません?? 

 人口激減、中国人の流入中央は極東の事を忘れた

ロシア極東部の港湾都市、ウラジオストクから車で北に約2時間、中国国境から約200キロの所にあるウスリスク市の中心部に、その中国人市場では、 入り口のゲートや駐車場、従業員の寮まで完備され、大規模店舗数軒のほか、トタン屋根のバラック店舗や露店数百軒が立ち並ぶ。家電や家具から洋服、日用雑貨まで何でもそろうとあって、「生活になくてはならない存在」と、ロシア人客には好評との事です・・・
     
      ウスリスクの中国人大市場。バックには中露
      両語の巨大看板も見える

 靴屋の男性店員(24)は「5年前に来た。靴は(中国東北部、黒竜江省の)綏芬河で生産されていて、こちらの注文に応じバスで運ばれてくる」と、ロシア語で言ってくれました。 中露政府間協定で団体旅行者に認められているビザなし越境を利用した「担ぎ屋」たちが、商品を持ち込んで来るようです・・・

                
このほかにも、ウラジオストクをはじめ極東全域では夏場、建設や農作業、森林伐採の現場に外国人がドッと入り込んでおり、多くは中国人のようです。

この外国人に比率は、 2006年は32万9300人(前年比11万5300人増)が全土に、1万6500人(同1500人増)が沿海州(州都・ウラジオストク)に送り込まれており、近年の実績をならしてみれば、中国人が約65%、北朝鮮人が15%を占めているとの事で、 ウラジオストク市対外経済委員会の議長、アンドレイ・シドロフ(44)は「われわれは労働力が大いに不足している。中国人や北朝鮮人が来るのはとても有益だ」と実情を吐露し、「彼らなくして極東の経済発展はない」とまで言い切ってます。

    
   アンドレイ・シドロフ(左)とビクトル・クリブリン

 中国人労働者を雇用する地元の大手、「極東建設」のビクトル・クリブリン(42)も「中国人はロシア人の2~3倍の働きぶりだ。ウオツカを飲まず、規律正しい」といっているそうです・・
 ソ連崩壊後の1990年代にロシアが中国との国境画定に乗り出したとき、極東部で声高に言われた「黄禍論」などすっかり影をひそめた形だそうで・・・、ロシアは現状を容認をいつまで続けるのか不思議です??

 中国などからの出稼ぎ労働を歓迎する背景に、全土で年間50万人に達する人口の激減が在るのだといわれます・・・ 体制も価値観も一変して社会が荒廃しきった90年代、精神的打撃からアルコール暴飲や麻薬使用に走る者が増えて、内臓疾患やエイズなどで死亡率が上昇する一方、社会保障制度の破綻(はたん)や経済危機で出生率も低下して・・・

とりわけ極東に極端な形で表れたのだそうです・・・シドロフ氏は「ソ連崩壊後、国家
は極東を忘れてしまった」と憤っております・・・・

        



  シドロフ氏によれば、ソ連も「植民政策」を引き継ぎ、北方・辺境地域に相当する同市の居住者には給与を3割程度上乗せしたり、年金も割り増したりして版図維持に努めたのだそうですが・・・90年代に、その特典が事実上廃止されるや人口は一気に中央へ流出、その流れが今も続いている・・・・そうで、今の中国人の流入をも黙認しているのかもしれません??   
 
 
 
 
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 かくしてロシア極東部の人口は約730万人、対する中国の東北3省は総計1億1000万人と、中国からロシアへの人口の“浸透圧”は強まっているようです・・・現地報道では、ビザなし越境した外国人はこの5年間で3倍も増えたそうです。

 不法滞在の温床とも指摘されるこの制度や、外国人労働者の受け入れ自体の是非も現地紙では論じられて入るそうですが・・・・それでも「多くの国で経験したことで問題はない」、実利を優先せざるを得ない事情が、今の極東ロシアにはあるとの事です ・・・・
 
私は以前からこの問題に関心を持っていました。ロシアの極東部は広大な面積の対し、ロシア人の人口が極端に少なく、自然環境も厳しいとなるとロシア系の人は欧州ロシア地区に住みたがり・・・ソビエト時代強制移住された人はなお更、ロシア時代ななって、この地を去りました・・・

そこへ国境を挟んで隣の中国は東北部だけでも1億以上の人口を抱え、その人たとはしざん環境もなんのその・・おまけに商売にかけてはロシア人には到底かなわないほど、知恵が回り、結束力もありこの調子では、実質的には中国人の町のような錯覚を抱かせるほど、大手をふって中国人たちはこのロシアの地で活躍してます・・・





 



 


平成18年第四回都議会定例会知事所信表明

2006年12月26日 10時20分13秒 | 国内政治

 

今回、石原都知事の平成18年第四回都議会定例会知事所信表明を読み、内容が充実していると感じ、特に私が感心した点を抜粋してそのまま載せたいと思います。

 
     都庁 オリンピックver.    自然と無機質の調和(何)

(世界を変える技術の力)

 今年で7回目を迎えたベンチャー技術大賞の授賞式が、去る10月に行われました。これまで数日を要していた食中毒菌の検出をわずか1時間で完了するという世界最速の装置が大賞を受賞したのをはじめ、創意と工夫にあふれた新技術の数々が紹介されました。

 いつの時代にあっても、革新的な技術こそが文明を動かす原動力であります。東京の中小企業が持つ底知れぬ力を改めて思い知らされるとともに、優れた技術が、日本ばかりでなく、世界をも変える大きな可能性を秘めていることを実感いたしました。

 来週からは、銀座を舞台に、ICタグなどを活用した「東京ユビキタス計画」の実証実験を開始いたします。東京には、こうした実用化を待つ高度な技術が数多く眠っておりまして、私たちは自らの力を冷静に見定め、可能性の種を見出し育てていかなければならないと思います。

(私たちが直面する危機の本質)  展望室風景写真(富士山・西方面)

 技術の進歩は、戦後60年以上にわたる平和を支え、私たちに物質的な豊かさをもたらしました。

しかしその一方、文明が高度に発達するのと反比例するかたちで、人間そのものが本質的に衰弱してしまったように思えてなりません。かつて司馬遼太郎氏が慨嘆していたとおり、多くの日本人は、ある種の観念を目の前の現実より現実的であると錯覚し、思考停止の状態に陥っているのであります。

 平和が当たり前と思い込み、眼前の危機を察知する能力までが鈍磨してしまっては、我が国や東アジアの平和と安定を脅かす様々な動きが生じている現状に対して、危機意識を喚起しようもありません。

 北朝鮮による同胞の誘拐・拉致に対しても、私たちはもっと強い関心を持つべきであります。拉致は決して過去の出来事ではなく、現在進行形の問題であり、都は今月中旬、都議会拉致議員連盟などと協力して、拉致被害に関する写真展を都庁舎において開催いたします。

 (日本とアジアの空を巡る政策の推進)  

                                 ishihara.jpg

 横田基地の軍民共用化は、私が知事に就任して以来、最大の懸案であります。この10月に設置された日米両政府による公式の検討組織での協議には、12か月以内に結論を出すよう明確な期限が仕切られており、共用化はいよいよ具体化の段階に入ったと考えております。

 先般、安倍首相と会談した際、安倍首相は、先月、ベトナムで行われた日米首脳会談の場で、ブッシュ大統領に新内閣もこれまでと同じスタンスで共用化に取り組んでいくことを明確に表明しました。引き続き日米両政府に強く働きかけ、地元の意向を反映させながら一日も早い実現を目指してまいります。

 アメリカの管理下にある横田空域については、かねてから都は全面返還を主張してきましたが、その一部返還が10月に決定されました。
今回の措置によって、飛行の安全性が高まり所要時間や燃料が節減されるほか、飛行経路の増加も可能となり、再拡張を進めている羽田空港の有用性が一層増すなど、日本全体に大きな便益がもたらされます。

   現在、アジア大都市ネットワークの場でも、中小型ジェット旅客機の共同開発を目指しておりまして、高度な技術を蓄積するアジア各国と日本がスクラムを組めば、旅客機をつくることなど容易いことであります。アジア人の手による旅客機がアジアの大空を飛び交うことで、アジアの一体感がますます醸成されるものと大いに期待しております

(首都に相応しい都市機能の拡充)

 日本経済の発展の大きな障壁になっておりまして、日本をけん引する首都圏の潜在力を引き出し、東京をさらに効率的で快適な都市とするには、三環状道路をはじめとする骨格的な幹線道路ネットワークの整備が急務であります。

 10年後のオリンピックに備え、首都圏を巡る幹線道路をモータリゼーションの時代に相応しい形で完成させる必要があり、なかでも中央環状線は、オリンピックを実現するための必要条件であります。先日着工した品川線については、平成25年度の完成を目指し、首都高速道路株式会社と分担して精力的に整備を進めてまいります。

 また、大深度地下方式への都市計画変更を進めている外環道については、国に対して早急に整備路線として明確に位置づけるように求め、早期の事業化を図ってまいります。さらに圏央道については、10年以内に全線開通させる決意で整備に取り組むよう国に強く働きかけ、一日も早い完成を目指してまいります。

 一国の首都は高い効率性を備えると同時に世界に誇れる美しい街並みや風格のある景観を有している必要があります。しかし、現在の東京の街には、屋外広告物が氾濫し、建物の色彩、形態に統一感がなく、視覚的な美しさに欠けると言わざるを得ません。

 オリンピック開催を目指す10年後を見据え、景観の面でも世界から賞賛される都市としていくには、行政だけではなく民間の力を結集する必要があります。そこで、先週、都市開発に携わる企業の方々に広く呼び掛け、懇談会を開催し、東京の魅力向上のため、共通認識を持って取り組むよう強く協力を求めました。 

 現在、都全域を対象とする景観計画の策定を進めておりまして、景観上重要な地域を指定し、建築物などの景観誘導と屋外広告物規制を一体的に行うなど、実効性のある対策を講じてまいります。同時に都自らも、センターコア・エリアにおいて電線の地中化を集中的に実施するとともに、地域と連携し上野恩賜公園のグランドデザインを検討するなど、東京に相応しい総合的な景観施策を展開してまいります。

  (日本をリードする産業の振興)

 先進的な技術による新産業の創出こそが、日本経済発展の原動力であります。日本の産業を支える東京の中小企業の技術革新なくして、我が国のさらなる発展はあり得ません。

 今後の成長が見込まれる環境、健康などの分野で新産業の芽を大きく育てていくため、こうした産業の核となる民間の技術開発に対して、研究費の助成や製品化への支援を集中的に実施するなど、「重点戦略プロジェクト」を展開し、中小企業を積極的に支援してまいります。

 産業技術研究センター内のナノテクノロジーセンターを中心に、企業、大学等と連携し、大気汚染の原因ともなる揮発性有機化合物を処理する先進的な浄化技術の開発に取り組み、環境問題の解決と新たな環境ビジネスの創出を目指してまいります。

  (温暖化対策の新たな展開)

 先般、ロンドン市長から、温暖化対策に先進的に取り組む世界の都市が集まる「大都市気候変動先導グループ」への参加要請がありました。地球温暖化を阻止するには大都市の役割が極めて重要であり、都は、志を同じくする諸都市の輪に加わることに決定いたしました。

 今後、世界に先駆けて「CO2半減都市モデル」の実現を目指し、都政のあらゆる分野で先鋭的な排出削減に取り組むとともに、民間企業や都民を巻き込んだ取組みを展開してまいります。

 来年度は、その第一歩として、中小規模の事業者の積極的な省エネ対策を促すため、業種業態別の実証実験を行うほか、IT技術を活用した渋滞回避策の検討や都営バスでのバイオディーゼル燃料の効果実証など、自動車のCO2削減対策にも力を注いでまいります。また、ヒートアイランド対策では、保水性舗装や屋上・壁面緑化、校庭の芝生化など、有効な対策を集中的に実施してまいります。

(芸術文化の一層の振興)

 先日、「トーキョーワンダーサイト青山」を旧国連大学の施設を活用して開館いたしました。アート、デザイン、音楽など幅広いジャンルの新進気鋭のアーティストが国内外から集まる、かつてのパリのモンパルナスのような拠点として、さらには東京の現代美術の迎賓館として、若手芸術家の育成に取り組んでいきたいと思います。

 今後、東京の芸術文化を一層振興していくため、外部の専門家等で構成する「東京芸術文化評議会」を設置いたします。評議会を東京の芸術振興の頭脳部と位置づけ、そこから得られる独創的で斬新な提言をもとに、東京の文化的な魅力のさらなる向上を目指してまいります。 

  来年2月には、いよいよ第一回東京マラソンが開催されます。現在、1万人規模のボランティアを募集しており、都民と参加者が一体となって、アジア最大規模の東京大マラソン祭りを盛り上げてまいりたいと思います。

 さらに、スポーツ振興を推進する体制を強化するため、来春、スポーツを専管する組織を設置するとともに、平成25年に開催する東京国体について、多摩・島しょ地域の振興と連動して準備を進めてまいります。また、旧秋川高校の跡地も活用し、トップアスリート養成のための中高一貫校を創設したいと考えております。

 ◎ また、本年5月に民事再生手続きを申し立てた臨海三セク3社について、このたび東京地方裁判所を通じて再生計画案が示されました。都としてもこの計画案の成立に協力するため、債権放棄の案件等を提出いたしました。これにより、バブルのつけであった永年の借金が解消されることとなり、今後、3社を合併の上、来年1月に設立する「株式会社東京臨海ホールディングス」の傘下に収め、引き続き臨海地域のさらなる発展に取り組んでまいります。

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最近石原都知事に対するバッシングが報道されておりますが・・・今日はその事については書きません。ただ石原氏の十八年度の東京都の将来像について述べられた中で、(世界を変える技術の力)、(私たちが直面する危機の本質)、(首都に相応しい都市機能の拡充)、 (日本をリードする産業の振興)、(芸術文化の一層の振興)等についての石原氏の見識の高さに感銘を受けました・・・

私はやはりこれだけの見識と実行力にとんだ都知事は個人的欠点が在ったとしても政治家・石原氏を断然支持します・・・

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安陪首相・・・ご再考を・・・

2006年12月25日 14時28分48秒 | 国内政治

 

 

         「2006年報道写真展」を見学、展示された自身の写真を見る安倍首相=24日午前、東京・日本橋の三越本店

安倍晋三首相は24日、都内の百貨店で開催中の「2006年報道写真展」を見学、トリノ五輪のフィギュアスケート金メダリスト荒川静香さんが得意のイナバウアーを決めた写真に「こんなに体が軟らかいんですね」と感嘆の声を上げた。

 首相就任直前の9月の大相撲秋場所で、優勝した朝青龍に官房長官として内閣総理大臣杯を渡した際の自身の写真を目の当たりにすると「ずいぶん前のことのように感じますね」。記者団から「当時の緊張感を思い出すか」と聞かれ、「今も毎日緊張しています」と返した。

 これに続き首相は都内の画廊を訪れ、あしなが育英会主催の「世界の遺児が心をのぞかせた絵」の展覧会も見て回った。

(産経新聞・民俗学者・大月隆寛氏記事の参考

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この日は安陪首相にとって、日頃の激務から開放された楽しいひと時だったのではないでしょうか?・・でもこの際、もう一度ご再考して欲しいことが在ります・・・

首相就任時は支持率70%以上もあり、ポスト小泉としていい船出でと思っていたのですが、最近は50%をきるほどその変化が激しく、この所聞かれる言葉に「安陪首相の顔が見えない」という事です。

特に自民党離脱組の復党を決めた事、その他色々ありますが・・・、 ある意味 世論はまた古い自民党政治が復活するのではないか??・・・との危惧がそのような結果に現れたのだと思います。つまり今の所、「復党問題には」ダメ・・・、というのが世論の大勢で、道路族の利権の源泉である道路特定財源の問題も同様の事が心配されるからです・・・

それらは、安倍内閣に対する支持も、小泉内閣への信頼感が土台になっていることの証明だったわけですが・・・、それを無視するように「復党」をゴリ押しした印象が強くあります・・・

自民党の中には、道路利権を死守しようとする昔ながらの体質のままの人たちが、いまの自民党の中におおっぴらに巣くっていることを・・・国民は良く知っております。安倍総理がそのような体質に迎合した事に対する・・・がっかり感の結果が支持率低下に繋がっていると思います・・・

 小泉前首相は稀代の喧嘩上手で・・・「自民党をぶっこわす」と言い、確かにその通り、古い保守自民党の構造を容赦なく壊し、少なくともそれまで誰もやれなかったことをやったと思うます。

なにせ野中氏も亀井氏もいはゆる・チャイナスクールといわれた人達の一部も、そして道路族も郵政族も軒並み失脚の憂き目をみ、ないしは権威失墜させていまいしまいました。

この事はそう多く評価されてませんが・・・「戦後」の構造の下でのそれら「売国」沙汰をあぶり出した功績ははかりしれない功績だという人も多くおります・・・

確かに自民党といえば従来は、「オヤジ」政党、「地方」の既得権益に固執して腐ってゆく古い自民党をイメージし、それへの拒否感が長い事、若者が政治への無関心感を与えてきたように思います・・・

このような自民党政治への不信感は、拉致問題に憤り、改憲になびくいまどきの「右傾化」の表層の下に、相当根深く募っていると思います・・・真に味方につけるべきは安倍総理、その不信感を持ちつつでも自民党の真に再生を願っている人々だと思うのですが・・・

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「6カ国」失敗 威信損なった中国、戦略見直しへ

2006年12月24日 11時11分17秒 | 国際政治

  

      
                          

6カ国協議が北朝鮮の「討議拒否」により、何の進展もなく休会したことは、中国の外交的失敗を意味し、その威信は大きく損なわれた。核問題の平和的解決を目指す6カ国協議は大きな壁にぶつかり、議長国として協議を率いてきた中国は、基本戦略の見直しを迫られようとしている。 

 2002年秋に「核疑惑」が発覚して以来、北朝鮮は、食糧、エネルギーなどの支援を受ける中国のカオを立てる形で、03年4月の米中朝協議を経て同8月から6カ国協議に応じてきたが、その間、核開発に全力を投じてきたとされる。

 これに対し、中国の専門家や当局者の間には懸念の声が早くからあったものの、中国政府は当初から平和解決を主張、関係国も同調した。北朝鮮は6カ国協議を核開発の時間稼ぎに利用したばかりか、しばしば出席拒否姿勢を示して主導権を握ってきた。       

  中国は北朝鮮の核実験直後、唐家国務委員ら3人の党中央委員を北朝鮮に派遣、協議復帰を説得。米国の金融制裁解除を要求する北朝鮮の意を受け、10月下旬には米朝直接対話を設営、北朝鮮の協議復帰の同意を取った。

(産経新聞)

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          中国の国務委員主催の歓迎会に臨む6カ国協議の各国代表=25日午後5時5分、北京の釣魚台迎賓館で、代表撮影

中国が主催国で1年1ヶ月振りに開かれた六ヶ国協議も、北朝鮮の「討議拒否」により、何の進展もなく休会し、参加各国が戦略の見直しに迫られるという各国の対し・・・北朝鮮の金次官は、北京で5日間にわたって開かれた6カ国協議が合意点を見出せず物別れに終わったことを受け、核実験再実施の可能性が排除できないことを示唆していつもの恫喝外交を当分行うものと思われます・・・
 
 しかし、中国は当面、6カ国協議による平和解決路線は変えないと見ていますが・・・東アジア戦略で北朝鮮への影響力保持が重要なためか、北朝鮮が制裁解除に失敗し、いつまでもこのような状態を継続できるとは思われません・・・まして北朝鮮が核の再実験に踏みきれば、状況は一変すると思われます・・・ 

    写真

この局面打開に各国は、いつまでも北朝鮮の金融制裁解除を先に米国に迫り、しかも次なる核実験をちらつかせ、さも核保有国の如き態度に対し、主催国の中国は結果において、米・北会談を六ヶ国の中に設けたに過ぎず、問題の解決への危機感はあまり感じられません・・・

現に中国国内では国連で禁止されたぜいたく品もあちこちで堂々と売られ、今でも韓国と共に援助物資を送り・・・これに米・日が振り回されているようで・・・ナサケナイと思います。

米・日両国はこの状況を打開する為には、中国に対して厳しい圧力も必要と思うのですが・・・
この会談を外野から見ていると、中国がこの会談を本気で取り組んでいるとは思えません・・・核兵器のみをもっていても国内の貧困はこの国の体力をどんどん削ぎ、
中国への依存度をましているのに・・・それに対して効果的な対策を採れないのは・・・米国・日本にも多きな責任があると思います。   

                  

    

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先進技術が日常生活にも・・・

2006年12月23日 16時10分36秒 | その他

 

その1      今年は清掃ロボットが大賞 経産省

 

          「今年のロボット」大賞を受賞した富士重工業と住友商事のビル清掃ロボット。中央は甘利経産相=21日午後、東京都港区
         今年のロボット」大賞を受賞した富士重工業
              と住友商事のビル清掃ロボット。

     

  産業分野などで活躍した革新的なロボットに贈られる「今年のロボット」大賞が21日、経済産業省から発表され、富士重工と住友商事が共同開発した清掃ロボットが大賞に選ばれた。

 オフィスビル内を走行して廊下などを清掃。自分でエレベーターに乗り込み、各階に移動して自動的に掃除する。東京・六本木ヒルズなど約10棟で稼働中で、世の中に役立つサービスロボットの先駆けとして評価された。

 また、側転や逆立ちができる近藤科学(東京)の二足歩行ロボットが中小企業特別賞、セコムの障害者向け食事支援ロボットが審査委員特別賞をそれぞれ受賞した。

 ロボット大賞はロボット産業の振興を目的に今年度から創設、152件の応募があった。このほか“癒し系”として話題になった産業技術総合研究所などのアザラシ型ロボット「パロ」など7件が優秀賞に選ばれた。

(産経新聞)

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今年のボロット大賞に「お掃除ボロット」が選ばれたそうですが、いかにも日本らしい製品が生まれたものだと感心しました。しかもこのボロット自身でエレベーターに乗り込むそうで、今後益々人口減が予測され、しかも高層ビルが建設が次々と建っている都市では、夜間労働にはこのようなロボットが活躍する時代になるのかも知れません・・・

そのほか介護ロボットの需要が障害者向け食事支援ロボットが審査委員特別賞を受賞したそうです。この分野も色々なボロットが介護を手助けしてくれ、家族はロボットと協力し合って介護に当たれば、負担の大分減るでしょうし、この分野は最も家族の負担が多い分野だけに,ボロットの活躍を望んでいると思います・・・

その他、 “癒し系”として話題になった産業技術総合研究所などのアザラシ型ロボット「パロ」など7件が優秀賞に選ばれたようですが、アザラシなんか私も欲しいと思いました・・・

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その2     任天堂「Wii、日・米・欧の気象情報を提供

Wii は、ニュースやショッピングなど様々なチャンネルを、内蔵ソフトを使って見ることができる「Wiiチャンネル」を搭載。お天気チャンネルはその中で提供されるコンテンツの一つで、Wii が販売されている日本・米国・欧州の3地域における詳細な天気予報を伝えるもの。

お天気チャンネルでは、自分の住むエリアだけでなく世界各地の天気情報をチェックすることができる。当日・翌日・週間それぞれの天気、最高気温、最低気温や、3時間ごとの降水確率も表示される。

東京都港区やカリフォルニア州ロサンゼルスなど、基準となるエリアを市区町村単位で登録しておけば、Wii の電源を立ち上げるたびに自分の住むエリアの最新気象情報を確認できるそうです・・・

さらに、同チャンネル内の「くらしの天気」のコーナーでは、日本限定で各地域の洗濯指数、花粉指数、紫外線指数など、日常生活に関わる情報なども提供されるとの事です。

世界の天気では、Wii 独自のリモコンを使い、実物の「地球儀」を回すような感覚で世界中の天気予報を見ることができるなど、エンターテインメント性も兼ね備えているといってます。

(産経新聞)

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任天堂が日・米・欧の気象情報を提供に乗り出したようです。これなどは世界の農産物等の情報を即座に入手出来、経済活動分野でも株価の変動に即応でき、需要が見込めるのではないかしら・・・

さらに、お天気チャンネルでは、自分の住むエリアだけでなく世界各地の天気情報をチェックすることができるそうです・・・当日・翌日・週間それぞれの天気、最高気温、最低気温や、3時間ごとの降水確率も表示されるとの事で活用次第では多くなチャンスを手に入れることが出来るかも知れません・・・

また、海外旅行先の情報もより詳しく知ることが出来ましょうし・・・これももっと実用化が一般化される事を望みます・・・ 

      
           地球上の世界の天気


   
   


首相官邸主導 また不発 ・・・・

2006年12月22日 12時50分42秒 | 国内政治

 

           本間正明氏が入居していた公務員宿舎(東京都渋谷区神宮前)。問題の発覚を受け本間氏はすでに退去している

やることなすこと、すべてが裏目に出る-というのが現在の首相官邸ではなかろうか。タウンミーティングの「やらせ問題」に続く本間正明氏の政府税制調査会会長の辞任で、政権のダメージコントロール(危機管理)が機能不全であることがまたしても露呈した。

        安倍 晋三                honma.jpg

「親しい女性と公務員宿舎に同居していた」と報じられた本間氏の非常識な行為になぜもっと的確に反応できなかったのか。経済成長重視か、財政再建かをめぐる首相官邸と財務省の路線対立も無関係ではなさそうだ。

 「政権に迷惑をかけて申し訳ない。総理には大変感謝している」

 問題発覚後、身を潜めていた本間氏から首相公邸にいた安倍晋三首相に辞任を伝える電話が入ったのは21日午前9時ごろ。辞意は固く、「職責を果たすべきだ」と擁護してきた首相もさすがに、これを了承したようだ。

(産経新聞)

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安陪内閣の官邸主導にこのところミス続きで、支持率低下に拍車がかかりそうで心配です・・・

特に 与党から辞任要求が強かった事も安陪政権には手痛い事でしょうし・・・来秋以降、消費税率引き上げなど税制改正論議をこの本間氏に任せてその下地を官邸主導でやろうとした首相の判断があった。と思われます・・・

塩崎恭久官房長官は「政府税調改革は官邸主導でやるという考え方に寸分の変更はない」と税制論議への影響を否定しておりますが・・・財務省側からの圧力は今後強くなるのではないでしょうか??

 首相サイドは本間氏について、道義的なけじめを求める庶民感覚とはかけ離れた読み違えがあったようで、官邸サイドが擁護にこだわったのは、本間氏が安倍政権にとって、成長戦略のシンボル的存在だったためで、それだけに外部からの批判を受けそうです・・・

もともと、会長ポスト人事では財務省が、同省寄りで増税志向が強かった石弘光前会長の続投を求めていたのに対し、それを嫌った首相や塩崎長官ら「官邸チーム」が、法人税減税を唱える本間氏を押し込んだ経緯があるだけに、財務省との路線の対立が、公務員宿舎が財務省所管であった事から・・・

官邸には早くから「財務省リーク説」が流れて同省への不信感を募らせていたことも、官邸の対応をにぶらせたとの説もありますが・・・いずれにしてもタウンミーテーグのヤラセ問題に続き、この様な問題は国民の支持に大きく左右するだけに、安陪内閣にとっては大きな失点であると思います・・・ 

 批判の矛先は企業減税に積極的な財務相にも向けられ、省内では「次のターゲットは尾身(幸次財務相)さん」と官僚の分をこえた会話すら飛び交っている・・・という物騒なことを言う人もいるほどで・・・

 「本間氏を守るも切るも地獄」(首相周辺)の姿勢が傷口を広げた安倍内閣。結局、「無理に辞めさせるのではなく、一身上の都合」という形で幕を引きました。

 安倍首相は21日夕、本間氏の辞任について首相官邸で記者団に「一つずつ政策を着実に実施していくことで信頼回復していきたい」と述べております・・

小泉後継政権として誕生した安陪政権は、 郵政造反組の復党や道路特定財源の一般財源化問題で、国民の目に改革後退の印象を与えた安倍政権にとって本間氏辞任は弱り目にたたり目の印象を与え、野党からは首相の任命責任を問う声が出ており、年明け以降も厳しい政権運営が続きそうです・・・


 

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青島幸男氏死去・・・

2006年12月21日 22時01分19秒 | 国内政治

死去前夜、長女に「ビールでも飲もうか」 青島幸男さん(朝日新聞) - goo ニュース

 

 「努力しても無理矢理にでも軽く生きなくちゃいけない」。20日死去した青島幸男さんは、遺作になった新著をそう結んだ。お茶の間をにぎわせ、東京都政も担った74年の生涯。ツッコミを入れられる側に回った議会答弁より、はまり役の「意地悪ばあさん」で人をおちょくる姿が似合う人だった。

 亡くなる前日の19日夜。青島さんは入院先の病院で長女の美幸さんと楽しく話した後、「ビールでも飲もうか」と言った。「明日買って来るね」と答えると、いつになく優しい顔でうなずき、そのまま眠りについた。翌朝、容体が急変した。

(朝日新聞)

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   マルチタレント、参院議員、東京都知事として活躍した青島幸男(中央)氏が20日午前9時半、骨髄異形成症候群のため東京都内の病院で死去した。74歳だった(時事通信社)

今日のニュース報道は青島氏、岸田今日子氏の死去の事が多くテレビでも放送されていました・・・都知事のころは「とても苦悩していた」と、娘の美幸さんは言ってますが・・・・その点だけは選択を間違えたのかも知れません・・?

だから都政策報道室計画部長だった青山・明治大大学院教授(63)は、あるとき知事室にレクチャーに行ったら青島さんが自分で植木に水をやっていたのを、思い出す・・といってますが、「長屋のご隠居のような人」で、場違いの世界でさぞや戸惑ったことでしょうね・・

でも、目玉の公約は「都市博の中止」だけは実行しましたが、それ以降は一切を都庁職員たちに任せ、余計な口出しをする事もなく・・・「羽田空港国際化」「都心の活性化」。都政の大転換となる内容を入れたが、青島さんは一切異論を唱えなかったそうです・・この辺も潔い青島さんらしく、次期も出馬していれば当選したであろうのに・・青島さんは己の分をわきまえ1期だけで辞任しました。

青島さんのように多彩な才能をもっていた方が、元来政治の世界だけはまったく不向きだったと思います・・・しかしそれ以外は、作家、コント作家、作詞家、画家等々いくつもの顔をいとも簡単にこなして今うしまう才能豊かなこの方がもっと外野でその才能を進化させたら・・・と思うと本当におしい思いがいたします。

「努力しても無理矢理にでも軽く生きなくちゃいけない」を信条にしてきた青島さんの生涯を、心からの敬意を込めて・・・ 有難う御座いますといいたいです。

そして、あの世とやらでも・・・青島さんらしく軽妙洒脱の延長線を続けて、死者たちにも愉快な新人が来たなぁ・・・と大歓迎される事でしょうね・・ご冥福をお祈りいたします・・・