容子の部屋

日記を思いつくままに綴っていきます。

依然・・影響力がある、鈴木宗男氏・・・

2007年12月19日 09時18分31秒 | 国内政治

 

           鈴木 宗男

 福田内閣の支持率は依然として下げ止まりの状態に在る中で、いま北の大地に注目が注がれています。と言うのは2年前の小泉旋風ですら津軽海峡は越えられなかった・・・と言われるほどこの地で一人元気なのは・・・あの鈴木宗男氏の存在が、自民、民主両党にとって気になる存在のようです。

と言いますのは・・・「新党大地は前回衆院選の比例北海道ブロックで、公明党を上回る四十三万票をたたき出し一議席を獲得、公判中の身ながら鈴木氏が政界復帰を果たしました。これを単純に計算すると、一選挙区当たり四万票弱にもなるらしいのです。

この『ムネオ票』の行くへにいま活ずを飲んで・・果して民主に回るか?自民に行くかで、当落がひっくり返る選挙区が少なくないとの読みが国会周辺で語られているそうです・・・
そこで、この地域政党「新党大地」代表の鈴木宗男衆院議員の動きが注目されるのだそうです。同氏は最近自民党が急接近し、「次はうちと選挙協力してもらえないか」と猛アタックをかけているようで・・・民主党は前回の事もあり・・今回も協力関係を保ちたい・・・としてその綱引きが展開されているようです。

そこでこの宗男氏抱き込み工作の先頭に立つのは伊吹文明幹事長とか・・「ムネさんには私から話をした方がいい」と、選挙対策を取り仕切る古賀誠選対委員長を制して、自ら買って出たそうです。

大蔵官僚出身の伊吹氏と議員秘書出身のたたき上げ・ムネオ氏は以前から所属派閥も別、経歴も対照的な二人のようですが・・ウマが合うらしく、鈴木氏が自民党を離党するまで派閥横断の勉強会「構造改革研究会」を二人活躍していたそうです。

当時、同研究会には各派の中堅、若手が最盛期で七十人近く参加していたようで、当時のメンバーの一人は「独自に資金集めパーティーを開き、我々にも小遣いをくれた派閥のような勉強会だった。ムネさんは『伊吹さんを総理にしたい』と言っていたぐらい二人は気があったのでしょう・・・


その伊吹氏は十月二十日に札幌で鈴木氏と会談してますし・・正式に選挙協力を要請をしているそうです。そして、最近は森喜朗元首相や古賀氏らも関係強化に一役買っているもようで、鈴木氏は夜の宴席の誘いが相次ぐ大もて状態だとか・・・・

一方、民主党でも小沢一郎代表が「俺に任せろ」と言ってこの鈴木氏との繋ぎ止めに自ら乗り出したようで、果してこの結果は??どう出るのかしら??

              波