今日のニュースでも自民党の今回の参院選の惨敗による悲喜こもごもの映像の中でも片山参院議員会長の18年も住みなれた部屋を大急ぎでかたずけているのを見ると、自民党員の不安が私にも解るような不気味さを感じます。
その中で一番腹立たしく思ったのは、 赤城農水相の能面のように顔をして、原稿を棒読みしておりました。しかも大臣を引き続き続行するそうです・・ハラガタツ・・辞職してください・・・
一方今回の選挙で躍進した民主党は、31日午前、党本部で小沢代表も出席し役員会と常任幹事会を開き、参院選を総括するとともに、次期衆院選の準備を急ぐ方針を確認したそうです。
常任幹事会で小沢氏は「本当の勝負はこれからだ。国会を通じて政権交代に向かってやっていきたい」と強調し、秋以降の国会で参院を戦いの場としながら、最終目標に向け頑張りたい」と述べ、政権交代を目指して安倍政権と対決する考えを鮮明に表明しました・・・・
安倍首相の対応について「過半数を失っても内閣を存続するという非常識なことをまかり通らせようとしている」と批判したようです。しかしこれは過激だと思います。衆議院選ではないのですから・・・
また、秋の国会で政府は最大の法案と位置付けているインド洋への自衛隊派遣を延長するテロ対策特別措置法改正案について「以前反対したのに今度賛成というわけがない」と述べ、反対する考えを示したようで、ここでも政府が日米外交問題ですんなりいきそうもありません・・・・
民主党の中で最も功績のあったのは、長妻昭議員だと思います。今回の選挙で国民が最も関心を持った社保庁のズサンな業務により多くの人が関係する年金問題を取り上げ、それが毎日の報道で伝わると自民党に対する拒否反応は瞬く間に広がり・・・そこえ政府閣僚の数人の問題発言や故松岡、赤城農水相の不明瞭な会計処理等がニュースをにぎわし、結果今回の惨敗です・・・
折角日本経済が回復しつつ在るのに、今度は政治が足を引っ張って日本を不安定な状態にするのでしょうか??