ドイツ・ハンブルグ人類学博物館でとんだヘマをやってしまったようです。と言うのは11月からの展示物は、中国の兵馬俑だったようですが・・・この中に8点もの作品が偽物だったそうで・・・責任者はその事実を認めたそうです。
偽物と判明した兵馬俑はライプチヒドイツ中国文化芸術(CCAC)が出展した物だったようです。CCAC側は「博物館には本物は出展できないと説明してある」とコメントしたそうですが・・・これらの偽物の兵馬俑は中国の公共部門や貿易会社から手に入れた物だったとの事でした。
今回の展示会には約1万人が来館したそうですが・・・この事実が報道されると、騒ぎが大きくなり、同博物館は展示会を打ち切りにし・・・入場料の返還を始めたそうです。
同博物館の責任者は「15年間に渡って館長を務めてきたが、大きな過ちを犯してしまった」と陳謝したとの事です・・・
中国側もこの事態に怒り、兵馬俑を管理する陝西省文物局は「これは非常に悪質な詐欺行為で、我々の権利も侵害された」として裁判を起こす方針とか・・・
私は、最初中国側が偽物を貸し出したのか??と思っていましたが、今回はドイツ側のミスで、特にこの兵馬俑は日本でも展示会がありましたが、大変関心があるだけに、日頃中国からの物が偽物が多いだけに・・・今回はドイツ側のミスだから謝罪するのは仕方がないですね・・・