最近世界は大きな変革を求めているかのような大ニュースが欧米諸国、アジア諸国からも流れています。
豪は長い事欧米諸国家の一員とみなされていたように思います。しかし最近はアジア諸国家との交流が緊密になっているようです。そのオーストラリアにとって今回の潜水艦選定は重要な国家戦略であり、ドイツ、フランス、日本等の船艇がその対象ですが、ドイツ、フランス等は実績でもその性能は素晴らしい事が証明されています。そのてんで日本の潜水艦がどう評価されるのか…結果を期待したいものです。
現在欧州では、難民問題から生じた混乱がEUの継続問題へどう影響されるのかも心配です。また欧州にとって難問はロシアの野心的な思惑を持った最近の行動です。翻ってアジアもまた、中国の世界戦略がアジア各国に大きな恐怖を与えているようです。世界はその中国の荒々しい最近の行動に対して厳しい評価の声が聞こえてきます。
日本国は勿論はアジア人であり、そして世界人である自覚は当然持っていると思いますが・・その世界国家としての責務を果たす責任は当然求められており、安倍内閣はそれらの責任を果そうと行動していると思うのですが…でも最近の騒々しさは一体なぜ…
> 日本の潜水艦がどう評価されるのか…結果を期待したいものです。
商談は破談となりましたが、私は歓迎しています。
潜水艦の性能は、発見されない静音性能と、潜航時間の長さで評価されますが、静音性能では日本の「そうりゅう型」潜水艦は群を抜いて世界の羨望の的とされていますね。
その技術が国外に流出することが危惧され、豪州から引き合いがあった時には、親中政権がそこそこの頻度で出現する豪州への輸出に反対する声は大きかったと認識していました。
それを、アボット首相(当時)と、安倍首相との親密な関係から、安倍首相の裁定で引き合いに応じたのですね。
その後、媚中の現政権に交代し、競合見積もりの結果フランスに決まりました。
「そうりゅう型」配備が脅威になる中国の豪州への強い圧力が、選定原因のひとつとされていますね。
日本国内世論の反対を押し切って、安倍首相が決断された商談でしたが、豪の政権が交代や、仏独との競合見積もりとなった時点で降りてよかったはなしだったと考えます。
お時間があれば、以下に書いていますので、ご笑覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/yuujii_1946/e/854765a2890948465405806da73f5a29
さて、豪州での日本潜水艦は選定されませんでしたが、その裏で、中国が動いていたいたんですね。
豪州の現政権のアジア戦略はいかがなものでしょうか?