WBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助氏が12月5日から毎週水曜夜、TBSラジオで初めてレギュラー出演するそうです。うれしい・・・この人のあくまで謙虚でしかもひた向きに生きてきた人のようで・・・優勝後のさまざまなインタビューではじめてその人柄を知りました。
内藤選手がラジオでレギュラー番組について初めて発した言葉が・・・「僕はいじめを克服し、周囲の人の励ましで世界チャンピオンになれた。だから少しでも人のために役立ちたい」・・・また「国民の期待に応えます!」とアドリブも飛び出し、ノリのいいDJぶりを発揮したようです。「ラジオの前で悩んでいる人たちに勇気を与えられたら」と抱負を語ったそうですよ・・・悩める少年にとってこのような生き方もあるのだと・・・信念をもっていきてきた人の意見を聞いたらきっと参考になるとおもいよ・・・
出演するのは、10月から始まった帯番組「Kakiiin(カキーン)」(火曜~金曜日午後7時~10時)で、毎週水曜午後7時半ごろから約10分、登場するこだそうです。出来るだけ多くの人がこの時間ラジオを聞いてね・・・きった幸せな人も、またそうでない人も・・・ひと時だけでも心がほんわかすると思うわ・・・
初めてのスタジオで初収録に臨んだ内藤選手は相当緊張したそうよ・・でも、徐々にペースをつかむと、メーン・パーソナリティーの駒田健吾アナウンサーと息のあったかけ合いを展開したそうです・・ 「最初は何で僕がラジオに…と思いましたが、誰かの役に立てるのならぜひ、と引き受けました」と言ってます。
収録では、中学2年のころから理由もなくいじめの対象にされて、胃潰瘍(かいよう)ができた経験などを赤裸々に語ったそうです。しかしあくまでも謙虚なこの内籐選手は、 「この経験があったからこそ今のチャンピオンになれた。人は落ち込んだらとことん心が沈んでいく。でも周囲の人は必ず助けてくれる人がいる・・・当時は本当に辛かったけど、この経験があったからこそ僕は世界チャンピオンに手助けしてくれると信じてがんばって来れた・・」とマイクに向かって熱く訴えたそうです・・・
人によって困難を自分を鍛える機会と捉える人がいる一方で・・・,その事が転落のきっかけとなったと・・嘆く人・・さまざまです。
この間のあの試合でも対戦相手の亀田大毅選手のように、試合に負けるとあのざまです。そして復帰会見でも、4分間でザ・エンドにしておりますが・・・このような生き方より不器用ながらひた向きに人生に立ち向かっていく人の方が、人間的に好感が感じられ共感できます・・・
リスナーの人生相談にも意欲的で、「すべて本音で話します。世界チャンピオンという目線からではなく、辛い経験から立ち直った僕の素の姿でリスナーと向き合いたい」と謙虚に答えたようですがいかにもこの内藤選手らしい優しさが感じられます。
メーン・パーソナリティーの駒田アナは「私は内藤さんと同じ年。魅力ある人間性を引き出していきたい。また、試合や練習など辛い環境の中で、この出演が内藤さんにとって“休憩の場”となれば」とこれまた配慮ある脇役に徹した姿もまた優しさが感じられます。
さまざまな論議を呼んだ亀田大毅選手との初防衛戦でしたが・・・TBSラジオの内田伸プロデューサーは以前の事にはあまり触れず・・「ラジオのスタンスはニュートラルです。内藤選手の魅力的な人柄は幅広いリスナーに親しまれるはず」と期待を込めて今後に期待しているようです・・・
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