アンジョルラスが好き

おもにAaron Tveitについて
彼に興味が無ければつまらないです。
コメント欄が面白いので読んで下さいね。

リラの恋・もはや、どこにも彼はいない

2013-08-30 | 妄想のアーロン
Lilasさんから書いていただいてたバリケード陥落後のリラです。

砦陥落後…女性達が地面のお掃除をしているところです。(←私、この人達はキライだけど…。)
え?なんで?見捨てたから?

見たかい?昨日の戦いを。
バリケードの子供たち、死んで並べられてたね
小さいころは、誰かにあやされたり、泣いたらキスしてもらえてただろうに


映画の歌詞はこれくらいで終わるけれど、実際の歌詞はもう少しシビアです。

誰が彼らを起こせる? いいえ誰も
夏の日の輝き(彼らの青春?)だって、葬られてしまうんだと
新しい世界の出現を夢見ても、あの学生らは二度と銃は握れない

何か変わった?いいえ何も
つぎつぎ新しい餓鬼が、腹を空かして産まれてくるのさ

この世はずっとめぐり続ける 毎年毎年、いついつまでも
そして何も変わらない
めぐってめぐって、元の場所にもどるのさ


トム・フーパー監督が、ここは浄化のイメージで、綺麗な女性に歌ってもらったって言ってたけど
この歌詞って、いつまでたっても変わらない世の中を、あきらめの境地で見てる歌だから、年配の女性のほうが
良いんじゃないの?って思うんですが・・・

砦陥落後のミュザン前。女達が地面をゴシゴシやっているところへ、リラがゆっくり近づいていきます。
「…リラ!よかった、あんたは無事だったんだね。」「怪我はないの?」「いったいどうしたの、逃がしてもらったのかい?」
次々に訊かれる質問に、リラは答えることができません。女達の顔を見つめ、それから、あたりを見まわしました。
様子がすっかり変わっています。軍の兵士が、まだあちこちに倒れています。

「ほんとにひどいもんだったね。あんな小っちゃな砦に、大砲を何発も撃ちこんでさ…。」
「みんな死んでしまったよ。小さなガヴローシュも。」
「…ガヴローシュも?!」リラは身体が震えてきました。やっとの思いで、小さな声で訊きます。



「…アンジョルラスは?」

女達は、ぴたっと口をつぐみ、お互いに顔を見合わせています。リラは、ますます身体が震えました。

一人が、ゆっくりと向こうを指さします。ミュザンの上のほうです。リラもそちらを見ましたが、わけがわかりません。

「アンジョルラスはね…。あの窓から仰向けにぶらさがっていたんだよ。きっと、あの2階で撃たれたんじゃないかね…。」


リラの大きな眼が、いっぱいに見開かれました。呼吸がどんどん苦しくなります。
リラは、吸い寄せられるようにミュザンに向かって歩き始めました。
「行ったって無駄だよ、リラ!もう、とっくにどこかへ運ばれちまったんだから…。」そんな声も耳に入りません。


ミュザンの入口で、リラは茫然とします。
なんてひどいありさま…。いったい、ここでどんなことが起こったのでしょう。
身体の震えを一生懸命に押さえつけながら、リラは2階へ上がります。


(…え~っと、ここで“階段はあったのか?問題”が浮上するかと思います。が、後々、まだ腕を吊ったままの怪我人マリウスも
2階に上がって歌うたってますので、いちおう“階段はあった”ことにしておきます。)


2階も、すさまじく荒れていました。

リラは、しばらく立ち尽くしていましたが、ゆっくりと、さっき外から見た窓に近づいていきます。
壁にさわり…、窓枠にさわり…、やがて、リラの眼には、何か赤黒いものが点々と見えます。…血。。。

リラは、その場に座り込みました。頭の中では何も考えられません。

でも、この場でアンジョルラスが撃たれた…という事実が、ひしひしと身体に迫ってくるのです。
大声で泣けたらどんなにいいでしょう。だけど、リラは泣けませんでした。一粒の涙も出てきません。


ふと、リラは、少し離れたところにある別の赤い色に気がつきました。血よりも、もっと鮮やかな赤です。
近よってみると、それは、破けてくしゃくしゃになった赤い旗の切れ端でした。
リラは、そっと拾い上げ、ぎゅっと握りしめます。


頭の中に、あの蜂起前夜のこの部屋の様子が浮かびます。ここに、皆がいました。
たくさんの学生達、元気なガヴローシュ、どこかへ出かけてしまっていたのに戻ってきたマリウス…。
そして、その中心にはアンジョルラスが立っていました。


リラは、また、崩れるように床に座り込みました。その眼から、初めて涙がこぼれてきます。

…リラは、その場から長いこと動きませんでした。


えーっと、今回は本文に突っ込みを入れるのは控えさせていただきました。
悲しすぎるし

さて、ここから突っ込みですが、二階への階段問題は悩み所ですよね。
アンジョルラスが、階段を叩き切ってるけど、その後、二階にいますよね。彼が身軽なのかと思いきや、
兵隊も普通に二階に登ってきてる。

まあ、別にそこまで気になるわけじゃないんですけど、ふと文章にするときに、悩むんですよねw
多分、よじのぼったりできないであろうリラが、ちゃんと登れるのか?って。

でもね、Lilasさん、あんまり細かいことで悩まないで下さい。多分、階段があったか、無かったかを
知りたくて、この記事を読む人はいないと思うんですよ。それより、アンジョルラスは最後に何を思った
のかなとか、リラは、もう二度と彼の腕に抱かれることはないんだなとか、普通はそう思います。
(ただしPatさんを除く★階段があったかどうかを、何より気にする人かもしれない)



リラの物語、これで終わりかぁ・・・さびしいなと思ってたら、Lilasさん、書いてくださってますね。
『マリウスと再会するLilas編』 
他の皆さんの妄想も待ってますよ大作はちょっとという方は、一場面でも良いです。

ちょっと、このままだと、あまりにリラとアンジョルラスが可哀そうなので、最後に救いの歌です。
タイタニックの映画でバンドが最後に演奏する曲であり、フランダースの犬の最後の神に召されるシーンの曲
でもある、つまり、罪無き人々が天国に召されるときに使われる曲です。

アンジョルラス・・・結果としていっぱい人殺してるし、天国、大丈夫かな。行けるかな?
まあ、彼は神のことを一度も口にしたことないし、原作も、神について述べてるところは無いし。
ユーゴーの世界には天国も地獄も無さそうだから、土に返るだけか。
それも、もったいないな。

アンジョルラスは、容姿が天使だから、こっそり滑り込めばばれないよね、天国。



Nearer, my God, to thee, nearer to thee!
E'en though it be a cross that raiseth me,
Still all my song shall be, nearer, my God, to thee.

主よ御許に近づかん
よしや優(うれひ)に忍びなん
われ歌ふべき吾の神に
近づかましともならん

Nearer, my God, to thee, nearer to thee!

主よ御許に近づかん 主よ御許に近づかん

Though like the wanderer, the sun gone down,
Darkness be over me, my rest a stone.
Yet in my dreams I'd be nearer, my God to thee

さまよふままに我等も 
目さへくらみ猶うたふ 
岩の枕ねむらんときに
神と吾やあらんかも

Nearer, my God, to thee, nearer to thee!

主よ御許に近づかん 主よ御許に近づかん


 
日本語でしゃべってくれよ~(とアンジョルラスが言うわけないね。教養のないブログ主の叫びです。)



リラの恋・バリケード陥落

2013-08-28 | 妄想のアーロン
リラには見せたくないものを見せてしまった。
マリウスをかばって死んだ男装した娘の遺体を運んでいるところをリラは見てしまった。
・・・アンジョルラスはリラを残したことを後悔していました。

声にならない悲鳴をあげて、リラはその場で崩れるように座り込みました。

隣りの建物を占拠しようとして門番を撃ち殺したル・カビュクの処刑、リラは見ただろうか。
髪の毛を掴み、こめかみに銃口を押し付けたアンジョルラスを、屈強な男たちですら遠巻きにしました。
自分たちが勝手に占拠した、このカフェミュザンの老婆たちは、いつのまにか姿を消しました。
建物の1階には喪布をかけられたマブーフ老人の遺体と、縛られた密偵ジャベールがいるだけです。

きな臭い硝煙と、生臭い血の匂い、そして陰鬱な死の影。
ここにあるのは、そんなものばかりです。
リラは・・・リラは怖がっているだろうか。
不思議なくらいリラのことが頭から離れません。
そんな自分を馬鹿だと思いながらも、アンジョルラスは、その思いを払うことができずにいました。

明日は、市民は立ち上がるのか そうでなければ、ここは凄惨な墓場になるのは必至だ。
その前に、どうしてもリラを立ち退かせたい・・・死なせたくない。


夜の間、街をまわったアンジョルラスが確信したのは、革命の失敗でした。
思いのほか持ちこたえられなかった他のバリケード。立ち上がらない民衆。
そして、大挙押し寄せてくる軍隊。

7月革命の時には6000あったというバリケード。ここを参照しました。
フランス革命の恐怖を思い出して、戦意を失い国外に亡命したシャルル10世。
しかし、今回のルイ・フィリップの鎮圧軍は強大で、対する革命軍は急速に衰えつつある・・・

逃げ場の無いバリケードの中で、歴史の捨石になる・・・どうやら運命は決まったとアンジョルラスは
思いました。

アンジョルラスはリラをバリケードから立ち退かせました。
もう二度とリラには会えないだろうとわかっていましたが、リラには「必ず帰る」と約束しました。


リラが砦を出て行った後、マリウスがアンジョルラスに「リラは?」と訊きます。
マリウスは、リラが出て行ったところは見ていないから。

アンジョルラスは、マリウスのほうは見ずに「出て行かせたんだ。」と答えます。

■シューベルトのセレナーデ

マリウスは、「…死なせたくないと思ったんだね。彼女を愛しているから。…そうだろう?」と言います。
アンジョルラスは、はっ!としたようにマリウスを見つめます。
それから、視線を落として「…ああ。…そうだ。」と答えます。

そして、アンジョルラスは、「俺が、こんなことを言ったらおかしいか?」と、ちょっと自嘲気味に言いました。

マリウスは、「まさか!そんなことないよ。…嬉しいよ。」と答えます。

「お前は恋人を死なせたんだったな。すまん・・・」

「・・・コゼットじゃないよ、あの子は。恋人でもないのに、俺をかばってくれたんだ。」
マリウスの声が震えています。

「・・・許してくれ、エポニーヌ。君の命を奪ってしまったことを。君を・・・君の気持ちに
 気づかなかったこと・・気づいていても、答えられなかったこと・・・」

「君が死ぬ瞬間にも、コゼットからの手紙のことを考えてた俺を許してくれ・・」
マリウスは心の中で叫んでいました。

アンジョルラスは、コンブフェールが数日前に言った言葉を思い出していました。
「もし仮に砦が落ちるとしたら、その前に妻子のある者を逃がしたい」
その時は、アンジョルラスは機械的にうなづいただけでした。別に反対する理由も無かったからです。

しかし、今、初めて、コンブフェールの言った意味を真に理解しました。
「待つものがいる者は帰さなくては」

栄光への脱出のテーマ

誰ひとり立ち去ろうとしませんでしたが、アンジョルラスの命令と、コンブフェールの説得、マリウスの懇願で、妻子のある5人は国民兵に化けて、出て行きます。

※ここで、ちょっと重要な役目をするのが、バルジャンなんですが、書くと長くなるので原作を読んでね。
 「命令だ!」って、いつも上からなアンジョルラスに萌え

そして、いよいよ、バリケードは死を賭した最後の戦いへと突入して行きました。

United we stand, divided we fall 「団結すれば勝ち、分裂すれば負けるであろう」
バリケードボーイズは団結してたけど、民衆が団結にまで至らなかったからね。

リラの恋・せいくらべ?

2013-08-26 | 妄想のアーロン
リラが砦を出て行った後、マリウスがアンジョルラスに「リラは?」と訊きます。
マリウスは、リラが出て行ったところは見ていないから。
(余談ですが、出て行くところは、ジャン・バルジャンさんにこっそり見守ってもらってもいいかなぁ…と。)

 お嬢さん、出て行くんですね。良かった、心配だったんですよ。
好きな人が、ここにいるんだと思うけれど、彼はあなたが無事でいてくれるのを何より喜ぶと思いますよ。
・・・と、心の中でつぶやくバルジャン。

アンジョルラスは、マリウスのほうは見ずに「出て行かせたんだ。」と答えます。
マリウスは、「…死なせたくないと思ったんだね。彼女を愛しているから。…そうだろう?」と言います。
アンジョルラスは、はっ!としたようにマリウスを見上げます。(←見上げる…ここ、ポイントですw)
それから、視線を落として「…ああ。…そうだ。」と答えます。


いや、冗談ですけどねw いくら何でも、ここまでは見上げてないです。

 少し見上げてる?

そして、アンジョルラスは、またマリウスを見上げて「俺が、こんなことを言ったらおかしいか?」と、ちょっと自嘲気味に言います。
(…そりゃ、そうだ。この人、色ぼけマリウスに説教した過去があるもんねw)


 
俺なんかなぁ、後の世でゲイ疑惑が起きるほど女に関わらないで来たんだぞ(・・・数日前までは・・・ね)

鹿島茂先生も、今の読者はグランテールとアンジョルラスの関係にホモセクシュアルなものを認めるって書いておられる。
グランテールはそうかもしれない。アンジョルラスについては、何も書いてないので、全然わからない。
ただ、原作には女にもてるのに、女を拒否する様子が書かれてるだけだ。
アンジョルラスのあの異様なまでの潔癖さが色々な妄想を書き立てるから、何も書いてないのはかえって好き。
・・・と、このゲイ疑惑部分にだけ、異様に食いつくブログ主w


話がそれた。アンジョルラスのリラへの恋心を知って喜ぶマリウスに戻ります。
「俺がこんなこと言ったら(リラが好きだから、心配だ)おかしい?」というアンジョルラスに
マリウスは、「まさか!そんなことないよ。…嬉しいよ。」と答えます。
■フォーレの『夢のあとで』

美しい恋人と天にも昇るような恋をしたけれど、それは、夢の中のことだった
今はもうもどらない、あの人。 夜よ、返しておくれ、あの美しい面影を

といった感じの歌詞の曲です。オペラ風で、場面に合わないので、曲だけのバージョンを貼ります。
行方がわからないと思っていたコゼットからの愛の手紙を受け取ったけれど、もう生きて戻れるかはわからないマリウス。
リラとの一夜の恋は成就したけれど、最後まで革命に殉ずる気持ちのアンジョルラス。(←妄想編)

ああ、リラのことが頭から離れない・・・銃を磨きながら考えれば良いよね、ゴシゴシ

そこへ、他の仲間たちが、火薬が使えないよ~、弾がないよ~、と、わらわらやって来て、二人の語らいはおしまい。
最後の闘いへと突入してゆくのでした…。

 エポニーヌの場面で、ついうっかり感動にひたって、火薬しまうの忘れたよ

んな、アホな~~w
いくらなんでも、これはないと思う。原作ではこんな描写はないし、舞台ではあるの?ないよね?
大雨が降ってきたんで、その場で銃が使えなくなったとか、そういうのならわかるけど。
貴重な火薬を、むざむざ雨に濡らす?ありえない。

パリの路地は狭くて、アンジョルラスたちの築いたバリケードも大型の大砲が入れない場所だった。
だから、威力の弱い大砲しか持ち込めない。故に、簡単にバリケードが落ちることは無いはずだった。
その威力の弱い大砲すら、大通りまでしか入れない。
敵は、遠くから身をさらしながらの攻撃しかできない、そんな場所にアンジョルラス達のバリケードはあった。
しかし他のバリケードは落ちて、人民は蜂起せず、軍隊は、残ったここに大挙押し寄せる。
持久戦には武器も火薬も足りない、食料も水も尽きる。

「もう、ここしかバリケードは残っていない。大軍が押し寄せてくる。火薬も弾も持たない」・・・くらいで
良いんじゃないのかな、せりふ。
そうでないと、あまりにバカに見えるんだよね、学生達が。
バカなのは、アンジョルラス様じゃなくて、脚本と監督だよ~(ファン目線)

「初めてのことなんで色々わからないし、ちょっとボンヤリさんな俺だけど、一緒に戦ってくれるかい?」

・・・嫌すぎますw


…yuriさまへ。

“アンジョルラスがマリウスを見上げるのがポイント”というのはね、悪意(?)は全く無いのですよw
そんなに身長差があるとも思っていないし、アンジョルラスがマリウスを、ちょっと斜め下から見上げるのが、とっても好きなんです。
そもそも、アンジョルラスがマリウスよりちょっとちっちゃいということが、なぜかかなり好き♪


まあね、人のツボはそれぞれですからw
ちょこっと、小さい?画像を貼っておきます。アーロン、弟っぽくて可愛いかな。


 この写真だと、アーロンのほうが弟に見える?
トヴェイトは、レッドメインより若く見えるのでアンジョルラスはダメって言ってた人もいた
らしいけど、
映画ではアーロン落ち着いて見えた。


これの左端が小さく見えるかな。少し後ろに立ってるという気もするけど(ファン目線)

 これは、小さくないなぁ・・・意外と身長差のある画像、無いかも。


これって、結構アーロンが年上にも見えるかも。厳しそうでリーダーっぽい。

 
重いのに頑張って持ってるアーロン。旗振りは、アーロンが一番上手い。腰が入ってる。(ファン目線)

 スタッフと共に

 
アーロン、ラッセルや監督と何か話したかな? 
ラッセル、アマンダじゃなくて、アーロンを追っかけてよ! そしたら、アーロンもすぐにゴシップ欄の有名人にw

Lilasさんへ
ここは悲しいシーンにしたくても、Lilasさんの突っ込みとか、背比べのお陰もあって(←人のせい)
お笑いになっちゃったので、もう一度、やり直します。使いたい曲もあったし。
Lilasさんの突っ込み削っていいかな。次回は悲劇バージョンです。


リラの恋・アンジョルラスを帰して

2013-08-25 | 妄想のアーロン

アンジョルラスの無事を祈るリラの歌です。リラじゃなくてリア(ミシェル)のバージョンで。

 俺たちには誰も歌ってくれないので、自分たちでBring Us Home



Lilasさんの書かれたリラがバリケードを出て行くのは、暴動の日の朝ですが、これを読んで
ブログ主も妄想したくなりました。
暴動の前日にアンジョルラスが行く偵察に、リラもついて行けば良いんじゃないかと。
ふたりっきりになれるし・・・

書いてるうちに段々長くなりました。ラブシーンにを付けましたので、
面倒な人は、そこだけ読んでね。

■ブログ主の妄想です。アンジョルラスの偵察について行くリラです。


リラは、もうカフェ・ミュザンに来るなと、毎日のようにアンジョルラスに言われていた。
バリケードを築いて、中に立て篭もる時に、アンジョルラスはリラにきつく出て行くように
言い渡した。だが、リラは動かなかった。仕方なくアンジョルラスは、リラに建物から
出ないことを条件に、残るのを許したのだった。


リラは古い布を裂いて包帯を作り、怪我をして建物に運ばれた者の手当てをして
忙しく働いた。外で戦うアンジョルラスの無事を祈りながら。

マリウスが火薬の樽に火をかざして脅したお陰で、敵は思いのほか早く退散した。
それでも、たくさんの仲間が銃撃を受け、エポニーヌも死んでしまう。
銃口を押さえた手のひらからはおびただしい血が流れ、そして弾は彼女の胸も貫いていた。

 マリウスの鈍感な言葉に、毎日胸を貫かれていた私

エポニーヌの胸を貫いた弾は、リラの胸も貫いていた。彼女は本気で死を意識した。

アンジョルラスが死んだら、リラは生きていけるだろうか。彼が死ぬ・・・そう考えただけで、
リラの胸は鉛を流し込まれたように、固まってしまう。
このバリケードで、本当に革命が起こせるんだろうか。

2年前の戦いでは、民衆が前王を追い出した。鎮圧部隊を撤退させ、ルーブル宮殿に3色旗が
はためき、バリケードからは歓喜の声があがったという話を、アンジョルラスが話してくれた。


7月革命(1830年)の絵です。私、これ、最近までフランス革命(1789年)だと思ってました。

なのに、たった2年で、また民衆は王に戦いを挑んでいる。

人々の苦しみや怒りは、あのとき以上に膨らんでいるし、いたるところでバリケードが作られている。
誰もが革命の成功を信じているから戦えるの? このままだと、死ぬより生きるほうが辛いから?

けれど、彼女はおびえながら思う。自分のことだけだと彼が聞いたら怒るだろうが、リラは何より
アンジョルラスの死が、本当に何より怖かった。革命の失敗より、いや、自分の死よりも怖かった。
たとえ敗走することになっても、生きていて欲しい。だが・・・

 命かけろよって、歌ってるし

負けても生きる、それはアンジョルラスにはできないことだとリラにはわかっていた。
革命が失敗すること、それはアンジョルラスの死を意味している。
たとえ命を奪われなかったとしても、彼は生きてはいないだろう。


今日の戦いでは、バリケードは無事だった。でも明日は?
戦いなど経験したこともないリラにわかるはずも無いことだが。



ふと、目をあげると、アンジョルラスが扉のところに立っていた。

頼みがあるんだ、リラ」

「これから、モンデトゥール街を抜けてサン・メーリーの防塞を見に行くんだが」

「お前もいっしょに来てくれ。女連れのほうが怪しまれないから」
アンジョルラスといっしょにいられる・・・一瞬喜んだリラだったが、次の瞬間、浮かんだ疑惑に
気持ちが揺れた。

「私は、ここに帰ってこられる?」
アンジョルラスが決して嘘を言えない性格なのを知っているリラは、必死で目を見つめた。
彼は、一瞬たじろいだように目を伏せた。


「私からは火薬の匂いがするわ。服に血もついてる。バリケードから来たって言われるわ。
 捕まって殺されるより、ここにいたい。」

するとその時、アンジョルラスは、いきなり、リラの髪に顔を埋めた。
ほんの一瞬のことだった。リラの胸に甘い痛みが走った。

「火薬の匂いなどしない。お前からは。お前からするのは・・・」

アンジョルラスは、言いかけて黙った。
そして、一時でも感じた甘い思いを封じるように、厳しい顔に戻った。

 また、妄想かよ そんなことしないって。

「暴動に巻き込まれて出られなかったと言えばいい。女を、それは以上詮索しない。」

「行くぞ、時間がないんだ。」

帰ってくるなと言われても、帰ってくればいいんだ。リラは思った。
それに、ふたりになれるのだ。
今、この時を逃したら、もう二度と、二人きりにはなれないかも知れない・・・
こんな時なのに、いや、こんな時だからこそ、リラの胸は高鳴った。

リラは、アンジョルラスの後を追いかけた。

追い始めて、すぐにアンジョルラスの嘘がわかった。



暗闇をぬって、すべるように移動して行くアンジョルラスにリラはついていけない。
そんなリラを彼は静かに待っている。
近道のために塀を乗り越えるのが、リラにはできないので、アンジョルラスがリラを
上から引き上げた。そして、先に飛び降りて、塀につかまるリラを抱き下ろすのだった。

「女連れのほうが怪しまれないというのは、うそ。彼ひとりだと、誰の目にもつかないで偵察できるのに・・・」
リラの不安は的中した。アンジョルラスは、彼女を帰すつもりなのだ。
もちろん、それは最初からわかっている。それに、どちらにせよ、リラは防塞に戻る気でいた。

いつも見慣れたモンデトゥール街が、今日は全く違った顔を見せていた。
通りに面した家は、固く戸が閉められ、窓からの灯りは、わずかしか漏れていなかった。
ほのぐらい外灯がともる通りも、人っ子ひとり通っていない。
街は静かな恐怖に包まれていた。

 また適当な画像を貼る いつの時代のいつの建物かは不明

一軒の廃屋の塀によじのぼると、アンジョルラスは手を差し伸べてきた。
ふたりは、廃屋の庭に立った。アンジョルラスは崩れそうな建物の二階へと登って行く。
あわててリラがついて行くと、彼は朽ちた窓から外を見ている。


「ここを抜けて川沿いに少し行くと、お前の住むマンソンジュ街だ。ここを出たらお前は帰れ。」

■ベートーベンのピアノソナタ・月光

暗闇の中に、町並みがぼんやり浮かんでいた。厚い雲の切れ目から月が顔を出し、尖塔や鐘楼、川も見える。
そして、遠くに浮かぶわずかな赤い光、あれがサンメーリーの要塞だと、アンジョルラスは言った。
夢の中で見た幻影のように、うっすらと遠くに曇るその要塞を、震えながらリラは眺めた。


ここらへんからかなぁ。たいしたことないけどラブシーンは。
「サン・メーリーは無事なの? アンジョルラス、あなたといたい。私は出て行かない。」

「大丈夫だ、夜明けと共に民衆が立ち上がるよ。」

「夜が明ければ、全てが決まるんだ。だからリラ、今は俺を自由にしてくれ。」
リラは胸がいっぱいで、何も答えられない。涙が溢れてきた。

「悪かった、リラ。やはりお前を抱いたりするべきじゃなかった・・・もう時間がない。俺は行く。」



待って、違う、そうじゃない。そうじゃないわ。リラは、ふと、あの気持ちを思い出した。
それは、ほんの昨日のことなのに、とても遠い記憶のよう。二度と帰らない日のような・・・遠い・・・
確かに、昨日はアンジョルラスの腕のなかにいたのに。

ひとつになったと思った瞬間にも、次に来る別れに震えていた、あの昨日の・・・

だけど、私はあの時、決心したんではなかったの?
それがアンジョルラスの選んだ道なのなら、引き止めないって。
私はもう泣くのはやめようって。
愛されてもいないと思っていた彼に、全てを愛されたんだから・・・

アンジョルラスの頭の中には、今はもう私などいない。
彼の頭は、これから始まる戦いのことでいっぱいなんだから・・・



リラは、アンジョルラスのほうに向き直ると、小さく言った。

「バリケードには戻らない。だから約束して、無事に戻って来るって。そして、最初に私を尋ね・・・・・・」
リラは、はっとして思わず言葉を止めた。

アンジョルラス、今、手のひらで目をぬぐったの?泣いているの?私のために?



リラが彼の胸に無我夢中で飛び込こもうとした瞬間、倒れるようにアンジョルラスが彼女に身を投げてきた。

「許してくれ、リラ。俺はお前が死ぬのだけは耐えられないんだ。それを考えると狂いそうになるんだ。
 自分はお前を苦しめているのに、本当に勝手な言い草だ。だが、許して欲しいんだ。」

彼が泣くのを見るのは初めてだった。ほんの少年のころから彼は一度も泣いたことがない。
リラは彼の胸に顔を埋めて、唇を押し当てた。アンジョルラスの体が震えている。

涙を見せたのを恥じたのか、彼はさっと体を離すと顔をそむけるようにして戸口に向かった。
「アンジョルラス」
リラの声に振り返った彼は、思わず息を呑んだ。

認めようともせず、押さえつけてきた彼の中の欲望が、リラの解かれた胴着の紐を見ていきなり
膨らみ破裂した。リラの露わな両胸と腕に顔を埋め、激しく抱きしめた。
そして、ほこりだらけの古い長椅子に、リラを横たえた。


この曲、多少意味不明で不気味な歌詞に、暗くて甘いメロディで好きなんですよね。

・・・今どこにいるんだろう・・・何をしているんだ・・・
白く暖かく、甘いもやに包まれたような・・・

静かに雨が降り出して、わずかばかりの月の光りも消えた部屋・・・
どのくらい時間が経ったんだろう

アンジョルラスは急いで起き上がると、少しあわてたように懐中時計を取り出した。
そして、ほっと安堵のため息をついた。まだ時間はある。

 マリウスにだけは、ばれたくないかも・・・

彼は時間に正確な男で、いつ何時も常に時計を見るのだが、不思議なことにリラといるときだけ
時間のことを忘れた。リラといると、その時間が、一瞬なのか、永遠なのかもわからない。

なぜだろう、リラといると・・・

 ああー、リラの体さぐってる場合じゃないんだよ。敵をさぐらないと!

ふたりは無言で屋敷を出た。
門扉を越え、川沿いに来ると、リラの家はすぐそこだった。
アンジョルラスの顔を見上げたリラは、不思議な幸せに包まれた。
そこには、今までに見たこともないくらい晴れやかな顔をした彼がいたからだ。
「待っていて、リラ。必ずお前のもとに帰るから 」
彼はリラにキスをすると、次の瞬間、闇に呑まれていった。


「他人に言うわりには、自分は何やってんだよ~」「はい、すみません。」

リラは、少しの疲れも感じなかった。眠る気になれなかった。
戦いが始まるという不安は消えてはいない。
けれど、彼の最後に見た顔が、喜びに溢れていたのを思い出し幸せだった。

民衆が蜂起するように祈るだけ・・・今はそれしかない。

明日、すべてが決まる・・・そう、明日
アンジョルラス・・・またきっと逢えるはず。神様、お願いします、彼を帰して。



☆リラの住むマンソンジュ街(mensonge=嘘)です。街の場所とか名前とか知らないしw

アルマゲドンでも、海猿でも、タイタニックでも、沈み行く船であろうが、隕石がぶつかりそうな地球で
あろうが、バディが水に沈んで窒息寸前であろうが、恋人たちには関係ない。
ふたりの愛の時間は誰にも邪魔できないの~って、バカなシーンがあるじゃないですか。
恋人たちには、時間が止まるんですよ。だからね、ラブシーン、そんなに時間使ってないということで。
じゃなきゃ、アンジョルラスが超早撃ち

ところで、リラとアンジョルラス、いったい何回別れのシーンやったら気がすむんでしょうか。
多分、後、一回、残るは死別・・・
リラといっても、書いたのがyuriですから、かなりいつものリラより獣ですみません。

あと、これは、書いててちょっと気になったんですが、
アンジョルラスの一人称って、俺?私?
なんとなく僕は似合わない気がして。
字幕では、One Day Moreの時、俺になってましたよね。
マリウスは僕? バルジャンは私だったっけ?

すごいわ、私。10回くらい見たのに、マリウスがなんて喋ってたか覚えてない。

多分、アンジョルラスは、男たちの中で喋ってるから、俺、お前を使ったんだと思います。
意外と、我(われ)とか似合いそう。だけど、普通に喋るときは使わないかw


Adieu Enjolras

2013-08-21 | 妄想のアーロン
ここからの続きです。
Lilasさんの書いてくださった今回の記事、かなり悲しかったです。
雰囲気を壊してなければ良いけど。では、どうぞ。

 
夜の間に偵察に行っていたアンジョルラスが戻ってきて、砦はここだけ…去りたい者は去っていいぞ…と
言う場面があります。でも、ガヴローシュが歌い始め、それを聴いた皆は誰も去らなかった、と。


アーロンのアンジョルラスは、ぐいぐい引っ張って行くリーダーではなく、みんなに支えられる、どこかいっぱいいっぱいなリーダー
という感じで、そこが私は好き。ここのシーンでは、特にそれを感じます。


アンジョルラスがリラを呼び、「すぐに夜が明ける。そうしたら、ここから出て行くんだ。」と言いました。
リラは「どうして?!私も一緒に闘うわ、みんなと。…あなたと。」と言いますが、アンジョルラスは首を横に振るばかり。
「私、死ぬのなんて怖くない!あなたと一緒なら…。」というリラの言葉にも、「そんなことをしちゃいけない。」と言い、
どうしてもリラを出て行かせようとします。


リラの多少の抵抗を表したくて曲を探したんですけど、合ってるかなぁ・・・どうかな。
■メンデルスゾーンの無言歌よりOp.53 no.3「胸騒ぎ」です。



とうとう、リラは小さな声で言います。「私…、ずっと一緒にいられるんだと思ってた。だから、あの時…、
あなたと朝まで一緒にいたの。あなたを愛してるから…。」

アンジョルラスは瞬間的に下を向き、そして再びリラを見つめました。
「あなたも…私を愛してくれているんだと思ってた。私を必要としてくれているんだと思ってた…。
それは違うの?違ってたの?」


「リラ…。何を言ってるんだ!」突然、アンジョルラスがリラの両肩をぎゅっと掴みました。
そのまま、リラをじっと見つめます。


その眼の光の激しさに、一瞬怯んだリラでしたが、やはり、アンジョルラスをじっと見つめます。
二人は、まるでお互いをにらみつけているようでした。
やがて、アンジョルラスの眼の光が、ふっと変わります。そして、小さな小さな声で言います。「わかってくれ…。リラ…。」

 アーロンのアンジョルラスは、意外と目をふせたり、そらしたりが多い。

■Gladitor soundtrack - Main Theme/ グラディエイターのメインテーマです。
これから死地に向かうアンジョルラスのイメージで。(マキシマス殿の画像は無視して)

 


リラは下を向きました。震えてくる唇をかみしめて考えます。
本当は、リラにはよくわかっていました。アンジョルラスが自分を愛してくれていることも、砦を出て行くようにと
言うのは自分のためを考えてくれているということも。
これまでずっと、リラはアンジョルラスを思って生きてきました。彼を愛し、彼がしたいことは自分もしたい、
何でも手伝いたい…そう思ってきたはずでした。

今、こんな大切な時に、アンジョルラスがリラに望むことと、リラの本当の気持ちは、大きく違います。
でも…。
ついに、リラは「…わかったわ。」と呟きました。それから、顔を上げてアンジョルラスの眼を見つめ、
「あなたの言うとおりにするわ。」と、しっかりした口調で言います。

アンジョルラスはリラを抱きしめます。思いきり強く強く。それは、あの夜よりもずっとずっと強い力でした。
リラは、アンジョルラスの身体がわずかに震えているのを感じます。
とてもかすかなものでしたが、リラには確かに感じられました。
すぐにアンジョルラスはリラから離れて歩いてゆき、リラはその場に立ち尽くしました。

「夜明けだ。リラ。」アンジョルラスが傍に戻ってきて言いました。
夜明け…。リラは、ぼんやり考えます。
アンジョルラスの部屋で、初めて二人で迎えた夜明けは、つい昨日の朝のことなのです。
あれからたった一日…。なんてたくさんのことが起こったのでしょう。
リラは頭の中が霞んでゆくような気がしました。

リラはアンジョルラスについて外に出ました。アンジョルラスが振り向き、リラを見つめます。
とても穏やかな眼で。



そして、アンジョルラスは手を伸ばし、リラの頬にそっと触れると、小さな声で「愛してる。」と言いました。
リラは「愛してるわ。」と答えましたが、少し声が掠れました。
それから、アンジョルラスはリラにキスをし、強く抱きしめます。
でも、それは、あの激しい強さとは違い、包みこむような優しさがありました。

 
リラが出たのは、こちら側ではなく、ジャベールが逃がされた裏側でしょうか。
アンジョルラスが誰かを抱きしめてる画像なんてありませんよね。当たり前だけど・・・残念。リラ、ごめん

リラは、ゆっくり歩き始めました。身体全体が重く感じます。
あと一足歩いたらアンジョルラスからは自分の姿が見えなくなる…というところで、リラは立ち止まりました。
呼吸が少し早くなります。
リラは振り向きます。そして、アンジョルラスにせいいっぱい笑いかけました。
泣きそうな可愛くない顔かもしれないけど、なんとか自分の笑顔を見てもらいたい。リラは、そう思いました。
アンジョルラスは、リラをじっと見つめて立っていました。
その真剣な顔に、本当に少しだけ“笑顔のカケラ”が浮かびました。


それを見た途端に涙が出そうになったリラは、急いで前を向き、また歩き始めました。
アンジョルラスの顔は、すぐに厳しい表情になりました。

もう、砦からずいぶん離れた…。そう気がついた次の瞬間、リラの眼から大粒の涙がこぼれました。
涙はあとからあとから溢れて止まりません。


■マーラー アダージェット 交響曲 第5番から




ここでどんな大声で泣いても、もうアンジョルラスには聞こえないはずです。
でも、リラは一生懸命に自分の口を手でふさぎ、泣き声を押さえようとしました。
頭の中では言葉が回ります。

愛してる、愛してる…。だから、お願い…死んだりしないで。死なないで、死なないで…。


アンジョルラスの前では、言いたくても決して言えなかった言葉です。
…神様!どうか、彼を守って…。



原作にも、映画にも彼に恋はないし、アンジョルラスというのは、不思議なキャラで、そこが良いのかも
しれないけど、アーロンの演じるアンジョルラスは、少し人間味があって、こういう想像が入る余地が
ある気がします。
そんなアンジョルラスは嫌だという方はごめんなさい。

Lilasさんが書いてくれたアンジョルラスは、リラに対して、きっと、こういう気持ちを持っていたんじゃ
ないかなという曲を最後に選んでみました。

■Westlife - You Raise Me Up



気持ちが沈んで、人生につまらなさを感じた時
困難に見舞われて、重荷を抱えたとき
私はただここで静かに待っている
おまえが来て そばに座ってくれるまで

おまえが励ましてくれるから
山の頂にも立てる
おまえが励ましてくれるから
荒れた海を渡って行ける
私は強くなれるんだ
お前の支えがあればこそ

飢えることのない人生などは無い
休むことのない胸の鼓動はひどく乱れている
だが、おまえが来て、私の心が感動で満たされると
永遠をかいま見たのではないかと思う時もある


まだ、続きますよ。

私の名はジャベール・その1

2013-08-19 | 原作のアンジョルラス

レミゼラブルの映画や原作を見て、正直よくわからない箇所がたくさんあるんですよ。
そのひとつがジャベール。
ラッセル・クロウは、ちょっと面白かった。
歌えることにウキウキしていて楽しそうなジャベールだった。
まったく、思ってもみないタイプのジャベールだったけど、嫌いじゃない。
ただ、ジャベールに関しては、色々わからない。

ジャベールがなぜ自殺したのかというのは、正直あまり気にならないかな。
脳天気な私が考えてもわかるわけないし。

Yahoo知恵袋で、こんな質問が。 そして、なかなか素晴らしい解答が出てます。


気になるのは、ジャベールは何でそこまでバルジャンを追いかけることができたのかってこと。
精神的な意味でじゃなく、物理的に可能だったのはなぜかって思う。


バルジャンの徒刑囚時代から、市長時代、パリで隠遁生活時代、あなたが行くところは
どこでも、ついて行きます~が可能だったのがなぜかわからない。
ついて行ってるわけじゃないか。偶然に出会ったりもする。

バルジャンのいるトゥーロンの徒刑場の看守。
ジャベールはここの刑務所で囚人の子として生まれて、その後、努力を重ねて、法の側に立った。

バルジャンが怪力なうえに身軽なのに目をつけて、あいつは何か危険だって目をつけるジャベール。
でも、決してジャベールの身分は高くないよね?
刑務所の所長という感じではなかった。現場で囚人を取り締まってたから。
一看守なのかな?それとも、看守の中の少し上の人?上で見張ってた軍人っぽい人たちは、上司?部下?



「(ねえ、聞いて聞いて)僕の名前はジャベール、言うこと聞かないと怖いからね」ネチネチ

海岸線を馬で駆けるジャベール。脇をお供が数人併走している。なかなかかっこいい。

モントルイユ・シュールメールに、警部として赴任。そして市長にご挨拶。
 
「(ねえ、聞いて聞いて)僕の名前はジャベール、今度赴任して来ましたから よろしくね」 
 

そして、色々ある。ファンティーヌがクビになったり、フォーシュルバン爺さんが馬車の下敷きになったのを
見て(みんな見物してるだけで手助けしない)あ、あんな怪力は、バルジャン?って疑い始めて・・
 傍観者ジャベール みかけほど力はないのか

パリに、マドレーヌ市長はジャン・バルジャンですって手紙を送る。

ところが、アラスの法廷で、ジャン・バルジャン(人違いのシャン・マチュー)が裁判にかけられると聞くと
「私は、市長に不敬を働きました。罰を与えて下さい。」自分にも厳しいジャベール。


バルジャンが冤罪になった男を救うべく裁判所へ。そして、自分こそがバルジャンだと名乗る。
 24601~♪
そして、ファンテーヌのところへ来るけど、ここがわからない。
すぐに逮捕されなかったんだ?
と、思って原作を読んだら、マドレーヌ氏が「私がジャンバルジャンです」って言ったことが
あまりに意外なのと、感動的なので、誰も何もできないでいるうちに、家に帰るんだった。
(ファンティーヌとの約束を守るためで、別に逃げてはいないけど、よく帰れたな)
私が書くと、そんなバカな!って感じだけど、小説ではなかなか良い場面。


原作では、法廷から帰ったバルジャンをジャベールが待ち構えていて、ファンティーヌの目の前で逮捕。
それを見たファンティーヌは、娘にはもう会えないと絶望して死ぬ。
バルジャンは一度、逮捕されるが、脱獄して財産を森に埋め、その後、再び逮捕されてトゥーロンに送られている。
そして、労働させられている戦艦オリオン号から転落して、脱獄。ここで、死んだと思われる。
脱走しているから、服はどうしたのかと思ったら、脱獄囚に高くで衣類や宿を調達する商売もあったそうです。
バルジャンはお金を隠していたから、それらを利用できたのかな。
蛇の道はヘビ。裏世界の住人も助け合って生きていた。
そして、やっとコゼットを迎えに行く。数ヶ月は経ってる。

一方、映画では、ファンティーヌが死ぬまで、ジャベールは出てこない。
ちゃんと、息絶えてから、ジャベール登場。そして決闘。
なんとなく待っててくれたのか?と思わせるシーンw
 あ、そろそろ良いですかぁ?

だから、ファンティーヌは希望を持って死んでいる。原作より少し救いがあるかな。
 
「(ねえ、聞いて聞いて)僕の名前はジャベール、なんと囚人の子なんだよ」
お前、色々言い訳してんじゃねーよ。俺なんかなぁ~と(剣での勝負中に)身の上話を始めるジャベール。

だが、バルジャンは、隙を見て、窓から川へ飛び込み逃走。
それから、コゼットを助けるためにテナルディエのところへ行く
あまり時間は経過していないはず。
追いかけてきたジャベールより、早くテナルディエの宿屋に来てるから。
その後、引き取ったコゼットを連れてパリへ行き、城門の検問で再びジャベールと対峙

ジャベールは、パリの北の城門でバルジャンが来るのを張ってた?
検問を逃れるために、こっそり逃げ出したバルジャンに気付いて、なぜか一人で追跡するジャベール。
まあ、ここで包囲して捕まえたら、物語は終わるから仕方ないけど。

でも、自ら検問の場所にいたのは、バルジャンを捕まえるため?そこまでの大物?
というか、ジャベールは一体どんな役職なんだ?バルジャン専用?

そう、ジャベールには超えられない高い山もないし、渡れない深い海もないの。
どこまでも、いつまでも彼を追って行くわ・・・


映画では、パリに入るところで、ジャベールにみつかって、捕り物になって、プチ・ピクピュス修道院に
逃げ込んで、馬車の下敷きになっていたところを助けたフォーシュルバンに、今度は助けられる。
ここで、バルジャンが大きな声でかくまってくれ~♪って歌うからハラハラw
それから、数年、バルジャンは修道院でコゼットとフォーシュルバンと共に平和に暮らす。
そして、大きくなったコゼットを連れて修道院を出て、パリの市内でひっそり暮らす。
 その間、ジャベールは、町のおまわりさん
そして、テナルディエに絡まれるバルジャンを、それと知らずに助けようとして、逃げられる。
テナルディエから、あいつがコゼットを連れ去った男ですよと教えられて初めて気付く。
テナルディエ、何年も前に一度あった男をおぼえていたのか?
それとも、コゼットに気がついたの?凄すぎる。
コゼットの名前すら覚えられないで、しょっちゅう間違えてたのにねw

映画で、マリウスとエポニーヌは同じ建物に住んでるけど、あれはゴルボー屋敷。
実は、パリに来たジャン・バルジャンが最初に住んだのもゴルボー屋敷(原作)。
それをかぎつけたジャベールが一時期住んでいた。
原作では、一度パリのゴルボー屋敷に落ち着いてからジャベールにみつかり、逃走劇になり修道院に逃げ込む。


なんと、バルジャン、テナルディエ一家、マリウス、ジャベールみんな同じゴルボー屋敷住人だった。

大阪の千里団地や、東京の高島平だったら、あるいはそんな事もあるかもしれないけど・・・
Patさんも、どんだけコルボー屋敷を使い回してるんだ~と言っておられましたっけ。
なんで、同じ屋敷にしたんでしょう?理由があるのかな?
まあ、考えてもわからないか。

 ていうか、俺の出番は?

このブログ、始まって以来の、アンジョルラス様出番なしの記事でした。
では、そのうち、2に続きます。





アーロンがショートフィルムに出たらしい

2013-08-16 | 映画のアーロン
こんな記事をみつけた。アーロンが短編映画に出るらしい。
“A Dream of Flying.”という題名で、役名は The Young Man
July 14, 2013となってるから、先月の14日の記事だ。

 
名前も苗字も無い、アンジョルラス以上だ。(アンジョルラスは苗字で、作品中にも名が出てこないのです。)

Marchesa designer Georgina Chapman is following her husband, Harvey Weinstein,
into the moviemaking business.
Chapman took on a new role behind the camera as a director for Canon’s Project Imaginat10n,
a showcase of short films inspired by consumer-submitted photos.

Georgina was on set at Alder Manor in Yonkers making “A Dream of Flying.”
The film stars Aaron Tveit, known for playing Trip van der Bilt on “Gossip Girl,”
and fashion model/actress Dree Hemingway.

Eva Longoria, Jamie Foxx, Biz Stone and James Murphy are also participating as directors,
guided by Oscar winner Ron Howard, for other short films that will be screened at a festival this year.

マルケッサのデザイナージョージナチャップマンは、彼女の夫であるハーヴェイ・ワインスタインの後を追って
映画製作ビジネスに参入します。
チャップマンは、消費者により提出された写真に触発されたキャノンのプロジェクトであるImaginat10nの
短編映画の展示会(映画祭?)に、監督としてカメラの後ろにまわるという新しい役割を引き受けました。

ジョージナは、ヨンカーズ(NYの郊外都市)にあるアルダーマナー(屋敷の名前)のセットで、『空を飛ぶ夢』を作っていました。
フィルムに主演するのは、ゴシップガールでトリップ・ヴァンダービルドを演じたアーロン・トヴェイトと
ファッションモデルで、女優のドリー・ヘミングウェイ(作家のアーネスト・ヘミングウェイの曾孫)

 これ、先月の記事だよ、なのに、レミゼじゃなくゴシップが代表作なのね。
アメリカでは、レミゼって、中ヒットだからかな?

Eva Longoria(高額ギャラのTV女優), Jamie Foxx(映画俳優), Biz Stone( twitterの創設者のひとり)
and James Murphy(音楽とかやってる業界人?)たちも、同じく監督として参加します。
ガイド役はアカデミー賞受賞監督のロン・ハワード、これらの短編フィルムは、今年開催の映画祭で上映される予定です。


 髪の長さはどのくらいだろう?これより少し短い?

■Marchesa (マルケッサ)というブランドについて
映画や演劇のためのコスチュームを作成していたジョルジーナ・チャップマン(Georgina Chapman)と
プリントデザイナーとしてカルバン・クライン、ドルチェ&ガッバーナなどでキャリアを積んだ
カレン・クレイグ(Karen Craig)が2004年にスタートさせたブランド。
エレガントなイヴニングドレスが揃います。
2006年にCFDA/ヴォーグ・ファッションファンドの最終候補の1つにまで残るほどの評価の高いブランドです。
 だそうです。よく知らない。

ちなみに、旦那さんの
ハーヴェイ・ワインスタインは、こんな人。ハリウッドのパワーリストに必ず載ってる人。
監督に無断で作品にはさみを入れるんで、シザー・ハンズの別名を持つって・・・
アーロンの出演部分にはさみを入れたら承知しないから!・・・いや、奥さんの作品には怖くて、
はさみ入れないかもね。

なんか、面白くなさそうな映画にでてそうな予感がするような、しないようなw
NYのセレブが撮ったショートフィルムというだけで、見たさ9割減。
アーロンの顔だけ見たいよ。

なんで、みんな映画を撮りたがるのかな? youtube動画くらいで我慢しなさい。
面白いものができるんだろうか?まかり間違って、できたとしても見れるかどうか。
もう撮り終えてる?拘束時間は短いだろうから、気にすることもないか。
 AZさん、アーロンも普段着はこんなだよ。

しかし、なんでアーロン?こんなお洒落まったくしない人になんで?
ウェディングドレスのデザインとかしてるみたいだけど、まさか婿の役に?
というか、ショートフィルムって、ストーリーとかあるのかな?婿とか、そんな平凡な設定じゃないか。

そして、共演の人、モデルかぁ。
アーロンと並ぶと、足の長さが・・・げふっ
足は努力では長くならないから、見逃してあげようと言いつつ、いつも話題にしてますよね。
ごめんね、アーロン。長くないだけ。短くもない・・・よ、多分。
 
このおじさんの方が大柄だったけど、脚、アーロン短いとは思わなかった。普通じゃない?
なんだかんだで、こだわってますよね、私・・・

そろそろ、アーロン、歌う仕事してくれないかな。
まあ、でも、これも出来上がったら、youtubeでもいいから見たいよね。

と、よく知りもしないで悪口言ってますが、canonのプロジェクトだし、デザイナーが撮るのなら
とても綺麗なものがyoutubeで見れるかもしれないよね。

Project Imaginat10nって、どういう意味だろうと思ったら
Imaginat10n=Imaginatio

わかりにくい・・・w

というか、普通にサイトで見られるよね、まだ出てないけど。

ファッション関係らしいスタイリッシュでクラシカルなホラームービーみたい。
舞台も素敵なお屋敷だし、意外と面白いかも。
とにかく哲学的だったり、メッセージ性が強かったりは無さそうなので良かったw

アーニー・リボヴィッツに写真を撮ってもらえなかったぶん、こちらで、綺麗な映像に
してもらえたら嬉しいけどなぁ。アーロンの髪型が気になるけど、お洒落な監督なので、
ちょっと期待してしまう。
シャイニングや、アザーズみたいな雰囲気の静かで綺麗なホラーだと良いけどな。

全然、違うものかもしれないけどね。早く見たい。

Lilas Strikes Back (リラの逆襲)☆

2013-08-14 | 妄想のアーロン
前回、とうとう結ばれたリラとアンジョルラス
ふたりは、もう振り返ることなく、革命へと突き進みます。では、Lilasさんから、続きです。
ラマルク将軍の葬儀車を乗っ取り、バリケードを作り、いよいよ戦いの始まりです。
昨日、何回戦戦ったのかは知りませんが、アンジョルラス、今日も戦い頑張って下さい。

ジャベールを捕まえる場面です。リラにジャベールを殴らせてみたいと思いました。
映画本編の場面変更をしてしまって、ごめんなさいね。
…いや、そもそも、リラだのなんだのって、何もかもが妄想なわけですがw

ボランティア、募集中だよ!

ここでいうボランティアは志願兵のことです。この映画でおぼえました。知らなかった・・・
※volunteer の語の原義は志願兵であり(反語がdraft―徴集兵)、歴史的には騎士団や十字軍などの宗教的意味を
持つ団体にまで遡ることができる。(wiki)

反語がdraft―徴集兵だそうです。 

「アンジョルラス様個人を守る親衛隊に入りたい!受付は何番カウンターですか?」
※親衛隊や近衛兵は単にGuardsでした。ファンの親衛隊はgroupie?

話がそれてすみません。兵を募集しているアンジョルラスに、退役軍人のふりをしたジャベールが志願してきます。
ネットの感想で、なんでよく調べないで仲間を増やすんだ?って書いてる人がいたけど、それは違うとおもうよ。
そこここで、民衆が蜂起して、その一端にアンジョルラスたちのグループがいただけだから。
労働者もいるし、逃げ遅れたのか、協力したいのか、女性たちも少しいた。
ガブローシュがジャベールに気付いたのは、よく捕まってたからだよね。
アンジョルラスがボンヤリさんだからじゃないよ!多分・・・どうかなぁ・・w
 
子供って映画の中ではえらく役に立ちますよね。ガブローシュも、ラマルクの死をいち早く伝え
ジャベールの正体を見抜き、手紙を届け、あきらめムードを一声で一新させて、銃の弾を集め・・・
ひよこのくせに~~

ガブローシュに較べれば、アーロンのアンジョルラスは、ボンヤリさんにも見えるカモ。お坊ちゃまだからね。
ジャン・バルジャンが志願してきたときに、上見るの忘れてて、志村うえーー!状態 



 でも、この日のコーディネイトは満点ですね。そこ大事ですから。


学生達がジャベールを捕まえて室内に入ってきた時、リラはそこにいました。

どうしたのかしら…とリラが思う間もなく、捕まえられていたはずの、そのおっさん…じゃなかった、ジャベールが、反撃に出ます。
学生達を殴る殴る。アンジョルラスも思いっきり殴られます。


リラは息をのみました。次の瞬間、近くにあった棒を手に取っていました。
アンジョルラスが殴られたのを見て、リラは怒ったんです。瞬間的に、むちゃくちゃ怒った。
誰かが押さえつけようとしていたジャベールの後ろから、思いっきり棒を振り下ろします。火事場の馬鹿力というやつです。



ジャベールは崩れ落ちるように倒れます。
リラは肩で息をしながら、ジャベールを見ていました。ふと顔を上げると、シーンと静まりかえっています。
皆が目を丸くして、リラを見ています。アンジョルラスも。
リラは、やっと自分が何をしたのかに気がつき、急にはずかしくなりました。

 リラ、こっえぇぇ~~

そのとき、外から音が聞こえてきます。近づいてくる軍隊の足音でした。
アンジョルラスが、ゆっくり振り向きます…。






 
ホルストの火星です。
『火星:戦いを司るもの』です。火星も、アンジョルラスに似合いますよね。
ホルストの惑星は、実際の惑星というより神話の星のイメージで作られてると聞きました。
火星は戦いの神アレースの曲です。


“アンジョルラスがジャベールを殴った時の激情に、はっとした。”というファンの方も多いようです。
なのに、こんな場面を考えてしまってごめんなさい。

 
リラにおびえる学生達・・・そして、リラが殴った棒を拾うアンジョルラス・・・かな?

私も、あの激情にかられたようなアンジョルラスが大好きです。
強そうに見えないのに誰より強い、美しいのに硬派、逃げない、語らない、行動あるのみ。
かっこよすぎです。

なんで、こんな場面を思いついてしまったのかなぁ…と考えてみましたが、自分ではわかりません。
以前、鑑賞記に書きましたが、アンジョルラスが棒か何かで殴ったのを反射的に「ちょっと反則~。」と思ったのもあるのかも。
あと、もしかしたら…私は、アンジョルラスが殴られるのも殴るのも、いやだったのかもしれません。はっきりわからないけど…。

妄想の記事、順番がでたらめだし、意味不明かな?
Lilasさん、読んでくださってる皆さん、なんか、とっちらかったブログでごめんね。


Patさんのブログで、いよいよDo You Hear The People Sing?の撮影風景の裏話が色々見られますよ。

それと、こちらのブログ、なんとレミゼラブルの舞台はどこなのか、マリウスの下宿のゴルボー屋敷は?
カフェ・ミュザンは?どこにどういう風にバリケードを作ったのか?フランスの古い地図と、現在の地図を
照らし合わせて、色々な場所を教えてくださってます。
コゼットがマリウスと逢っていたプリュメ街の家の大きさや仕組みにびっくりしました。
他にも色々、原作や舞台、映画にも触れておられます。お勧めです。

それにしても暑いですね。NYはどうなんだろう?アーロン、元気かなぁ。

アーロンに歌って欲しい歌・第八弾ミュージカル編

2013-08-10 | アーロンに歌って欲しい歌
アーロンにうたって欲しい歌・ミュージカル編です。
私はレミゼラブルを見るまで、ミュージカルにほとんんど興味がなかったんで、お勧めしてるのは
youtubeで見たものばかりです。なので、間違った解説をしていたら訂正してくださいね。

■Think of me

nataliaさん、お待たせしてすみませんでした。
nataliaさんからいただいた、アーロンに歌って欲しい歌(やって欲しい役)です。
『オペラ座の怪人』の貴公子ラウル。
nataliaさんにご紹介いただいたThink of meがなぜか貼れないので、映画のを貼ります。
舞台版のほかのには、ラウルの歌う場面が入ってなかったので、すみません。
nataliaさんの教えて下った動画はここをクリックして下さい。
マリウス、クリス(ミス・サイゴン)と並んで、ラウルはミュージカル界の三大へたれ男だそうです。
映画のオペラ座の怪人では、怪人が妙にかっこよくて、クリスティーヌがいったいどうしたいのかがわかりませんでした。
ラウルが好きなのか、怪人が好きなのか。二股を喜んでいるのかw

舞台ではどうなんでしょう?ラミンとかがキャスティングされてるということは、怪人は、かっこいい設定なんでしょうね。
じゃあ、クリスティーヌはどうしたかったの?そこらへんは舞台だと、どうなってるでしょう?

このラウルは、レミゼラブルで、大砲を持ってくるよう指示した司令官?みたいな役だった、ハドリーフレイザーです^ ^
オペ怪25周年記念公演はブルーレイにもなってて、映画より数十倍素晴らしいですよ!


nataliaさんがおっしゃってますが、これに関しては、そうおっしゃる方が多いのに驚きます。
私は映画しか見てないんですが、それでも充分びっくりしたからです。今さらながらwowwowの放送を
ちゃんと見なかったのが悔やまれます。
生の舞台って、貧乏性なので映画10本見れるとか、すぐ考えちゃうw
でも、多分、DVDでも1/10くらいの魅力になるんでしょうね。
生を見られた方、特に前で役者の生の声を聞かれた方がその迫力について語られてるんですが、
アーロンのGoodByeも、全然違うんだそうですね。生のアーロン、本当に聞きたいです。

ハドリー・フレイザー。レミゼのときと印象違いますね。
ひげで顔わからない役でも、声でわかったと言っておられるファンもいらして、さすがだと思いました。
映画版はパトリック・ウィルソンです。

私もアーロンなら声でわかるかな・・・ちょっと自信ないかもw
レミゼと、他の時の声、ちょっと違いますよね。
  怪人に勝ちそうなのは、俺より、むしろカルロッタ(だよね~)

ラウルをアーロンがやったら、絶対に怪人になびく気がしないな。
ラウルは怪人に捕まって、命乞いするんですね。映画ではなかったけど。
そのシーン、アーロンで見たいかも。可愛いだろうなぁ、へたれアーロンw
私が怪人なら、アンジョルラスをさらって行くよ。
・・・・・地下で飼いたい!
 あ、こら、アンジョルラス、逃げるな!

歌詞はこちらでどうぞ

エディーも、この役、似合いそうですね。

■All I Ask of You


本当にうっとりするほど綺麗なメロディ
映画だと、このふたりのイチャイチャを怪人が上から覗き見してて、イラーっとしてます。
舞台もですよね?
というか、アーロンがこのシーンをやったら、私がイライラして怪人になりそうw
クリスティーヌをオペラ座のてっぺんから蹴り落としてやるわ===
アーロンが歌ったら、また、声がポップだとか、軽いだとか言われそうな気も。

でも、それでも良いから、アンジョルラスの髪型でやってくれないかな。
容姿はまさに貴公子にぴったりですよね。

歌詞はこちらです

■Part of your world
AZさんからリクエストをいただきました。遅くなってすみません。

先週、小学生の姪を連れて某劇団のTHE LITTLE MERMAIDを観て来たのですが、観劇中ずっと「アーロンがエリック役演ったら結構イケるんじゃない?」って考えていました。劇そのものはレミゼのように壮大なテーマ性がある訳でもなく、浅いストーリー(失礼)だし、エリックも深みのあるキャラクターではありませんが、単純にアーロンの清潔感やキュートさ、シャイさ、セクシーさ、若さetc…を堪能するには
ちょうどいい役ではないかと。特に、海で溺れて浜辺で失神しているシーンは、前髪が乱れて白いシャツがはだけて「あぁ!もしこれがアーロンだったら…舞台に乱入して人工呼吸だ~!!」って妄想してムラ…じゃないドキドキしてましたw この役はアントンは違うな。やっぱりアーロンだな~、うんうん!(二股&上から目線)

生の舞台は役者の一瞬一瞬の呼吸やオーラや飛び散る汗をダイレクトに感じられて、映画とはまた違った輝きがありますね。それと勝手なイメージですが、舞台役者って何となくストイックな印象があります。いつかアーロンの生舞台を観たいなぁ。。。。アーロン貯金しないとな。

※アントンさんというのは、ウェストエンドの舞台でアンジョルラスを演じているブロンドのアンジョルラス
らしいミュージカル俳優の方です。興味のある方はここをクリック

エリックの歌がわからなかったので、アーロンに恋焦がれて歌う私たち(アリエル)という設定にしました。
一番有名なPart of your world(あなたの世界の一部とでも訳すのかな)です。

アリエルは、世界の違う・・・というか種の違う王子に恋して、せつなく歌ってるんですね。
そして、マツコ・デラックスに相談に行く(映画ではね)
舞台版ではどんなでした?あのタコの化け物のおば様は。
ブロードウェイ版、すごいですね。海中のシーンの素晴らしいこと。
王子が溺れて、それを海岸に連れて行くシーン、すごい。
本当、ミュージカルの舞台って、何でもできちゃうんですね。

アントンさんがやっても素敵だよね、ブロンドだし。
アーロンもアンジョルラスヘアでやって欲しいな。
 でも、ディズニープリンスなら、むしろこんな感じかな?
 

What would I give
To live where you are?
What would I pay
To stay here beside you?
What would I do to see you
Smiling at me?

Where would we walk?
Where would we run?
If we could stay all day in the sun?
Just you and me
And I could be
Part of your world

I don't know when
I don't know how
But I know something's starting right now
Watch and you'll see
Some day I'll be
Part of your world

あなたに、何をしてあげられるかしら
この世界でわたしが生きて行くことで
あなたのそばにいるためには、
私は何を犠牲にすればいい?
私に微笑みかけてくれるあなたを見るために
私は何をすればいいの?

そこでいっしょに歩めるかしら?
そこでいっしょに走り回れる?
太陽の下で一日中いっしょに過ごせるかしら?
あなたと私だけで
私はいられるのかしら
あなたの住む世界の仲間になれるかしら

それがいつのことになるのか
それがどうしたらできるのか
だけど、今すぐに、何かをはじめなくては
見ていて きっと、あなたに会えるわ
いつの日か、私はそこにいるわ
あなたの住むその世界の住人として


■Any Dream Will Do

ブログ主からです。
ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコートから。
長い題w 作曲はロイド・ウェーバーですが、とてもポップな曲です。
なんかジーザスクライストスーパースターほど暗くなくて、可愛い。
アーロンがもしジーザスに出るとしたら、やはりジーザスかな?
そうすると、アーロンの処刑シーンを見なくちゃならない・・・
ユダ…ちょっとイメージが違うような。
シモンかなぁ。

この歌、アーロンにぴったりだと思いませんか?
 こんな感じの爽やかアーロンに歌ってほしい。歌のおにいさんっぽい感じで♪

歌いやすい歌が多いので、学生のミュージカルで演じられることが多い作品だそうです。
ヨセフの人、ブレンダン・フレイザーに似てると思ったら、youtubeのコメントでも言われてるw
Joseph
I closed my eyes, drew back the curtain
To see for certain what I thought I knew
Far far away, someone was weeping
But the world was sleeping
Any dream will do

Joseph & Children
I wore my coat, with golden lining
Bright colors shining, wonderful and new
And in the east, the dawn was breaking
And the world was waking
Any dream will do

Joseph
A crash of drums, a flash of light
My golden coat flew out of sight
The colors faded into darkness
I was left alone

僕は目を閉じて、カーテンを引いたんだ
自分が何を考えてるのか、確認するためにね
はるか遠くで、誰かが泣いていた
けれど、世界は眠ったままだった
たとえ、どんな夢でも叶えば良いのに

僕は金色の線で縁取られたコートを着た
明るく輝く色の素晴らしくて、新しいコートを
地球の東では、夜が明けてきていた
けれど、世界は目覚めたままだった
たとえ、どんな夢でも叶えば良いのに

閃光がきらめき、ドラムの音が炸裂した
私の金のコートは飛ばされて見えなくなった
輝く色は暗闇にのまれて
私はひとり取り残された


■HIGH FLYING ADORED

ブログ主からです。このブログ主っていう言い方・・・なんか沼の主みたいでいやだなw

今回、一曲をのぞいて、全部ロイド・ウェーバーでした。
エビータのチェ・ゲバラの歌うナンバーです。

この前、TVでマドンナのエビータを見ました。
マドンナ、なかなか衣装が似合ってました。
歌は・・・まあ普通。
チェ役のアントニオ・ヴァンデラス、歌、吹き替えれば良かったかも。ゴメンw

アーロンは若すぎだし、イメージ違うけど、すごく素敵なナンバーなので歌だけでも歌って欲しい。
このチェ・ゲバラの歌もいいし、『アルゼンチンよ泣かないで』とか、本当に素晴らしい歌揃い。
ミュージカル版で歌ってる人は、リッキー・マーティンと、エレナ・ロジャーという人です。
エビータが汚い方法で成り上がるのを、皮肉な目で見ているチェということかな?
このチェがいるおかげで、とても話がわかりやすかったです。
 このナンバーはこれかなぁ?チェという感じではないけど、大人っぽいから。

High flying, adored
So young, the instant queen
A rich beautiful thing, of all the talents
A cross between a fantasy of the bedroom and a saint
You were just a backstreet girl
Hustling and fighting, scratching and biting

High flying, adored
Did you believe in your wildest moments?
All this would be yours
That you'd become the lady of them all?

Were there stars in your eyes
When you crawled in at night
From the bars, from the sidewalks
From the gutter theatrical
Don't look down, it's a long, long way to fall

尊敬される高みに昇りつめること
とても若くして、即席の女王様になるのか
金がかかった美しい才能の満ち溢れたもの
聖者と、ベッド(娼婦)の入り混じったファンタジー
君は、ただの裏町の娘にしか過ぎなかったのに
売り込んだり 戦かったり
ひっかいたり、噛み付いたり

高みに昇って尊敬されること
無謀だと思えることをやるときでも、自分を信じていたんだろう?
そういうことはお手の物だろう
彼女たちの全員の代表になったというのか?

君の目のなかに星でもあったのか?
君が夜に、横たわったときに
バーから
歩道から
わざとらしいほどの貧民街から
見下ろすんじゃない。
それは、長い長い転落の道だ。

 あ、チェにアーロンの顔合成したら、とても変だ。

やはり、こちらでやって欲しい。

リラの恋・いよいよ結ばれます

2013-08-09 | 妄想のアーロン
リラの恋、いよいよクライマックスですよ。
Lilasさん、いつも素敵な物語をありがとう。

【One Day More】終了後のミュザン2階から始まります。

アンジョルラスが、いつものように「リラ、送っていく。」と言いました。
リラは「でも…。今夜は、まだ明日の準備があるんじゃない?」と訊きましたが、アンジョルラスは「いいから。大丈夫だ。」と言って、
さっさと階段を降りていきます。リラも慌てて後を追いました。


■テレマンのアリアです。

外に出た二人は、いつものように黙って歩いていましたが、突然、アンジョルラスが
「リラ、話があるんだ。遠回りになるけど、ちょっと俺の部屋に寄ってくれないか?
…後で、ちゃんと送るから。」と言います。「…ええ。いいわ。」リラは答えてついて行きます。



歩きながら、リラは、話って何だろう…と考えます。
1つだけ心当りがありました。明日の蜂起には参加するな、と言われるのではないか…ということです。
今までも、リラは、自分がミュザンに出入りすることを、実はアンジョルラスはあまり快く思っていないのではないか…と
心配したことがあったからです。
でも、もちろん、リラは蜂起に参加するつもりです。来るなと言われたら何て答えたらいいだろう…。
リラは考えながら、いつもとは違う道を歩いていました。

アンジョルラスの部屋の、建物の前までは来たことがあったリラですが、中へ入るのは初めてです。
階段を上がりながら、リラは少しドキドキしてきました。

アンジョルラスがろうそくを灯すと、部屋の中が少し見えてきました。昼間の光ではありませんから、あまりはっきりとはわかりません。
でも、様子は充分に感じられます。
この人は、こんな質素な部屋に暮らしていたんだ…。想像していたとはいえ、リラは少しだけ驚き、立ったまま見回していました。


部屋には本とベッド、それに小さな机と椅子。はがれた漆喰の壁がさむざむとしていました。
知らなかった・・・と、リラは思いました。ここで、彼はずっと暮らしていたんだ・・・

リラは故郷のアンジョルラスの部屋を思い出していました。壁紙のはられたあの美しい部屋。
大きな窓と、磨きぬかれた机、厚い絨毯と大きな椅子。

ときどき掃除に入って、彼の開いた本をそっと見たり、彼の筆跡を胸を震わせながらなぞったりしていた、あの部屋となんて違うんだろう。

…ふと気がつくと、アンジョルラスがすぐ傍に来て、リラをじっと見つめています。リラは、うつむきました。
「話があるんだ、リラ…。言おうかどうしようか、迷ったけど…。」アンジョルラスは言い淀みます。いつもとは違うその感じに、リラは顔を上げました。

「…リラ。愛してる。」リラは耳を疑いました。今、この人はいったい何を言ったのでしょう。自分は何を聞いたのでしょう。
「やっと…最近、わかったんだ。それまで、全然気がついていなかった。自分の気持ちに…。言わないでおくべきかとも思った。でも、やっぱり…。」
そこでやっと、アンジョルラスは、びっくり仰天しているリラの表情に気づき、ちょっと笑って下を向きます。
「…驚かしちゃったな。悪かった、こんな話をして。リラの気持ちも考えずに…。忘れてくれ。…行こう。送…」
「…あたし。。。あたしは!」アンジョルラスの言葉を遮って、リラは突然叫びました。戸口に向かっていたアンジョルラスが振り向きます。

「あたしは…ずっと、あなたが好きなの。小さい頃から、ずっと…。だから、パリに来たの。少しでも近くにいたかったから。でも…言えなかった。
あなたは革命に一生懸命で…。でも、あなたを…愛してるの。」今度はアンジョルラスが驚いた顔になりました。

アンジョルラスは傍まで戻ってくると、リラを抱きしめます。そして呟きました。「もっと…、早く言えればよかった…。」
それから、アンジョルラスはリラの顔を覗き込み、キスをしました。そして、リラの眼をじっと見つめて、小さな声で言います。
「今夜は…俺と一緒にいてくれるか?朝まで…。」
リラは頷きました。


■チャップリンの映画ライムライトよりテリーのテーマです。

…………………………………………………
※勝手に、ブログ主がラブシーンを追加です。不快な人は太字部分だけ読んでね。

アンジョルラスの冷たい指が、リラの首筋をそっと下って行きました。そして、その指先は彼女の襟元からそっと差し入れられ・・・
もうひとつの手でしっかり抱きかかえられながら、彼の唇は、リラの唇を離れ、頬から耳元へ、そして首筋・・・指先を追うように
下がって行きました。
リラは静かな風にそよぐ葦のように、身を任せていました。やがて、甘い声をあげたリラを、彼は腕に抱き上げベッドに運んで行きました。
そして、リラは深い海に沈むように、アンジョルラスのするがままに身を任せました。
 
これ使うの二度目。すみません。なかなか綺麗な裸婦がないんです。
清純派で売ってるのに、何この妄想・・・

窓の外が、少し明るくなってきました。もう夜明けです。
リラは、まだアンジョルラスに抱きしめられたまま、彼のベッドの中にいました。部屋の中は、しんと静まりかえっています。

アンジョルラスは、リラを抱きしめている腕にぐっと力を込めると、ささやきました。「ずっと…こうしていられたらいいのにな…。」
リラはちょっと驚きました。そっと身動きすると、アンジョルラスの顔を見つめます。
頭の中は革命のことばかりでいっぱいのはずのアンジョルラス。
なのに、こんなことを言うなんて…。
リラの心配気な顔を見たアンジョルラスは、ふっと笑い、リラの髪をくしゃくしゃっとなでて言います。
「でも、今日は決起の日だ…。民衆が立ち上がる日なんだ…。今日から全てが変わるんだ。」
そして、リラに優しくキスすると、ベッドから出ました。

リラは、しばらくじっとしたまま、今のアンジョルラスの言葉を、頭の中で繰り返してみました。
決起の日。民衆が立ち上がる日。今日から全てが変わる…。
そして、リラは、そっとベッドから出ると、服を着ました。

それから、二人は一緒に部屋を出ました。
アンジョルラスがこの部屋に戻ることは、二度と、ありませんでした。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

I Vow to Thee, My Country (我は誓う、わが祖国よ)

I vow to thee, my country, all earthly things above,
Entire and whole and perfect, the service of my love;
The love that asks no question, the love that stands the test,
That lays upon the altar the dearest and the best;
The love that never falters, the love that pays the price,
The love that makes undaunted the final sacrifice.

我は汝に誓う、我が祖国よ、地上のあらゆるものよ、
あまねく、すべてのものにして完全なるもの、我が愛への奉仕。
何も問わない愛、試練に耐える愛、
すなわち最愛にして最良のものをも祭壇に差し出す愛、
怖気づかない愛、贖う愛、
すなわち、究極の犠牲をも不屈のものにする愛。


ホルストの惑星の『木星』を編曲して歌詞をつけたものですが、歌詞のないこれが演奏が綺麗だったので。

アンジョルラスは、もう振り返ることはありませんでした。リラとは別れることになるかも知れないけれど・・・
祖国に殉ずる道を選んだのだから。

リラも無言でした。帰りの彼女は、もう来たときの彼女ではありませんでした。
それがアンジョルラスの選んだ道なのなら、私はもう泣くのはやめよう。

六月の初めの朝はまだ寒く、ふたりは無言で歩きました。
やがて、見慣れたカフェミュザンが朝もやの中に現れました。

アンジョルラス、さようなら。でも、最後に心の中でだけでも言わせて欲しい。リラはそっとつぶやきました。
愛してる 愛してる・・・・・・アンジョルラス、あなたを愛してる・・・


この“フィジカルラブ編”をあてはめるとすると、前に書いた本編の“二人のココロが繋がる場面”の会話がちょっと変わって、
“砦から出てゆけ~!”“そんなの嫌~!ずっと一緒にいられると思ったから、あの夜も、朝まで一緒に過ごしたのに~!”
という感じになるのかしらw
でも…。そうなると、リラにしてみれば、“初めて彼と二人で迎えた朝”から“この世での最後の別れの朝”まで、たった丸一日なんですね。
…リラ、ごめんね。

いっそのこと、終り方を“その後のリラは赤ちゃんを生みました。アンジョルラスによく似た可愛い男の子でした。
でも、リラは赤ちゃんの命と引き換えになくなります。
赤ちゃんは、マリウスとコゼットが引き取りました。”ということにでもすればいいのかしら。
…いやいや、これはだめだ。なんだか違いすぎますね。だめだめ、却下~。


考えることは同じですね。私も赤ちゃんを考えました。
でも、なんとなくアンジョルラスに合わない気がしてやめました。

Lilasさんのお話、まだ続きますよ。

I can't help falling in love with him

2013-08-07 | TVのアーロン
最近、ブログを書くだけで時間がなくなって、全くネットも見てなかったので、久々に見てみたら・・・

グレイスランドの批評、良くも悪くもない。
第2シーズンはないかも?

私はドラマのことは全然わからないので、これがどんな数字かはわからないけど、上々でないことは確かかな?


こちらが、第一シーズンのドラマの点数表
決して良くない。

インターネットムービーデータベースの順位も、いつのまにかTop500からTop5000になってた。
ちょっと悲しい。まあ、単なる会員によるファン投票なんだろうけど。
レミゼに出る前を知らないので何ともいえないけど、前はTop5000にもいなかった?

私は宣伝動画と、初回の20分くらいを英語で見ただけなので、全然ドラマの内容がわからないんだけど

ドラマ、日本では見られないかな・・・

IMDBの順位で、コーリー・モンティスとレア・ミシェルが、コーリーが亡くなった時に、一瞬、1位と2位になってたけど、
もう消えてる。ファンはどんな気持ちだろう。それこそ死ぬほど悲しいだろうな。

だから、こんなことで落ち込んでいてはいけないよね。

ドラマが、日本での放映も、ソフトの日本発売もなかったとしても海外版を買えば良いし。
第1シーズンが放映されたから、海外版DVD/BDは出るよね?出なかったら、その時はちょっと泣くw
いつもながら自信のない訳だけど、一応、一番低い評価と、高い評価を載せておきます。

ネガティブな批評から(ここが抜きん出て低評価だった)

 う・・・お手柔らかに・・・
■Wall Street Journal(ウォールストリート・ジャーナル)

10点(100点満点で)

The FBI doesn't look much better in "Graceland"—largely a work of fiction, fortunately,
despite its claim to be based on history. Graceland, we are informed, was the name of a beachfront residence
in Manhattan Beach, Calif., that was seized by the government in 1992 and, for a time,
operated as an undercover base for the FBI, the DEA and Customs.

FBIは、それほどちゃんとは「Graceland」を監視していません。 
歴史にもとづくというその主張にも関わらず、主な仕事は架空の出来事です。
Gracelandは、カリフォルニア州のマンハッタン・ビーチの海岸沿いの邸宅の名前だと、私たちは知ります
それは1992年に政府に押収されて、しばらくの間、FBI、DEAと税関のための秘密基地として運営されました。


Government agents loll around the beach, exchanging the kind of banter for which television writers would,
in a just world, be sent to some quiet place to reflect on their idiocy.
All this, amid the plotting of incoherent designs to trap drug dealers,
and plenty of sand and dazzling blue skies--elements that have on occasion succeeded
in mitigating the flaws of some deadly TV series. This deadly series isn't one of them.

政府の職員は、ビーチでゴロゴロしてる、なんのためにライターが書いたのかというようなジョークを交わしながら
いったいどうなってるんだ、彼らに、ばかばかしさを反省させるため、あの静かな場所(刑務所?)にでも送って下さい。
広い砂浜にまばゆいばかりの青空、それらは、絶望的にひどいTVシリーズを少しはましにした要素ではある
でも、この致命的なシリーズは、そんなものではない。


 ははは・・・(ああ、そばで慰めたいよ

ポジティブな批評から(といっても、なんか曖昧なほめかた)


■New York Magazine (ニューヨーク・マガジン)

80 点

It's the kind of work that I like to classify as "deep shallow," in that it deals in familiar tropes and simple themes
but articulates them in a clever,stylish way.
これは、私が広くて浅いと分類した、そんな種類の仕事だ。
使い古された表現方法と単純なテーマという点では。
しかし、それらを、スタイリッシュで賢いやり方で明確に表現している。

This show sells the o-mouth. It's eye candy and brain candy.
このショウは語るようなもんじゃない。これは、頭を空っぽにして目の保養にするものだ。




 相変わらずのひどい訳で、なんて書いてあるか不明だな・・・

■Miami Herald(マイアミ・ヘラルド)

80 点

The answers unfold with a delicious tension that makes Graceland an unexpected pleasure.
答えは グレイスランドの予想外の喜びが作る素晴らしい緊張をもって展開します


?意味不明ですね。後で訳す・・・のもなんかだるいので、すみません、このままかもw
訳があってる気もしないけど。

ほめてるものも、手放しで脚本をほめたり、演技をほめたりしてはいない。
スタイリッシュだとか、素敵な背景だとか、美男美女だとか。
でも、けなすのにも、それは言われていたみたい。なんで美男美女なの?
みんなで何してるの?みたいに。

脚本がダメだと、映画もドラマも絶対に面白くはならないよね。
ものすごく好きな人が出てるから、その人が見れれば良いって場合は別として。

ゴシップガールや、アグリーベティって、面白くはなかったわ。
アーロンの出演場面だけ切り取って保存w ストーリーはどうでも良かった。
グレイスランド、見た人どうだった?
 
もし仮に、今シーズンで打ち切られたとしても、アーロンには歌がある。
というか、歌わないアーロンなら、長く続かなくても良いかな。
(見てもいないのに、こんなこと言ってますが・・・)

グレイスランドといえば、普通はエルヴィス・プレスリーの邸宅の名前。
だから、最初プレスリーの歌満載の素敵な音楽ドラマかと思ったんだよね。
それこそ、アーロンにぴったりじゃない?歌手を目指す若者の役とか。
アーロン、歌いたいだろうし。

というわけで、エルビスのI can't help falling in love with you
アーロンに歌って欲しい歌でもあるけど、歌ってあげたい歌でもあるかなと思って、
女性シンガーのバージョンにしました。
イングリッド・マイケルソンという人。youtubeで見つけた。


Wise men say
Only fools rush in
But I can't help
Falling in love with you
賢者はいうわ 愚かものだけが事を急ぐって
それでもわたしは あなたに恋せずにはいられない

Shall I stay
Would it be a sin
If I can't help falling in love with you
ここにいてもいいかな
いけないことかな
もし私が あなたに恋せずには、いられないとしたら・・・

Like a river flows
Surely to the sea
Darling so it goes
Some things are meant to be
川の流れが 必ず海に注ぐように
ダーリン、それは決まったことなの
そうなることが運命なのよ

Take my hand,
Take my whole life too
For I can't help falling in love with you
手をとって 
私の人生のすべてを受けとめて
だって、私はあなたを好きにならずにはいられない


このブログにはネガティブなことは、極力書くまいと思ってたんだけど、ごめんね。
見てもいないのに思い込みで書いて、的外れだったら、むしろ嬉しいけど。
Wise men say, Only fools rush in
愚か者だけが結論を急ぐ・・・そうだよね、長い目で見て、IMDBの順位くらいで
一喜一憂しちゃダメだよね。

もちろん、アーロンを好きな気持ちには全く変わりはないです。
I can't help falling in love with him
ラブビームを送っておこう!




リラの恋 ・カフェミュザンにて

2013-08-05 | 妄想のアーロン
Lilasさんから『リラの恋』 の続きです。

ABC Cafe-Red and Black】直前の、カフェミュザン2階にて…です。

リラは、今夜も学生達が集まっているミュザン2階の隅っこにいます。
今日のリラは、男の子の帽子(←エポニーヌがかぶったような帽子)をかぶっています。
でも、服はいつも着ている普通のものですから、なんだかへんてこ。


リラはいつもは、奥様方御用達の高級洋装店のお針子をしています。自分ではとても着れない高価なドレスを
毎晩遅くまで仕立てています。そして、ときどき、カフェミュザンに来て、手伝いをするのです。
飾り帯の残り布を、店主が、いつも熱心に働くリラに少し分けてくれました。紺色です。
それで、リラは男の子のような帽子を作りました。ある考えがあったんです。

それを目ざとく見つけたグランテールが、なんでそんな帽子をかぶっているのか訊きます。
リラは、革命が始まったら私もみんなに混じって一緒に闘うのよ…と答えます。

 まるでシェイクスピア劇のヴァイオラだな
周りの皆は大笑い。「え~、リラが~?」「そんなことできる?銃なんて撃てる~?」と大騒ぎ。
「なによ、ばかにしないでよ~。おしえてもらえばできるわ。服だって、ちゃんと男の子の服を着るし!」と、リラ。


エポニーヌの男装はなぁ(原作では)女が男装したように見えたけど、声を聞くとまぎれも無く男だって
確信されてしまうんだよね。
リラ、男の服着るのも良いけど、髭でもつけてくれば?ハドリー・フレイザー並みに

誰かが(…グランテールかな?)、リラの頭からぱっと帽子を取ります。
私はクールフェラックが取ったに一票!なんか女の子をからかうのが好きそう。

中に入れていた長い髪が落ちてきてしまったリラは慌てて、返してよ~と手を伸ばします。
でも、皆がふざけて、ぽ~んぽ~んと帽子を回し投げてゆきます。リラには取り返せません。


yuriもここでさっきから帽子取ってるんですけどぉ~~
完璧にリラに主役の座を奪われて、むかつくyuriであった・・・


ヨハン・シュトラウス二世のトリッチ・トラッチ・ポルカ・運動会でよく聞く曲です。
背の高いイケメン(?)たちに囲まれて、返して~っていう追いかけっこって、漫画やドラマでは
「あるある~」のネタですが、こういう体験をしている女子というのは本当にいるものでしょうか?
どこか、私の知らない遠い世界で、このようなことが行われているのでしょうか?ブログ主の独り言

離れたテーブルにいたアンジョルラスが、騒ぎに気がつきました。むっとした顔になって、そちらへ一歩踏み出します。
 俺も入りたい・・・入れてって言えば良いの?

ちょうどその時。突然跳び上がってリラの帽子を取ったのは、リラと仲良しの小さなガヴローシュでした。
ガヴローシュはリラのほうを向いて「ど~ぞ、お嬢さん!」と言いながら帽子を渡します。
リラも「ありがとうございます。」と言って、貴婦人のようなおじぎをしました。

見ていたアンジョルラスは、ふっと息をついて、黙ったまま後へさがります。


 ああ・・ぐずぐずしてるうちに、終わっちゃったよ・・・ガブローシュのバカ

それから、ガヴローシュは生意気な顔で、学生達に「若いお嬢さんをからかっちゃいけませんよ~。」と言い、
身軽に皆の間を走り抜けて階段を駆け降りていきます。

ガブローシュって、ませてるようで、やはり子供ですね。若い男にからかわれるのを、リラが本気で
嫌がってるとでも思ってるんでしょうか?若い娘をからかうのは、若い男の義務ですよ。
ちゃんと絶妙なタイミングで髪がハラリと落ちるように、ゆるくピンでとめてきたリラの手管が
わからないんですか?・・・うそです。リラはそんなことは考えていません。

リラは雑魚には興味がないのです。
本当は、アンジョルラスに「こんなものかぶったって、お前は男にはなれない」って、何かを言いたげな
目をして、帽子を取り上げて欲しかったんです。そして、ハラリと落ちた艶のある長い髪を見て、
苦しげな表情で何かに耐えているアンジョルラスを見たかったの。

エリック・サティの『お前が欲しい』です。歌詞が二通り、男性版と女性版があります

アンジョルラス様の写真の下の歌詞は男性版。
米良美一さんが歌っておられるのは男性版でした。
ちょっとアンジョルラスのイメージとは違うけど・・・綺麗な声ですね。


金色の天使よ、酔わせるものよ
その瞳の魅力よ
お前をくれよ、俺はお前が欲しい
お前に俺の女になって欲しいんだ
俺の苦しみを静めるために
来てくれ、おお女神よ
俺は大切なひとときに恋焦がれる
ふたり幸せな時を : 俺はお前が欲しい

 あたし、あげるわ~ 帽子もおまけだよ

リラも、「みんなより、ガヴローシュのほうがずっと紳士だわ。」と言って、
後について階段を駆け降りていきました。
(ああ…、リラ!どこへ行くの?アンジョルラスが、今から【ABC Cafe-Red and Black】で、
いっぱいソロとって歌うのに!聴かなくて(見なくて)いいの?!)

 

ちなみに、リラは戻ってきます。“将軍が死んだ”と言いに来るガヴローシュと一緒に。
ガヴローシュがそのセリフを言っている時、彼の両肩に手をおいて後ろに立っています。(←見えませんね…w 背後霊?(笑))

なかなか皆が聞こうとしないので、ガブローシュが切れてますよねwあの場面。
しかも、ガブローシュが情報収集してる間、マリウスときたら、
「君も、あの娘みたら、気が変わるよ~」とか言ってるし。
ていうか、マリウス、本気で言ってる?見て欲しいの?見てあげようか?
アンジョルラスが、あの娘を見ても、なんとも思わないかもしれないけど、
あの娘がアンジョルラスを見たら、気が変わるかもよ?そこ考えないの?
   
そして、アンジョルラスがまた歌い始め、ガヴローシュを含めて皆、盛り上がりますが、リラだけは歌わず、
ちょっと心配そうにアンジョルラスや皆を見ていました…。


うーん、Bring him homeを歌いたいのは、リラのほうかもね。
To be continued・・・

アーロンに歌って欲しい歌・第七弾(ロック編)

2013-08-03 | アーロンに歌って欲しい歌
アーロンに歌って欲しい歌、第7弾、ロック編です。
歌ってほしいというより、歌ったらどうなるのかなって感じです。
またやりたいので、もしお勧めの曲があったらコメント欄に書いてくださいね。

■天国への階段

ロックの名曲中の名曲です。Lilasさんから。この曲、お好きだそうです。
私がアーロンに歌わせたい歌で良いかとお聞きしたら・・・
…え!【天国への階段】、アーロンさんに歌わせる?
え~っと、雰囲気…合うかなぁ。。。??

本当に綺麗な曲ですね。私が聴いてみたいので、入れました。

…で、【天国への階段】ですが。
アーロンさんでも聴いてみたくなったけど、アンジョルラスが歌ったらいいかも~♪とも思っちゃいました。
赤い服で、砦の上で!(だんだん追いつめられた頃に。)
演奏はバリケードボーイズ。あれだけの人数の中には、誰かしら、ギター・ドラム・キーボードがやれる人が
いるんじゃないかしら。PVみたいにできるかも。
でも、あの状況で、こんな題名の曲を歌ったら、リアルすぎるかなw

地獄への階段(降りるんでしょうかね?)じゃないから、良いんじゃないでしょうかw
 これは天国じゃなくてバリケードの階段。階段があるというのが、なんとなく可愛いw

確かにバリケードボーイズ、みんな器用そうですよね。ヴォーカルは全員できるし♪
まあ、アンジョルラスさまが天使のようなたたずまいでヴォーカルをやるに決まってるけど。

対訳みたけど、意味がわかりません。狭き門より力尽くして入れって言ってるようにも聞こえるけど、
そんな単純な意味じゃない? それにしても、幻想的な歌詞です。
意味のわからない歌詞を作ると、皆が深読みしてくれて、最初に考えてたのより立派な意味になって、
儲けモン!とか考えてないよね?


そういえば、私、レッドツェッペリンについては、いくつかBSの番組を見たから、曲は知らないわりに
グループのことは知ってるよ(それがどうした?)

ロバート・プラントがアンジョルラスで、ジミー・ペイジがグランテールとか?
伝説のグループだし、下手なこと言えないなw
ここに対訳が。素晴らしい分析と解説です。歌詞と対訳は下のほうにあります。


第一部のアコースティックギターパートは、ディープパープルの「スモークオンザウォーター(Smoke on the Water)」と
並ぶくらい初心者でも弾きやすいので、楽器屋での楽器の試し弾きに使われすぎて、店によっては店員が「天国への階段禁止」
などと言い出すほど有名なんですね(対訳サイトからの引用です)


楽器店には時々行くんですが、ギターの試し弾きにはであったことが無い・・・というか、ギターコーナーに
行かないからか。
NYの楽器店でギターの試し弾きをするアーロンに逢いたい!めちゃくちゃ逢いたいよ(妄想)
じーっと見つめる私に気付いて、にっこり笑うアーロン。ふたりで少し話をして、思いのほか気があって
NYを案内してもらうことに・・・  しかし、何語で話すんだ?翻訳こんにゃく?
 こんな普通の格好をしたアーロンと・・・


Patさんのお勧め・・・というか、アーロンに歌えるかな?っていう疑問符付きのお勧め
■Aerosmith - Walk This Way


印象的なリフといえば、この曲というくらい有名な曲だそうです。
私は、曲名を知りませんでしたが、聴いたことある。
 対訳があったんで載せさせていただきました。
みんな詳しいなぁ。
スティーブン・タイラーとジョー・ペリーはミック・ジャガーとキース・リチャーズみたいな
感じだって、どこかに書いてあったけど、なるほど(よく知らないけど)

ていうか、聴いたことあるはずだ、CMとかに使われてるから。
でもひどい歌詞・・・ちょっと  曲はかっこいいけどね。
英語だし、ダイレクトには伝わらないから、アーロン歌っていいよ♪
爽やかかつ卑猥に歌ってください。

Aerosmith - Dream On

Patさんから、もう一曲、アーロンが歌えそうなエアロスミスです。
これ、比較的歌いやすいなって、いっしょに歌ってたんですよ。そしたら
後半のシャウト部分が~ アーロンなら歌えるかな?
アーロンのシャウトって聴いたことないよね。
N2NやCMIYCでも、けっこう激しく歌うところはあるけど、シャウトじゃないし。
これは、聴いてみたいかも。でも、喉を痛めるかな?

エアロスミス、結構聞きやすいですね。他のも聞いてみます。
こちらの歌詞は、いきなり年齢が上がってます。
あ、こちらのサイト、前にイーグルスでお世話になったサイトだ。
いつも、ありがとうございます。

なかなか、アーロンにぴったりの歌って難しいね。


■Skid Row - I Remember You
ブログ主からですよ。

ヴォーカル、結構かっこいい 金髪だし。
ていうか、ヴォーカルのひと、名前がセバスチャン・バッハ?
と思ったら、バックって読むのね。でも綴りはバッハと同じだ。
wikiの写真がすごい。アーロンなんて、これに較べれば可愛いもんだわ。イケメンって、ひどい写真を選ばれ勝ちなの?
 これを貼ってよw 結構画像検索で出てくる写真かっこいい。でも45歳かぁ・・・

ロックは本当、あまり知らないので、いろいろセコク検索したんですよ。
『ロックの歴史に残る名曲』とか、『ロックバラードの名曲を教えて』とか
そうしたら、かなりの確立で、この曲がひっかかりました。
これ、意外とアーロンいけるかもね。
歌詞はいたって普通です。和訳 です。


■Hoobastank - The Reason

ブログ主から、フーバスタンクです。
ヒットしましたよね。
ヴォーカルの人は、お母さんが日本人。兵庫県の明石で一年間小学校に通ったそうです。
このミュージッククリップ、なんのストーリーだろう?
このブログを書くのに、じっくり見たんだけど・・・
歌詞と、ドラマに繋がりは無いみたいだね。

ロックといっても、ポップなバラード系は、とても合うんじゃないかな。
アーロンがロックやるとしたら、ハードな格好じゃなくて、お洒落なシャツに可愛い靴を履いた
ポップス寄りのスタイルでやって欲しい。今の前髪たらしたショートでもいいかも。
どちらにせよ、綺麗めが似合うタイプだからなぁ。
 もう少し長いほうが良いかな。服はもう少しカジュアルなので。
でも、アンジョルラスの髪型だと、意外とハードロックも似合うかもしれない。
とにかく、私は、アーロンがロックをやるとしたら、音楽性よりファッションが気になる。
髪型とか。あと、七分丈のパンツに素足に皮の靴はやめて~あれ、嫌いなのよね。
どんなファッションなら良いと思う?
ハードロックは黒っぽい皮の服とか多いから(イメージが古い?よく知らないのよ)ブロンドに
して欲しい。あまり長すぎない長髪。もちろんパーマで・・まんまアンジョルラスでってことだけどw

髪型と着るものにしか言及しなくてすみません。いつものことですが。

歌詞ありました
この歌詞は、アーロンでも平気だね。


ANGIE - ROLLING STONES


グランテールが歌ったら、愛の歌、コンブフェールが歌ったら、資金集めの歌です。
もちろん、アンジーじゃなくて、アンジョ(Lilasさんは、アンジェw)
下らない駄洒落ですみません。

Enjo, Enjo,   
when will those clouds all disappear  
Enjo, Enjo,  
where will it lead us from here    
With no loving in our souls    
and no money in our coats    
You can't say we're satisfied   
But Enjo, Enjo  
you can't say we never tried   

Angie, you're beautiful,    
but ain't it time we said good-bye  
Enjo,I still love you,    
remember all those nights we cried   

アンジョ アンジョ
立ちこめた雲は いつになったら消えるのだろう
アンジョ アンジョ
(立ち込めた暗雲は)俺たちを ここからどこへ連れて行くのだろう


※資金難と人材不足で革命には暗雲が立ち込めているんです。

というかね、ここのPatさんの記事のアンジョルラスが結構擦り切れた服を着ているという
のに、ぐっと来てしまいまして・・・革命の資金がいるから、それにつぎ込んでたんだろうなと
美男のボロ服(元は多分高価な服)というのも素敵だよね

心に 愛はなく
コート(のポケット)には カネも無いから
「俺たちは満足している」とは とても言えないだろうけど
でもアンジョ
「何の努力もしなかった」とは言えないはずさ


みんなの革命の熱が醒めかけて、資金も集まらないんですね。
アンジョルラスは死ぬほど努力してるにも関わらず・・・
ここ、グランテールだと変ですね。だって、彼は努力はしてないはずだからw

アンジョ、君は美しい
まだ、さよならを言うときは来ていないというの?
アンジョ、まだ君のことを愛しているんだ
我々が叫んだ、あれらの夜のことを 覚えているよ


シュプレヒコールをあげたりしてたんでしょうか?夜中に?
コンブフェールはアンジョルラスを美しいなんて言わないかな。
グランが歌うと変な部分と、コンブが歌うと意味不明な部分が入り混じってるので、
パート分けしたほうが良さそうです。

 Enjoだと、援助とも読めるね。良い歌詞だね。
ぜひとも我々に資金面でのご協力をよろしくお願いします。振り込み手数料は無料ですので、お近くのコンビニから

 アンジョルラスは援助頼むのは無理かな。気位高そうだしw

なかなか難しかったです。

ロック、大好きな曲を今思い出したんで、すぐ、やりたい。
よかったら、コメント欄に好きな曲や、アーロンに似合う曲を書いてね。
マイナーな場合は、解説もつけてくださるとありがたいです。

あと、コメント欄でnataliaさんから、オペラ座の怪人のナンバーを推薦していただきました。
ミュージカルナンバーで、アーロンに歌って欲しい歌もあったらよろしく。

それ以外でもいいよ。ではお待ちしてます。

訳してみたら、古い情報でしたわ

2013-08-01 | その他のアーロン
Paul Wontorek のインタビューが文字になってる部分があったんで、訳してみた。
これ、youtubeで真っ先に出てくる青い部屋でのインタビューの最後の部分だな。

この人は、ブロードウェイスターのインタビュー番組を持っている人。
ちょっと、アーロンのお父さんに似ている。

フェイスブックについて語った部分だった。たいしたことは言ってなかった。
私のように英語に弱い人間の辛いところは、訳してしまうまで、それが面白いのかつまらないのか
わからないところよねw
まあ、今でも、ソーシャルメディアは使ってないみたいだから、別に古くなってはいないかな。
PW=Paul Wontorek
AT=Aaron Tveit
PW: I actually like that you have a little bit of mystery around you.
I like that we don’t know anything about you.

実は、僕は、君が少しばかり身の回りを明かさないのが好きなんだ。
君について、何もわからないっていうのが、僕は好きなんだ。


AT: Well, I had a Facebook account in college, when it first started,
and it was great because it was just my college; it was a great way to stay in touch with people
there. Then it started to expand and expand.

My main reasoning for getting off it years ago was actually, when people on the business side of this,
instead of just being friends on Facebook, it was people who were directors and casting directors
who were all of a sudden on Facebook that I was friends with.
And I said, “Wait a minute. You know, I’m supposed to walk into a room and suspend their disbelief,
so I don’t think they should know anything about me personally or see pictures of me in places.”

So that was my initial reasoning to do it. I just thought it’d be good to have separation from it.
Twitter, I don’t know what happened when it started. I kinda missed it when it started. Listen,
I think it’s really great for people to send information and it’s good if you want to use it
for any kind of promotional things, but I also feel…
If I was a writer, if I was a political activist, if I was funnier, and if I thought that people
wanted to hear what I had to say in 140 characters, maybe.

そう、はじめてフェイスブックをやったのは、大学でアカウントを取ったとき
ちょうど大学時代だったし、みんなと触れ合うのにそれは凄く良い方法だと思ったよ。
だけど、それが、どんどん広がりに広がり続けたんだ。
数年前に、僕がやめた主な理由は、ビジネスサイドの人がこれに関わってきたからだ 
単なる友人との場所だったのに替わって、監督やキャスティングディレクターが突然フェイスブックに現れたんだ。
     
ちょっと待ってって、思った。
ログインして、世間の疑問に答えなければならなくなるのかって。

僕は私生活の全てをしらせるべきだとか、プライベート写真を公表すべきだとか思わないんだ。
まあ、それが当初の考えだよ。だから、僕はそれを(フェイスブック)やめたほうがが良いと考えたんだ。
ツイッターも、はじめたときには、どうなるかなんて考えてなかったしね。
はじめたときからミスしてる気もするし。

でも、聴いて、人々にとって情報伝達のすごい手段だとは思ってるよ。
いくらかでも、プロモーションのために使うというのなら、それは最適さ
しかし、僕も思うよ、もし僕がライターなら、あるいは、政治活動家なら、面白い人間だったら・・・
そして、人々が、140文字で僕のことを伝えるのを望んでいると、僕自身が思うならね。


PW: You don’t want to think about jokes all day?
一日中、ジョークを考えるのが好きじゃない?


AT: No! I don’t want to try to be witty.
I don’t think that I have anything that people need to hear me say, you know?

もちろん! 面白くあろうとは思わない。
人々が僕について、それが何であれ知りたいとは、僕は思わないんだ。わかってくれる?


昨日、ちょっと調子にのって書いたツイートが炎上してる

炎上しないツイートを書く秘訣、それは・・・

マキシマス殿になること!

女をストーキングしようが、女になぐられようが(ラッセルが悪い)女をブスよばわりしようが
宇宙人を見ようが、下手な歌をネットで公開しようが・・・w

アーロンが『バチェロレッテ』のレベル・ウィルソンに、「失せろ!」って言って
 こんにちは、レベル・ウィルソンです。

「僕のラプンツェル~でれでれ」ってアマンダ・サイフリッドをストーカーしたら・・・w
 アーロンにだったら、ストーカーされてやっても良いわ♪(←言ってません)

アーロンは、何をやっても許されないタイプだから、ツイッターやフェイスブックをやらないのは
非常に正しいと思う。
イケメンっていうのはね、犬を抱いてたら「あーん、かわいい~」っていわれるけど、
女を抱いてたら「ちょっと、なによ~これ~~」と恐ろしいことになる。
ただし、イケメンに限る」っていうのは、良いことばっかりじゃないんだよ。


可愛いGif画像を見つけた。
「あなたが会いたい憧れのスターは誰?」というブロードウェイの企画
ミュージカル『春のめざめ』に出ている女優が聞かれて・・・

  
アーロン・トヴェイト・・・ネクスト・トゥ・ノーマルの
彼って最高!もし彼にあえたら、私、StarStruck状態になっちゃうわ
※スターにアイ・ラブ・ユー(StarStruck)

  
やあ、元気?
きゃぁ~~~~~~
これを見て。まさにこのインタビューで、ブロードウェイの夢が実現したわ

意外と気にならない。
なぜなら、他の人と違って、この子は、まったく遠慮のない選択をしていたから。
ひるむことなく、一番のイケメンを選ぶところが偉い!

アーロンの、まんざらでもないけど、決して自分からは何もしないで、ただ爽やかに
笑顔を見せているところも、正しいイケメンの作法だから、◎!