アンジョルラスが好き

おもにAaron Tveitについて
彼に興味が無ければつまらないです。
コメント欄が面白いので読んで下さいね。

のんとアーロンの恋 / アーロンのバレンタインデー

2015-02-23 | 妄想のアーロン
アーロンは、指輪の箱を眺めて一人ニヤついていました。
「のん、びっくりするだろうなぁ。」
「のん、喜ぶだろうなぁ。」
と。


Qwandoはイタリア語で、いつ?っていう意味だそうです。
いつになったら、プロポーズしてくれるの?待てないの!っていう歌。
和訳はこちらです。お世話になります。

バレンタインデーは、会えないと、のんには言ってあります、撮影があるからと。
でも、本当は、日本に行くつもりなのです。
3日間のオフができたのでした。
もう、航空券は買ってあります。

「明日行く!」
と言って、驚かせる予定でした。
のんの顔が目に浮かびます。
きゃーって、絶叫するかもしれないな。
興奮して、携帯放り投げちゃうかも。

「もしもし?聞いてる?のん?のん!」
って、僕は叫ぶんだろうな。
想像して、嬉しくて頬が緩みっ放しのアーロンでした。

ついでに頭のネジも緩みっぱなし~~

クリスマスに買った、ペアのポージーブレスレット。
手首でキラキラと光ります。

ポージー‐リング(poesy ring/posy ring)
《「ポジーリング」とも》内側に詩やメッセージを刻んだ指輪。
ヨーロッパで13世紀から18世紀に行われていたといわれるが、近年日本でプレゼント用に流行している。


日本とアメリカ、遠く離れていても繋がっている気がして寂しさが半減します。
でも、本当は、いつも側にいたい。
のんも、口にはだしませんが、きっと同じ気持ちのはずです。

健気な彼女の為に、指輪を買ってあげたいと思っていました。
バレンタインデーは、愛する人に贈り物をする日。
アーロンは、ジュエリー店を回ってのんに似合う物を探しました。

サイズは、彼女が身につけている物をこっそり計ったのです。
のんは、小さくてかわいい手(え?)をしています。
その白くて華奢な指(え?)に似合う、指輪。
細身の物がいいなぁと思っていました。
やっと見つけました。
小さなパールが一粒ついたリングです。
ポージーブレスレットに合うように、同じゴールドにしました。
そして、今回は、「with love」と彫ってもらったのです。


 To Yuri with love とアーロンの体に彫ってやる!いつか

ていうかね、のんがリングを受け取る瞬間に、TVからずるずる出てきてやるからね!きっとくる~~♪

リングのテーマを貼ってやろうかと思ったけど、さすがに怖い人がいるとまずいので、
ここはふたりの愛への嫌がらせでこの歌を

誰か買わない?
このダイヤモンドの指輪
僕の彼女は指から外したんだ
だから、もう何の意味もないんだ
もう僕には輝いてくれないんだ

君に本当の愛する人がいるのなら、
僕のかわりにこの指輪を輝かせてよ

本物のダイヤだよ
愛が本物あって欲しいように
君の彼女が僕の恋人より誠実であれば
このダイヤは美しく輝けるんだ




アーロンは、指輪の箱を抱きしめてバレンタインデーまでの日を指折数えてまちました。
「のんの笑顔、かわいいなぁ、(え?)
 早く会いたいなぁ。
 指輪を見たら、どんな顔するだろう。
 薔薇の蕾(え?)がひらくように、フワッと柔らかい微笑みかなぁ。
 うわあ、
 そんな顔されたら、抱きしめてキスをしたくなっちゃうよー。
 空港の到着ロビーの真ん中でさ。
 熱烈なキス!
 のんは、恥ずかしがり屋さん(え?)だから、きっと嫌がるだろうな。
 でも、抱きしめて離さないんだ。 ああ、愛しい。待ち遠しいよ。」



ついに、バレンタインデーまであと3日となりました。
のんに電話しなくちゃ、と
ワクワクしていた時です。

マネージャーから連絡がありました。
フロリダでプロモーションを撮るというのです。
「えっ、オフのはずじゃ...
 はい、はい... わかりました。支度しておきます。」

...
...
アーロンは、放心状態でした。
のん、
日本。
計画が泡と消えてしまったのです。

「のん!のーん!」
アーロンは叫びました。
本当に仕事になってしまったなんて、
はは、ははは


nonomさんが曲を選んでくれました。
歌詞はこちらです。
いきなり突き落とされた気分のアーロン、もうわけわかんなくなってるって感じの歌ですね。
血でサインするなら、あなたの夢を叶えてあげるって、悪魔の契約書かw


大きな声をたてて自嘲ぎみに笑うと、アーロンの目からは、一筋の涙がこぼれ落ちていました。

「こんなことだと思ってたさ。そうは、上手くははいかないさ。」


「のん、ごめん。なるべく早く会いに行くから。
 本当に会いに行くから。だから、待っててくれ。絶対に、待っててくれよ。」
アーロンは、指輪の箱にそっと口付けをすると、クローゼットの引き出しの一番奥にしまったのです。

仕事です。
のんへの気持ちはひとまず封印。
今年は、寂しいバレンタインデーになりそうです。

 街角で聞いてみました。あなたにとってバレンタインデイとは?

 学年一可愛い子が自分に告白してくれる   ・・・・・・という妄想にふける日

 コンビニで半額チョコが売ってないかどうかを探す日  の前日

わりと皆さびしいんですよ。多分・・・・・・




ははは・・・その点、僕なんて毎年トラックいっぱいのチョコをもらうからさ!


可愛いですね、アントン(泣けるね!)
この画像はこちらからお借りしました。

のんとアーロンの恋 / 甘いバレンタインデー

2015-02-18 | 妄想のアーロン


「ワオ、チョコレートマウンテン! やりたかっんだよねー、これ!
凄ーい、チョコレートの滝だあ。」

節子、落ち着け、それはチョコレートファウンテンや。マウンテンやない。
チョコレートの滝やない。チョコレートの噴水や。

「NYにもあるでしょう?」

「知らないよー。女の子達が行くような店には、あまり行かないから。やっぱり日本はいいなぁ、
美味しくて面白いものが沢山ある。うーん、イエス!
このチョコの滝にイチゴをとおして!うーん、この感覚最高!次は、キウイ、オー、イエス!」



「....、ねー、アーロン、子供が見てるよ。静かにできない?恥ずかしいよ。」

「うーん? 何?待って、今集中してるんだ。もうちょっと...。バームクーヘンもと。
はい、完璧!のん!できたよ。さあ、食べよう!」

「だからぁ、声が大きいって...もう。」

「うん?あー、のん、そういえば、さっき何か言ってなかった?なんの話?」

「えっ? ああ、何でもない。もう、いいの。」

「そう?? じゃ、いっただきまーす!うーん!イエース!おいしい!思ってたとおり、最高だ!」


アーロン、グレイスランドでいつもヨーグルト食べてるよね。設定?それとも、ヨーグルトが好き?
で、なんで裸で食べてるんだろう?サービスシーン?カットされてるけど

「はいはい...だから声が大きいんだって...はあ、 よかったね、アーロン。
顔中が嬉しいって言ってるよ。とろけてるもの。」

「うん、最高だよ!来て良かった!でも...、あれ?のんは、あまり食べてないね。どうしたの?」

「えっ?ああ、あなたを見てたら、もう十分って感じで。お腹いっぱい。
( なんか、疲れたし...はあ。)」

 調子に乗ってるアーロン

「それに、私、チョコレートフォンデュ、あまり得意じゃないし。
チョコレートケーキのほうが好き。チョコレートプリンも。これ、おいしいよ。食べる?はい、あーん。」

「うん、美味しい。でも、僕はやっぱり、チョコレートフォンデュだなぁ。このトロトロが最高!
 うん、やっぱり、マシュマロが合うなぁ、あっ、バナナもいいけどね。」


対訳はこちらです。お世話になります。

「はぁ、ねぇ、浸ってるところ悪いけど、
アーロン、唇チョコレートで真っ黒よ。。
あーあ、顔にもチョコレートついちゃってるし。」
「いいって、いいって、気にしない。
それより、
はい、のん。あーん、」
「えっ?それはちょっと」
「いいじゃん、はい、あーん。」

「えー?恥ずかしいよ。それに、ドロドロだし。」

「のん、はい!はい!」
「あー、どうしてもなのねぇ。わかりました。」
「のん、あーん、よいしょっと。」ニヤッ。
 軽そうなアーロン

「きゃっ、ひどーい。アーロン!
もう、頬っぺたが、ベトベト。」
「あははは、ごめんごめん。
でも、チョコレートだらけでも可愛いよ。」




先輩、さっきから、yuriさんがバレンタインに男性が欲しいものを
聞いてきてるんですが



バレンタインに何を貰うか気にする男はそんなにいない。
誰にもらうかを気にするもんだ。


そ・・・そんな(本当のことを)



「もう、アーロンたら。」
「のん、舐めてとってもあげようか?」
「えっ?何言ってるの?あー、いいって、大丈夫だから。」
「ダメだよー、きれいにしなくちゃ。ねっ!」
「ううん、ほんとに、大丈夫。
でも、もしかして...それがやりたくて、わざとつけたの?」
「うーん?なあに?ほら、じっとして、のん。」
      
「ペロッ、うん、おいしい。甘~いね、のんの顔。チュッ。唇も、柔らかくていい感じ。ペロッ。」
「やだ、ここ、レストランよー!
あはっ、くすぐったいー。
恥ずかしいって、もう、アーロン、いいよー、うふっ。」

びびっ、びびびっ! びびびびっ!!
うーん、ぴぴびっ?
ぴぴっ?
って、何?うるさいなぁ。
もう、うるさい!って。
あっ、あー?、この音は...

 びびび! びびび!
目覚まし時計?
えっ、てことは、家...

 ああ・・・むなしい

何?えっ?
えー?えー?
はぁ...

あー、夢だったの?
チョコレート...アーロン...
はあ。なんだ。夢かぁ。あーあ。

って、朝なの?うーん、まぶしい。
今日は、...あー、月曜日ね?
月曜日...
...
きゃー、ミーティング!
のんびり浸ってる場合じゃないー!
と、
慌てて飛び起きたのんでした。
アーロンとの甘~い、夢の世界にいたかったのにね。

もうすぐバレンタインデー、
でも、今年は会えないのです。
アーロンの、お仕事が最優先。
我慢の、のん、なのでした。



アーロン、結構、うるさいので大丈夫か?と思ったよ。夢落ちで良かったw

ていうか、のんだけじゃなくて、みんな我慢した。甘すぎて・・・イチゴにチョコかけるとか・・・う・・・


ほい、これ


そしてこれ


続く(そのうち)

sawaの歌

2015-02-15 | その他
sawaさんの歌』にしないで、『sawaの歌』にしたのは、『アントンの歌』にあわせただけw

アントンの歌っていうと、なんとなく
「アントンがよなべをして 手袋~編んでくれた~~♪」と歌いたくなる
A.Z.さん、アントンが手袋編んでくれたり、故郷から便りを届けてくれたら泣けるよね。
ホームページからメッセージを送ってくれたのは驚いたけど。

アントンがよなべをして バレンタインクッキー作ってくーれーたーー♪
食べられるものを作れただろうか・・・

そして、sawaさん、コンサートの成功おめでとうございます!

コンサートの演目を教えて下さいましたので動画を探してみました。

昨日のコンサートの曲目は、ドイツリート(※リート=歌曲)からメンデルスゾーンの「歌の翼に」「春の歌」、
オペラは前にも歌った「夢遊病の女」より~Ah! non credea mirarti、
「リタ」より~Van la casa e l'albergo
それと花は咲く、でした。

今回はね、自分の中ではかなり頑張った!のです。絶対に失敗はしたくない回だった。
いや、いつもどんな本番でも同じように100%準備できるようにしているつもりなんですけど、
今回少しだけわかったことがありました。

いくら練習してもしても、本番は何があるかわからないし、最初の一声出すまでは、いつもこわくて仕方ないんです。
でも、絶対に大丈夫と思えるくらいまで練習すると、その不安がちょっとだけ少なくなる。
でもそのちょっとの、不安指数の少しの差が、本番すごーーーく大きな差になるんだなと。
こうやって言葉にすると、当たり前じゃんと思うような事なんだけれど、やはり「準備と努力は裏切らない」(←TVで誰かが言ってた言葉w)と思う。


sawaさんの珠を転がすような声のイメージです。↑
声が綺麗って最強ですよね。どこにでも持ち運べるしね。
楽器店で買わなくて良いしね。買えるなら買いたいけどw


いつも、このくらいのTシャツでいいのに 顔がアクセサリーなんだから。

■歌の翼に

私、この曲好きなんですよ。歌のバージョンも好きだし、演奏だけのも好き。
歌詞は、君を素敵な楽園に連れて行きたいって感じだから、ホール・ニュー・ワールドみたいな感じ
でも歌の翼というのは、単に歌で連れて行った気分にさせてくれるだけなので、
相当美しい歌声でないと許されないのです。sawaさんのように

■春の歌
【KAITO】メンデルスゾーン「春の歌」op.34-3

ボーカロイドが歌ってるバージョンしか見つけられず・・・って、ドイツ語だと出てくるんですねw
sawaさん、ありがとう。

私もLilasさんと同じく、コメント欄で説明してくださるまで、無言歌の『春の歌』に歌詞がついたものかと思ってました。
何曲もあるんですね、メンデルスゾーンの春の歌って。

この曲だと思ってたので、必死で歌のついたのを探すがみつけらませんでした。


ただ一曲、歌詞付きをみつけたので、sawaさんが歌ったのは、これだって思ってた(うそ)
イソフラボンジュール~♪ 

sawaさん、2曲ドイツ語で歌われたんですね、凄いなぁ。
下の2曲はイタリア語?


■「夢遊病の女」より~Ah! non credea mirarti

最初にsawaさんから題名を聞いたときは、ホラーみたいって思ったけど、実は恋愛ドタバタですね。
『真夏の夜の夢』みたいな? おかしな誤解を受けて恋人にふられた女性が誤解を解いて恋が実るまでのお話ですよね?
彼女が他の男といて、むかついたけど、それって浮気じゃなくて夢遊病が原因だったよ、めでたしめでたし!

ええ~~夢遊病はスルーですか!
ただ、曲は胸が締め付けられるように美しくて悲劇的で素敵。
19世紀スイスが舞台とのこのなので、それ風のアーロンを。

これ、大学での舞台みたいなんですけど、詳しく知ってる人いる?ロングにしてるの珍しいよね。カツラ?

■「リタ」より~Van la casa e l'albergo



『リタ』は、ドニゼッティが1841年夏に作曲した短い喜劇オペラ。
ドニゼッティはまったくの趣味でこの作品を書いたと言われています。
登場人物は僅か3人、時間も1時間弱という手頃さから、実は人気の高い作品です。

宿屋の女将リタは気弱な夫ペッペを引っぱたくほど気の強い美人。
ある時死んだと思われていた彼女の昔の恋人ガスパーロが宿に現れ、二人の男はリタを譲り合い、
くじ引きでガスパーロが引き取ることになって、ペッペは大喜び、
けれど結局ガスパーロが上手いことペッペにリタを押し付けてしまう、というお話。

パリで作曲されたフランス語のオペラですが、イタリア語の方が広まっていたため、これまで発売されたCDはすべてイタリア語版でした



譲り合いってw ふたりの間で揺れるのはよくあるけど、ふたりが押し付けあうのって・・・
明るくて楽しい歌だけど、ものすごく難しそう。sawaさん、すごい。
ミュージカルやオペラの曲って、普通のヒット曲と違って、どんどん展開して行くから、大変な記憶力が要りそう。
いや、記憶力だけじゃなくて、演技力とか、歌唱力以外にも色々な技術が要求されそう。

ふざけた解説ですみません。
本当の歌の解説は、このあと、コメント欄でsawaさんがして下さいます。(かな?)

sawaさんが教えて下さいました。これ全部見れるんですね。
うーんと、あんまり取り合いされても嬉しくないふたりですけどw



いつか、sawaさんとアーロンがデュエットする日が来ますように。


Assassins/ブースのバラード

2015-02-11 | ミュージカルのアーロン

アサシンズについて、ほとんど知らないので、アーロンの歌うブースのバラードを訳してみました。
あんまり自信がないんで、間違ってるところ、添削よろしく。

狂言まわしが、このBALLADEER(バラードを歌う歌手)?
そして、ブースと、仲間のヘロルド。三人の歌なんですね。


[BALLADEER]
Someone tell the story,
Someone sing the song.
誰かが物語を語り
誰かが歌を歌う

Every now and then
The country
Goes a little wrong.
いつだって時々
国というのは、少し過ったほうに進む

Every now and then
A madman's
Bound to come along.
Doesn't stop the story-
Story's pretty strong.
Doesn't change the song...
いつだって
狂人というものは現れることになっている
しかし、物語を止めてはならない
筋書きはかなり強烈だけど
歌を変えてはならない

Johnny Booth was a handsome devil,
Got up in his rings and fancy silks.
Had him a temper but kept it level.
Everybody called him Wilkes.
ジョニー・ブースはハンサムな悪魔
指輪や綺麗なシルクで着飾った
彼は怒りを秘めつつ平常を装った
みんなは彼をウィルクスと呼んだ

Why did you do it, Johnny?
Nobody agrees.
You who had everything,
What made you bring
A nation to its knees?
なんであんな事をしでかしたの、ジョニー
誰も賛成しないのに
君は何でも持ってる男なのに
君が起したことが、国歌を崩壊に導いたの?

Some say it was your voice had gone,
Some say it was booze.
Some say you killed a coutry, John,
Because of bad reviews.
誰かが言う それは君が発言力を亡くしたからだと
他の誰かは言う 多分酔っ払ってたのさ
そして他の誰かは 君に付けられたひどい演技批評に
腹を立てて、この国をぶっ殺したんだろうって。

Johnny lived with a grace and glitter.
Kind of like the lives he lived on stage.
Died in a barn in pain and bitter
Twenty-seven years of age.
ジョニーは優雅で光輝いていた
彼の人生はあたかもステージの上の芝居のよう
kれど、納屋の中 痛みと苦さの中で死んだ
たったの27歳で

Why did you do it, Johnny,
Throw it all away?
Why did you do it, boy,
Not just destroy
The pride and joy
Of Illinois,
But all the U.S.A.?
なんでこんなことしたんだ?ジョニー
全部投げ捨てたかったのかい?
ねえなんでなんだ?坊や
これは単なる破壊じゃない
(君の)誇りと喜びの幻想が
アメリカのすべてまで壊した

Your brother made you jealous, John,
You couldn't fill his shoes.
Was that the reason, tell us, John-
Along with bad reviews.

兄貴に嫉妬してたのかい?ジョン
君は彼の後を引き継げないから?
それが理由じゃないのかい?
話してよ、評判の悪い役者のジョン




[BOOTH]
Damn!
畜生!

[HEROLD]
They're coming! they'll be here any minute-
奴らは来る、今すぐにでも

[BOOTH]
I need your help.
I've got to write this and I can't hold the pen
手伝ってくれよ
書いておきたいことがあるけど、ペンが握れないんだ


[HEROLD]
Johnny, they've found us!
We've got to get out of here!
ジョニー、俺たちみつかったみたいだぜ
ここから逃げたほうが良い


[BOOTH]
Not till I finish this.
まだ書き終わってない

[HEROLD]
Johnny-
ジョニー

[BOOTH]
No!
Have you seen these papers?
Do you know what they're calling me?!
A common cutthroat! A hired assassin!
This one says I'm mad!
君は新聞を読んでないのか?
彼らが俺を何て呼んでると思う?
普通の殺し屋。雇われた暗殺者
俺が狂人だと言ってる奴もいる

[HEROLD]
We must have been mad to think
that we could kill the president and get away with it!
大統領を殺せる、絶対やってのけるって考えてたなんて
俺たち、ずっと狂ってたんだよ

[BOOTH]
We did get away with it!
He was a bloody tyrant and we brought him down!
And I will not have history think I did it for a bag of gold
or in some kind of rabid fit!
だが、やってのけたんじゃないか!
奴は血まみれの専制君主で、俺たちは奴を倒したんだ
歴史が俺をこう考えるのが許せない
金のためにやったんだろうとか
一時の激情の発作みたいなもんだろうとか

[HEROLD]
Johnny we have to go-
ジョニー、逃げよう

[BOOTH]
No! I have to make my case!
And I need you to take it down!
いや、俺の言い分を書いておかなくては
黙っててくれよ


[HEROLD]
We don't have time!
時間がないんだぜ

[BOOTH]
Take it down-
黙ってろ
An indictment.
Of the former President of the United States,
Abraham Lincoln, who is herein charged
with the following high crimes and misdemeanors.
前大統領エイブラハム・リンカーンの大罪と不品行についての
告訴状・・・

[BALLADEER]
They say you're ship was sinking, John...
船は沈んでるんだぜ、ジョン・・・

[BOOTH]
One:
That you did ruthlessly provoke a war between the States,
which cost some six hundred thousand
of my countrymen their lives. Two:
その一
あなたが起した冷酷な内戦のお陰で60万人の国民が命を落とした
 
その二


[BALLADEER]
You'd started missing cues...
君は合図を見逃したな

[BOOTH]
Two:
That you did silence your critics in the North,
by hurling them into prison without benefit of charge or trial. Three-
あなたは裁判における発言の権利もなしに、彼らを刑務所に放り込んで
北部の批判を封じ込めた

[BALLADEER]
They say it wasn't Lincoln, John.
リンカーンがやったなんて言われてないけどな

[BOOTH]
Shut up! Three-
黙れ! その三

[BALLADEER]
You'd merely had a slew of bad
Reviews-
お前ときたら、ひどい演技批評をたくさん浴びてたもんな

[BOOTH]
I said shut up!
黙れと言ってるんだ!

[VOICE]
Booth! I have fifty soldiers out here Booth!
Give yourselves up or we'll set fire to the barn!
ブース! 外には50人の兵士がいる。
あきらめて出て来い。でなければ火を掛けるぞ!

[HEROLD]
Don't shoot! I'm coming out!
撃つな! 外に出るから

[BOOTH]
No!

I have given my life for one act, you understand?
Do not let history rob me of its meaning.
Pass on the truth! You're the only one who can.
Please...
俺はただひとつの行為に命を捧げたんだ、わかるかい?
俺が何を意味してやったかってことを、歴史から消さないでくれ
真実を貫かせてくれ 君はそれができるただ一人の人だから
お願いだ

[BALLADEER]
He said
"Damn you Lincoln,
You had your way-
彼は言った
”畜生、リンカーンのやろう
 好き勝手するがいい

[BOOTH]
Tell'em, boy!
なあ、たのむよ

[BALLADEER]
With blood you drew out
Of blue and gray!"
ブルー(北軍の制服の色)とグレイ(南軍)の血を流しながらな!”

[BOOTH]
Tell it all!
Tell'em till they listen!
おい、彼らにちゃんと話して聞かせてくれよ

[BALLADEER]
He said,
"Damn you, Lincoln,
And damn the day
You threw the 'U' out
Of U.S.A!"
ブースは言ってたよ
呪われろ、リンカーン
お前がアメリカからU(団結)の字を消した日よ
呪われろ


[BOOTH]
Hunt me down, smear my name,
say I did it for the fame,
What I did was kill the man who killed my country.
Now the Southland will mend,
Now this bloody war can end,
Because someone slew the tyrant
Just as Brutus slew the tyrant-

追い詰めるがいい 名を汚せばいい
自分の名声が欲しくてやったと言えばいい
俺のやったことは、祖国を殺す男を殺しただけのことだ
さあ、これで南部は正される
これで血なまぐさい戦いは終わった
なぜなら、独裁者は何者かに殺されたから
ブルータスが独裁者を殺したように


[BALLADEER]
He said:

[BALLADEER, BOOTH]
Damn you, Lincoln,
You righteous whore!
呪われろ、リンカーン
公明正大な売春婦め!

righteous Brutus(公明正大なブルータス)はシェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』の
有名な台詞。ブルータスを陥れるために使われる。



[BOOTH]
Tell'em!
Tell'em what he did!

[BALLADEER, BOOTH]
You turned your spite into Civil War!
お前は自分の私怨を南北戦争に託したんだろう

[BOOTH]
Tell'em!
Tell'em the truth!

[BALLADEER]
And more...

[BOOTH]
Tell'em, boy!
Tell them how it happened,

How the end doesn't mean that it's over,
How surrender is not the end!
Tell them:
いかに終わろうとも、これですべてが終わったわけじゃない
いかに負けようとも、これが終わりじゃない

How the country is not what it was,
Where there's blood in the clover,
How the nation can never again
Be the hope that it was.

国はもういかにしても、過去の姿を取り戻せないだろう
クローバーの大地を血で染めた今となっては
もう国民は決して元に戻れない
希望に満ちた昔には

How the bruises may never be healed,
How the wounds are forever,
How the How we gave up the field
But we still wouldn't yield,

傷は決して癒えることはない
ずっと後を残すんだ
どうしたら土地をあきらめられる
我々はまだ譲りはしない


How the union can never recover
From that Vulgar,
High and mighty
Niggerlover,
Never-!
(南北の)合併がいかにして国を救えるというんだ
愚民どもに!
傲慢不遜な黒人解放支持者めらに!
決してできはしない

Never. Never. Never.
No, the country is not what it was...
決して、国はもとの姿を取り戻せない

Damn my soul if you must,
Let my body turn to dust,
Let it mingle with the ashes of the country.

必要とあらば、俺の魂をののしるが良い
俺の体をゴミ芥に戻すがいい
この国の灰と混ぜるが良い

Let them curse me to hell,
Leave it to history to tell:
What I did, I did well,
And I did it for my country.

彼らに『地獄へ堕ちろ』と罵られていい
俺の言ったことが歴史に残るなら
やるべきことをやっただけ
国のためにやっただけだ

Let them cry, "dirty traitor!"
They will understand it later-
The country is not what it was...

皆、叫ぶがいい「汚い裏切り者!」と
だが、後になってわかるときが来る
この国は、もう昔の姿にはなれないんだと

[BALLADEER]
Johnny Booth was a headstrong fellow,
Even he believed the things he said.
Some called him noble, some said yellow.
What he was off his head.

ジョニー・ブースは石頭野郎
自分の言葉を疑いもしない
あるものは彼を貴公子だといい
あるものは卑怯ものだという
酔っ払いというものも(ここ、わからん)


How could you do it,Johnny,
Calling it a cause?
You left a legacy
Of butchery
And treason we
Took eagerly,
And thought you'd get applause.

どうやってやったの?ジョニー
お前は暗殺の伝説を残した
反逆罪、それが我々が切望していること
拍手でももらえると思っていただろうが

But traitors just get jeers and boos,
Not visits to their graves,
While Lincoln, who got mixed reviews,
Beacause of you, John, now gets only raves.
しかし裏切り者は、ただ嘲りと罵りを受けるだけ
誰も墓に参ってはくれないだろう
リンカーンは過去に賛否両論を受けてきたが
お前のせいで、賞賛だけになっちまった


Damn, you Johnny,
You paved the way
For other madmen
To make us pay.
Lots of madmen
Have had their say-
But only for a day.
呪われろよ、ジョニー
お前は道を舗装しちゃったんだよ
他の狂人どもに償わせる方法をね
だたの1日たりとも
弁明できなくしてしまったのさ


Listen to the stories.
Hear it in the songs.
Angry men
Don't write the rules
And guns don't write the wrongs.

物語を聞いてくれ
歌に耳を傾けてくれ
怒れる者たちよ、規則など書くな
そして銃に過ちを書かせるな

Hurts a while,
But soon the country's
Back where it belongs,
And that's the truth.

Still and all,
Damn you Booth!

しばらくの間、傷ついたとしても
やがて国は立ち直る
それが真実だ

すべては元に戻るんだ
間抜け野郎のブース


全然関係ないけど、髭のないアーロン。もう髭は剃ったかな?

冬の部屋のリラ

2015-02-06 | 妄想のアーロン


大きな机に向かって、リラは、ちょこんと座っています。
ちょっぴり唇をかんで、とても真剣な表情で。

小さな手には、アンジョルラスが貸してくれたペンをしっかり握りしめています。
その手をゆっくりゆっくり動かして…リラは、1つずつ文字を書いてゆきます。

ここはアンジョルラスの部屋です。今、リラはアンジョルラスの机の前にいるのです。
去年、リラが6歳になった頃から、アンジョルラスは、字の読み方を教えてくれるようになりました。
そして、今日、リラは初めて書くことを教えてもらったのでした。

アンジョルラスは、紙にリラの名前を書いてくれました。それをお手本に、リラは一生懸命に練習中です。
何回も繰り返して書いてみますが、まだ上手ではありません。特に“S”の字は、どうしてもふらふらしてしまいます。
でも、少しは書けるようになってきました。

ふぅ…っと小さな溜息をついて、リラは手を休めました。ソファに座っているアンジョルラスのほうを見ます。
アンジョルラスは本を読んでいました。ろうそくの炎に、髪や横顔が照らし出されています。

きれいだな…ぼんやりと眺めながら、リラは思いました。
リラは知りませんでした。ついさっきまで、アンジョルラスが、一生懸命に字を書く練習をしているリラを、
微笑みながら見つめていたことを。

…アンジョルラスがこちらを見ました。「…どうだ?」

リラはにっこりします。「見てくれる?」
アンジョルラスは歩いて来ると、リラの手元を覗き込みました。「初めてにしては、うまく書けるようになったな。」
そして、くすっと笑います。「もっと練習は必要だけど。」
リラは、ちょっぴり頬をふくらませました。

それからリラは言いました。「あのね…ほかにもおしえてほしいことがあるの。」
「何だ?おかあさんの名前の書き方か?それとも、おとうさんの名前か?」
「ううん…次はね…。あなたの名前を書けるようになりたいの。」

ほんの少しの間、アンジョルラスはリラをじっと見つめました。
そして、かすかに微笑むと、黙ったままペンを手に取りました。
リラはにこにこして、アンジョルラスの手元を見つめます。
「ぜんぶ書いてね。最初のお名前も、真ん中のお名前も…最後までぜんぶ。」
また、アンジョルラスは、くすっと笑いました。



なんてことだ、僕はあなたの名前もしらない。僕はマリウス・ポンメルシー
あなたのお名前は?

 ・・・・・・教えないんじゃなくて教えられないんだ(未設定で)・・・・・・すまん(苦悩)

 コゼット、なんて可愛い名前・・・
あれ、先輩こんにちは。いたんですか? え?名前、別に先輩でいいですよ、興味ないし。


…再び、リラは机に向かいます。アンジョルラスが新しく書いてくれたお手本を、じっと見ました。
アンジョルラスの名前は、リラの名前よりずっと長いのです。
難しそうです。ゆっくりペンを動かし始めます。
アンジョルラスは、リラの後ろに立って見ていました。

リラは、丁寧に1つずつ書いてゆきますが、少し手が震えました。
ふいに、アンジョルラスの手が、リラの小さな手に添えられます。
リラは少しびっくりしましたが、すぐにとても嬉しくなりました。
だって、アンジョルラスが一緒に手を動かしてくれると上手に書くことができるのですもの。
“S”の字だって、少しもふらふらしません。

でもね、とリラは思います。『フランス語におけるSの無駄遣いについて』
これを放置して、Sを綴ることに納得がいきません。

 フランス語の語尾のSって読まないことが多いのになんで書くの?
Paris(パリ)とか。
他の子音もわりと読まないのに書くし。
Mitterrandはミッテルランドじゃなくてミッテラン。
Chiracはシラクだけど、名前がJacquesでジャック。読まない字、いっぱい書いてさ・・・
英語とくらべて長いよ~~ぶつぶつ

EnjolrasはなんでSを読むの?アンジョルラじゃないの?
なんの法則があって、読んだり読まなかったりするの?
そこをちゃんと筋立てて説明してくれない限り、リラは綴りを
おぼえられないよ!

その通り、岩波版ではアンジョーラになってるんです。
どちらでも良いようです。

 yuriが、どうせ苦労して覚えても、社会に出たら使わないし忘れるって
言ってたよ。苦労して勉強したけど無駄だったってさ。

 yuriは勉強する時間に寝てたんだ。時間を無駄にしたのは自分だ。
あいつが苦労したことは、テストの時、いかにして1の知識10に見せるかだけだ。

(∩゜д゜)アーアーきこえなーい



最後まで書き終わり、リラは満足の吐息をつきます。
アンジョルラスと一緒に書いた字を、おひさまのような笑顔で眺めます。
「これから一生懸命に練習して…クリスマスまでには自分で上手に書けるようにするわね。」
…そう、もうすぐクリスマス。。。今は、とても楽しい素敵な季節です。



…ところが、急にリラの顔が曇りました。
アンジョルラスの部屋に来る前におかあさんに言われたことを思い出したのです。
今日、リラは少し重い気持ちを抱えてここに来たのでした。
でも、アンジョルラスに会えて嬉しくて、今まですっかり忘れていたのです。


「…どうした?」リラの表情が変わったのを見て、アンジョルラスが言いました。
リラは、しばらく黙っていました。それから、下を向いて口を開きます。
「…おかあさんに言われたの。クリスマスが過ぎたら、もう、坊っちゃまのお部屋に行ってはいけませんよって。」

「なぜ?」アンジョルラスは、うつむいたままのリラを見つめながら訊きました。
「坊っちゃまは、クリスマスが過ぎたら、今までよりもっとたくさんお勉強するようになるんだから…って。
お忙しくなるのだから、もう、お邪魔をしてはいけないよって…。」

「特に忙しくなるわけじゃない。」アンジョルラスは言いました。
「リラが来たって邪魔にはならない。これまでどおりに来ていいんだ。」

リラは顔を上げました。
「今までもね、ときどき言われていたの。おかあさんにも、おとうさんにも…。
あまり、坊っちゃまや奥様のお邪魔をしてはいけませんって。リラは坊っちゃまとはちがうのだからって。」

アンジョルラスは、無言でリラの眼をじっと見ました。そして言います。
「確かに…リラは俺とは違うな。リラは小さな女の子だから。」

「そうじゃないの…。」リラは遠慮がちに言いました。
「それだけじゃなくてね…そういうことじゃないみたいなの。」

アンジョルラスは、また黙ってリラの眼を見つめます。リラは、なんとか説明しようとします。
「あのね…あなたのお母様とあたしのおかあさんは…同じ女の人だけど、ちがうでしょ?

着ている服も、お顔も、お話しする言葉も。そういうことみたいなの…。」

リラは、もうひとつ思いつきました。
「それからね…。おうちもちがうでしょう?あなたのおうちとあたしのおうち…。」
リラは部屋を見回しました。

「このお部屋は…あなただけのお部屋でしょ?でも、あたしのおうちぜんぶよりも大きいの。」



 あ、でもぉ今だったら、こんな感じでお洒落なカフェとかありますよね?シャビーでいい感じっていうかぁ~(特別出演:りょん)


黙ったままリラの言葉を聞いていたアンジョルラスが口を開きます。
「…違うということはわかったよ。だけど。。。」
アンジョルラスは、少し強い口調になりました。
「なぜ、それで、リラが俺の部屋に来てはいけないことになるんだ?」

リラはアンジョルラスを見つめました。アンジョルラスは、とても強い瞳でリラを見ています。
その眼を見ていると、リラはなんだか吸い込まれそうな気がしてきました。
リラは初めて気がつきました。本当にアンジョルラスの言うとおりです。
おかあさんとおとうさんは、“リラは坊っちゃまとは違うのだから、お部屋に行ってはいけない”と言います。
なぜ、違うということは、行ってはいけない理由になるのでしょう?
リラはアンジョルラスが大好きなのに。会いたいのに…。


首をかしげてリラは考え続けています。アンジョルラスが、ふっと笑いました。
「リラ、クリスマスの後もこれまでどおりにここへ来ていいんだぞ。おかあさんやおとうさんには…俺が、
勉強を教えてやるから来いと言っていたと言えばいい。」

リラは、ほっとしました。嬉しくてたまらなくなり、また、おひさまのような笑顔になります。
今年も、リラは、クリスマスを楽しみに待つことができるのです。
アンジョルラスの名前を上手に書けるように一生懸命に練習しながら…。
クリスマスの日、リラは、アンジョルラスに見てもらおうと思います。
アンジョルラスの名前と自分の名前を、並べて上手に書くところを。




愛だけが思い出を甦らせる
ただ愛だけが最後まで甦る

あなたがここにいた頃
言葉はまだぎこちなく
歌が歌われたこともなかったけれど

あなたを思い出すとき
それは愛がすべてを支配するとき

私たちは愛に生きて
あなたはすべての愛を私にくれた

愛されているとき、私は解放された
私はあなたの一部であり
あなたは私のすべてだった

思い出すのは暖かい日々
日の光で私の暮らしを彩ってくれた

すべての言葉と夢、そして涙は
今も私の心に生きている

人生はまだ始まったばかりで
生きていくのは辛かったけれど
一枚づつ物語を綴る日々
私はあのころのあなたを忘れない


…………………………

……のちに、何年も経ってから。。。リラは、この日のことをかすかに思い出すことになります。

パリで、初めてアンジョルラスの部屋に入った時です。
アンジョルラスは、リラが驚くほど質素な部屋に住んでいました。

それを見た時、リラは不思議な気持ちがしたのでした。
…故郷では、私の家とは全く違う大きな部屋に住んでいたこの人。。。私とは何もかもが違っていた人なのに。。。
今、このパリでは、私と同じような小さな部屋で暮らしている。。。

でも、ぼんやりとした不思議な気持ちは、すぐに泡のように消えました。
思いもかけなかったことをアンジョルラスに告げられ、そして…強く強く抱きしめられたために。。。



『ただ憧れを知る者だけが(None But The Lonely Heart) 』です。

チャイコフスキーがゲーテの詩につけた美しい歌曲です。
下の私の適当な訳はゲーテの美しい詞とは似てもにつかないけど
英語版の詞があったんで、まあ、こんな感じかなと。
ちょっと大げさな歌い方の人が多いので曲だけのバージョンにしてます。
でも、歌詞、リラにあってるよね。


ただ憧れを知るものだけが
私の苦しみをわかち合える
すべての喜びや幸せは消えて
はるか遠い虹をみつめるだけ

私を愛し、わかりあえた、あの人は
どこか遠くにいってしまった
うつろな気持ちで、胸は痛むだけ

ただ悲しみを知るものだけが
私の苦しさをわかちあえる
心は弱り業火に焼き尽くされる
喜びから遠く離れた私の心

ただ孤独を知るものだけが
私の悲しみをわかちあえる


None but the lonely heart
Can know my sadness
Alone and parted
Far from joy and gladness

Heaven's boundless arch I see
Spread about above me
O what a distance dear to one
Who loves me

None but the lonely heart
Can know my sadness
Alone and parted
Far from joy and gladness
Alone and parted far
From joy and gladness

My senses fail
A burning fire
Devours me
None but the lonely heart
Can know my sadness



アントンの歌

2015-02-05 | アントン・ゼッターホルム
A.Z.さん、これって何の歌?
適当に訳したんで、かなり間違ってると思います。
というか、全体の意味がよくわからない。誰が誰に歌ってるんだろう?
A.Z.さん知ってる?
相変わらずかっこいいね。

わかりました。
リパブリックっていうミュージカルの曲なのか。

Republicは、1970年代の北アイルランドテロを
シェイクスピアのヘンリー4世になぞらえた物語。
それは血の日曜日に始まる父と息子の確執の物語・・・

って、難しそう。

アーロンのアサシンズの説明も全然わからなかったし。
ふうw




When there's nothing to hold onto
But a dream made long ago,
And you're fighting for a future
No child of yours will know.

昔抱いた夢以外に
何も持たないと気付いたときに
あなたが未来のために戦っているなどと
子供たちの誰が思うでしょう


I can see now how it happens.
Choosing not to face the facts.
Holding on to your illusions
Til they stop you in your tracks.

何が起こるか、私にはわかる
現実から目をそむけるのを選んで
妄想を抱き続けていると
やがてそれは人生の道を閉ざす


When my eyes are clear
And I stand apart,
I can see it all,
I can hold it in.
It's enough to break your heart.

ちゃんと物事を見るときには
私はひとりで立つでしょう
そしてすべてを理解して
すべてをかかえる
それは、あなたの心を壊すに充分

Why not run?
Why on earth would you stay?
When there’s nothing left to pray for,
Why in God’s name would you pray?

なぜ走らないの?
一体、なぜ留まろうとするの?
祈るものも、もう何もないのに
なぜ神の名に祈るの?


Just run anywhere.
But your eyes lift to God,
Even as you despair.
One last hope.
One last prayer.

ただ、どこにでも走ればいいのに
あなたの目は神を見上げるだけ
絶望の底にあるときですら
望みの綱は祈ることだけ


When there’s one thing you would die for
Your perspective goes away.
And you question your convictions.
You get on your knees and pray.

命をかけるものが出てきたならば
あなたの未来図はどこかに消えるでしょう
そして信念すら疑うことになるでしょう
そしてひざまづいて祈るでしょう

But you never knew
Or you learn too late
That you have the fight and you have dream
And it’s why you can’t see straight.

しかし、それでもあなたはわからない
いや、わかっても、もはや手遅れ
戦うのにも、夢見るのにも
なぜならあなたは物事にまっすぐ向かわなかったから

Why not run?
Why on earth would you stay?
When there’s nothing left to pray for,
Why in God’s name would you pray?
Just run anywhere!
But your eyes lift to God even as you despair.
One last hope.
One last prayer.

なぜ走らない?
一体、なぜ留まろうとするの?
祈るものも、もう何もないのに
なぜ神の名に祈るの?
ただ、どこにでも走ればいいのに
あなたの目は神を見上げるだけ
絶望の底にあるときですら
望みの綱は祈ることだけ

When a man is good
And he knows what’s right,
He may lose the war
But he’ll stay and fight.

立派な人間は
つまり正しさを知るものは
たとえ負け戦でも立ち止まって戦うもの

I can’t run,
Where on earth would I go?
There’s no life for me without her.
There’s no happiness I’ll ever know.

僕は走れない
一体どこを目指したら良いんだ
彼女がいない人生なんて要らない
かつての幸せはもうどこにもない


What can a man do
But stand and pray?
Lift my eyes up to God,
Even as I despair.
And I feel it as it rises -
One last chance,
One last hope.
One last prayer.

何ができるというんだ
突っ立って祈る以外に
僕の目は神を見上げるだけ
絶望の底にあるときですら

そして感じるんだ
最後のチャンスが湧き上がってくるのを
最後の希望が
最後の祈りが


54belowのコンサートのアントン
間違えても、かえって可愛いw 超イケメンだからかな。
アントンは、見た目より男っぽい声ですね。歌うと、大人びて見える。