アーロンは、指輪の箱を眺めて一人ニヤついていました。
「のん、びっくりするだろうなぁ。」
「のん、喜ぶだろうなぁ。」
と。
Qwandoはイタリア語で、いつ?っていう意味だそうです。
いつになったら、プロポーズしてくれるの?待てないの!っていう歌。
和訳はこちらです。お世話になります。
バレンタインデーは、会えないと、のんには言ってあります、撮影があるからと。
でも、本当は、日本に行くつもりなのです。
3日間のオフができたのでした。
もう、航空券は買ってあります。

「明日行く!」
と言って、驚かせる予定でした。
のんの顔が目に浮かびます。
きゃーって、絶叫するかもしれないな。
興奮して、携帯放り投げちゃうかも。

「もしもし?聞いてる?のん?のん!」
って、僕は叫ぶんだろうな。
想像して、嬉しくて頬が緩みっ放しのアーロンでした。
ついでに頭のネジも緩みっぱなし~~
クリスマスに買った、ペアのポージーブレスレット。
手首でキラキラと光ります。
ポージー‐リング(poesy ring/posy ring)
《「ポジーリング」とも》内側に詩やメッセージを刻んだ指輪。
ヨーロッパで13世紀から18世紀に行われていたといわれるが、近年日本でプレゼント用に流行している。
日本とアメリカ、遠く離れていても繋がっている気がして寂しさが半減します。
でも、本当は、いつも側にいたい。
のんも、口にはだしませんが、きっと同じ気持ちのはずです。

健気な彼女の為に、指輪を買ってあげたいと思っていました。
バレンタインデーは、愛する人に贈り物をする日。
アーロンは、ジュエリー店を回ってのんに似合う物を探しました。
サイズは、彼女が身につけている物をこっそり計ったのです。
のんは、小さくてかわいい手(え?)をしています。
その白くて華奢な指(え?)に似合う、指輪。
細身の物がいいなぁと思っていました。
やっと見つけました。
小さなパールが一粒ついたリングです。
ポージーブレスレットに合うように、同じゴールドにしました。
そして、今回は、「with love」と彫ってもらったのです。

To Yuri with love
とアーロンの体に彫ってやる!いつか
ていうかね、のんがリングを受け取る瞬間に、TVからずるずる出てきてやるからね!きっとくる~~♪
リングのテーマを貼ってやろうかと思ったけど、さすがに怖い人がいるとまずいので、
ここはふたりの愛への嫌がらせでこの歌を
誰か買わない?
このダイヤモンドの指輪
僕の彼女は指から外したんだ
だから、もう何の意味もないんだ
もう僕には輝いてくれないんだ
君に本当の愛する人がいるのなら、
僕のかわりにこの指輪を輝かせてよ
本物のダイヤだよ
愛が本物あって欲しいように
君の彼女が僕の恋人より誠実であれば
このダイヤは美しく輝けるんだ
アーロンは、指輪の箱を抱きしめてバレンタインデーまでの日を指折数えてまちました。
「のんの笑顔、かわいいなぁ、(え?)
早く会いたいなぁ。
指輪を見たら、どんな顔するだろう。
薔薇の蕾(え?)がひらくように、フワッと柔らかい微笑みかなぁ。
うわあ、
そんな顔されたら、抱きしめてキスをしたくなっちゃうよー。
空港の到着ロビーの真ん中でさ。
熱烈なキス!
のんは、恥ずかしがり屋さん(え?)だから、きっと嫌がるだろうな。
でも、抱きしめて離さないんだ。 ああ、愛しい。待ち遠しいよ。」





ついに、バレンタインデーまであと3日となりました。
のんに電話しなくちゃ、と
ワクワクしていた時です。

マネージャーから連絡がありました。
フロリダでプロモーションを撮るというのです。
「えっ、オフのはずじゃ...
はい、はい... わかりました。支度しておきます。」

...
...
アーロンは、放心状態でした。
のん、
日本。
計画が泡と消えてしまったのです。
「のん!のーん!」
アーロンは叫びました。
本当に仕事になってしまったなんて、
はは、ははは
nonomさんが曲を選んでくれました。
歌詞はこちらです。
いきなり突き落とされた気分のアーロン、もうわけわかんなくなってるって感じの歌ですね。
血でサインするなら、あなたの夢を叶えてあげるって、悪魔の契約書かw
大きな声をたてて自嘲ぎみに笑うと、アーロンの目からは、一筋の涙がこぼれ落ちていました。
「こんなことだと思ってたさ。そうは、上手くははいかないさ。」

「のん、ごめん。なるべく早く会いに行くから。
本当に会いに行くから。だから、待っててくれ。絶対に、待っててくれよ。」
アーロンは、指輪の箱にそっと口付けをすると、クローゼットの引き出しの一番奥にしまったのです。
仕事です。
のんへの気持ちはひとまず封印。
今年は、寂しいバレンタインデーになりそうです。

街角で聞いてみました。あなたにとってバレンタインデイとは?
学年一可愛い子が自分に告白してくれる ・・・・・・という妄想にふける日
コンビニで半額チョコが売ってないかどうかを探す日 の前日
わりと皆さびしいんですよ。多分・・・・・・

ははは・・・その点、僕なんて毎年トラックいっぱいのチョコをもらうからさ!

可愛いですね、アントン(泣けるね!)
この画像はこちらからお借りしました。
「のん、びっくりするだろうなぁ。」
「のん、喜ぶだろうなぁ。」
と。
Qwandoはイタリア語で、いつ?っていう意味だそうです。
いつになったら、プロポーズしてくれるの?待てないの!っていう歌。
和訳はこちらです。お世話になります。
バレンタインデーは、会えないと、のんには言ってあります、撮影があるからと。
でも、本当は、日本に行くつもりなのです。
3日間のオフができたのでした。
もう、航空券は買ってあります。

「明日行く!」
と言って、驚かせる予定でした。
のんの顔が目に浮かびます。
きゃーって、絶叫するかもしれないな。
興奮して、携帯放り投げちゃうかも。

「もしもし?聞いてる?のん?のん!」
って、僕は叫ぶんだろうな。
想像して、嬉しくて頬が緩みっ放しのアーロンでした。

クリスマスに買った、ペアのポージーブレスレット。
手首でキラキラと光ります。
ポージー‐リング(poesy ring/posy ring)
《「ポジーリング」とも》内側に詩やメッセージを刻んだ指輪。
ヨーロッパで13世紀から18世紀に行われていたといわれるが、近年日本でプレゼント用に流行している。
日本とアメリカ、遠く離れていても繋がっている気がして寂しさが半減します。
でも、本当は、いつも側にいたい。
のんも、口にはだしませんが、きっと同じ気持ちのはずです。

健気な彼女の為に、指輪を買ってあげたいと思っていました。
バレンタインデーは、愛する人に贈り物をする日。
アーロンは、ジュエリー店を回ってのんに似合う物を探しました。
サイズは、彼女が身につけている物をこっそり計ったのです。
のんは、小さくてかわいい手(え?)をしています。
その白くて華奢な指(え?)に似合う、指輪。
細身の物がいいなぁと思っていました。
やっと見つけました。
小さなパールが一粒ついたリングです。
ポージーブレスレットに合うように、同じゴールドにしました。
そして、今回は、「with love」と彫ってもらったのです。



ていうかね、のんがリングを受け取る瞬間に、TVからずるずる出てきてやるからね!きっとくる~~♪
リングのテーマを貼ってやろうかと思ったけど、さすがに怖い人がいるとまずいので、
ここはふたりの愛への嫌がらせでこの歌を

誰か買わない?
このダイヤモンドの指輪
僕の彼女は指から外したんだ
だから、もう何の意味もないんだ
もう僕には輝いてくれないんだ
君に本当の愛する人がいるのなら、
僕のかわりにこの指輪を輝かせてよ
本物のダイヤだよ
愛が本物あって欲しいように
君の彼女が僕の恋人より誠実であれば
このダイヤは美しく輝けるんだ
アーロンは、指輪の箱を抱きしめてバレンタインデーまでの日を指折数えてまちました。
「のんの笑顔、かわいいなぁ、(え?)
早く会いたいなぁ。
指輪を見たら、どんな顔するだろう。
薔薇の蕾(え?)がひらくように、フワッと柔らかい微笑みかなぁ。
うわあ、
そんな顔されたら、抱きしめてキスをしたくなっちゃうよー。
空港の到着ロビーの真ん中でさ。
熱烈なキス!
のんは、恥ずかしがり屋さん(え?)だから、きっと嫌がるだろうな。
でも、抱きしめて離さないんだ。 ああ、愛しい。待ち遠しいよ。」





ついに、バレンタインデーまであと3日となりました。
のんに電話しなくちゃ、と
ワクワクしていた時です。

マネージャーから連絡がありました。
フロリダでプロモーションを撮るというのです。
「えっ、オフのはずじゃ...
はい、はい... わかりました。支度しておきます。」

...
...
アーロンは、放心状態でした。
のん、
日本。
計画が泡と消えてしまったのです。
「のん!のーん!」
アーロンは叫びました。
本当に仕事になってしまったなんて、
はは、ははは
nonomさんが曲を選んでくれました。
歌詞はこちらです。
いきなり突き落とされた気分のアーロン、もうわけわかんなくなってるって感じの歌ですね。
血でサインするなら、あなたの夢を叶えてあげるって、悪魔の契約書かw
大きな声をたてて自嘲ぎみに笑うと、アーロンの目からは、一筋の涙がこぼれ落ちていました。
「こんなことだと思ってたさ。そうは、上手くははいかないさ。」

「のん、ごめん。なるべく早く会いに行くから。
本当に会いに行くから。だから、待っててくれ。絶対に、待っててくれよ。」
アーロンは、指輪の箱にそっと口付けをすると、クローゼットの引き出しの一番奥にしまったのです。
仕事です。
のんへの気持ちはひとまず封印。
今年は、寂しいバレンタインデーになりそうです。







ははは・・・その点、僕なんて毎年トラックいっぱいのチョコをもらうからさ!

可愛いですね、アントン(泣けるね!)
この画像はこちらからお借りしました。