アンジョルラスが好き

おもにAaron Tveitについて
彼に興味が無ければつまらないです。
コメント欄が面白いので読んで下さいね。

リラの恋・遠い空のどこかに

2015-04-19 | 妄想のアーロン


ひとりの青年がアンジョルラス邸を目指して歩いていました。
茶色の髪に青い目、愉快そうな表情の若い男の名前はアンリ。

彼がこのマルセイユの地に帰るのは2年ぶりでした。
海外貿易の船乗りになっていました。

彼は自分を引き取って育ててくれた叔母と、自分に船乗りの仕事を世話してくれた
アンジョルラス家の当主を訪ねて来たのです。

屋敷の様子はまったく変わってはいませんでした。美しい花々、とりわけ美しいリラの木。

そういえば、ここには女の子がいたな。
確か、名前は・・・そうだ、リラの木から取ったとか聞いた・・・リラだ。

自分よりひとつ下だったから、今はもう嫁いでいるだろうか?
とても可愛がられていて、羨ましくて、時々いじめたりしたっけ。
再会したら、昔のことを怒られるだろうか。彼は苦笑しました。

そうそう、お坊ちゃまもいたな。金髪で絵から抜け出したような貴公子。
こちらがふて腐れた態度をとっても、不思議と怒ってはこなかった。
だけど、1度だけ、リラを叩いたとき、手をつかまれて怒られたっけ。
あの時は、こっちのほうが、あの女の子に滅茶苦茶に叩かれたんだけどな。
でも、あの王子様、案外、暖かくて親切な人だった。

リラは、アンリの不幸な境涯を知りませんでした。
アンリの両親は生きています。けれど父親はアンリを身ごもった母を棄てました。
母は幼いアンリを邪魔にして、邪険に当たり、次々と新しい恋人を作ります。

そんな妹を見かねて、リラの母の友達で近所の家で働いている女中さんが、ふたりを呼び寄せます。

数年の間、姉と一緒に働いていたアンリの母ですが、やがて男を作って出て行きました。

アンリの母の姉にあたる女中さんは、親切な人ではありましたが、仕事が忙しくて、アンリに構う暇は
ありません。

アンリはリラが羨ましかったのです。
棄てられた孤児なのに、幸せそうなリラ。

不幸な子供時代でしたが、今となっては、懐かしさがこみ上げてきます。



あれは、いつのことだったでしょう。アンリは母が知らない男と笑い合っているのを見ました。
母は、アンリを見つけると、いつになく優しい声で、外に遊びに行くように言いました。
いつもなら喜んで遊びに行くアンリですが、その時は行きたくはありませんでした。
けれど、母は無理やりアンリを追い出します。

幼いアンリは、時々、頭の中に火が燃えているかと思うほど腹を立てます。
そして、近くにいる小さい子に乱暴したりします。

石でも飲み込んだように、体が苦しくなる日もあります。
今日のアンリはそうでした。
彼は家から少し離れると、平たい岩をみつけて、そこにボンヤリと座りました。
さきほどから、涙が止まりません。

どのくらい座っていたのでしょう。ふと見ると、あの天使ような坊ちゃまがアンリを
じっと見つめていました。手に何やら平たい物を抱えています。

「僕について来て」
それだけ言うと、彼は、いきなりアンリの手を取って歩き出しました。
かなり年が離れていたので、アンリはふりほどく事もできずについていきました。

やがて二人は小高い丘に着きます。
坊ちゃまは、アンリの手に糸巻きのようなものを握らせました。そして
「風に向かって思いっきり走ってごらん。」と言います。
とても優しい声でした。

アンリは思いっきり走り出しました。
あまりに優しい声だったので、なぜだか素直な気持ちになれたのです。

「あ、あがった!」
後ろから坊ちゃまの声がしました。ふり返ったアンリは思わず声をあげます。




アンリは凧を知りません。初めて見た空高く上がる凧を見て、心の底から驚きました。
坊ちゃまが横に来て、アンリにコツを教えます。

糸を緩めたり、引いたり、少し走ったり・・・アンリは夢中になりました。
やがて、うまく気流に乗って、凧はゆうゆうと上空を泳ぎはじめました。
いつのまにか、アンリの涙は止まっています。
まわりで見ていた人々も、楽しそうな歓声をあげました。

実は、アンリが泣き続けているのを見つけて彼はとても心配していたのです。
少しだけ、事情を漏れ聞いていました。
でも、どうしたら良いのでしょう。彼は人を慰めたりしたことがありません。
どちらかというと、人と接するのが苦手です。

「そうだ!」彼は思いつくなり、家に凧を取りに帰りました。
アンリの楽しそうな顔を見て、彼は心底ほっとしました。

 アンリ君、凧はね、向かい風でないと上がらない。
人も、辛い向かい風に吹かれた時こそ、高く昇るんだよ。
追い風では上昇できないんだ。(あ、きれいにまとまった)

 あ、でも、俺たちは、向かい風が強すぎて、上がる前に糸切れちゃいましたけどね。

 ・・・・・・・・・・・・

 人生をマラソンに例えると、追い風のほうが絶対有利ですけどね。

 ・・・・・・・・・・・・

 それに、有利にことを運べそうな時の事を『追い風が吹いてきた』って言いませんか?

 ・・・・・・・・・・・・


アンジョルラス邸に入ったアンリは、中に漂う寂しげな空気にとまどいます。
当主は、アンリの帰還を喜んでくれましたが、2年ぶりとは思えないほど年を取ってみえました。

奥方さまは、病気で臥せておられるそうです。

アンリは驚きました。いったい、この屋敷に何が起きたというのでしょう。

そして、アンリは叔母の口から、悲しい事実を知らされます。
坊ちゃまが、パリで革命に参加して命を落としたこと。
坊ちゃまを慕って、パリに行った女の子も、その後、病気で亡くなったこと。
奥様は、そのリラをいう娘をとても可愛がっておられたので、まるで息子と娘を同時に失ったかのような
悲しみに沈んでおられること。

奥様は、毎晩泣いておられるそうです。
あるときは、ご自分の着た古いウェディングドレスを出してきて
「こんなことなら、アンジョルラスをパリにやらずに、ふたりを結婚させれば良かった」と言われたとか。

しかしながら、この屋敷と貿易の仕事を継がせるために、ふたりは後継者を選ばざるをえなかったそうです。
幸いなことに、坊ちゃまの従弟にあたる青年が、後を継ぐことを引き受けました。
誠実で真面目で頭も良い、申し分のない青年です。
けれど、実の子を失った悲しみは簡単に消えるわけもありません。
事件以来ずっと、屋敷は静まり返っているのだとか。
 赤ん坊のころのアンジョルラスの肖像?

叔母の友人である、リラの育ての両親も、打ちのめされていました。
ふたりの息子が一生懸命、働いて、両親の悲しみを癒そうとしているそうです。
血のつながりはなくても、優しい大好きな姉を失って、弟たちも辛いに違いないのに
それをこらえて、ふたりは明るくふるまいます。

そういえば、俺がリラって子をよく苛めたのも、あの子が弟をとても可愛がってて・・・
本当の母親がいる自分より幸せそうだったからだよなぁ。悪いことをした。


坊ちゃまとは、数えるほどしか口をきいたことが無かったけど・・・
1度、凧揚げをさせてくれたっけ。そして、凧の作り方も教えてくれた。

思えば、あのころからだ、自分が少し変わったのは。
あの人のようになりたいと思ったのかもしれない。あんなに優しい人に。

そうか、あの人は革命で亡くなってしまったのか。

アンリは、あのとき、ふたりで作った凧を今でも大切に持っています。


明日、あの時の丘に登ろう。
そして、凧を飛ばそう。
神の国にいるふたりに届くほど高く・・・・・・・
      

リラの恋・あなたを守りたいから

2015-04-17 | 妄想のアーロン

お昼ごはんを食べ終わった時、リラは、おかあさんに言いました。
「…おかあさん。あたし、今日から、もっとたくさんお手伝いするわね。」
おかあさんは、にっこりしました。「おや、どうしたの?」
リラは、ごはんを食べながら心の中で考えていたことを言います。

「あのね…。あたし、昨日が7つのお誕生日だったでしょう?
だから、もっとお手伝いしなくっちゃって思ったの。もう7つなんだもの。」
「まあ、ありがたいこと。」おかあさんは笑いながら言いました。

「じゃあ、まずはいつものようにお皿を片づけるのを手伝ってもらおうね。
でも、そのあとは…遊びに行っておいで。」

リラは少しがっかりしました。
「もっとお手伝いすることないの?」

「夕方早く帰っておいで。そうしたら手伝ってもらうから。
明日、旦那様と奥様がパーティーを開くから、その準備をするのよ。」

「うん!」おかあさんの言葉に、リラは元気よく返事をしました。

…いつものように、リラは歌をうたいながらスキップしています。
今日も良いお天気…それだけで嬉しくてたまりません。


向こうのほうから、男の子が跳びはねながらやって来ました。
リラは、はっとして立ち止まります。その子のことが、リラは苦手なのです。


男の子はアンリという名前でした。
近くのお屋敷の使用人に、リラのおかあさんと仲良しの女中さんがいます。
しばらく前に、その女中さんの妹が遠くの村からやって来て、働くようになりました。
アンリは、その人が連れてきた子供です。

まだたまにしか会ったことがなく、ほとんど話をしたこともありませんが、
リラは、アンリをあまり好きではありません。
アンリは誰にでも生意気な口をきき、乱暴なふるまいをします。
そして、リラのことは、馬鹿にしたような顔で見るのです。
たった1つ年上なだけなのに。

アンリはリラの近くまで来ると、「なんだ、リラか。」と言いました。
リラは、「こんにちは。」とだけ答えて、そのまま通り過ぎようとしました。
その時、アンリが言ったのです。「おまえ、捨て子だったんだってな。」
リラは、びっくりしてアンリを見ました。

「赤ん坊の時、リラの木の下に捨てられていたんだってな。
だから、リラっていう名前なんだって?…うちの母さんやおばさん達が話してた。
なんて可哀相な子なんだろうって。」

リラは、自分がリラの木の下で拾われた赤ちゃんだったことは知っていました。
でも、今まで、そのことをこんなふうに誰かに面と向かって言われたことはありません。
リラは何も言えずに、アンリの顔を見つめていました。

「おまえは自分のところの奥様に可愛がられているんだろう?坊っちゃまにも気に入られているんだって?
…みんな、おまえのことを可哀相に思っているんだな。」

7歳になったばかりのリラは、今までそんなふうに考えたことがありませんでした。

…あたし、かわいそうな子なの。。。?

リラがじっと黙っているので、アンリはにやにやしました。
「おまえのところの坊っちゃまって、綺麗な顔はしているけど、なんだか怖そうだよな。
いっつも怒っているみたいでさ。きっと、高慢ちきな嫌なやつなんだろう?」

「…ちがうわ!」突然、リラは大きな声を出しました。

「うちの坊っちゃまは、とってもいい人よ。とてもとてもやさしい人よ。
 あたしにもいつも親切にしてくれて…。ひどいこと言わないで!」

「おまえに優しいのは、哀れな子だって思っているからさ。
本当は、ただの我儘坊っちゃんに決まっているよ。」

「そんなことない!…あんたみたいないじわるな子より、ずっとずっとすてきな人よ!」

いきなり、アンリが腕を伸ばしてリラの頭を叩きました。
リラはびっくりしましたが、その腕を叩き返します。
アンリは、ますますリラを叩きます。頭も腕も肩も…。

リラは眼をつぶって腕を振り回しました。
怖くてたまらず、悲鳴をあげながら。

急に、アンリが静かになりました。リラはおそるおそる眼を開き…あ!と思いました。
アンリの後ろにアンジョルラスが立っていたのです。その手は、アンリの腕をしっかり、つかんでいました。

「…小さな女の子を叩いて良いと思っているのか?」アンジョルラスは落ち着いた声で言いました。

アンリは、突然現れたアンジョルラスに驚いているようでした。
「そうじゃないけど…。」

アンジョルラスはアンリの腕を離しましたが、そのまま黙って睨んでいます。
ふくれっつらのアンリはアンジョルラスを見返していましたが、やがて、「ふん!」と鼻を鳴らすと
リラをじろっと見て、行ってしまいました。

リラは、ほっとして大きな溜息をつきました。アンジョルラスが、リラの頭にぽんと手を置きます。

「…なぜ、こんなことになったんだ?」

リラはアンジョルラスを見上げましたが、返事ができません。
やっと安心したためでしょうか、涙が一粒こぼれます。
アンリにどんなに叩かれても泣かなかったのに…。

アンジョルラスは少し微笑んで、「行こう。」と言いました。

二人は、いつものリラの木の傍までやって来ました。木には、優しい香りの花がたくさん咲いています。
アンジョルラスが腰をおろし、リラも草の上にぺたんと座りました。

「…いったいどうしたんだ?」アンジョルラスが訊きました。

リラは、しばらくアンジョルラスの顔を見ていました。それから、うつむいて小さな声で言います。
「アンリが…あなたの悪口を言ったの…。あたし…そんなことない、そんなこと言わないでって…。
 そうしたら、アンリが叩いたの…。」

リラは口を閉じ、考え込みました。それから、また、アンジョルラスをじっと見つめます。
「あのね、おしえてほしいの…。」「何を?」「あたし…かわいそうな子なの?」
アンジョルラスもリラを見つめました。「なぜ、そんなことを訊く?」

「アンリが言ったの。みんな、おまえのことをかわいそうだと思っているって…。
あたしが捨てられていた赤ちゃんだったから。
 だから、奥様も坊っちゃまも、おまえにやさしくするんだって…。」

「俺は…そんなふうに思ったことはないな。リラは…」
アンジョルラスは言葉を切り、ふと眼をそらしました。それから、またリラを見て微笑みます。

「リラは、いつか言っていたじゃないか。自分はリラの花のお姫さまだったんだって
 お姫さまをやめて、木から下りてきて、人間の赤ん坊になったんだろう?
リラは…可哀相なんかじゃない。」

アンジョルラスの言葉に、リラはにっこりしました。
座ったまま、花をたくさんつけたリラの木を見上げます。
…そう、あたしは、この木のてっぺんに住んでいたんだっけ。。。

それから、リラはやっと気がつきました。
さっきアンジョルラスに助けてもらったのに、まだお礼も言っていません。

「助けてくれて、ありがとう…。」

リラは、自分もアンジョルラスに何かしてあげたいと思いました。…何がいいかしら。。。?
少しの間、リラは考えていましたが、いいことを思いつきました。

「あのね。もし、あなたが誰かに叩かれたりしたら…こんどはあたしが助けてあげるわ。」

アンジョルラスは、一瞬、眼を丸くしました。そして噴き出します。
「リラは、俺よりずっと小さいじゃないか。そんなことできるのか?」
「小さいけど…今は小さいけど…大人になったら、きっとできるでしょ?」

「大人になっても、きっとリラは俺より小さいな。」アンジョルラスは、ますます可笑しそうに言います。
「もし誰かが俺を叩いたり殴ったりするなら…それは、きっと、俺より大きな男だな。
 熊のような大男かもしれないぞ。どうする?」
「もしも…もしも…長い棒を使えば、あなたを叩く人を叩き返せるかも…。」
困ってしまい首をかしげながら言うリラを、アンジョルラスはおもしろそうに眺めています。

そのうち、ふとリラは気がつきました。小さな声で言います。
「あたしね…ほんとは、誰も叩きたくないの。ほんとは…そんなことしたくないの。」
アンジョルラスは真面目な顔になりました。「…そうだな。」

「叩いたりしたくないけど…でも、誰かがあなたの悪口を言うのはいやなの。
誰かがあなたを叩くのは…もっといやなの…。」

え?そう?私は誰かがアンジョルラスを殴るシーンが大好きだよ!

また、リラはしばらく考え込みました。そして、アンジョルラスの眼を見つめて訊きます。
「強くなるには、どうしたらいいの?」
アンジョルラスは、かすかに微笑みました。「リラは、強くなりたいのか?」リラは黙って頷きます。
「強くなる、か…。」アンジョルラスは呟いて、宙を見つめました。しばらくそのまま考えていましたが、
やがて、リラの眼を見つめて言います。

「強くなりたいと…強くありたいと、ずっと思い続けることかな。」

それか、束になって、熊さんを襲うとかね(それでも殴られたけど)

リラは、アンジョルラスの言葉を、小さな頭の中で考えます。
強くなりたいと…強くありたいと、思い続けること…。

リラがあまりに真剣な顔だったのでしょうか…アンジョルラスは、ふっと笑いました。
「あまり考え過ぎなくていいんだぞ。リラは、今、自分ができることをすればいい。」

いち早く逃げるために、足を鍛えるとかね

嬉しくなったリラは、にっこりしました。
「今日ね、おかあさんに約束したの。あたし、もっとたくさんお手伝いするって。
 もう7つになったんだもの。」

リラは元気よく立ち上がりました。

「あのね、たくさんお手伝いしたら…強くなれる?」
アンジョルラスは、さっとリラから眼をそらしました。肩と口許が少し震えているようです。
それから、アンジョルラスはリラのほうを向いて、「…なれるかもしれないな。」と言いました。

あ、そういえばリラを見たら、早く帰るようにって伝えてくれって言われたんだっけ。
お手伝いする約束してたんだろう?
うーんと、こういうあなたとの触れ合いの時間は、ちょっと手伝いより優先することにしてるの。

リラは、おひさまのような笑顔になり、アンジョルラスに手を振って歩き始めます。
強くなれたらいいな。いつか、あの人を助けられるように…。
今は、たくさんたくさんお手伝いしよう…。

強くありたいと思い続けること・・・とアンジョルラスは言いました。
しかし、なぜ強くありたいのか、アンジョルラスはリラの気持ちまではわかっていません。
リラが強くなりたいのは、愛する人を守るためです。

人は守りたいものがあれば強くなるのだと、後にリラは知ります。
貧しさも、寒さも、リラを打ち砕くことはできませんでした。



I'll walk with God from this day on
His helping hand, I'll lean upon
This is my prayer, my humble plea
May the Lord be ever with me

今日から私は彼の手を支えに
彼を頼りに生きて行きます
あなたが私と共にいつまでもいてくれるように
それが、わたしのささやかな祈りです

There is no death though eyes grow dim
There is no fear when I'm near to Him
I'll lean on Him forever

たとえ光が薄れてきたとしても
ふたりに死など訪れません
彼が傍にいる限り、怖いものなどありません
彼が私をずっと支えてくれるかぎり

And He'll forsake me never
He will not fail me
As long as my faith is strong
What ever road I may walk alone

彼は決して私を見捨てません
裏切ることもありません
私が彼を信じる限り
たったひとりで道を歩くときですら
(彼は私と共にいる)

I'll walk with God, I'll take His hand
I'll talk with God, He'll understand
I'll pray to Him, each day to Him
And He'll hear the words that I say

私は彼と歩きます 
彼の手をとって、彼を理解して
いつでも彼のことを祈りながら
そして、彼には私の祈りが届くでしょう

His hand will guide my path aright
And I'll never walk alone
While I walk with God

いつでも、彼は私を導いてくれる
私は決してひとりではないのです
彼が共に歩いてくれるから



※すみません、もちろん、これは神のことを歌った歌だけど、
神の部分を彼(アンジョルラス)に変えてます。

アンジョルラスと共に生きる限り、リラに怖いものなどありません。
けれど、彼がいなくなったら・・・・・・それだけが怖い

そして、十二年後、リラのたったひとつの恐怖は消えました。
本当に、彼を失ってしまったのです。

お花見をしようよ・夜桜編

2015-04-05 | 妄想のアーロン
フィエロの話題で盛り上がってたので。ノーバートさんもいるよ。

youtubeで消えてたけど、ニコニコには残ってた。前に貼ったような気もしますが・・・
アダム・ランバートとアーロンが人気だけど、アーロンの踊りって軽やか。
必死で動きすぎてるような気もするけど、垂直に飛ぶとき、本当にすっと飛ぶんだよね。

あ、足長王子を出さないと怒りそうな人がいるんで、ほれ。

あー確かに足が(全員)長いわw 
アントン様のウィキッド動画はアスペクト比がおかしいのが多いね。
すごーい、万里の長城どころか、月までの距離くらいある?・・・・・・・・・額の広さが。

とっても華やかな舞台なんですね。見たくなった。綺麗~

日本のフィエロの動画ってほとんど無いんですね。なので代わりを探しました。

この桃次郎、飯村さんだよね?もう見てたらごめんね。



さて、楽しい時間は過ぎて、すっかり日が暮れました。

みんなで夜桜を見る・・・・・・


のも忘れて、飲めや歌えの大騒ぎ。そしてカラオケ大会に!

昼間、棺おけに隠れてたルークさん、こんばんは。

え?歌う?キングクリムゾン(真紅の王)の曲。ぴったりですね。


 また君に~恋してるぅ~~♪( と歌いたくなると言われている曲です)

 きゃーーと一人盛大な拍手を送る夏木マリ
違うわ、マレフィセント@mihoよ、あ、まれって呼んでね!みんな
今日はお友達も連れてきたわ。

 こんばんは、マツコ・デラックスです。じゃなくて、アースラよ!

 ああ、歌いたい。
2012年12月から、2013年の半ばまでしか、俺は歌っていないんだ。よし、次、俺に歌わせてくれるかい?



 歌う機会を狙うTみ~♪(もはや呼び捨て)




 良い曲ね、39秒で終わるところが。
じゃあ、お待ちかね、雪の女王をタコの女王が歌うわ!


踊るタコを見ているとお腹が空いてきた一同。
sawaが、自慢げにクーラーボックスを開けると北海道名物ジンギスカンの材料が!
皆の喝采を浴びて、調子にのって歌いだすsawa!
女性陣では唯一のシンガーなのに、なんと歌わせてもらえなかったのだ。
そして、やはり歌えなかったイルだけのイル・ディーボ。後ろで踊り狂うのであった。

ジンギスカン(歌じゃなくて焼肉のほう)が始まると、みんなマイクを置いた。

sawaと同じく歌わせてもらえなかったビリー。おもむろにマイクを取り、感動的な歌を歌いだす。
みんな食べるのに夢中で、聞いちゃいないけど。

ひとつだけ聞いて良いかしら、ビリー?
君が歌ってる間に、皆がお肉食べつくしたけど、今どんな気持ち?

うまく説明できません。
どう言ったらいいのかわかりません。

誰も(食欲を)コントロールできない
みんな自分が誰だか(食い物を前にすると)すっかり忘れてます。
耳の中で、焼肉のジュージュー言う音だけが演奏されてる感じです。
ぼくはそれを聞いて それを聞いて

 腹が減った~~~

それ(空腹)は、ちょっと怒りにも似ています。
ちょっと怖くもある。(←子供に残そうと思わない気持ちが)
僕は(胃が)からっぽみたいだし
みんなは(腹が)はち切れそうだし


ビリー、他にも食べてない人たちがいるよ。

ああ、ごめんね、ビリー。浮気も落ち着いたんで、フィリップ@アーロンを縛ってたのよね。
え?ローソクは何に使うのかって?・・・

えっと・・・ビリー、もう寝なさい!(By Miho)





お花見しようね~♪・第2弾

2015-04-01 | 妄想のアーロン
去年は、ヒュー様や、ラミン様のお陰で、とても豪華なお花見になりました。
さて、お花見第2弾を開催したいと思います。
それでは、よろしくお願いします。


あ、A.Z.さん、ゴザ持ってきた?
あんた、相変わらず、ゴザ(とアントン)しか持ってこないのね
 ぐだ~~~
アントン、真昼間からぐだぐだしてるんじゃないよ!・・・じゃなくて

God dag(グダー)こんにちは。
スウェーデン語なんですよ。

ゴザに座ったら、マイク? 

ぎゃー、ゴザを撃たないで!
節子、それガザ(グレイスランドの敵の組織)ちゃう、 ゴザや!

すみません、ヒュー様。すぐに始めますね。
あ、いつもすみません。うわー美味しそう。
 


ラミン様は、おおー可愛い。プチフールだぁ~

あ、でも、その格好で、これ買ってきたんですか?
 「姉の子が食べるパンが無いから、パンが無ければお菓子を食べればよろしいのよって思って」


そして、これは、なんとフォションの詰め合わせ!て、誰だろう、これ?

おお~ウルスさんだけじゃなく、皆さん来て下さったんですか。

スイートなパンと、サンドイッチなんですね。
3000円と3500円高い!って思ったけど、ドミノピザと同じくらいの値段ですね。
こちらは、半額サービスがないだけで
イルディーボが来ると、ちょっと高級ホストクラブみたいで嬉しい・・・って、ファンに殴られる発言かしら。


え?アーロン、今年も何か作って来てくれたの?(去年に続き嫌な予感)
 朝早く起きて、飯炊いたから寝不足?

なんじゃこりゃ~~~

アーロンに良く似て、睫毛バシバシだけど・・・

え?アントンはデザートを作ってきた?
どれどれ・・・
大変だったよ

なんじゃこりゃ~~~第2弾

よくできてるような気もするけど・・・誰?これ


あ、そこにいるのはルーク。初めまして!

あ、手ぶらなんですね。ふ~ん、じゃあ、アーロンの特性弁当だけ食べていいよ。
アントンの変なバナナはA.Z.さんが持ってったから。

あ、ヒュー様がカラオケを始めた・・・・・・

ああ、僕たちが通り抜けてきたすべての過去
僕たちが見たもののすべてが
今となっては、本当に美しい
ふたりがみつけた愛、その記憶

もし、今でも続いていたならば
もっと、二人が思い描いたように強かったなら
かつては、そうであったように

僕は君を自由にする方法を学ぶべきだったんだ

僕はまだ君の愛を待ち望んでいるよ
かつての宝物をもう1度みつけたいんだ


 すごい、カラオケの達人だ。歌唱まで素人のカラオケレベルを再現するとは!

・・・・・・と思ってるのは、もちろんブログ主ですが、うまい?

あれ、いつのまにかTみ~さんが。野外ライブをやってくれる?
頼んでないけど、ありがとうございます。


そういえば、前にアーロンに歌って欲しい歌で、Lilasさんが『夜桜お七』を
リクエストされて、へ?って思ったことがあったんですが・・・
これをみつけて納得しました。ギター、うまい!(ブログ主はギターの上手い下手はわかりませんが)
あ、でも、回りからウルサイって苦情が・・・ 

騒音の出ないレクリエーションは・・・
え?桜を見ながら一句読むんですか・・・えーー(絶句)
日本に造詣の深いヒュー様の提案で、俳句をよむことに。お弁当もらったし、仕方ないよ。
季語は、もちろんサクラです。

 『 出会い系 キレイだったら サクラだな 』 
メール打ってるのは大半が男だしね。

 『 さくら咲く されど先月 さくら散る 』 
・・・・・・春は悲しい季節でもあります。合格、不合格、出会いに別れ。
あるいは、変化の無い自分に世間からの置いてけ堀感を感じるとかもあるよね。

『 咲くまでは どの木が桜か わからない 』 
 咲いてもわからない人もいますから。薔薇にも興味ない人とか(アンジョルラス)
梅と桃も似てますが、意外とアーモンドの花が、桜と区別がつかないんですよ。
 アーモンドの花です。


『 安藤と 横峰、上原 惣五郎 』
安藤さくら、横峰さくら 上原さくら 佐倉 惣五郎って、わかりにくい句です!
固有名詞並べただけで俳句になるのか?季語もないし。
『松島や ああ松島や 松島や』もあるから良い?

それでは、そろそろ校長先生の閉会の言葉です。

 スピーチ大好き、ヒュー先生

『皆さん、今日の美しい桜の木にひとつ誓って欲しいのです。
 みなさんの人生でも、木を育てて下さい。
 やるき ほんき こんき ゆうき げんき の、5本の木です。
 忘れないで頑張って下さい。』

感動したyuri先輩は、その後 ・・・

やるきまんまん(何を?)で、アーロンに告白したら
ほんきで嫌がられたので、こんきを逃しちゃった。
そっちが、そうゆうきなら、見返してやるわ
今は、げんき(ん)を貯めるのに必死な人生です。
私のことは嫌いでも、お金はすきでしょう?

・・・・・・yuri先輩の人生にも、いつか花咲く時は来るのでしょうか

まあ、それはともかく、最後、みんなで合唱しましょう。
sawa先生、指揮お願いします。


1番、2番、3番、少しメロディが違うんですね。
モーツァルトやシューベルトの歌曲みたい。
滝廉太郎、長生きしたら、どんなに色々な曲を作曲したでしょうか?
21歳で亡くなるなんて、本当にもったいなさすぎる。

実は私は、長いこと歌詞の意味がわかってませんでした。
箱根八里ほどじゃないけど、結構、難しい。
こんな意味なんですね。

良かったら、コメント欄で宴会の続きを繰り広げて下さいね。
飯村さんとか、エリオット・ハンナ君とか、いろいろ出し忘れた人もいるし。
ていうか、マリウス(エディ)、呼んでないかも。