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アンジョルラスが好き

おもにAaron Tveitについて
彼に興味が無ければつまらないです。
コメント欄が面白いので読んで下さいね。

アーロンに歌って欲しい歌・女性ボーカル編

2014-08-06 | アーロンに歌って欲しい歌
アーロンに歌って欲しい歌、久々ですね。
sawaさんが提案してくださった『女性ボーカルの曲だとどうだろう?』編です。
コメント欄に書いていただいてるリクエスト、見落としがあったらごめんなさい
もし自分の推薦曲が出てない場合は、ここのコメント欄に書いてね。

 アーロンのくせにお洒落w
■mihoさんからです。
女性ボーカリストの曲、アーロンに歌ってほしいもの。
あるんですが、まず季節外れでもいいですか?
クリスマスの・・でリクエストすれば良かった感じでw
ドリカムの「winter song」なんですが、現に男性ボーカリストがカバーしてて、
とーっても良かったので出してみます!
Mr.Bigのエリック・マーティンが歌ってるYoutube見つけましたので、貼ります。


良い曲ですね。季節はずれなのが、また良い。涼しげなというか、寒そうな画像に癒されましたw
私、実は吉田美和の声がちょっと苦手で(お好きな方、いらしたらすみません。)
ドヤ顔が浮かぶんですよ。

カバーだと、何て良い曲なんだろうって思いました。(←超失礼)

アーロンが歌ったらもっと艶っぽくなるんじゃないかな?エリックのハスキーボイスも素敵ですが。
もう、この台風が・・・なんて季節にこの曲すみません。

素敵な訳がありました

私はオールタイム、クリスマスソング大好きですから。
アーロン、とろけるような甘い声で歌って!
今度のコンサート、クリスマスソングを入れてくれないかな。
いっそクリスマスアルバムを出して欲しい。
そうだ、今年も11月ごろから、クリスマスに歌ってほしい歌をまたやりましょうね。

あ、アーロンに歌ってほしい曲!
セリーヌ・ディオンの「Power of Love」と、デュエットしたいのがあるの!


セリーヌがときどき美女に見えるPV この人、本当に歌、上手いですよね。生でも変わらないとか。

誰か知らないけど、男性バージョンです。
これ、いいよ!変なシャツばかり着てるし、船のへさきで、イナバウアーしてるし(2分50秒)、見どころ満載!

和訳です。たくさん訳されてますね。お世話になります。

ボビー・コールドウェルの「Next time(I fall)」
たしか、デュエットは・・ピーター・セテラと誰かw女性がデュエットしてた!w


エイミー・グラントっていう人ですね。私、この曲、初めて聞きました。
元の恋人とよりを戻す歌なんですね。ここからお借りします。和訳です。

アーロンって、デュエットしたことないなって思いかけて・・・ とんでもないよ、何度もあるよ。
むしろデュエットのほうが多いかもって思った。
レミゼには一人だけで歌う歌はないし、CMIYCも、殆どのナンバーが父やハンラティやブレンダ、アンサンブルとの掛け合い。
フィエロもデュエットあるし、ヘアスプレーも。N2Nでも、デュエットしてる。レントもそう。
アーロン、他人と合わせて歌うのは、お手の物だよね。

mihoさんが暴走しても、ちゃんと自分を制御できるアーロンが合わせてくれそうだね。
いつも優しくミホを受け止めるロンみたいに・・・(ああ、またミホの物語読みたい)
 青、似合うよね

■nonomさんからです。
はーい、アーロンにリクエスト。
「ボディーガード」の主題歌、
ホイットニー・ヒューストンの「I Will Always Love You」
どうでしょうか?

イルディーボ版です。
男性ボーカルでも、イケルでしょう?
いかがでしょうか?

 
盛り上がりのところが凄く綺麗ですね。確かに男性にも合うかも。
でも、アーロンが私にこれを歌うことはないわね。
私たち別れないもの。(出会わないから・・・しくしく)
愛を確かめる歌なんだと思ってました。別れの歌だったとは・・・
結婚式でよく使われてるんじゃないかと思うんですが、まあ、いいかw
訳はこちらにありました。お世話になります。

あと、ダイアナ・ロスの「If We Hold On Together」
大好きな曲なので、リクエストします!!


これ、日本限定の有名曲なんだそうです。アメリカでは知られてないとか。
恐竜映画、リトルフットのテーマです。タイタニックのジェームズ・ホーナー作曲の名曲なのに、もったいない。
アーロン、カバーして、アメリカでヒットさせて!
ラブソングだと思ってたけど、励ましソングなんですね。歌詞も良い。

アーロンに歌って欲しい、女性ボーカルの曲、
マライア・キャリーはどうでしょう?
声、合うと思うのですが...
アーロンの声って、高くて、伸びやかで、
甘くて、でもせつなくて、素敵ですよねー。

「Hero」を、おねがいします。


またまた、Il Divo で、すみません。
ウルスさん信者なもので。(笑)

私、マライア・バージョンより、こっちが良いな。頑張りすぎてる感じがなくて、落ち着いてるから。
アーロンが渾身の力で歌いきって、満場の拍手を浴びるところを見たい。
少し泣きそうになりながら、白い歯を見せて笑うアーロン・・・(妄想) かわいすぎる。

ウルスさん、貼っておきます。白いシャツや黒いスーツがすごく似合いますよね。
訳詞です。お世話になります。

■A.Z.さんからのリクエスト
女性ボーカル編、ステキな企画ですね♪
定番のカーペンターズから、超欲張りですみませんがアーロンとアントンと、
ついでにロブさんへのリクエストもお願いします。

アーロンに歌って欲しい歌→♪Top of the world


和訳あった~しかも挿絵付き!

下界を見下ろして調子に乗ってるアーロン、滑り落ちないでね。

アントンに歌って欲しい歌→♪Please Mr. postman と ♪Close to you

これはTop of the world と違って、もしかしたら遠距離で相手の気持ちはもう離れてるのかも?っていう
歌なんだけど、このPVのカレンとリチャードの兄妹はとっても楽しそう。
ところで、この歌詞はどう考えても女の子のほうが似合う(ビートルズは歌ってるけど)
アントンがポストマンに「ねえ、ぼくに手紙が来てるはずなんだよ、待ってよ、もう一度見てよ!」
き・・・きもい・・・かも。
というわけで、私の中ではA.Z.さんが、フィエロアントンのポストマンにうるさく恋人からの手紙が来てるはずと
食い下がる図が。恋人とは、もちろんアントンジョルラス。彼は女に手紙なんか書くわけないよね。
フィエロアントンと掛け合いで楽しく歌ってください。
 手紙って、相手が書かないとつかないんだってば!
訳詞はこちらです

アントンにはもう一曲Close to you(遥かなる影)


彼といると鳥さんが寄ってくる。お星様も降ってくる。みんな彼といたいのさ。ボクとおなじね。
彼が生まれた日は天使がお祝いしたんだよ。彼って天使、金の髪にブルーアイズ♪という感じの歌詞。

 彼といると鳥が寄ってきたり

 星が降ってきたり・・・

ブロンドにブルーアイズの彼氏に夢中なの?
アントン、これ誰のこと歌ってるの?もしかしてアーロンのこと?好きなの?
ごめん、アントン、ロブのことだよね。どちらにせよAkiは蚊帳の外。おめでとう。
・・・という楽しい妄想しか浮かびませんわ。

でも、なんでこの曲の邦題が『遥かなる影』なんでしょうね?なんか理由があるのかな?
けだるげな曲のわりには、ノー天気な歌詞だし。どこが影?
訳詞ですよ

ロブさんに歌って欲しい歌→♪Yesterday once more

繊細なロブさんにぴったりな歌。カレンの声って、低くて、やや太くて、でも繊細ですよね。
男性にもぴったり・・・と言いたいけど、『ほら、次のパートで彼女ふられちゃうのよ、涙が出そう』というのが、
ちょっとガーリーすぎる?w
でも、本当良い曲ですよね。とても歌いやすいし。
昔聞いてた音楽を久々に聴くと、一瞬で思い出が甦りますよね。
一番思い出が瞬時に甦るのは、香りだってどこかで読んだけど、本当なのかな?

アントン様は、何か好きな香りがおありなのでしょうか?AZさん、彼の腕の中にいる時、くんくんした?

■sawaさんからもリクエストいただきました。
アーロンに歌ってほしい曲は、Over the rainbow。
キャサリン・マクフィーのこれ、アレンジすごく素敵。こんな感じでアーロンどうかしら。


なんど聴いても良い曲ですよね。これと、星に願いを・・・は、子供のころから好きな曲です。
どちらも空を見上げて願いをかけるような、せつない感じがたまらないです。

上手い・・・たまに声がかすれるところも、いいよね。
アーロンも、たまにかすれるのが好き。ドキっとするくらいセクシー。

私、ジュディ・ガーランド・バージョンも好き

アーロンが、ぼさぼさの髪で、貧しげな格好して、子犬といっしょに
夢見るように歌うの、見てみたい!
ついでに、竜巻で飛ばされてるアーロンも見たいよ。
訳詞はここです

キャサリンの『虹の彼方に』は、彼女が出たオーディション番組でも、大絶賛でした。
私は彼女が優勝すると思ったけど、外れたよ。
アメリカン・アイドル、前は夢中で見てたけど、1度も優勝者を当てたことがないw

ところで、ずいぶん前から話が出てた、映画版Wickedは、どうなってるんでしょうね。
ザック・エフロンやハリー・スタイルズ、リア・ミシェルでもいいから見たい。
アマンダと、サマンサと、アーロンで見たいけど、無理かな。
サマンサは年齢的にも大丈夫だろうけど。

あと、歌ってほしいというか聞いてみたいのは、レットイットゴーw
ジェレミージョーダンが歌ってるのがあって、楽しいw
アーロンだったら、どんな風になるんだろうって。
よろしくお願いしまーす!



今年、54でコンサートやるなら、ファンサービスで歌いそうな気もしますよね。

 でも、権利にうるさいディズニーだから、歌えませんよ。
ビートルズもうるさいそうですね。
Let it go(ありのままに) Let it be(そのままで)歌うなんて、絶対させてくれませんから。
 いうがままに、金を払うのさ~♪

訳詞はこちらです。今回有名曲ばかりだったので、全部ネットに訳が載ってて楽でした。
あ、でも、知らない曲が出るのも楽しいので、マイナーな曲も大歓迎です。

■ブログ主からです。

色んな人がカバーしてるんで、女性ヴォーカルと言えるか微妙ですが、これを歌って欲しい。
スコットランド民謡です。
これ、ロブさんに合いそうな気もする。やさしく弾き語りして欲しい。
アーロン、ギター練習して欲しい。
音符やコードわかるだろうから、すぐ弾けるよね。
ホルンじゃ弾き語りは無理だし、バイオリン弾きながら歌ってる人も見たことないから。

本当、久しぶりだったんで、楽しかったです。
色々な曲をありがとうございました。
女性の曲、良いですね。
第2弾もやりましょうね。
夏の曲なんかもいいかも。

アーロンに歌って欲しい『夏の曲』
良かったら、お願いします。

catch me if you can・みんなの感想・2

2014-08-04 | ミュージカルのアーロン
さらに皆さんコメントを下さってたんで、載せておきますね。

■Lilasさんからです。
あ、私の“質問”はクリスマスの電話の場面だったんです。
昨年、BW版映像を観た時は、ハンラティが「彼は子供だ。」と言ったのは、
“フランクが電話をしてきたから”だと私は思ったんです。
“子供だから、クリスマスに淋しくなって電話をしてきた”とハンラティは推理(?)したのかな、と。
そうしたら、日本版では、はっきりとフランクが姿を見せたでしょう?
しかも、わざわざ客席に下りて。(←私は、べつに下りなくてもいいのでは?と思いました。)
だから、「あれ?BW版で、姿を見せてたっけ?」と疑問だったのでした。

私、そこ、気付きませんでした。BW版、どうだっけ?

今日、BW版の映像を観て、最初、「やっぱり姿は見せてないよね?」と思ったのですが、
そこをもう一度観てみたら、電話ボックス(?)を出て正面を向いて立つ…
あれが、“姿を見せた”表現?という気もして。
(「Just do it.」は、とにかく外を見てみてよ~ということなのかな?)
日本版では、そこをもっとわかりやすく、フランクを走らせたのかな?と思ったり。

最後、ボックスから出たんで、あの「彼はまだ子供だ」の発言だったんですか。
でも、アーロンフランクは大人に見えるよねw
私はてっきり、かまってちゃんの彼の電話で、まだ幼いって感じたのかと勝手に解釈
してました。なんか色々見落としてるかも。
1度、フランクはシークレットサービスのバリー・アレンとして、ハンラティと会ってますよね。
でも、ハンラティは、彼を見ても子供だと気付かないから、姿は子供に見えないんじゃないかな。
電話の調子で、確信したのかと思ってます。
あと、BW版を見てみたら、あの場面でブレンダに逢ってます。まだ知り合ってないけど。
だから、フランクは南部のアトランタにいる?
ハンラティはNYだから、外を見てもフランクはいないんじゃないかな。
日本版は覚えてないので、わからないです。



■nonomさんからです。
アーロンの関わった作品は、全部、大切な存在です。その中でも、CMIYCは、凄く特別。
日本版とはいえ、少しでも彼に近い世界に浸っていたかった。
それだけで、幸せなんです。バカだなぁ、私。(笑)
あっ、もちろん、日本のキャッチミーのカンパニーの皆さん達の仲の良い感じが終始流れていて、
温かくていい舞台だったからなのは、、いうまでもありません。
英語でわからなかった内容も、おかげさまで理解できましたし、とてもよかったです。ww

とても良い感じの雰囲気でしたよね。和気藹々というか。
でも、主要な役の交代とか波乱万丈な舞台裏だったんでしょうね。
それを微塵も感じさせなかったのは凄いと思います。
ああ、アーロンで見たい。youtubeで見られるけど、迫力の音響で見てみたい。
グッバイを生で聞いてみたい。

■mihoさんも書いて下さいました。
私が一番語りたいのはw、やはりハンラティの今井さんでした。
もう、お声も演技も大好き!
そりゃ、踊りはノーバートさんと比べちゃだめですしw、
急な変更・抜擢でのハンラティ。練習時間を想像しただけで気の毒になっちゃいますもん

でも、ものすごく役にあってらしたんで、私も大好きになりました、今井ハンラティ。
レミゼで、皆さんが、上原アンジョとか、山本マリウスとか、おっしゃってるのを聞いて、いつか
私も、あんな風に語ってみたいと憧れてたんですが、言えました~w今井ハンラティ~
ファントムを演じられたんですか?見てみたいな。
ノーバートさんがあまりに凄いから、全く期待してなかったのに、ハンラティ本当良かったです。

ちょっと歴代ファントム(一部)あげていいですか。
私の知ってるまるでマイクなしでも会場中に聴こえそうな『通る声』のかたって、(順位はなし)
山口祐一郎さん 高井治さん・・・ お二人ダントツ
*高井さんは体格には恵まれてませんが、声の艶がハンパなくて。。
今井清隆さん 村さん ・・・地声がでかいのかも
・・・で・・ここからラインが入るのですが・・、
佐野さん 芝さん 橋元さん 市村さん ・・努力家。
大好きと公言させてもらってる佐野さんも、地声は通るほうではないと感じます。。

日本版キャッチ・ミーの好印象は、私にとって今井さんの存在が大きかったです。
フランクの父の死を知らせる時、本当にパタパタと涙を落とすのを見ました。
本当に泣いてるんだ、今井さん!こっちまで泣きそうでした。

歴代ファントム・・・すごい、mihoさん、どれだけご覧になってるんですか?

■sawaさんに、mihoさんから、声についての質問です。
sawaさん、私も知りたい。時間があるときに詳しく教えて下さいね!

通る声は、イコール響く声ってことですね。
もともと持ってる声帯で、高いとか低いとか、太いとか細いとか、'声質'は決まりますよね~
これについてはもう少し喋りたいのでw、後日ゆっくりお返事させてくださいw

高い声の男性はもてないって言われるけど、アーロンの声は素敵ですよね。
柔らかいから?若々しいからかな?
教えて!sawa先生
身長の高い人は声が低いって言われるけど、アーロンは身長低くないのに声は高いのね。

sawaさん、色々、教えて下さいね。

■A.Z.さんも、感想ありがとう。
舞台演出に関しては、東京のキャッチミーも大掛かりな舞台装置はないです。
映画と比べて舞台では観客の想像力を必要とする場面って凄く多いかも。
変な言い方かもしれませんが、思い込む(←“自ら騙される” とでも言うのかな?)事が大事かもしれません。
映画だったら本物の海が登場する場面でも、舞台では青い照明と「海だよ!」という演技で海を表現する訳ですから。

私、一回目のCMIYCを観た時に「シカゴみたい!」って思ったんです。
あれもステージに役者陣とバンドが同居していて大掛かりな舞台装置が殆どなく、最小限の小道具と演技で
ナイトクラブやら監獄やら裁判所やらを表現する演出なんです。雰囲気は全然違うけど、
何か演出が似てるな~って。

私は華やかさを期待していたんで、最初、あらって物足りなく感じたんですが、確かに
照明や小道具だけで、過不足なく状況の説明ができてました。演出家って凄いです。

思えば、割と大掛かりな装置を使うレミゼでも、舞台版の革命シーンには敵の兵士が1人も登場しません。
学生さん達は客席に背中を向けて、誰もいないバリケードの向こう側に銃を撃ちまくり、エア兵士に撃たれて死んでいきます。
でも、そこで「敵なんて誰もいないじゃん?」とか思ったらつまらないので、敵兵はお客が想像するしかないんですよね。

エア兵士www
でも、舞台で向かい合って撃ち合うと間抜けですよね。なるほど、そういう演出だったんですね。

あ、でもミスサイゴンの舞台装置は結構凄いですよ!
ナイトクラブ(兼 売春宿)のリアルさとか、サイゴンから米兵がヘリコプターで脱出するシーンの迫力等は見ものです。


ミス・サイゴンのチケット見て、うわ、高い!って思ったんですが、宣伝映像見て驚きました。
地獄の黙示録か!って感じですね。
何度も見られてるんですよね?これも、そのたびに演出が違うのかな?
ミス・サイゴンは、大きな劇場でないと無理な演目のひとつだと書いてありました。


本当に舞台って出会い物ですから、たとえ同じ演目を同じ俳優が演じたとしても、今日と全く同じ舞台は
二度と観ることはできません。
私達が共通して観たキャッチミーだって、日時や座席位置や会場や俳優陣のコンディションや
客層etc…それぞれみんな状況が違いますから、同じ演目でありながら全員違うCMIYCを観たのだとも思います。

なるほど、そうですね。映画しか知らないので、そこに思い至りませんでした。

今、猛烈に、もう一度見たいんですよ。
舞台って、なんか残らないから、もったいない感じもしますが、そのぶん、必死で見ますよね。

ウィーン版catch me if you canの宣伝動画です。
衣装やセットがモダンな感じですよね。

1963年のニューヨーク州ロングアイランドのニューロシェルという街で暮らしていて、最後は1969年のJFK空港で
掴まるんですよね? 映画版はフランスで掴まってたけど。
どうでも良いことなんだけど、ちょっと時系列がわかってなくて。
何年までパイロットでいて、いつまで詐欺をやってたのかな?原作を読めば良いんだろうけど、
フランスの刑務所の場面が相当きついそうなので、躊躇してます。
1970年に近いのに、日の当たらない独房で、トイレもなく、本当なの?ってくらい酷いみたい。
どうしても、フランクというと、アーロンの顔が浮かぶから、汚い描写は読みたくない
そこだけ避けて読もうかしら。
ミュージカル版は実話とも映画とも違って、あくまで楽しいファンタジーで行けるので良いよね。

これ、本当にミュージカル映画にならないかな。アバグネイルさんは、どうかすると高校生のときから30近くに見えた
そうだから、アーロンでも大丈夫だと思うんだよね。今ならギリギリ間に合う。
もし映画化されたら、映画版に準じて、フランスに行った母を追いかけて、
クリスマス、母の生んだ妹とガラス越しに会話する雪の場面を入れて欲しい。
て、絶対ないよね。頭で妄想するしかないw

ところで、ジャージーボーイズが9月に封切られるのが凄く楽しみ。
この舞台は、皆さん、見てない?



アーロンも、グリーの男の子と一緒に、歌う場面のある映画を撮ってるみたいだから、楽しみなんだけど・・・
コメディなんて、すごく変なチョビ髭はやして、カウボーイみたいな格好してたのが気になるw
自分の美をかなぐり捨てて熱演しそうで怖いw


ところで、CMIYC、最初の公演であるシアトル版は、ブロードウェイ版と
かなり曲目が違ってたみたいです。


シアトル版は、残念ながらあのコールガールのナンバーと、これしか動画は出てきません。
この動画は"Live in Living Color!"なので、カットされた曲は聞けません。
もったいないな。
ストーリーもかなり違っていたのかな。
A.Z.さんが言われるように、舞台って本当に色々あるんですね。
この動画の踊りや衣装より、私はBW版のほうが好きかも。
あのクネクネダンスって、妙に癖になるというか、可愛い。

2009年シアトルのトライアウトの曲目です。

Act I(第一幕)
"Live in Living Color!" – Frank, Jr. and Company
"Fifty Checks" – Frank, Sr.
"Someone Else's Skin" – Frank, Jr. and Ensemble
"Here I Am (To Save the Day) - Hanratty
"Jet Set" - Frank, Jr., Pilots, and Stewardesses
"Breaking All the Rules" – Hanratty, Cod, Branton, Dollar, Men
"Needle in a Haystack" - FBI Agents
"You Gotta Pay For Love" - Cheryl Ann

"The Man Inside the Clues" – Hanratty
"Butter Outta Cream" – Frank, Jr. and Frank, Sr.
"My Favorite Time of Year" – Hanratty, Frank, Jr., Frank, Sr., and Paula

Act II(第二幕)
"Doctor's Orders" – Frank, Jr. and Nurses
"Don't Be a Stranger" – Paula and Frank, Sr.
"Little Boy Be a Man" – Hanratty and Frank, Sr.
"Seven Wonders" – Frank, Jr. and Brenda
"Bury Me Beside the One I Love" - Roger, Carol, Brenda, Frank, Jr. and Company
"Fly, Fly Away" – Brenda
"Goodbye" – Frank Jr.
"Strange But True" – Hanratty, Frank, Jr. and Company

"Fifty Checks"と"You Gotta Pay For Love"(コールガールのお姉さんが歌う歌)は入ってたんですね。
パパの"The Pinstripes Are All That They See"がなくて、"Fifty Checks"が入ってます。
ブレンダの両親の歌は"(Our) Family Tree"ではなくて、"Bury Me Beside the One I Love"

"Breaking All the Rules" が"Don't Break the Rules"に題名が変わってますが、歌詞も変わった?
ハンラティの強い意志は、Don't Breakのほうが伝わる気がします。

第一幕で変わったのはこの4曲 
"Fifty Checks" – Frank, Sr.
"Here I Am "(To Save the Day) - Hanratty
"Needle in a Haystack" - FBI Agents
"You Gotta Pay For Love" - Cheryl Ann

第2幕で変わったのは一曲です。
"Bury Me Beside the One I Love" - Roger, Carol, Brenda, Frank, Jr. and Company

一幕では、なんと4曲が消えて、代わりに一曲しか追加されてない。
そのかわり、Live in Living Color (Reprise)が一幕二幕で何回か出てきます。
そのほうが統一感が出るから?

こうしてみると、本当、舞台ってどんどん変わって行くんですね。
でも、シアトルの公演で降ろされてないということは、アーロン、ちゃんと出来てたんですね。
アンサンブルは、公演中の身分は保証されるけれど、主役は評価が悪ければ、1日で交代させられたり
することもあるそうなので。

アーロンが前に司会してたAudience Choice Awards だけど、アーロンが担当したのはfavorite replacement
交代で役についた人の中であなたのお気に入りを選ぶっていう賞だったな。
日本だったら、ちょっと考えられないような・・・複雑な賞ですよね。

アーロンが、大げさに、長い間待ち望まれて、よく練られて
アンサンブルも素晴らしくて・・・って次の賞を褒めてると、横の女性が
「いいけど、私らが発表するのは代役だけど良かった人だよ」って。
アーロン、
「そうだね、まあいいか。
どうせトニー賞が発表されたら忘れられるよ」
アーロンのボケ役、可愛いw

アーロンはヘア・スプレーのリンクを降ろされてる。可愛かったけど、踊りが変だったから?
すごいショックを受けてたとか。

"Here I Am (To Save the Day)
※save the day 間一髪のところで危急を救う。勝利をもたらす。成功をもたらす。
さあ、現場に来た(彼に勝つために)みたいな感じかな。
catch me if you canが、鬼ごっこの「もういいよ」に当たるらしいから、
このHere I Amは、来たぞ、捕まえてやる~みたいな感じなのかな。

(Look for a)Needle in a Haystack
干草の山から一本の針を(探す)
途方もない捜査をする
FBIエージェントが四苦八苦する歌だよね。コミカルな歌?

"You Gotta Pay For Love"
愛のためにはお金を払ってね・・・って感じ?
前の記事に貼ったけど、コールガール役の人、とても歌が上手。
カットされたら彼女には歌が無いので、とても残念だっただろうな。
でも、入れたら確かにしつこい気もします。
フランクがちゃっかり、コールガールから逆にお金を騙し取るところだけで十分かな。


"Bury Me Beside the One I Love"
ブレンダの両親が歌う歌。愛する人の隣に埋めてね。
一族の仲の良さを歌う歌なんだろうけど、どんな歌なんでしょう?
寂しい草原に埋めてくれるな…Bury me not on the lone prairieを文字ってるんでしょうね。


2005年に最初のワークショップが始まったときには、ネイサン・レインとマシュー・モリソンだったとか。
ネイサン・レイン、私、この人好きなんですよね。ノーバートさんより、ヨタヨタしてそう。
シュー先生には悪いけど、アーロンに決まってよかった。
シュー先生がこちらに出て、アーロンがグリーのフィンをやってたら、どうだったんだろう?
歴史にもしもは無いし、役者の役にも、もしもは無いけど、あれこれ考えるのって楽しい。
フィンをやってたら、今頃もっと有名スターだったかもしれないけど、アンジョルラスはやってないよね。

アメリカン・アイドルに出てたら、どうなってただろう?ベスト12くらいは行くと思うけど、というか
最後のほうまで残ると思いたいけど、どうなってただろう。
どんな選曲をして、なんて言われただろうね。19歳か20歳のアーロン。見たかった気もする。
アメリカでは、一番視聴率が高かったシーズンだとか。
(でも、第2シーズンは日本では放送されてないのね、あらら)

と、ありもしないことを、つらつら書いてすみません。


ところで、"Fifty Checks" これが元ネタじゃないかと私は思うのですが。
歌詞が似てる。五つの銅貨です。



This little penny is to wish on
And make your wishes come true
This little penny is to dream on
Dream of all you can do

このちっぽけなペニー銅貨は願いをかけるもの
願いをかなえてくれるものだよ
このちっぽけなペニー銅貨は夢を見るためのもの
君が思う全ての夢を

This little penny is a dancing penny
See how it glitters and it glows
Bright as a whistle
Light as a thistle

小さなペニー、踊っているペニー
ご覧よ、きらきら輝いているよ
口笛のように軽やかに
アザミのように輝いている

※アザミ=スコットランドの国花で、国を敵から守った花

Quick, quick as a wink
Up on it's twinkling toes
This little penny is to laugh on
To see that tears never fall

まばたきよりすばやく
きらきらと踊っている
この小さなペニーは笑顔を届けてくれる
ご覧よ、涙とはもうさよならだ

※twinkle-toes=踊りの名手

This this little penny
Is the last little penny
And the most important of all
For this penny is to love on
And where love is, heaven is there

この小さなペニー
最後の小さな銅貨
そして、一番の宝物
このペニーは愛をもたらすもの
愛はここにある、天国はここにあるんだ

So with just five pennies,
if they're these five pennies
You'll be a millionaire
For this penny is to love on
And where love is, heaven is there
So with just five pennies, if they're these five pennies
You'll be a millionaire

この5枚のペニー銅貨があれば
それさえあれば
君は百万長者になるんだ
そうさ、愛を教えるこの五つの銅貨があれば
君は百万長者になれるのさ

リラの恋・一度きりの社交界・後編

2014-08-02 | 妄想のアーロン
「…リラ。」鋭い声がしました。リラは、はっと我に返り、振り向きます。

火吹いちゃうからね!

いつからそこにいたのか、アンジョルラスが後ろに立っていました。青年が、握っていたリラの手を離します。

「…リラ、用事は済んだ。帰るぞ。」アンジョルラスは、さっき見た険しい顔のままでした。
「もう帰るのかい?出資の話はどうだった?」青年が言います。
アンジョルラスは「その話は済んだ。」と答え、青年に一歩近づくと、じっと見据えました。
「彼女に…何か?」

「二人でゆっくり話したいと思ったんだ。こんなに可愛らしいお嬢さんだからね。それに…」
青年は、にこやかに言います。
「出資の話の続きもできるかもしれないし。」


がるる~~

アンジョルラスは青年を睨みつけました。「その話は終わったんだ。」
そして、リラに「帰るぞ。」ともう一度言うと、さっと背を向けてどんどん歩いて行きます。

リラは慌てて青年にお辞儀をすると、急いで後を追いました。


あ、リラちゃん、もう帰るの?送って行くのに・・・ きらり~ん




リラちゃん、またミュザンに行くから、気が向いたら遊んでね

外の通りへ出てからも、アンジョルラスは、かなりの早足で歩いて行きます。
 先輩は基本、歩きか走りですよね。それに引き換え、彼は最新式の馬車ですよ。
※この時代、馬車を持たない男は、社交界の貴婦人たちから相手にされなかったとか。
あ、ちなみにボクの華麗な乗馬シーン、皆さん、お忘れなく!

リラは小走りで追いかけますが、追いつけません。
待ってほしいと言おうとした時、アンジョルラスは立ち止まり、振り返りました。
息を切らしてやって来るリラをちょっと見ていましたが、またすぐに歩き始めます。
でも、その歩き方は、少しゆっくりになりました。

アンジョルラスは、広い公園へ入って行きました。リラも、すぐ後からついて行きます。

春の公園は、幸せな美しさで溢れていました。花壇には花が咲き誇り、周りを蝶が舞っています。
木々の緑は瑞々しく、そして…リラの木が、こぼれそうなほどたくさんの花をつけていました。
美しい景色の中を、人々がゆったりと歩いています。誰もが楽しそうな日曜日の午後でした。




■sawaさんが教えて下さいました。リラの花を歌った曲です。

..........................................................................................................................
1902年に作曲された「12の歌曲集」作品21
この年はラフマニノフの婚礼の年であり、
そんな人生で最も幸福な時に作曲されたのが、この「リラの花」。
リラの花には「愛の芽生え」「青春の歓び」と言った花言葉があるらしく、
その花言葉に相応しい、まるで夢のような美しさを持った作品です。

元々は声楽曲として作られたのを、後にピアノ編曲されました。
下記がその歌詞。

朝早く、明け方に
露に濡れた草を踏み
私はすがすがしい朝の空気を吸いに行く
かぐわしい木陰
リラの花が咲き群れている木陰の中に
私は自分の幸福を探しに行く・・・



余談ですが、実はライラックは札幌の木にも指定されていて
5月にはライラックまつりがあり、大通公園がライラックの花の香りで満たされます。
控えめで、大好きな香りです♪
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いいなぁ~ライラックの香りというのが想像できない。嗅いでみたいな。
例えていえばどんな香りなんだろう・・・
ピアノバージョンのほうがリラの画像が綺麗だったので、声楽バージョンは上の声楽曲の所をクリックして下さい。

公園の奥のほうまで来た時、アンジョルラスは、ベンチにどさっと座りました。
人が少なく静かな場所でした。草木の緑が陽の光とそよかぜに揺れ、小鳥の声が聞こえます。
すぐ傍のリラの木から優しい香りが流れています。
リラも、そっとベンチに腰を下ろしました。



アンジョルラスは黙って座っていましたが、やがて、横にいるリラをちらっと見ます。
でも、すぐにまた前を向きました。そして口を開きました。
「何を話していたんだ?…あの男と。」

リラは、どう答えたらいいのか困りました。
「…話がしたいって言われたの。。。家へ遊びに来ないかって。」
「…なんだって?」アンジョルラスはリラを見ました。
「ミュザンに来たことがあるんですって。…私とゆっくり話したら、仲間達の活動に出資できるかもしれないって
言ったの。もしも二人で楽しく話したら、そうできるかもしれないよって…」

「…バカな!」アンジョルラスは、吐き捨てるように言いました。
「それで済むわけがないだろう…。」



おーい、誰かリラにレミゼラブルの第一巻ファンティーヌの章を読ませてやってくれ!


そして、リラをじっと見ます。「…行こうと思ったのか?」
リラは、おずおずと答えました。「…迷っていたの。。。」

少しの間、アンジョルラスは横を向いて黙り込みました。それから、ゆっくりリラのほうを見ました。

「リラは…あの男のところへ行きたかったのか?」



あー、ごめん、リラちゃん。僕は2回声かけてついてこない娘は、ファイルを削除するんだ。
あ、でも、まだゴミ箱にファイル残ってるから、今ならまだ間に合うよ!


「違うわ!」リラは驚いてかぶりを振りました。
「行きたいなんて…ちっとも思っていないわ。ただ…そうすれば出資してもらえるのかしらって…。
少しだけお話しさえすれば、みんなの…あなたの手助けができるのかもしれないって…。」

リラの声はだんだん小さくなって、消えました。アンジョルラスは怖い顔になりました。
「行きたいわけではないなら、二度と、そんなことを考えるな。」
アンジョルラスは、とても厳しい声で言いました。

ほほう、よくそんな偉そうなこと言えるな、アンジョルラス

リラは、アンジョルラスの顔を見つめました。
ずっとずっと昔の幼い頃、こんな顔で叱られたことがあるような気がします。
…いいえ、今のアンジョルラスは、その時よりもっと怖い顔をしていました。
「…はい。ごめんなさい。。。」リラは小さな声で言い、うつむきました。
沈黙が二人を包みました。

しばらくしてアンジョルラスが言います。「…でも、リラが悪いわけじゃないな。」
その声からは厳しさが消えていました。リラは、そっと顔を上げます。


偉そうにするなら、リラに時給くらい払わないんですか?
いくらABCの友がRED(赤字経営)&Black(企業なみにこき使う)だとしても・・・

お茶くらいおごってあげて欲しいよね。たまにはカフェミュザン以外の場所で。

アンジョルラスは穏やかな表情になっていました。
「リラは、俺達の活動資金を心配してくれただけなんだよな…。悪かった。
リラが資金のことを気にしてくれているなんて、今まで全く考えていなかったんだ。」

リラは、アンジョルラスの優しくなった眼を見つめていました。
「だけど…もう、そんなことは心配するな。大丈夫だから。」
アンジョルラスは、ほんの少し笑顔になりました。リラもほっとして笑顔を返します。

アンジョルラスは前を向きました。それから、ふと真面目な顔になり、小さな声で言います。
「リラは…いつも、黙って一人でどこか遠くへ行ってしまうから。。。」

 ミホリーヌほどじゃないわよ

リラはびっくりしました。「それは…子供の頃のことだわ。今は、もうそんなことしない…。」
…なぜ、わかってもらえないのだろう。。。私は、どこへも行きたくないのに。
あなたのそばにいたいだけなのに…。

下を向いて黙っているリラに、アンジョルラスが言います。「…疲れたか?慣れない場所に行ったから。」
リラは急いで顔を上げました。
「ううん、疲れてなんかいないわ。知らないところに行って、良い経験になったもの…。」
リラは笑顔で続けます。
「…今日は良い日だわ。だって、あなたが『今日のリラは綺麗だ。』って言ってくれたから。“今日のリラ”って。」
「…蒸し返すなよ。」アンジョルラスは苦笑します。

…暖かな陽の光を感じながら、リラは思いました。
いろいろなことがあったけど、そう…今日はなんて良い日なのだろう。。。
こんなに美しい春の公園で、“よそゆきのドレス”を着て、あなたと並んで座っているなんて…。
今日は私の誕生日。あなたが思い出してくれなくても、それでも大切なお誕生日…。


リラはふと立ち上がり、リラの花の木に寄ると何かを探し始めました。
リラの花にはごく稀に5枚の花びらを持つものがあり、それは幸せを呼ぶと言います。
そっと花びらを飲み込むと恋が成就するという言い伝えもあります。
リラはいつも探していますが、未だに見つけたことはありません。
アンジョルラスに言ったら笑うでしょうか。リラも本気で信じてはいません。
けれど、結ばれるはずもないアンジョルラスへの恋を願うのは、そんな形しかないのでした。

アンジョルラスは、美しい花に囲まれたドレス姿の可憐なリラを、夢の中にいるような気持ちで
静かに眺めていました。


やがて、アンジョルラスが立ち上がりました。「…ちょっと早いけど、俺はミュザンへ行く。リラはどうする?」
リラは思います。もう少しの間、大切な服を着たまま、この人と一緒に歩きたい…と。
でも、すぐに考え直しました。こんな恰好でミュザンに行ったら、学生達にどれだけからかわれるかわかりません。

リラは自分の部屋へ帰ることにしました。「帰るわ。着替えて、それからミュザンに行くわ。」
アンジョルラスは、ちょっとの間、リラを見つめました。「…送ろうか?」「ううん…、大丈夫よ。昼間だもの。」

二人は、公園の出口までゆっくり歩きました。
「…それじゃ。」アンジョルラスは短く言うと、カフェミュザンの方角へ歩き出します。
…が、すぐに立ち止まり、リラの前まで戻ってきました。

一瞬、リラの顔を見ましたが、さっと眼をそらし、小さな小さな声で呟きます。「…今日だけじゃ。。。」

リラにはよく聞こえませんでした。「…え?」
アンジョルラスは、まだ眼をそらしています。でも、やがて、リラを真っ直ぐ見つめました。
「…今日だけじゃないから。綺麗だと思ったのは、今日だけじゃない…。」

すぐにアンジョルラスはリラに背を向け、早足で歩き出しました。
リラは返事もできず、動くこともできませんでした。頭の中に、いくつもの問いが浮かびます。
…どういうこと?今の言葉は…“綺麗だと思ったのは”って…それは私のこと?
今日だけじゃないって…今までにそう思ったことがあるということ?
いつもの服を着ている時に?それはいつ?本当に…ほんとに、そう思ったことがあるの…?

いつ思ったの?正確に言って!
何年何月何日何曜日、何時何分何秒、地球が何回、回ったころ?いつですかぁ!(リラ、小学生男子か)

 えっとぉ1兆6790億66万・・・回・・・地球が自転したとき?

アンジョルラスの後ろ姿はどんどん遠ざかっていきます。
その場に立ち尽くしたまま、リラは、歩いて行くアンジョルラスを見つめていました。
少し紅くなったリラの頬を、優しい風がそっと撫でてゆきます。


ドレスの色が違うけど、見逃してください。

…1832年、春。この日、リラは19歳になりました。