アンジョルラスが好き

おもにAaron Tveitについて
彼に興味が無ければつまらないです。
コメント欄が面白いので読んで下さいね。

catch me if you can・みんなの感想・1

2014-07-29 | ミュージカルのアーロン
コメント欄に書いていただいていたのを転載させてくださいね。
追加の感想、大歓迎です。よかったら、コメント欄に書いてください。

■nonomさんからです。一番たくさん見てこられました。楽しい感想、ありがとうございました。

「キャッチミー」行ってきました。
感想は、
その、うーん...
なんというか(笑)
松岡フランク、可愛いかったです。
華奢で金髪のウイッグのせいか、頭大きくて、体型子供っぽくみえますし。仕草も少年ぽくて可愛いかったです。
本当、あのお方若いですね。びっくりしました。
歌は...
ちょっと、音程がねぇ。ww
まあ、ご愛嬌ですが。
でも、「グッバイ」は、悲しかったなぁ。
アーロンの歌が耳にあるから。
全体的に頑張ってる感はでてるんですが、ほんと、音程が...
ごめんね、松岡くん。
新妻聖子さんの「Fly Fly」は、本当に素晴らしくて、出番が少ないのが残念でした。
ハンラティはねぇ、
今井清隆さん、とつてもいいお声で上手なんですが、「Don't break the ruls」だけは、ダンスが激しいでしょう、
もう、息切れで大変で大変で、笑っちゃいましたよー。
会場大爆笑。
やっぱり、ノーバートさんて、凄い人なんだと改めて実感!
比べては、失礼だけれど、アーロンの時のメンバーは全員最高だったんだと、つくづくよくわかりました。
でもですね、シアタークリエはこじんまりとしてるので、役者さんの表情とかもよく見えて、とってもよかったですよ!
アンサンブルの方とか、ダンスよかったし、皆様頑張ってるのがよく伝わりました。
なんだかわかないけど、
私、冒頭から泣きっ放しで...
よくわからないけど、ぐちゃぐちゃでした。
「キャッチミー」に対する思い入れが強すぎたのかなぁ?
で、これじゃあ、ダメだと、リビーターチケット買っちゃいました。(笑)記念タグももらえるし。ww
「フランクを探せ」というイベントもあって、三期に渡って来場し、会場内にいるフランクを見つけると
Tシャツがもらえるそうで、

ということは...
行っちゃうでしょう。(笑)
「キャッチミー」3回鑑賞決定!です。馬鹿ですねー。
結構気に入っちゃったのかしら?
松岡フランク?
いやぁ、...(笑)
ぜひ、皆様ご覧ください。
yuriさまも、ぜひ、どうぞ!
必見の価値あり?です。ww

あっ、ねずみとゴキブリは、以前yuriさまが訳してくださったとおりかなぁ。
CD売ってないし、パンフにも載ってないので、よくわからないけど...
稽古動画には驚かされましたが、本番は大丈夫でしたよ。ww

そうそう、、レオ様版も知らない方達が、
(たぶん、ただの松岡ファン)
「なんでミュージカルにしちゃったかな?」
「映画もミュージカルだったの?」
「イマチ盛り上がらないないし、わかりにくい」
とか、コソコソ話してるのが、知らないとはいえ、悲しかったです。
アーロンの全身全霊込めた「キャッチミー」をぜひ、見せてあげたかったです。(涙)

私も休憩時間にわかりにくいって言ってる人を見ました。歌詞が聞こえないとか。
確かに内容を知っている私ですら、たまに何て言った?って思いましたから。
CMIYCに関しては、映画を見て行ったほうが楽しめるのかもしれないって思いました。
でも、細かいことを気にしないなら、充分あらすじはわかるし、小ネタ満載なので
笑いに包まれてましたよね。

でもですね~私、3人組の女装とか、だだこねとか、迷惑でしたw
つい、そっちを見ちゃって、他を見るのを忘れるんですよ。
大好きなジェットセット、長身の人の女装の毛脛しか覚えてないわ~★

あはは~それ、俺らにとっちゃ、本望ですから。


>A.Z.さん
やっぱり、「CMIYC」という作品は、私にとっては特別です。
皆様もそうだと思いますが、
アーロンの大切な大切な舞台ですものね。
もちろん、別物として見に行って、
別物として、楽しんだんです。
でも、...
複雑な心境だったのでしょうか?
自分でもよくわからないのです。
A.Z.さまがおっしゃってくれたように、
アーロンへの思いが溢れ出て、涙になったのかなぁ。
次回は、もう少し落ち着いて見れるといいなぁ。
実は、私も次回、7月1日、夜の部です。(笑)



>L i l a s さま

ごめんなさい。
いらっしゃる前に、期待を裏切るようなこと書いてしまって。
音程の件は...
本当にハードな舞台なんですよ。
歌うのが大変な感じ。
英語のオリジナルを日本語にすると、字余りで普通でも歌いにくいじゃないですか?
「キャッチミー」は、それが、特に大変な感じで...
松岡フランク、頑張ってました。
それは、生き生きと!
ただ、私の精神状態があれだったので、
ごめんなさい。
やっぱり、アーロンとは違うじゃないですか。もちろん。
それわかってるのに、無意識に比べちゃってたのかなぁ。本当、ごめんなさい。
今度は平常心で、舞台楽しみたいと思います。
本当は、歌、お上手なはずです。
バンドのボーカルだし、主役だし。
私の心の問題です。きっと。
L i l a s さまは、楽しんでくださいねー。

きちんと、忠実に訳してありましたよね。だから、とても大変そうでした。
あれだけ膨大な歌詞を台詞を覚えて、歌って踊って演技してって・・・
これを作られた方は、BW版のCMIYCを物凄くお好きなんだと思いました。
日本向けにするというより、もとの舞台のよさを極力削りたくないという意志が
感じられて。
Butter Outta Cream や Family Tree など、アーロン大好きだから色々ここで
sawaさんや皆さんに色々教えてもらいながら意味を調べていて良かったです。
ミッチネタとか、色んなことが、いきなりだと全然わからなかったと思うんで。

ゴキブリ部分は、今でも不明ですけどw
後はほぼわかったんで、嬉しかったです。

>yuriさま
>皆様

夕べは、すみませんでした。
なんか、興奮した状態で
わけもわからず、コメント書いちゃったみたいです。
反省しています。
「CMIYC」は、特別な作品だから...
なんか、頭おかしくなっちゃったみたいで。
ごめんなさい。
舞台は、生バンドだし、臨場感あるし、
凄くよかったです。
今、冷静に思い返すと。
舞台が近いって、いいですね。
キャストの皆さん、熱演していました。
途中で、変更もあったから、大変だったと思います。
松岡フランクも、もつと軽い感じかと思っていたら、意外に、初々しく可愛いい系で。
どうか、皆様、
私のように動揺せずに、舞台楽しんできてくださいませ。
本当に、大変失礼を致しました。
日本版も、いいと思います!


今はどこかでやってるんでしょうか?ドイツ版は終わったのかな?
BWではクローズしたけど、アメリカ中と巡回してたんですよね。
サンアントニオでの画像みつけました。動画はみつけられませんんでしたが。

少しプレスリーみたいなフランク。歌がうまそう。

2度目のnonomさんです。
本日、二回目の「キャッチミー」に、行ってまいりました。
この前よりは、落ち着いて見られたと思います。
あの時は、ずいぶんパニクりましたので。
まあ、今回も、ちょいちょい泣いては、おりましたが...(笑)
うーん、
ほんと、何の涙なのでしょうね?
自分でもよくわからないのです。
アーロンCMIYCへの思いなのでしょうか?
大好きで、特別な思い入れは確かにあります。
だけど、松岡フランクもね、とっても幼くて可愛いんですよー。
八重歯の笑顔、抱きしめてあげたいほど。
( ファンになった訳ではないですが )
でも、...
やっぱり、アーロンのCMIYCが見たいな、
とか、アーロンの歌が聞きたいな、
とか、思ってしまうのでしょうかねぇ?

ネタバレ発言だったら、すみません。
今井ハンラティの「Don't break the rules 」
息切らしながらもがんばって、
「FBIもつかれるなぁ」とかって、笑いとってるのも、お茶目さんで好きなシーンですが、
やっぱり、ノーバートさんの息一つ切らさずに、飛んで跳ねて歌ってる「Don't break the rules 」が好きなんです。
ごめんなさい。
比べちゃいけないのにね。

ダメだなぁ、私。
全てが、こんな感じなんですかね?


ノーバートさんは天才ですよね。単に上手いんじゃなく、踊っても歌っても、それが演技になってる。
振り付けの素晴らしさもあるけど、本当にキャラクターになりきってる。
でも、今井さんのハンラティ、私は大好きでした。どしっと構えててダンディなのに、実は気の良いハンラティ。
すごく魅力的で、もう一度見たいなぁ。

>A.Z.さま
マチネの方は、いかがでしたでしょうか?
菊池ブレンダも、可憐でとってもよかったですよ。
新妻ブレンダの圧巻の歌声とはまた違って、
可愛いくて、お上手でした。

私は菊池さんのほうでした。関西公演には新妻さんは来られてないのかな?
圧巻な歌声を聴けなかったのは残念ですが、菊池さんのほうがイメージにあるとも言われてたので
良かったのかもと思ってます。とても可憐で愛らしいブレンダでしたよね。
ハンラティに「実弾を撃とうとする警察もいる。我々は生きたまま彼を逮捕したいんだ。」っていわれて
泣きながら、彼との待ち合わせの場所を教えるブレンダを見て、私、そこを理解してなかったんで
なるほど、そうだったんだ~と思いました。
日本版を見るまで、なんで簡単に場所を教えたんだろうって疑問だったんですよ。


でも、
なんだかんだ言って、いい舞台かも。
とても仲のいい、カンパニーのようで、アンコールの挨拶にそれが表れています。
暖かくて、嬉しい気持ちになります。
私、愛着がわいてきたのかしら?
来週の三回目の鑑賞が、楽しみです。
そして、皆様の感想も楽しみでーす。(笑)



A.Z.さんからです。
これからご覧になられる方が沢山いらっしゃるので、詳細は避けますが、私的にはとても良かったです。
日本語歌詞も直訳とは行きませんが、そんなに不自然な感じは受けませんでした。もしかしたら私の中では、
ここ一年くらいに観た舞台の中で一番ヒットだったかも ♪(←レミゼは除く)
笑えて泣けて華やかで切なくて痛快で、正に『これぞミュージカル!!』な作品でありました。

セットはシンプルで、大掛かりな舞台装置はないのに、キャストの演技や歌、アンサンブルのダンス、衣装、
小道具、照明、バンド演奏etcだけで、見事に狭いステージが空港やオフィスや病院にコロコロと様変わりして行き、
その様子にワクワクします。「舞台演出ってスゴイ。」って改めて感動しました。

舞台装置がしょぼいなんて言ってすみませんw ただ、印象としてはとても華やかで楽しい舞台でした。
少ない小道具と、映像も何もない舞台で、あれだけスムーズに情景を浮かばせるって逆に凄いのかも。
衣装がとても素敵でしたよね。ただ、フランクの髪長すぎw ファンが切らせてくれないのかな。

松岡フランクは、とってもキュートなフランクでした。
アーロンフランクやレオ様フランクとは違って当たり前ですが、松岡フランクが合う合わないは
人それぞれでしょうね。
それと、振り付けや演出もBW版(←生で観たわけじゃないけど)とはだいぶ違うように見えたので、
この際CMIYCのイメージを一度白紙にリセットして観る事をオススメします。

あ、個人的ヒットは、昨年カッコいいジャベールをなさっていた鎌田誠樹さん。
ハンラティの部下の “おマヌケFBI捜査官” を演じていらして、スーツ姿がとってもステキでした☆
(途中まさかのコスプレに仰天!ジャベールなのに~ww)

松岡フランクは、ピーター・パンみたいな可愛らしいフランクでしたね。
アーロンのフランクは、高校生には見えない、一見、大人だけど実は幼いというのを、声で演技してたけど
松岡フランクは、少年に見えました。全然違ったフランクで楽しかったです。
これ、絶対アントンに似合いますよ。軽快で楽しそうにひらひら逃げるかと思うと、父性本能くすぐりまくり
僕をひとりにしないで~のフランク。アントンフランク、実現しないかな~
パイロット姿も似合いそうだし、美女に囲まれて嬉しそうな顔も目に浮かぶw
 
ねえ、このアントン、むちゃくちゃ可愛いんですけど。お菓子作ってる?
■A.Z.さん、二回目の鑑賞記です。
2回目のキャッチミー、行って参りました。
一昨日に比べて少し冷めた目で遠い席から観たせいか、nonom様が初回に「松岡フランクの音程が…」って
仰っていた意味が、何となく分かる気がしました。
主要な役の方が全員舞台俳優なので、良くも悪くも歌い方が1人だけ明らかに違いますよね。
それはそれで松岡フランクのやんちゃさや可愛らしさに繋がっていて良いのですが、今日は曲によって波があり、
やや不安定さも感じられました。松岡さん、セブンワンダーは苦手なのかな??
でも、松岡さんは軽妙なセリフ回しが本当にお上手ですね!
表情も演技もキュートな松岡フランク、私はかなり好きですよ。


とか言いつつ、鎌田ブラントン捜査官にハマっちゃいましたw
出て来ると、ついつい目で追っちゃうんですよ。♪ Don't break~は、後ろで踊ってるブラントンの観察に忙しくて
ハンラティを見るヒマがなく、ほぼBHHのバルジャン状態でした(←このシーン、バリケードの上でただ座ってるだけの
アンジョルラスしか見ていないので、毎回バルジャンの歌がBGM状態)。
鎌田さん、表情や動作がコミカルなのにすっごいセクシー☆
何と言っても彼の ♪Jet set はサイコーですしww
来年のレミゼでは、またジャベールを演じて下さるのかしら?? 帝劇レミゼがめっちゃ楽しみになってきました!
…って、最愛のダンナ様(Z)の記事にこんなコメントを投稿する嫁って一体。。。アントン怒ってる?
ま、いつもの事だからいいよねw


ちょっと待った~~
私、あの背のひょろっとした方と、やたらピストルを構える新人君っぽいふたりしか覚えてない・・・
そしてパンフを見て、おお?なかなかかっこいい人がもう一人いたんだって。
たくさんのアンサンブルがいると、なかなかどこに目を合わせたら良いのか迷いますよね。
次回から、A.Z.さんを見習って、一番好みの人を瞬時に発見するように努力します!

>sawa様
ロブさんの ♪Good bye見ました! ビックリと感激で、電車の中で思わず涙が出てしまい
「ああ、ロブさんの歌声も大好きだなぁ~」って、しみじみ思いました。
いつも貴重な動画を貼って下さり、ありがとうございます。

ちなみにロブさん、アントンジョルラスの金髪ポニーテールのウィッグの一部を、楽屋の自分のドレッサーの横に
ピンで留めて飾っているようです。彼にとって、本当にかけがえのない相棒だったんですね。
アントン、こんなにもロブさんに大切に思ってもらえてるんだから、もう一年くらい一緒に続ければ良かったのに!

ロブさん、私もA.Z.さんが言われるように、フランクよりゲイブなんですけど、でも優しげで繊細なフランク、良いかも。
なんて綺麗な声なんでしょう。セブンワンダーズも歌って欲しい。

Lilasさんからです。

“Catch Me ~”、4日(金)に行ってきました。ブレンダは新妻さん。

クリエ、前は何回も通ったことがあるけど、中に入ったのは初めて。
皆さんが言っていらしたように、ほんとにこじんまりなんですね。
空席が、けっこうあって…もったいないけど、平日昼間は仕方ないのかな。
私は10列センターでした。

女性客が多いけど、案外、男性もいたかな。
女性の雰囲気がいろいろで、おもしろかったです。かなり派手な身なりの人も。
…袴姿の人もいましたよw

始まって…フランクが登場した時、反射的に思ってしまったこと。→→→「フランク、ちっちゃ!」
…すみませんw
うん、これは確かにかわいい♪

【Goodbye】は…前奏が始まった途端、ううう…(泣)。
ピアノだけの前奏が大好きな私だけど、やっぱり本来のアレンジも大好き。
この曲、好きだぁぁぁ~~!!!!!
でも…最後の最後で、松岡さん、やってくれちゃったよ。。。
もちろん、それはそれで良いのですけどね。
もしもアーロンさんの歌声を知らなかったら、私、なんとも思わなかったかも。

最後の最後で音を外したとか?何?何?
私は千秋楽の1日前だったせいか、松岡さん意外と歌が上手いなと思ったんですが。
でも、グッバイの印象があんまり無いんですよ。アーロンだと、すごく印象に残るんだけど。
最後の伸びが無かったのかな。最後のStuck Togetherが印象に残ってます。

ブレンダちゃん、超可愛かった!
彼女のあの曲、私は曲としてはあんまり好きじゃなかったんです。だけど、初めて泣きました…。

全体としては、A.Z.さまが言ってらしたように、今までのイメージをまっさらにして観るのがいいのかもしれませんね。

…あと、日々、アドリブが多い舞台なのかしら?
2回程、バンドの人が大ウケしていました。役者同士でも笑っちゃったり。

良かったこと、楽しかったこと…いろいろあります。質問も。
でも、かなりネタバレになりそうなので、大阪・名古屋も含めて全公演が済んだ後で、もし覚えていたら(笑)
また書きますね。

客席を出る時、もう一回観たいな~という気持ちになりました。…私は、おサイフ的に無理だけどw

感想、色々書いて~忘れないうちに。もう忘れたとかいわないよねw
ブレンダの歌、良いですよね。どちらのブレンダを見られたんでしたっけ?
私は菊池さんのほうですが。

We didn't get to say goodbye, goodbye
No need to tell me why, my baby
Maybe it's because you'll fly back home to me one day
言わなくていい、グッバイ
それは多分ね、Baby
いつかまた会えるからだよね


私はここで、涙腺ぼろぼろ
て、実際は涙こらえてたんですけどね。心の中で泣いてたw

…そうそう。
行く前は、“出待ち”なるものの状況を見てみようかと思っていたのに(←私、そういうことを全く知らないから)
す~っかり忘れて、出口を通らずに地下から直接お茶をしに行っちゃった。

観に行くことができて、本当に良かったです。

マチネとソワレが同時にあるときは、役者さんは楽屋にそのままいるんですか?<詳しい方たち教えて
マチネでは、出待ちは無い?

nonomさんからです。
>L i l a s さま

おかえりなさいませ。
色々な思いはありますが、
日本版の「キャッチミー」も、なかなかでしたよねぇ?
アーロンのとは、
もちろん、全然別物ですが...
松岡フランク、小ちゃくて可愛いですよね!
もう、キュート!
彼、42歳なんですってー?
信じられない。
あっ、これからいらっしゃる方の夢を壊してしまったら、ごめんなさい。
でも、本当に若々しくて可愛いんです。
松岡充さんのファンではありませんが、
松岡フランクには、魅了されちゃったかも?
歌はともかく、立ち居振る舞いに!ww

トークが上手でアドリブ満載でした。華がありますよね。
歌は私は気になりませんでした。セブンワンダーズの歌詞、当初は少し覚えてたのに、忘れちゃったw
誰か覚えてない?日本語の歌詞、覚えたいよ。パンフに全歌詞載せて欲しかった・・・


新妻ブレンダさん、最高ですよねー。
もっと、いっぱい彼女の歌が聞きたいって、思っちゃいました。
残念ながらというか、次回も菊池ブレンダさんです。
でも、彼女も新妻さんに負けず劣らず可愛い方です。
三回目、最後の鑑賞は、明後日、8日です。
深く考えず、単純にミュージカルを楽しんできたいと思っています。(笑)
大好きな、CMIYC、ですから!!



Lilasさんからです。
私の、あんまり内容の無い観劇感想を読んでいただき、ありがとうございます。
…そう、私が行った時も、男性客は年配の方々が多かったです。
そして!そうだ!たしかに、“フランク=ルパン三世、ハンラティ=銭形”だ!
A.Z.さま、やっぱりすご~い(&おもしろ~い)!!よく気がつきましたね♪
(…↑“andの記号”を入れてみましたw どう出るかな?わからない。。。)

ちゃんと&の記号出てますよw
男性の方は、奥様のお供じゃなくて、ご自分で来られてたのかな?
でも、確かに、この演目は男性も楽しめるかもしれないですね。
セクシーなアンサンブルや、ジャジーな音楽満載で。大人の男性にも受けそう。

“SD”って、私、アーロンさんの映像あさりをする中で初めて知ったものなのですが
(…舞台に詳しい方のブログ等で知りました。)、その時、かなりびっくりしました。
日本では(…私だけかな?)、ライヴ等でもそうですが、“出待ち”と言われて、係員や警備員に
排除されたりもするし、邪魔なもの扱いされるイメージがあったんです。
でも、WEもBWも(韓国とかも?)、“SD”というちゃんと用意されている(?)場があるんだ~と思って。
…でも、もしかして、最近は日本も変わってきたのかな?(←…というようなことを、クリエで
見に行ってみようと思っていたのに忘れちゃったw)

慣れないことって、つい忘れちゃいますよね。私なんか思いつきもしないで、そのまま帰っちゃったw
Lilasさんのお好きなアーティストは凄い人数が集まるから、危ないんじゃないのかな?
野外コンサートで、サイン会とかしたら死ぬよね、アーティストw


mihoさんからです。
今日、暴風でもない中無事キャッチ・ミー行けました。
明日もきっと大丈夫、sawaさま。もう逸れてますよ。

ネタバレは避けておきますね。
自分の気持ちは大目に書きますw
はっきり言って「観て良かった」です。
コンサートだったら「聴いて良かった・・」とは言えないかもw(ごめん松岡くん)
ミュージカルは歌も演技も雰囲気も大事ですもんね。
私は2場面で泣いてしまいました。
あ、最後帰る時も泣いちゃったから3回だ。


ハンラティの今井さん、ほんとうに泣いてました。
もちろん新妻さんも。
ハラハラと涙が落ちるのをこの目で見ました。(2列目)
松岡君、歌唱力は自身がよくご存知だと思う。だから全力で精いっぱい頑張ってるのが伝わりました。
コミカルさはうまいです!
声も絞り出すように頑張ってた。


私ね、nonomさんが泣いちゃったって聞いた時、「本当にキャッチ・ミーを愛してるんだなあ・・」って
感じだったの。自分は違うんじゃないかなあって、ちょっと寂しい感じすらして。
そこまで曲聴いてないし。アーロンのあのパイロット帽子の写真がまたああじゃないですか?
(サングラスの)。それほど思い入れ自分ないんじゃないかって・・・。
逆にノーバートさんのダンスに目を見張っちゃうしw


それで、今日あの舞台を見て、映画との違いやミュージカルらしさに初めて触れることができました。
劇中で私の泣いた2回は、ブレンダの「Fry~」の素晴らしさと、終盤父の死を知らせるハンラティのシーン。
終了時の涙はね。。
もう、このミュージカル、日本版でこれだったらブロードウェイ版はどんなに素敵だったんだろうって・・・。
ついつい考えてもしょうもないこと思っちゃって。
アーロンのフランク・・どんなに素晴らしかったんだろうか?ノーバートさんだったら?
これ・・ぜったいもう一回BWでやればいいのに。
リニューアルしてもいいから。。
いつも自分が飛ばして聴いてた曲達もすっごく良かったです。
そういうことを後悔しながら考えてたら涙が出てきちゃって。。馬鹿だなあ・・・。

私なんて2011年もNY行ってるのに・・・。
キャッチミーやってたんだよね!
あの年の9月は1日から滞在してた・・・。がーん・・。
アーロンを知らないってコワイ・・・。
やっぱりレミゼがなかったら、アーロンを知らなかったら・・すっごい味気ないただの旅行好き・・・で終わってた可能性大。
しかもオペラ座ばっかり見てたでしょうねえ。。。


ああ、こんな時間になってしまった。
長々失礼しました・・。

もう、本当後悔したくないわ。

mihoさんのことだから、決して味気ないただの旅行好きなんかではないと思うんですが、確かに
惜しかったですね。レミゼまでは、アーロンは無名だったから仕方ないですよね。
ミュージカルの曲って、アルバムだけで聞いてるときは、そこまで好きじゃなくても、場面で歌われると
こんな曲だったのか!って好きになることがあるのかもしれませんね。私は舞台に詳しくないから、あんまり
具体例をいえないけど。特に英語詞だと、意味がピンと来なかったりするし・・・
アーロンで再演されるって、もう無いんでしょうか?今だったら、まだフランクやれると思う。
ライブビューイングでやってくれないかな。舞台と同じ金額、いや、倍でも出すよ、私。


nonomさん、ついに3回目です!
三回目の「キャッチミー」行ってまいりました。
で、私、つくづく、この「キャッチミー」という作品が大好きなんだなぁと、感じました。
まだ見たりないんです。ww
リピーターチケットの誘惑に...
ああ、でも残念ながら、お財布と時間が厳しいので、泣く泣く帰って来たという次第。
アーロンのCMIYCとは、全然別物ですが、
日本版にもすっかりやられてしまったようです。(笑)
松岡フランク、八重歯の笑顔がかわいくて...
孤独な心を抱えた姿なんて、抱きしめてあげたいほどで切なくて。
って、私、確かに魅せられちゃったかも?
でも、松岡充のファンになった訳ではありません。あくまでも、フランキーに!です。ww
そうそう、
今井ハンラティの「Don't break the rules 」
今日はとってもよかったです!
踊りながら歌うのに慣れたのか、マチネでお疲れじゃなかったのか?
( 毎回、私、ソワレの方に行っていたので今回、初マチネ )
で、どうしてもノーバートさんと比べて失礼な事を思ってしまっておりましたが、
ついに、息切れしがら頑張ってる姿が可愛いと感じ、( 元々、お声素晴らしい方だし)
なんと、今井清隆さんのファンになりそうに。(笑)
次の舞台のチラシ探しちゃったりして。
なんだかんだ、私、はまってしまいましたね。
最初、あまりの衝撃にパニックになり、自分でもよくわからない感情に泣いておりましたが、
今日の涙は、感激の涙に変わっていました。
ああ、やっぱりもう一回見たい!ww

私も、今井さんの舞台、また見たい。今度は何を演じられるんでしょうか?

「フランクを探せ」イベント、無事コンプリートしました。
3期に渡って、クリエ内に隠れているフランクを探しだして応募用紙に答えを書いて持っていくと、
特製Tシャツがもらえるというもの。
出演者の名前が背中に入っているらしいです。でも、9月発送予定とのことで、ずいぶん先ですね。
忘れたころに来るって感じになりそうです。

長々と書いてしまい、失礼致しました。
「キャッチミー」愛が、私の中で悶々としているようです。(笑)

「キャッチミー」は、、本当
観てよかった!って、舞台ですね。
歌は...やっはり、アーロン版が耳でこだましちゃってるし。
今井さんと、新妻さんですね!
この舞台は。
私、今井さんファンクラブのチラシ、手に取りそうになりましたから。(笑)

なんか良いなぁ。そういうのは、東京だけのイベントかな?
ところで、チケットが売れなかったのか、最後のほうには、ホテルでの昼食+パンフレット付きとか
いうチケットも出てました。あまり知名度がないからかな?見た人の評判はなかなか良かったのにね。
私が買った数日後だったんで、ちょっとがっかりw 


sawaさんです。札幌から飛ぶのに台風が来てたんで何事もなく良かったです。
キャッチミー観てきましたよ。
まず、とても楽しい舞台でした!
笑いでいっぱいの、お客さんが笑顔になって帰る、いい舞台でした。
そしてキャッチミーの世界の理解!かなり深まりました。
行ってよかったです。5列めどセンターで見られたし。

やはりこの舞台はよくできてるし、音楽は素晴らしいし、見せどころ満載でほんとに最高です。
だからこそ、ああ、これを、アーロンがやったんだなぁと思うと。。
日本版とBWは別物。と自分に言い聞かせて見ましたが、やはり。。
この場面をアーロンがやったら、ノーバートさんがやったら、どんなに素晴らしかったのかと
想像しながら見てしまいました。


でも、日本版もとてもよかったですよ!
私はフランク父が良かったな。息子の理想の父親であろうとし続ける、その悲しさがすごく伝わってきて
じんわり泣きました。泣いたのはその辺りだけだったかな。

ハンラティや部下たちのやり取りも最高!
菊地ブレンダちゃんもかわいかったし熱演でしたよ。


そして松岡フランク、ごめんなさい、私はいまいちダメでした。
nonomさんのいうように、たしかにキュートな笑顔で、mihoさんが言うようにすごく頑張ってらっしゃいました。
でも、どうにも納得がいかず。。ううう。
古き良きアメリカの部分は、結構織り込まれてたけれど、事前に知ってないとなかなか楽しむまでには
ならないのかなーという感じでした。
また、少し時間がたてばまた違う感想がでてくるかも。
なんか浅い感想ですみません。

ううん、浅くなんかないよ。sawaさん、 Family Tree とStuck Together訳してくださって
本当にありがとうございます。色んなキーワードが出てくる曲なので、意味がわかった状態で
鑑賞できて本当に良かったです。ミッチ・ミラー、sawaさんのお陰でわかりましたから。
台詞まで聞き取って下さって、さすがです。

今ようやく、改めてキャッチミーを振り返ってます。
思い返すと、アンサンブルの女性の方々とても良かったなぁと。
メリハリがあって、躍りも歌もセクシーで上手だった。
私が行った日、中学生の団体がいたのですが、これって刺激強すぎじゃ?!と思ったくらいw

そしてセリフですが、あーここってこんなこと言ってたのかぁって思うところがたくさんあって
結構BWの脚本に忠実だった気がするので、忘れないうちにもう一度BW版を見てみようと思います。

ナース、超ミニスカートと、胸元が開いててセクシーでしたね。
芸術鑑賞がこれだったら、かなり当たりじゃないでしょうか?私なら嬉しいけどな。

古き良きアメリカな部分は、私はわかってたのですごく楽しめましたよ。
でも、初めて見る人には、その部分きっと耳に残らないというか、スルーされちゃうんじゃないかなって感じでした。
パンフレット、BWでこのミュージカルができるまでとか、マーク&スコットさんのインタビューとか
書かれていたのでつい買ってしまいました。
まだ読めてないのでじっくり読みます。また報告しますね。

パンフレット、アーロンのことは数行さらっと触れてあっただけでしたが、とても濃い内容でした。
特にマーク・シャイマンさんによるミュージカルの曲を作る作業の解説、これが読めるなんて。
色んな曲にインスパイアされたり、ちょっともじってみたりして、すごく楽しんで作曲されてるんだなって
思いました。Fifty checks、名曲だけど浮いてしまうのでカットされたって・・・ボーナストラックで聞けて
良かった。たくさん書いて、選別してるんだね。カット曲を集めたCDが欲しいかも。
娼婦のお姉さんのナンバーも大好きなんですよ。でも、確かにあれを入れると流れが止まる。
あの短いやり取りで十分な気がします。

この人、せっかくの熱唱カットされて悲しかっただろうな。
最後のシャンペンのシーンなんて露骨すぎる気もするけど、アーロンのバージョンなら見たいw

パンフで一番印象に残ったのが、自分たちが気に入って作った60年代の大人の音楽が、観客や批評家には
あまり受けなかったというマークさんの言葉でした。
もちろん、音楽的には高い評価も受けたし、ノーバートさんはトニー賞も取った。
けれど、興行的には大成功とはいえなかった。
kanaさんのブログにも、意外に評価が低いという記事がありました。ヘアスプレイのほうが評価高い?音楽的には、私はこちらが好き。
Smashも評価は高いのに第2シーズンで終わったし、ミッドセンチュリーは流行らないのかな?

好きなものの評価があまり高くなかった時って、私は猛烈に他の作品をけなしたくなるんだけど
他にミュージカルを見てないので、それができなくて悔しいw
この舞台が大ヒットしてたら、アーロンはレミゼに出られなかったかも?ということで、気持ちを
納めることにするから良いけど・・・プンスカ

7/11 マチネ 5列目センター (sawaさんです)
演出が違うって日本版の記事に書いていたけれど、私的にはかなりBW版に沿っていたと思うし
セリフも、あーーこんなこと言ってたんだ~っていうのがわかり、各キャラクターのそれぞれの思いが伝わって、
キャッチミーの世界を存分に理解することができて、それがこの舞台を見ての一番の収穫でした。

全体的には、とても楽しい、ハッピーな気分になる舞台でした。
5列目ど真ん中って、役者(特に松岡フランク)の視線がマジ直球に来て、いきなりちょっとうろたえましたw
これがアーロンだったら、もうもう幸せすぎて倒れてると思ったw。

特筆すべきはアンサンブルの素晴らしさ。
正直日本人には、あのセクシーさは出せないんじゃないかと思ったけど、踊りも歌も素晴らしかった。
そしてハンラティの部下たち。かなりのコメディアンっぷり。いい味出してましたねw
ダントツ笑えたのがあの3人でした。
BW版でもここまで一人一人の愛すべきキャラクターは出てなかったんじゃないかな。
途中、女装して出てきたり、踊りも表情も、一人一人が本当に良かった。

音楽・・たったあれだけの人数であの音の厚さ、素晴らしかった。
よく見ると、女性のピアノの方が指揮も兼ねてたり、トランペットの人がピアノも弾いてたりとか、
多彩な方たちが演奏されてたんだなと。

最初、これだけしかいないの?ってガッカリしたんですが、舞台が始まるとすぐにそれを忘れました。
だって、まるでビッグバンドを聞いてるような素敵な音楽だったから。
幕間や、最後に流れるDon't Break the Rules 、Sing sing singみたいにスウィングしててカッコよかった。

古きよきアメリカの部分は、触れてもかなりさらっと流されてましたが、日本人には知っていないと
楽しめない部分なので、あれで良かったんだと思いました。

カーテンコール・・周りがいきなりスタンディングし出すので「えっ?」と思いましたが、どうやら恒例のようでw
でも11日は中学生の団体客が後ろ半分を占めており、
松岡フランクが「中学生の皆さんも遠慮しないで立っていいんですよ~。」と言ったらバラバラと立ちだしw、
「ありがとうございます、どうぞ座ってください~」と言ったから皆座りだしたら
「・・ほんとに座るんかい!」と怒られましたw
この日は確かバーテンダーをやってた人が誕生日で、ステージ上でハッピーバースデーの演奏+会場も一緒に大合唱。
スピーチは戸井さんでした。キャストたちの関係がとても良さそうで、稽古でも本番でも、ここの場に来ることが
すごく楽しくて幸せだと話されてました。
そういうのって、ほんとに大事だよね。

あ、私も皆さんが立たれたときには驚きました。スタンディングオベーションが恒例というのは、
まあ微妙な感じもしますけど・・・て、素人がまた偉そうにすみません。

松岡フランク・・
役には非常に合ってたと思います。きびきびした動きも、まくし立てるような長いセリフも、
頑張ってたし上手だった。笑顔がかわいい。
・・でも、はい。歌。ちーん。覚悟はしていました、そりゃ。
それでもピッチは低すぎるし、伸びはないし、伝わってくるものも、少ない。
あ、でも最後のグッバイはひっくり返ってはいませんでした。
ごめんなさい、私はダメでした。
皆あれだけのチケット代を払って来ているのだから、やはり最低限歌える人をキャスティングするべきです。
と、辛辣なことを言ってみた。

主役の歌に不安が残るからか、アンサンブルや脇を固める役には下手な人がいなかったですよね。
声もなんだけど、歌詞がときどきわからなくて。歌詞は台詞なんだから、それはまずいかな。
歌唱のせいもあるけど、歌詞の内容が難しかったのもある気がします。

今井ハンラティ・・
ノーバートさんとはまた違った、ダンディなハンラティ。
演じる人が違えば、ハンラティもここまで違うのねと思って楽しかった。
Don't break the rules は、間近で見ていたからこそ、その大変さがよーくわかりました。
今井さんのを見て、ノーバートさんがいかにすごいかを感じずにはいられませんでした。
3人の部下とのアドリブ合戦が笑えたー。

A.Z.さんがかっこいいって言ってる人を見落としてる自分が悲しいw
慣れてないからか、どこを見たら良いのか迷う場面がたくさんありました。


戸井フランクパパ・・
主要キャラクターの中で一番好きでした。
どうでもいいけど、内野聖陽に見えて仕方なかったw
フランクの、理想の父親でい続けようと虚勢を張る、悲しさや空しさが伝わってきて、じんわり泣いてしまいました。


フランク母・・
BW版では言葉がわからないせいか、一番自分の中でスポットが当たらなかった人物なんだけど
その薄情さの中にも母親の愛情が垣間見えて、実はさみしい人なんだと思った。
そしてDon't be a stranger あ、こんなにいい曲だったんだ、今度から飛ばさないで聞いてみようw

菊地ブレンダ・・
正直、新妻ブレンダが見たかったけれど、十分満足でした。
かわいかったですよ。歌も、アイドルぽい歌い方が多少気になるけど、上手でした。

冷め切った映画や、あまり未練の無さそうなBW版に較べて、まだ愛してる感じの両親でしたね。
Don't be a stranger、私、最初から大好きなんですよ。飛ばす人多いのかなw
ちょっとボサノバ風ジャズというか、軽いんですよね、別れた家族に歌うにしてはw
お洒落で軽い、母の性格を現してると思いました。

そして、これを見たあとにBW版、見ました?見てなかったら、絶対見たほうがいいです。
本当に楽しめました!
Goodbyeなんて、何回も聞いてるのに、泣いちゃいました。
あ、ひとつだけ気になったこと。
クリスマスのMy favorite time of yearで、'Look out the window'っていうところあるじゃないですか。
フランクは何を見せたかったのかなと思ってたんですよ。
日本版では、ハンラティの事務所のそばから電話していて、窓の外を見てって言って、自分の走ってく姿を見せて
「彼は子供だったんだ!」とハンラティが気づく演出でした。
でももう一度BW版を見たら、アーロンは姿を見せてない。
きっと、街のクリスマスの風景が、フランクの胸を打ったのかな。。
改めて見ると、輝く街のクリスマスイルミネーションの中、ふたりの孤独な男の姿が印象に残るような演出で、好き。
長くてすみません。


長くないw というか、長いの大好き。
皆さん、本当に色々な素晴らしい感想をありがとうございました。
nonomさん、まだ見たい? 私、終わった直後より、日が経つにつれて見たさが膨らんでる。
少し寝不足で行ったのが、とても悔やまれます。
ああ、もう一度見たい。
BW版をyoutubeで見てるけど、日本版を見てからのほうが面白く見れます。

ところで、catch me if you canのフラッシュモブをみつけました。
オーストリアのウィーンでのもののようです。これ、声はアーロン版だよね。
かっこいい。日本でもこういうのがあったら、見に行く人増えそうだけどな。


いつもながらあきれるほど長いんですが、続きます。

catch me if you can・日本版の感想です

2014-07-22 | ミュージカルのアーロン
千秋楽が満席だったんで、最終日の1日前の昼の公演でした。
ちょっと思ったことを正直に言ってるんで、気を悪くする方がいたらごめんなさい。

何度も言ってるけど、皆さんの話を聞くまで、私は舞台に興味がありませんでした。
映画に較べてお金がかかってないものを、なんで高いお金で見るのかが不思議で。
今回、これで舞台の魅力に目覚めましたって言えれば良いんだけど、いかんせん高すぎw
5千円くらいだと良いなって感じです。
色々な事情があっての値段とは思いますが、見る側は事情は考えないしね。

ソフィアをよく知らないけど、リハーサルの歌声を聴いて、これはファン以外には不満なものに
なるのかなって、不安になりました。
でも、それは、まあそうでもなかったです。

松岡さんはお芝居とか、ステージでのアドリブとか、トークが上手ですね。
少なくとも、アイドルを起用して、そのファンだけが楽しいというものではなかった。
真剣勝負のフランクなのに、余裕もあって良かったです。

ただ、私の中のフランク像が、あまりに強固で。

私にとって、このお芝居で一番大切なものは60年代の雰囲気です。
アーロンは60年代のハンサムなアメリカンボーイという役にぴったりだけど、
松岡さんは、90年代以降の髪型に、服装も、やや着崩してたんで。
それと小柄で細いので、年より老けて大人に見えた少年というより、少年そのものに見えた。
パイロットの時に、あの髪型というのも、似合わないと思いました。
パイロットに扮装してるんじゃなくて、仮装してるように見えました。

アーロンに近いのは、ピンストライプのヤンキーズの扮装をした人がいたけど、
あの人かなぁ。遠目にはウェンツに似てるような。
アメリカンな雰囲気が松岡さんに無かったのが残念。
それと、台詞だと聞き取りやすいけど、歌になると歌詞がわからない箇所がありました。

歌は聞けないことはなかったし、ダンスは、少し少なかったけど、あまり気にならず。
全然ほめてませんよね。褒めるような歌でも踊りでもないのに、それでも悪くなかった。
これは逆に凄いのかも。いきいきとしたフランクだったってことですよね。
軽やかで、憎めないフランクでした。

私がアーロンフランクを知らないで見ていたら、とても良いと思ったでしょう。
要はイメージが違ったというだけ。

あと、sawaさんが一番良かったといわれてたフランクパパ、私は少しダメでした。
何も悪くなかったです。これも、ただ私のイメージと違っただけ。
映画のパパ(クリストファー・ウォーケン)も、私のイメージと違います。
この人も60年代の雰囲気は無かったかな。

私はBWのトム・ウォパッドがものすごく好きなんです。
低くて太い、それでいて軽くて粋な声と、抑えたスマートなダンス。
フランク・シナトラのようなギャンブラーのような面も持っているけど、
頼りがいのありそうな紳士的な外見もしている。

トムさんは、私にとってあつらえたようなフランクの父なんです。
戸井さんは、ちょっと、もと文学青年のような生真面目な感じに見えて(外見がですが)
あと、声が少し細かったかも。
60年代アメリカのはったりをきかせる事業家というより、学者のような雰囲気が似合いそう。
それと、ママをまだ愛してたんですかね?
BW版は、歌詞で『妻というお荷物』みたいなのが頻繁に出てたんで。

妻のポーラは綺麗で良かったけど、なんとなくパパを嫌いで別れたわけじゃないって
いう感じに見えました。どうなんでしょうね?そこ、曖昧ですよね。
映画は、フランクを置いていって、新しい家族(子供も)を作って、クリスマスを楽しく
過ごしてます。BW版も、ゆらゆらと踊って、ハンラティの言うことに耳を貸さない感じでしたよね。
日本語歌詞が「逢いたいと思うけど」と歌ってたのが、そうなの?と思いました。


ブレンダは良くも悪くも、可憐。菊池さんという方で見ました。
ケリー・バトラーに較べて、ちょっと笑いの要素が無いかな。
映画でもBWでも、フランクが捕まったときにいう
「じゃあ、ルーテル派もウソ?」の素っ頓狂さが欲しかった。

それと、アーロンがケリー・バトラーを選ぶと、美男が、そう美人でもない女性を
選んだ感があるんですが、菊池さんや、新妻さん(見てないけど)と松岡さんだと
フランクが、憧れてた可愛い女性を射止めたって感じに見えて・・・
歌はよかったけど、歌詞がちょっと原曲に忠実すぎて、耳で1度聞いて理解できないかも
って思いました。
原曲の歌詞をどの曲の大事にしてあって、ほぼそのままでした。
原作に対する敬意を感じる反面、ちょっと耳で聞くとわかりにくい部分が多いと思いました。

翻訳ミュージカルというものは、そんな感じなのかな?
歌詞は、台詞でもあるんだから、もう少し平易なほうが私は嬉しい。

印象に残る歌詞も多かったし、わかりにくい部分ばかりじゃなかったんですが。
宙に浮いたグッバイ それは多分、いつかまた逢えるからだよね
ここはぐっと来ました。

3人の捜査官は、よく動き回って大変そうでした。BW版より出番が多かった?
女装したりして。
ちょっと寒い場面も・・・あったにはあったけど、わかりやすさって大切ですよね。
やたら銃を撃ちたがる警官のギャグはピクリとも笑えなかったです。

スチュワーデスのシーンって、パイロットって何人くらいいましたっけ?
パイロットを全然覚えてないです。いたよね?

全体に振り付けが違うなぁって思いました。Living colorのくねくねダンスが無かったのが残念。
でも、ダンスはみんな上手いと思いました。
ナースのダンスはセクシーだったし、ピンストライプの歌のときのコスチュームも良かった。
コスチュームは全体的にやや地味だけど、元を知らなければ、充分華やかなのかも。

私の大好きなインクと糊とアーミーナイフが擬人化されて出てくるシーンは、擬人化じゃなくて
人がそのままだったので、少しがっかり。フランクの横にピンナップから抜け出したような美女が
立ってるんだけど、それも省略されてたし。オレンジのエプロンをつけただけ。

そして、演奏。最初にバンドの人数を見たときには、少なっ!って思いました。
なのに、舞台が始まるとすぐ忘れました。
このミュージカルって、本当に音楽が良い。
いかにも古きよきアメリカって感じ。演奏、とても良かったです。

ただ、舞台がお金かかってなかったですね。セリが無いのは作りで仕方ないけど、
可動するのは、前面のパネルが2~3枚だけ。単に白いパネルだし。
東京は違ってたのかな?

フランクの家庭も、ハンラティの机も、フランクが潜伏していたホテルも、必要最小限の道具で
状況はわかるけど、雰囲気は出ていない感じでした。
けれど、以外とそれを感じさせないテンポの良い役者さんたちの演技や歌だったんですが、
もう少し華やかだったら、より引き立っただろうなって(素人がすみません)


映画を見ていない、BW版も知らない、古いアメリカに興味が無い・・・
そういう人だと、細かい部分がわからないかもしれない。
休憩時間に、ストーリーがわかりにくいって言ってた人がいました。
映画を1度見てると、ぐっとわかりやすいかも。
初めてみたら、私もわかる自信がないです。いったい何がネズミでゴキブリなんだろうとか
ピンストライプって、いきなり何?とか思いそう。

でも、逆に、曲を何度も何度も聴いて、youtubeでBW版を見て、映画を見て
つまり飽きるほど語り合った私たちには、理解はできても、初見の感動は少ないのかな。

どっちが良いのかなぁ・・・これって。

まっさらで見て、色々調べてから、再度見る、これが理想なのかな。

さて、さんざん文句を並べ立てたけど、後は文句ないです。

ハンラティは、ノーバートさんと全然違う、ダンディなハンラティだけど、ちゃんと
コミカルで、とても良かったです。
役を交代されたとのことなので、練習時間はとても短かったのに、よくあれだけの
長台詞と踊りと歌・・・役者さんってすごいですよ。
とても良い声で、私はこの方が一番好きでした。

あ、ブレンダのパパとママも、すごく良かったです。
ファミリーツリーは大好きな歌ですが、とても楽しかった。
ミッチさん役は、背の高いハンラティの部下役の人ですよね。似てましたw

お芝居はみんな良かったです。フランクに紙を折れって言われる女の子とか、
フランスパン工場に連れて行った!って言って怒る女の先生とか。
中学生のふりをしたフランクが社会科の取材に行くパンナムのパイロットとか
フランクのパイロットの制服を作る係りの人とか
フランクにだまされて切符を半額で売ってしまう駅員さんとか
 
みんな手分けして演じてるんですよね。楽しかったです。

なんかまだまだ言い残したことがあるんですが、長くなったのでいったんやめます。

なんだかんだいって、とても楽しかったんですけどね。
そして、パンフレットが素晴らしかった。高かったけど、色々知らないことが載ってて
マーク・シャイマンさんによるcatch me if you canのメイキング話とか、用語の解説とか
少し霧が晴れた気分です。

色々言いましたが、全編日本語訳で、この舞台を見れたのは、とても嬉しいです。
映画とは少し違うから、英語力のない私には、わからない部分がけっこうあって。
色々わかりました。ありがとう。

あ、でも、ねずみとゴキブリの歌の、ゴキブリ部分は、今もって不明です。
意味わかりました?

あと、Seven wondersのとき、ベッドじゃないんですね。あ、でも充分良かったです。

ハンラティが潜伏さきを探し当てたときも、フランクは半裸じゃないんですね。


東京で見られた方の感想、色々聞きたいです。ほぼ同じかな?
良かったら、コメント欄にたくさん書いて下さいね。











リラの恋・一度きりの社交界・中編

2014-07-16 | 妄想のアーロン

大切な服を着たリラが外へ出た時、アンジョルラスは、もう、道に立っていました。
ゆっくり近づくリラを、アンジョルラスは、じっと見つめています。リラは面映ゆさを感じ、眼を伏せました。
「…今日のリラは。。。綺麗だな。」


清楚で愛らしいドレスは、リラにとてもよく似合いました。
美しいふたりを振り返る人もいます。

でもリラがいただいたこのドレスは、実は社交服ではありません。外出着でした。
よそ行きではあっても、パーティ用ではありません。アンジョルラスの母はリラがパーティに出るとは思わなかったのです。
お針子であるリラは、それをわかっていました。
多分、社交界の貴婦人たちは、リラを変だと思うでしょう。でも良いのです。
それに今の社交服は、とても大胆に肩や胸を出しています。そんな服をリラは着たことがありません。
日に当たったこともない真っ白な肩や胸を出したら・・・リラは一瞬そんなことを考えて恥ずかしくなりました。
そんなことになったら、アンジョルラスはリラをどんな目でみつめるんでしょうか。
(すみません、この時代の流行はちょっとわからないので、ここは創作です)

そんな気持ちには気付くこともなく、アンジョルラスはリラを褒めました。

一瞬、リラは顔が熱くなります。でも、すぐに噴き出してしまいました。
“今日のリラ”だなんて…“今日”なんて、わざわざ言わなくても…。

「“今日のリラ”って…今日だけってことよね?いつもは綺麗じゃないってことね。」
笑い出したリラに、アンジョルラスは途惑った表情になりました。「そんな意味で言ったんじゃないぞ。」


「昨日も、今日も、明日も、綺麗だ   って言うのは、全部お世辞だよ。」

その顔がおかしくて、リラはますます笑ってしまいます。「…いいの、今日だけでも。ありがとう。」
…そう、今日だけだっていいわ。綺麗だって言ってもらえた。。。
まだ笑っているリラをアンジョルラスは呆れた顔で見ていましたが、すぐに「行くぞ。」と言うと、さっと歩き出しました。
リラは慌ててついて行きます。

…広い贅沢な部屋には、たくさんの人が集まっていました。立派な紳士、着飾ったマダム、美しいお嬢さん達…。
皆、あちこちに立って語らい、笑い合っています。

アンジョルラスは、ちょっとしたパーティーだと言っていました。でも、とんでもない…と、リラは思います。
素晴らしく豪華な部屋、そして女性達が纏っているドレスはなんて華やかできらびやかなのでしょう…。

アンジョルラスは部屋の中を見回していましたが、すぐに、会いたかった相手を見つけたようです。
「ちょっと行ってくる。」と言うと、リラをその場に残して、さっさと歩いて行ってしまいました。
アンジョルラスは、体の大きな年輩の紳士に近づき、話し始めました。傍には、背の高い青年が立っています。
年輩の紳士とよく似た顔をしているので、たぶん息子なのでしょう。
とても熱心に話しているアンジョルラスを見ながら、リラは、きっと出資を頼んでいるんだわ…と思いました。

アンジョルラスがリーダーである【ABCの友】は、いつも活動資金が足りません。
彼をはじめ、仲間達はお金を集めようと苦心しています。
リラは、それをよくわかっています。アンジョルラスがサロンに出入りしていたことも、なんとなく知っていました。
私も、何か力になれたらいいのに…リラは、たびたび思います。
でも、貧しい生活のリラにとって、お金で協力するなんてとても無理なことでした。

アンジョルラスの話は、まだまだ時間がかかりそうです。
リラは、自分はどうすればいいのだろうと思い、広い部屋を見渡しました。

「こんにちは。」横から声をかけられ、リラは振り向きました。2人の娘が立っていました。
どちらも、とても美しいお嬢さん方です。

「あなたはアンジョルラスさんが連れていらした方ね?」
「…ええ。。。」リラは、ちょっとびっくりしました。
このお嬢さん達は、アンジョルラスを知っているのでしょうか。

「初めてのお顔ですけど…あなたは、こういうところは、あまりいらっしゃらないの?」
「…ええ。」リラは、うつむきました。
「あなたは…アンジョルラスさんの恋人?」
「…違います!」驚いて顔を上げたリラは首を横に振りました。
そうしてしまってから、あ!と思います。
もしかしたら、アンジョルラスのためには、恋人のふりをしたほうが良かったのでしょうか?

「…そうなの?」片方の娘が、少し変な声で言いました。

「…あなた、御存じ?」もう1人が言います。
「アンジョルラスさんは、あちこちのサロンでとても有名な方なのよ。
 最近は、どうしてなのか全くいらっしゃらなくなってしまったけれど。」

「私達みんなの噂の的だったわ。あれだけ好男子で素敵な方ですもの。」

リラは、ただ黙って2人の言葉を聞いていました。
「でも、いつもお一人でいらしていて。なぜなのかしら、あんなに素敵なのに
 恋人はいらっしゃらないのかしら、って言っていたのよね。」
「話しかけてみた子もいたけど、とてもそっけなくされたんですって。
 私、お父様に頼んで紹介していただこうかと思っていたけど、あきらめたわ。」

2人の止まらないおしゃべりを聞きながら、リラは、まだ話し込んでいるアンジョルラスをそっと眺めます。
彼の表情が少し厳しくなっているように感じました。
いつのまにか背の高い青年はいなくなり、アンジョルラスは、年輩の紳士一人を相手に熱心に話しています。

「もし恋人がいらっしゃるなら…そうでなくても、サロンやパーティーに女性を連れていらっしゃるなら
 どんなに美しい女性かしらって、みんな思っていたわ。そうしたら、あなたのような方だったから…」

リラは、はっとして、今そう言った娘を見つめました。

もう1人が言います。「あなたのドレス、すてきね。どちらのお店で仕立てさせたの?」
「これは…」リラには答えられません。
「昔風なドレスって、趣があってとてもいいわ。でも、今時こういうものを仕立てるお店があるのかしらって思ったのよ。」
2人は顔を見合わせて、くすくす笑いました。そして行ってしまいました。

リラは、うつむいて、その場に立っていました。…私は、この部屋にいていいのかしら。。。

意地悪なふたりの娘ミホリーヌとフランサワは、嫌味を言ってお腹がすいたので軽食コーナーに行きました。

 こうなったら、会費ぶんは元を取らなくちゃ
そして二人はアンジョルラスをあきらめられるよう、彼の欠点を並べ始めました。
「意外と足が短い(かもしれない)」
「けっこう毛深い」
「アゴがしゃくれ」
「法令線が目立つ」
「よく見りゃサル顔」
「服の趣味が悪い」
「それにさぁ、わたし、彼に逢うためにNYに行ってばかりで、お金かかるったらありゃしない。」
「あーあるよね。私もさ、彼の情報を欲しさにネット遅くまでやってて、次の日、声が出なかったりして」
「ああ、でもダメだ。欠点があるからって嫌いになれない。むしろそれって彼の一部っていうか・・・」
「そうなんだよね、彼みたいなタイプが好きなんじゃなくて、彼そのものが好きなの!」
「ていうか、もういっぱい食べたし、カラオケでも行って、ぱーっとやらない?」
「あ、いいね、私、中島みゆきの失恋ソング歌って思いっきり泣きたい!」
「古!一応若い娘設定だよ、私たち。西野カナ(会いたくて会いたくて)とか歌おうよ」
「古いということを知ってるのが古いよ!ていうか、西野カナも微妙に古い?」

これも微妙に古いんですが、最近の歌を知らないので・・・


すみません、また話が大幅にずれました。


えっと、アンジョルラスはリラを待たせたまま交渉を続けてます。リラは苛められてひとりぼっち・・・(今、ここ)

「やあ。」いきなり親しげな声が聞こえ、リラは、びくっとします。
驚いたことに、それは、アンジョルラスが話している年輩の紳士と並んで立っていた、あの背の高い青年でした。
近くで見ると、かなり整った顔立ちであることがよくわかります。

 最新流行を通り越して未来ファッション(20世紀初頭)ですみません。

「さっきは意地悪な奴らに突つかれてたね(笑)可哀そうに。
 あ、君は可哀そうじゃないよ、可愛いし。彼女たち、君に負けてるから悔しくて突っついてるのさ」
と、適当なことを言う男。実はさきほどの二人にも普段、適当にご機嫌を取っているのであった。

「君は、あの彼に連れられて来たんだろう?」青年は、まるで友達であるかのように、リラに話しかけます。
「彼は綺麗な顔をしているのに、案外、意地悪なんだね。こんなに可愛らしいお嬢さんを放ったらかして、
 うちの親父なんかと話し込んだりしてさ。」

青年につられて、リラもまた、そちらを見ました。アンジョルラスは、さっきよりもっと厳しい顔をしています。


「君の名前は、リラっていうんだよね?」楽しそうな声で言われ、リラは、びっくりしてその顔を見上げました。

大げさな音楽が鳴るので注意してください。

「驚いたかな?僕は、2回程カフェミュザンに行ったことがあるんだ。君は気づいてなかっただろうけど。」

青年は笑いながら続けます。
「君を見て、可愛い子だな…と思ったんだ。だから、周りにいた学生達に訊いてみた。皆、言っていたよ。
 『リラは、リーダーのアンジョルラスの幼馴染みで、恋人だ。』って。」

リラは眼を丸くしました。「…違います。恋人なんかじゃありません…。」
「あれ、そう?」青年は、おどけたような顔になりました。
「じゃあ…僕が、君を誘ってもかまわないのかな?」

 キラリーン~
リラは慌てて下を向きました。

どうしたらいいかわからず、リラは、アンジョルラスのほうを見ました。
アンジョルラスは、唇を引き結んで険しい顔で立っていました。年輩の紳士が話すことを黙って聞いています。

「…やれやれ、気の毒に。」青年が言いました。
「彼は、自分達の活動への出資を求めてきたんだ。
 うちの親父は、世間では、そういうことに理解があるように思われているからね。
 でも、親父はそんな人じゃないよ。勝手な噂が流れているだけなんだ。」
リラは胸が痛くなりました。アンジョルラスは、きっと、とても期待を持ってここに来たはずです。
サロンへの出入りをやめたのに…わざわざリラを連れてまで…。

「でも、僕も出資には反対だな。」青年の言葉に、リラはその顔を見上げました。
「彼らの活動には、共感できる部分も無いわけではない。
 だけど、非現実的すぎる。夢を見すぎているんだ。所詮、学生の遊びなのさ。」
リラは、青年の顔をじっと見ます。
いつのまにか、両手はぎゅっと拳をつくっていました。何か言いたい…でも、何も言えません。

リラの表情を見た青年は、くすっと笑って言います。
「それでもね…出資の件、僕から口添えしてみてあげようか?僕が上手に話したら、親父も乗るかもしれないよ。」

そして、青年は少し腰を屈めると、驚いているリラの顔に顔を近づけ、小さな声で言いました。
「僕は…君ともっと話がしたいな。君のことをよく知りたい。…近いうちに、僕の家へ遊びに来ないかい?
 二人きりで…ゆっくり話したいな。出資のこともその時に、ということでどう?」

青年はにっこりしましたが、リラは、何を言われているのかよくわかりませんでした。
ただ茫然としながら、その笑顔を見つめています。
「もし、君がそうしてくれたら…僕と二人で楽しく話をしてくれたら…。
 たとえ親父からの金が無理だったとしても、僕が、多少は出せるかもしれないよ?
 きっと、彼や仲間達の活動の足しになると思う…。」

いつのまにか、青年はリラの右手を握っていました。
リラは、どう答えて良いかわからず、黙ったまま相手をじっと見つめていました。
…もしも、もしも今、私が「行きます。」と返事をしたら。。。そうしたら、[ABCの友]に出資をしてもらえるの…?
この男の人とお話しをしたら…私にも、あの人の手助けができるということなの。。。?




AKBじゃあるまいし、お話だけでお金が取れると思わないでね。
で、お話がピロートークになったとしても、親父から必ずお金出してもらえるかどうかはわからないよ?

・・・・・・というようなことは、やることをやった後で言うに限るな。

続く

リラの恋・一度きりの社交界・前編

2014-07-14 | 妄想のアーロン
これはデートなのかしら…リラ、ごめんねw

自分の小さな部屋の、音ひとつしない静けさの中で、リラは物思いにふけっていました。
もう、夜も遅い時刻なのにちっとも眠くありません。

リラは、ベッドに広げた服をじっと見つめています。
それは、リラのたった一枚だけの“よそゆきのドレス”でした。
故郷を離れてパリに来る時、アンジョルラスの母に贈られたものです。
美しくやわらかな布地、素敵なレースやリボン…
実はアンジョルラスの母のおさがりなのですが、リラの眼には、素晴らしく美しい服です。

リラは、数日前の晩のことを思い出していました。

カフェミュザンからの帰り、アンジョルラスに送ってもらっている時でした。
いつものように黙って歩いていた二人でしたが、突然、アンジョルラスが言ったのです。

「…リラ。今度、俺と一緒に行ってほしいところがあるんだが…。付き合ってくれるか?」

リラは、びっくりしてアンジョルラスを見上げました。こんなことを言われたのは初めてだったからです。

「…どこへ?」

「ちょっとしたパーティーがあるんだ。前からぜひ会ってみたかった人物が、そこへ来るらしい。
 だから、行きたいと思って…。」

「パーティーって…。」リラは、また、びっくりしました。
「そんなところに私が行っていいの?私、パーティーなんて行ったことないわ。だって…」
うつむいて、リラは小さな声でつけ加えました。

「パーティーって、お金持ちの人達が集まるところでしょ?」

リラの幼い子供のような言い方に、アンジョルラスは、かすかに微笑みました。

 ううん、会費1980円だから大丈夫だよ

「ただの小さな集まりだ。たいしたことはない。…リラは行儀作法だってちゃんと知っているだろう?大丈夫だ。」

たしかに、故郷にいた頃のリラは、アンジョルラスの母に、どこへ行っても恥ずかしくないお行儀を教わっていました。
奥様方のお茶会に連れて行ってもらったこともあります。

…そのためでしょうか、学生達やミュザンのおかみさんに「リラは、お針子さんなのに、ちょっとお嬢さんみたいだね。」
と言われたこともありました。


アンジョルラスの母には子供は彼ひとりでした。なので、リラを召使いと共に拾った時には、娘として引き取りたい
という思いを抱きました。けれど、それは親類の大反対に会うでしょう。
財産や身分というものは、それはそれで人を縛ります。
無理に一族に入れて、世間から辛く当たられるより、愛情いっぱいの使用人の手で育てられるほうが良い。
リラには読み書きを少し教え、歌を教えました。貴族のような儀礼は教えませんでしたが、しとやかで優雅なふるまいを
自然に身につけていきました。

手の届かないものに憧れを持ってはいけないので、リラに華美な服や装飾品を与えることはありませんでした。
お茶会に連れて行っても、リラは同席はさせません。お客ではないからです。
美しい茶器や飾られた花を見て、美しいものが好きなリラは無邪気に手伝いを楽しんでいました。

しかし、そんな奥様も、1度だけ禁を破ってしまいました。
リラがパリに旅立つ前日、一番自分が気に入っていた若いころのドレスをリラに与えたのです。
リラと、育ての両親は驚いて固辞しました。

本当は真新しい服をいくらでも持たせたいのです。繻子の靴や、きらめくような髪飾りもあげたい。

けれど、リラは社交界の住人ではありません。
リラがドレスを着て、どこかに出かけることもないでしょう。

リラが本当の娘だったら、どんなに楽しいことだろう。奥様はひそかにため息をつきました。



「ただの小さな集まりだ。たいしたことはない。」とアンジョルラスは言います。

…でも、パーティーなんて。。。

ほんの少しの間、リラは下を向いて考えていましたが、ふと顔を上げて訊きました。

「なぜ、私に一緒に行ってほしいの?」

アンジョルラスは、ちょっと横を向いて溜息をつきました。

「以前、サロンに出入りしていた時期がある…いろいろな人に会って、活動の資金を集めようと思ったんだ。
でも、期待したほどの成果が無かったからやめてしまった。
…成果が無いわりに、一人で行っていると、煩わしいことのほうが多かったんだ。
娘を紹介されたり、資産家の未亡人に条件付きで金を貸すと言われたり…。」


そして、通された部屋

 本当ですか?先輩~それって


ユリです 主人が莫大な資産を残して死んだあと、ひとりで使えないほどのお金に困っています
そしてもうひとつ、夜のさびしさに日々悶々としているの
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私といっしょに激しい夜を過ごして、莫大なお金を使ってくださる方、募集中
ちなみに、22才 Fカップです。

そういうのじゃないんですか?
ま、どうせこういうのってバイトの男が打ってますから。FカップのFはフラットですよ、どうせ。

マリウス、えらくからむな。スパムメールをクリックして、架空請求の被害にでもあったのか?



アンジョルラスは言葉を切り、ちらっとリラに眼をやります。リラは、じっとアンジョルラスを見ていました。

「行くのは…嫌か?」黙っているリラに、アンジョルラスが訊きます。

「…ううん、行くわ。」リラは笑顔をつくって答えました。「でも、着ていくものが…。」

「何でもいいじゃないか。今、着ているものだって…。俺も、この服だぞ。」


そういえば、おれ、この前、メンズノンノのストリートスナップに載ったときにこの服だったんだけど
去年も撮られてて・・・そのときも同じ服だったんだよ。


「まさか!」リラは笑ってしまいます。「あなたはそれでもいいけど、私はこれじゃだめよ。」
…その時、リラは、もう思いついていました。
あの服。。。せっかくいただいたのに、まだ一回も着ていないあの服。。。

「そのパーティー、いつなの?」
「今度の日曜日だ。仕事は休みだろう?」

リラは、もう一度びっくりしてしまいました。今度の日曜日って…その日は…。

………ベッドに広げた大切な服を見つめながら、リラは、まだ考え続けていました。

アンジョルラスが言った“今度の日曜日”。それは、もう、明日のことになっていました。
そして…明日は、リラの誕生日なのです。

捨てられていた赤ちゃんだったリラの本当の誕生日は、もちろん誰にもわかりません。
でも、おとうさんとおかあさんは、リラを拾った日を“リラの誕生日”として、
毎年ささやかなお祝いをしてくれていたのでした。

きっと、アンジョルラスは、明日がリラの誕生日だということに気がついていないのでしょう。
パリで彼に再会してから数年が経っていますが、お祝いを言ってもらったことは、その間一度もありませんから。

でも、故郷にいた頃も、今とあまり違いはなかったのです。
自分の母がリラにプレゼントを渡すのを見て、アンジョルラスは、あ…!という表情になり、
それからちょっと困ったような笑顔になって、幼いリラの頭にぽんと手をおき、「おめでとう。」と
言ってくれたものでした。

パリに来てからのリラは、アンジョルラスが一回も誕生日を思い出してくれないことを、少し淋しく
感じる時もありました。
でも…彼に悪気はないのです。アンジョルラスという人は、そういう人なのでした。

この大切な“よそゆきのドレス”を着て、アンジョルラスと出かけることができるなんて、
リラは思っていませんでした。
そんなことをそっと夢みた時がないわけではありません。
でも、それが本当になるなんて…!しかも、まさか自分の誕生日に…。

ただ、リラには少し心配な気持ちも湧いていました。
せっかく贈られたこの服を、リラはまだ着たことがありません。パリへ来てからそんな機会は一回も無かったのです。
そして、どんなに素敵でも、この服はおさがりです。もう、すっかり流行おくれのものなのです。

お針子として、裕福な女性達のためのドレスを縫っているリラは、それをよくわかっていました。
そんなものを着て、お金持ちが集まるパーティーに行ってしまっていいのでしょうか?
自分の恥ずかしさというよりも、そんな流行おくれの服を着た娘を連れて行ったアンジョルラスが、
周りの人達に何か言われないか…リラは、それが心配です。

アンジョルラス自身は、きっとそんなことは気にしないでしょう。
女性の服の流行なんて全く知らないでしょうし、興味もないに違いありません。


そういえば、この服、リラに、いやLilasに、スタジャン?って言われたっけ・・・

そんなアンジョルラスは…、明日、パリへ来てから初めて“よそゆき”を着たリラを見たら、
何か感じてくれるでしょうか?何か言ってくれるでしょうか。
リラは、そっと胸をおさえました。胸の中に、小さな甘やかなものを感じます。
でも…やがて、それは少し重い痛みに変わりました。

あの晩以来、考えないようにしてきたことが心に浮かびます。
あの時、アンジョルラスは言いました。リラが、なぜ一緒にパーティーに行ってほしいのかと訊いた時です。
資金を集めるためにサロンに出入りしていた頃、娘を紹介されたり資産家の未亡人に会ったりすることが煩わしかった…と。
そして、それは一人で行っていたからそういうことが多かったのだ、と。あれは…どういうことなのでしょう。。。
アンジョルラスは、そういった煩わしさを避けるためにリラを連れて行きたいのかもしれません。
つまり、それは…リラに恋人のふりをしてほしいということなのでしょうか?

アンジョルラスは、リラに、そうは言いませんでした。そして、リラは…彼に確かめることができませんでした。
もしも…もしも、そうだとしたら…。そう考えると、リラは、ほんの少しどきどきします。
と同時に…心が重くなってゆくのも感じるのです。
恋人のふり…私は、ただの幼馴染みだから。あの人の、恋人なんかじゃないから…。

…哀しくなってきた気持ちを払いのけるように、リラは頭を振って立ち上がりました。
いろいろなことを考え過ぎてはいけない、と思います。
明日は、たとえ流行おくれでも美しい素敵な服を着て、迎えに来てくれるアンジョルラスと二人で出かけることが
できるのです。

とろけるように滑らかな絹のドレスを身体にあててみます。
淡くやわらかな色が、リラのミルクのように白い肌と、栗色の艶やかな髪を引き立てます。
頬が少し上気して薔薇色でした。瞳は夢見るように潤んでいます。

リラはふと、アンジョルラスが時々、彼女を眩しげに見つめていることを思い出しました。
あの瞳を思うと、心が震えるのを押さえることができません。
明日は社交界のパーティに出るのです。若い娘なら皆が夢見る王子様に連れられて、美しいドレスを着るのです。


そして、たとえ彼は憶えていなくても、明日はリラの誕生日なのです…!




のんとアーロンの恋 ・七夕編 ハイハイ (´。` ) =3

2014-07-09 | 妄想のアーロン

忘れないうちに連絡事項をw
sawaさんがコメント欄に書いて下さってたんですが、アーロンに歌って欲しい歌、久々にやりましょう!
>アーロン、女性の歌合いますよね。
>アーロンに歌ってほしい女性の歌シリーズも面白いかも!

女性ヴォーカルであれば、何でも構いません。女性がカバーしてる歌でも良いです。
できれば、youtubeか、二コニコにある歌でお願いします。

あと、たくさんのキャッチ・ミーの感想ありがとうございます。
大阪公演で終わりかな? 終了してからまとめましょう。
協力よろしくお願いします。

では、nonomさんが書いて下さった『のんと、アーロン』です!


「のん、会いたいよ。会いたくて仕方が無い。」
開口1番、アーロンはそう言いました。
このところ、ずっとSkypeで話すのみだからです。
実際に会ったのは、ホワイトデーに彼が日本に来てくれて以来でした。
つまり、もう、三ヶ月も会っていないことになります。
 

「君に触れたい。君の温もりを直に感じたいんだ。こんな機械を通してではなく...」

「アーロン、私も同じ気持ちよ。でも、今は会いに行く時間がないの。本当にごめんなさい。」

私の会社は、旅行の保険関係の仕事をしていて、春休み明けの4月、ゴールデンウイーク明けの5月などが忙しい時期でした。
6月は、本来ひと段落つくのですが、今年は人手不足で休みがなかなか取りずらかったのです。

「のん、謝るのは僕の方だよ。コミュニケーションをこまめに取ろうと言っておきながら、この始末さ。」
「会いたいのに会えない。引き裂かれて、まるで、ロミオとジュリエットじゃないか!切なすぎるよ。」


友人A「こいつ、彼女とのスカイプで、ロミオとジュリエットとか、星の神話とか、まじ適当で笑える~」
アーロン「いや、あれは定型文みたいなもんで・・・まあいいじゃん、それより飲みに行こうぜ」
意外と楽しそうな生活をしているアーロンであった。

アーロンの顔は、本当に悲しそうでした。
 悲しいのは本当だよ。
そんな顔をされたら、私だって...涙が溢れてきそうで、慌てて目線を反らしました。
彼には、笑顔だけ見せていたいのです。
ふと、本棚にある星座の本に目が止まりました。
そうだ、もうすぐ7月、七夕です。

「アーロン、七夕って、知ってる?織姫と彦星のお話し。」
「織姫?彦星?聞いた事ないなぁ」
「星座の伝説よ。とってもロマンティックだけど、悲しいお話しなの。」
のんは、愛し合う2人があまりに仲睦まじすぎて、お互いの大切な仕事をほったらかしてしまったので、お仕置きに
一年に一回しか会えなくなってしまった。天の川を挟んで向こうとこっちに離れ離れにされてしまったと話しました。
でも、雨が降ったら、天の川が溢れて向こう岸に渡れないので、会えなくなってしまうことも。

「星座の話しは好きだよ。子供の頃、サマーキャンプでよく聞いたなぁ。神話って、ロマンがあっていいよね。
確かに悲しい話しが多かったかも。すっかり忘れてしまったけど...。そんな伝説があるんだね。
日本て、不思議だね。いや、ステキだ。」

中国が起源といわれるけど、韓国にもベトナムにも七夕を祝う習慣があるんですね。
さっき調べてわかりました。で、意外なことに、雨が降れば逢えないのは日本だけみたい。
中国ではカササギ、ベトナムではカラスが橋を作ってくれるから逢えるんだそうです。
韓国では、雨は、ふたりの再会の涙だとか。知らなかった。
一番、びっくりしたのは、1週間に1度しかあうなって天の帝が言ったのを、伝令の鳥が聞き間違えて
1年に1度しかあうなって言ったという説w こうなると、なんか悲恋というよりギャグ?
て、また話が逸れた。ごめんね


「でも...、これは教訓だね。僕達は気をつけないと。仕事を疎かにしたら、別れさせられちゃうっていうことだろう?
確かに、最近マネージャーの顔が怖いんだ。僕が日本の話しばかりするものだから。」

「だけど、やっぱり、会いたいものは会いたい!I Love You のん!ああ、今すぐ君に触れたいよー!!」

「アーロンたら、駄々っ子みたいね。嬉しいけど。」

「そうだ!七夕デートしよう。7月7日、日本に行くよ。その日は、恋人同士は会わなきゃいけないよ!」

「えー?またそんな勝手なこと...」相変わらずアーロンは、ちょっと、強引さんです。
振り回されるのも嬉しいのですが、仕事は大丈夫かしら?本当に織姫彦星のようにお仕置きは嫌ですからね。


1月1日 3月3日 5月5日 7月7日 
日本の場合は、奇数月に古来からの祝日があるんですよね。
9月9日は重陽節(←何これ?)ですし。


11月11日はポッキーの日


11月11日は、古来からの祝祭日ではありませんが、語呂や見た目が
良いので、色々な記念日に使われています。
箸の日とか、電池の日とか(十一 十一=プラスマイナス)
俳句や短歌は五と七だし、七五三のお祝いも奇数ですよね。
八は唯一、偶数でもおめでたい数字らしいですが。
なので、2月2日も、4月4日も、6月6日・・・祝日にはされてません。
10月10日(Lilasさんの誕生日で旧体育の日)は戦後にできた記念日ですし。


なんか忘れてない?

 はい?

 6月6日俺の命日


う・・・うわぁ~~ん

AZさん、この日はスウェーデンの建国記念日ですよ。旦那さまと(空気を読まずに)お祝いして下さいね。

結局、アーロンは、マネージャーを説得して、二泊の日本滞在を勝ち取りました。
7/6に来日して、7/8に出国します。強行ですが、私も7日の月曜日一日だけ休みを取れば済むので、助かります。
8日に、空港まで送っていけないのがちょっと寂しいですが。
今回は、ディズニーシーのホテルミラコスタを取りました。部屋からショーが見れます。
アーロンと肩寄せ合って...って、なんてロマンティックなんでしょう。

7月が待ち切れません。Skypeでの会話は、ヒートアップしていく一方です。

「空港からホテルへ直行するから、のんは部屋でまっててね!
大丈夫、一人で行けるさ。」

「う~んとセクシーなランジェリーを着けて待っててくれよ。一秒でも早く君を抱きたいんだ!」

「あっ、素肌にバスローブ一枚でもいいけど!」

「アーロンたら、もう、なんてせっかちさんなの?ゆっくりその素敵な顔を眺めさせてもくれない気ね?」

「Skypeで見てるじゃないか!」

「実際によ、貴方の頬に触れたいの。」

「それは嬉しいけど...、出来れば触れるのは、顔じゃなくて、別のところの方がもっと嬉しいんだけどなぁ。」

意味ありげなウインクです。


アーロンは生真面目な役が多いけど、唯一、ちゃらい男ヘンリーなら、この台詞も似合いそう。


I really love you baby...I love what you've got
Let's get together, we can...get hot
No more tomorrow, baby...time is today
Girl, I can make you feel...okay

俺はお前が本当に好きだ
お前の持ってる全てが好きさ
だからいっしょに熱くなろう
明日なんてないさ、今やろうよ
ねえ、感じさせてあげるから いいだろう?

No place for hidin' baby...no place to run
You pull the trigger of my...
Love gun, (love gun), love gun
Love gun, (love gun), love gun

隠れる場所なんてないし、逃げる場所もないよ
だから引き金を引いてくれよ、俺の・・・
ラブガンの

You can't forget me baby...don't try to lie
You'll never leave me, mama...so don't try
I'll be a gambler, baby...lay down the bet
We get together, mama...you'll sweat

忘れられなくさせてあげる 嘘じゃないさ
決して俺から離れられなくなるさ、ベイビー
だから抵抗はやめて
俺は君に賭けてみるよ、ベイビー
だからベッドに横になって
いっしょに汗をかいてみようよ

No place for hidin' baby...no place to run
You pull the trigger of my...
Love gun, (love gun), love gun
Love gun, (love gun), love gun
Love gun, love gun

隠れる場所なんてないし、逃げる場所もないよ
だから引き金を引いてくれよ、俺の・・・
ラブガンの


もう、アーロンたら!
私達は、4ヶ月ぶりの再会に、いてもたってもいらなかったのです。


その日、私はちょっと攻撃的な赤のランジェリーをセレクトしました。
先にホテルにチェックインし、部屋でアーロンを待ちます。一人でいると時間が長く感じられました。
窓からディズニーシーのメディテレーニアンハーバーが見えます。本当のイタリアの街並みのようで素敵でした。

ピンポーン、
ドキッと胸の鼓動が高鳴りました。
急いでドアを開けます。そこには、満面の笑みのアーロンが息を切らして立っていました。


「のん!」
いきなり抱きすくめられると、キスの嵐です。唇、首すじ、いたるところです。
そして、「会いたかった!」とやっとその綺麗な顔を見せてくれました。
「アーロン...」私は、決して泣くまいと誓っていたのですが、自然と涙がこぼれ落ちてしまっていました。
彼はその雫を人差し指でそっとふくと、後から溢れる分は、全て唇で受け止めてくれました。優しい心のこもったキスでした。
「のん、綺麗だよ。赤がよく似合って、本当にセクシーだ。」

アーロンの真っ直ぐな瞳に頬が熱くなります。恥ずかしくて、思わず目を伏せました。


 赤いセクシーランジェリーをガン見する時にも 『真っ直ぐな瞳』 とかいうんですかね?

 のんも、なにが 「恥ずかしくて、思わず目を伏せました。」 だよw
自分から勝負下着で戦いを待ち構えていたくせになぁ。

 そういえば、先輩も戦いのときは(目立つのにわざわざ)真っ赤な勝負服でしたよね?

 ←恥ずかしくて、思わず目を伏せるアンジョルラス

その瞬間、フワッと身体が浮きました。
「キャッ!」アーロンの逞しい腕に抱かれてベットへと運ばれていたのです。
「えっ?もう、いきなり?ちょっとアーロン、待って...」
私の言葉を遮って、濃厚な長いキスをすると、
「そうさ、もう今すぐしたい!だって、もう爆発しそうなんだ。一秒も待てないよ。」
「I Love You、のん。ずっと君に触れたかった、ああ、愛しいよ。」
彼は、全身にキスの雨を降らせながら、私のランジェリーを一枚一枚はぎ取っていきました。そして、素肌だけにすると、
「素敵だ!たまらない程愛してる。」
私の裸を眺めながら、やっと自分の服を脱ぎ始めました。意地悪なアーロン。


これどんなシーンなんでしょうね。

4ヶ月ぶりです。それはそれは、情熱的な愛撫でした。激しすぎて、身体がバラバラになりそうです。
快感の波に何度飲み込まれたのでしょう。

気がつくと、もう夕暮れでした。
私達は、見つめ合い微笑み合うと、お互いの鼻の頭に、チュッと、キスをしあいました。
なんだか、ちょっとだけ照れ臭さかったのです。
裸のまま抱きしめ合い、部屋に射し込むオレンジ色の日の光を眺めていました。
心の底から幸せでした。この人さえいれば、もう何もいらない、そう思いました。
アーロンは無言でしたが、同じ事を考えるているのがわかります。2人の間に言葉は必要ありませんでした。

 で、結局、このふたりは何語で喋ってるんですかね?

シャワーを浴びて身支度を整えると、2階のレストラン "オチェーアノ" で、ブッフェディナーをとりました。

運動をしたせいか、二人共よく食べました。それが可笑しくて、ずっと笑いっぱなしでした。


アーロンって、あんまり物を食べてる画像がない。ヨーグルト食べてる画像があって、かっこいいんだけど・・・
なぜか上半身裸だし。ホテルのブッフェに裸で行くわけにはいかないしw
このアーロン、可愛いよね。

それから、2人で部屋のバルコニーから、ディズニーシーのファンタズミックのショーを見ました。
お互いの腰に手を回し、寄り添い、夢のように幸せなひと時でした。
そして、その夜は、永遠に続く愛の波に漂い続けました。


あくる日、7/7、心配された雨は降りませんでした。晴れの七夕。思いっきりデートができます。
アーロンは、「僕は晴れ男だからね!」とウインク。


 7月にロスアンジェルスに行ったけど、1度も雨が降らなかったんだ。
いや、節子、それ普通や!(夏のロスアンジェルスは降水確率0の日が続く)

きっと、私達2人に気をきかせて、雨雲もどこかへ行ってくれたのでしょう。
手を繋いで歩くディズニーシーは、とても楽しいものでした。


ふーん(何このリアクションw)

アーロンは、久しぶりの休暇にハイテンションで、全てのアトラクションに乗りたがりました。
ファストパスを駆使して、パークを走り回ります。

子供の様にはしゃぐアーロンの可愛いいこと。
愛おし過ぎて、歩きながら思わず、チュッと唇にキスをしてしまいました。
「のん!今日はずいぶんと大胆だね。じゃあ、お返し!」と、私を抱きしめると、長い濃厚なキスを...
アメリカンウォーターフロントのど真ん中でですよ!もう、恥ずかしくって、耳まで赤くなってしまいました。
「もう、アーロンの方が大胆よ!意地悪!」と、くすぐってやりました。




サングラスも帽子も着けていない、アーロン。あまりのオーラにすれ違う人が必ず振り返ります。
「あの人、かっこいいー!」
「超、イケメンじゃない!」
そんな声が聞こえてきて、私は優越感にちょっと恥ずかしくなった程です。


だけど、のんは褒められてないんですよね?

夕方、ブロードウェイ・ミュージックシアターで「七夕ウィッシング2014」のショーを見ました。
とってもロマンティックで素敵です。
「織姫!」とアーロンは私を指さしました。「彦星?」私も笑いながら返します。幸せでした。
 

浴衣を着たキャストさんから、ウィッシングカード(短冊)をもらい、願い事も書きました。

キャストさん、お疲れさまです。

2人の願いはただ一つ、「ずっと、一緒にいられますように。」
思いを込めてカードを書くと、見つめ合いそっとキスをして、2人で飾り付けました。
来年も来れますように。のんは、心の中で願いました。
アーロンは、浴衣に興味を持ったようです。
「のんの、浴衣姿見てみたいなぁ、きっと似合うよ。」
「ありがとう、アーロン。じゃあ、来年の七夕イベントには着て来るね。あっ、そうだ。8月NYに行く時、持って行こうかなぁ?」
「ワオ!本当に?楽しみだよ。
髪もこうアップにしてさ、うん、いい!やっぱりセクシーでステキだ。」
今日のアーロンは、本当にはしゃいでいます。
織姫と彦星の恰好をしたミッキーとミニーのぬいぐるみも買いました。
私が彦星ミッキーを、アーロンが織姫ミニーを持って帰ることにしました。

「このミニーをのんだと思って、毎日キスするからね!」
子どもみたいに無邪気な笑顔のアーロンです。
「ありがとう。私も毎日抱きしめて眠るわ。」
離れていても心は貴方のもとに、です。

    



S.Sコロンビア号のラウンジで、天の川というスペシャルカクテルを飲みました。
七夕を満喫した一日になりました。


アーロンは、グラスをかたむけ、のんの頭にぶっかけると、頭を冷やせと言いました。
アーロンは、グラスをかたむけ、耳元で愛の言葉を囁いてくれました。

「僕の大切な織姫さん。愛してる。離さないよ。例え、引き裂こうとしたところで、天の川なんて泳いで渡っちゃうさ。」
「ずいぶんワイルドな彦星さんね。」
「ああ、この彦星さまには、不可能はないのさ!愛の力を甘くみちゃいけないよ!」

そう言って、キスをしてくれました。嬉しくて、時が止まればいいのにと思いました。
でも、明日の朝にはまたサヨナラがまっているのです。
私は、空港までも送れず、ホテルから会社へと出勤しなくてはなりません。悲しい瞬間でした。
しかし、来月8月には、夏休みが取れます。きっとあっという間です。今度は私がNYへ行く番です。
楽しみはすごそこ。別れの時は涙はなしでいるつもりです。

とはいえ、愛する2人には、過酷な現実。別れは別れです。
この日も一晩中、お互いを求め合い続けました。朝になるのが怖かったのです。
愛の快楽の中でずっと漂っていたかったのです。


「アーロン...電気を、ね、ああ..
うーん...お願い、ね、...消してくれない?」
「のん。愛しいよ。ああ..
綺麗だ。素敵だよ。
もう、最高だ...
ああ..、ダメだよ。消さない...
君の姿を...目に焼き付けて帰りたいんだ。ああ..のん。愛してる。」
アーロンは、濃厚な愛の証を刻み込み続けました。
深く、深く。



朝です。
まどろみの中で、2人は、抱き合ったまま、なかなかベットから出ることができませんでした。
でも...時間は待ってはくれません。

一緒にシャワーを浴びました。
熱いお湯が心地よく、やっと目が覚めてきました。
裸のまま見つめ合い、「モーニン!」と長いキス。危うくまた...
と始まりそうになるアーロンをおしとどめ、
「時間なの、会社に行かなきゃ。」

悲しい現実でした。
部屋でモーニングコーヒーを一緒に飲むと、私は、一足早く、出発です。


ミラコスタのルームサービスだそうです。窓から風景を眺めながら食べたら楽しそう。
でも、なかなか予約取れないよね、多分。のん、よく取れたねw

「愛してるわ、アーロン。ありがとう。8月にね。」
「I Love You のん!まってるよ。」
繋いだ手をなかなか離すことができません。


涙が出るまえにと、私はその彼の手の甲に軽くキスをすると、「じゃあね。」歩き出そうとしました。
と、その瞬間、アーロンに抱きしめられ、濃厚なキスをされました。
「最後にもう一度」そう言って、長い長いキスをくれたのです。

ホテルから舞浜の駅への短い距離、私は一気に涙を流すと、ゴシゴシと拭いて、
「ふう、会社だ!」大きく息を吐くと、笑顔を作って仕事場へとむかったのでした。




Oh, I could hide ‘neath the wings
Of the bluebird as she sings.
The six o’clock alarm would never ring.
But it rings and I rise,
Wipe the sleep out of my eyes.
My shavin’ razor’s cold and it stings.

あのさえずっている青い鳥の翼の下にもぐりたいよ
6時の目覚まし時計なんて永遠に鳴らなけりゃ良いのに
だけど、それは鳴るから起きるのさ
眠い目をこすりながら起きると 髭剃りの刃が冷たくてひりつく

Cheer up, Sleepy Jean
Oh, what can it mean
To a daydream believer
And a homecoming queen.

起きようよ、眠そうなジーン
夢想家の僕と、学園の女王の君にとっての
現実はこれだよ


You once thought of me
As a white knight on a steed.
Now you know how happy I can be.
Oh, and our good times start and end
Without dollar one to spend.
But how much, baby, do we really need.

君は1度は僕のことを白馬に乗った王子様とでも
思ったかもしれない
君はわかるよね、僕がどれほど幸せなのか
一円のお金もなくとも幸せだった僕らの時間
それがまた始まるのか、それとも終わりなのか
まあ、現実にはお金は必要だよね

Cheer up, Sleepy Jean.
Oh, what can it mean.
To a daydream believer
And a homecoming queen.

元気をだそうよ、眠いだろうけど
きっとわかっていくよ
夢想家の僕と、僕の学園の女王様にもね


明るい曲調の曲だけど、現実の厳しさを軽く歌った歌でもあります。
幸せの青い鳥の羽の下で暖かく眠っていたいけど、暮らして行くためには
元気を出して行かなくちゃ。
人生は夢ばかりじゃないけど二人で頑張ろうっていう歌かなと。


のんちゃん、アーロンとお別れしてお仕事に行くのは辛いよね。
アーロンも華やかに見えて、きっと色んな見えない苦労をしていると思う。
また今度笑顔で会えるように、ふたりとも頑張って。
行ってらっしゃい