アンジョルラスが好き

おもにAaron Tveitについて
彼に興味が無ければつまらないです。
コメント欄が面白いので読んで下さいね。

グレイスランドがD-lifeで放送されます。

2013-11-29 | グレイスランド
tokoさんが教えて下さいました~嬉しいです、ありがとう、tokoさん。

日本の皆さん、いよいよお茶の間でお目にかかれることになりました。
・・・と、声明を発表のアーロン・トヴェイト氏 だが、BS、しかも深夜・・・

私、よくわからないんだけど、72時間ノンストップ放送って書いてあったんで、72時間もグレイスランド無いし・・・
と思ったら、色んなドラマを一挙に見れますよってことみたいですね。
グレイスランドは、1話と2話を放映するのかな?
1月1日のAM1:00~って、かなり良い時間ですよね。期待されてますよね・・・と思いたい。
シーズン2も絶対やって欲しいので、D-lifeに感想送ったり、色々したほうが良いのかな。

BSのDLifeで12月31日深夜1:00~
グレイスランドの放送が始まりますよ

DLifeのHPをチェックしてください。

私もこれを見つけたとき、ビックリしました。

いろんな方が要望されたんでしょうね。

DlifeのHPの番組ラインナップから、
ドラマの一番下に「グレイスランド」の紹介があります。
アーロンの名前も!!!

やっと見られる~
DlifeのHP、ちょっと前に見た時は
アーロンの名前なかったんですよ。
誰かがアーロンを強調してと、言ってくれたんだと思います。きっと。
とっても嬉しいですよね~


番組サイトはここですね。
西海岸捜査ファイル~グレイスランド~
副題が付いてますねw 確かにグレイスランドだけじゃ、わかりにくいかもしれないですね。



公式サイトに31日の深夜1時と書いてありますが、他の情報によると紅白が終わった後の深夜1時、
つまり1月1日の午前1時だという説もあります。
まだ番組表に出てないので詳細はわからないのですが、わかり次第、書いておきます。

確かに、D-lifeの番組表、1日の深夜3時と書いてあるのに、2日の午前3時だったことがある。
気をつけてください。

アーロンって可愛い顔して、たまに政治家に見えることもある。
一番上の写真なんかも、そういう雰囲気がある。
トリップは下院議員だったし。

ケネディに似てるという人がいたんで、そうかなぁ?と思っていたら、比較してる写真がありました。





まあ、ケネディさんが普通の人だったら、お世辞で「アーロン・トヴェイトに似てるね」って言われるレベル?

ひゃ~~すみません、ここは、偉大な業績を語るブログじゃなくて、顔面偏差値を語るブログなので(そうだっけ?)

もし兄弟だったら、お兄ちゃんより、弟のほうがイケメンねって言われるレベル?

世界一、低レベルな切り口でケネディを語ってすみません。

慣れてるよね?

リラの恋・旅立ちの朝

2013-11-27 | 妄想のアーロン


最近、リラはとても憂鬱なのです。幼い頃から大好きなアンジョルラスが、もうすぐ遠いパリへ行ってしまうからです。

リラは13歳になっていました。少しずつ、リラの周りにもいろいろなことが起きています。

今では、リラは2人の小さな弟達の“お姉さん”です。
捨てられていた赤ちゃんだったリラを拾って育ててくれた両親に、実の子が生まれたのです。
2人は、まだ3歳と1歳で、リラにとっては可愛い可愛い弟達です。

★ひとりは顔がでかく、もうひとりは女装癖があったが、リラには可愛い弟たちであった。★

実の子ができても、おとうさんとおかあさんは、今までと何も変わらずリラを愛してくれています。
リラは、それをとても幸せに思っていました。

そして、今でもリラはアンジョルラスの母にもとてもかわいがられていました。
時々、部屋に呼ばれて、いろいろ綺麗なものを見せてもらったり、手芸や行儀作法を教えてもらったりしています。

でも…、幼い頃にしていたように、その後でアンジョルラスの部屋に走って行って扉を叩くことは、いつのまにかしなくなりました。
誰に止められたわけでもなく、リラ自身ができなくなったのです。

いつの頃からか、アンジョルラスは、とても大人になってしまっていました。リラの眼には、なんだか眩しいのです。
あの遠い幼い日…アンジョルラスを天使にそっくりと感じ、『キレイなおめめだな…』と思った時よりもっともっと、
アンジョルラスは素敵になっていました。
たまに、せっかくアンジョルラスに会えても、嬉しくてたまらないのに、急に胸がどきどきして、顔も見られなくなる時もあります。
いつも…というわけではないのですが。。。

あたしは、彼を愛しているのかもしれない…。最近、リラは、そう思うのです。
それは、今までずっと感じてきた、大好きとは少し違います。
大好きというのは、ただ嬉しくて嬉しくて、周り中の人に聞いてもらいたいような気持ちです。

でも、今のリラの気持ちは…甘やかなのに時々とても胸が痛く、そして誰にも知られたくありません。
おかあさんにも、おとうさんにも…もしかしたらアンジョルラス本人にさえも。
アンジョルラスを好きということは何も変わっていないはずなのにこんな気持ちがするなんて、リラには不思議でした。


また、だんだんに、リラは自分が使用人の娘であることを意識するようにもなっていました。
そして…本当は、リラは使用人の娘ですらないのです。捨て子だったリラは、どこの誰なのかもわからない娘なのです。
今でも、リラは心のどこかで“自分は、拾われる前はリラの花の妖精だった”と思っているような子でした。
でも、そんなはずはない…ということも、幼い頃よりはずっとよくわかっていました。

憂鬱な心を抱えたまま、リラはぶらぶらと歩いていました。
アンジョルラスの出発は、いつのまにか、もう数日後に迫っています。
アンジョルラスはいつかはパリの大学へ行く…ということは、何年も前から、リラだってちゃんと知っていました。
でも、それはずっと先のことだと思っていたのに…。

大好きなリラの木が見えてきました。リラは、はっとします。アンジョルラスが木の下に座っていたのです。
ここ何日間か、リラはアンジョルラスに全く会っていませんでした。姿も見ていませんでした。
幼い頃から時々教わっていた勉強も、最近は、アンジョルラス自身の勉強がとても忙しかったために、そんな機会もなかったのです。

リラはゆっくり近づき、アンジョルラスの前に立ちました。
彼は本を読んでいるのだろう…と思ったのですが、そうではありませんでした。
アンジョルラスは、本は傍に置いて、辺りをぼんやり眺めていたのでした。

「…こんなところにいていいの?…出発の準備で忙しいんだと思ってた。」
「…そんなに忙しいわけじゃないんだ。」
リラは、そっと草の上に座りました。何か言いたい…と思い、アンジョルラスの顔を見ましたが、何も言えません。
眼が合って、慌てて下を向きました。そして、やっと口を開きます。
「ほんとに、もう、すぐに出発なのね。」
「ああ。」

また、二人は黙っていましたが、今度はアンジョルラスが言いました。
「俺がいなくても、ちゃんと勉強するんだぞ。」
「いや!勉強なんてしない!」

アンジョルラスが、少し驚いたようにリラを見ました。
もっと驚いたのはリラ自身でした。リラが、こんな口のきき方をするのは初めてのことでした。
でも、かまわずに続けます。

「勉強なんてできないわ。教えてくれる人がいなくなっちゃうんだもの…。」
「…一人でだって、勉強はできるさ。」

 ★ リラはひとりじゃできないことを、勉強したいの!★

リラは顔を上げます。
「じゃあ、どうしてあなたは大学へ行くの?大学へ…遠いパリへ行かなくったって、ここでだって勉強できるじゃない。」

アンジョルラスは苦笑しました。「それは、また違う話だ。」


リラはがっかりして、また下を向きました。
「…そうやって、すねると頬をふくらませるのは、小さい頃と変わらないんだな。」
「すねてなんかいないわ。あたし、もう、そんな子供じゃない…。」
…そう、すねてなんかいない。あたしは…ただ、悲しいだけ…。
リラが、今、本当に言いたいことは1つだけです。行かないで…その一言が言えません。
言ってはいけないということもわかっています。
それに…もし、リラがそう言ったとしても、それでもアンジョルラスはパリへ行くのでしょう。


悲しみが止まらなくなる、別れの日、もう今日なのね
私を夢中にさせた男の子が行ってしまう

彼は乗車券を手に入れたわ
自分のぶんだけね しかも片道、帰ってくる気なし
私は置いて行くのね
ざまぁみろって思ってるでしょう

彼はあたしと一緒にいると、気分がアガらないって
縛られてる気がするんだってさ

何、舞い上がってんの?そんな嬉しい?
自分があたしにしたこと、もういっぺん考えてみた?
さよなら言う前に、考えないわけ?

あの男、ぜんぜん、あたしはどうでも良いって感じだよね。


カーペンターズ(元歌はビートルズ)の『涙の乗車券』やさぐれた歌詞は超訳(少々でたらめ)です。
まるでモーツァルトのピアノソナタのように綺麗なアレンジですよね。
ビートルズバージョンも、ラフで好きですけどね。★


やがて、アンジョルラスが言います。
「パリへ行っても、リラのことは思い出すよ。…勉強してるかなって。」
「…それだけ?」
「…元気かなって思うよ。」…それだけ。。。リラは、そっと溜息をついて立ち上がりました。

「帰らなくっちゃ…。」小さく呟くと、とぼとぼと歩き出します。
アンジョルラスは黙って座ったまま、リラの後ろ姿を見ていました。


♪yuriさま
今回のリラ、私の中では、お誕生日の時の絵の、“お祈りリラ”が少し大きくなったようなイメージです♪
と、Lilasさんが書いておられたので、探したんですが、適当な画像がみつかりません。ごめんね。
この画像の数年後を各々で想像してください。

★神様、アンジョルラスを変な女の手から守ってください。
★あ、男の手(グランテール、ルイ、ヤマザキ)からも!


とうとう、アンジョルラスがパリへ出発する日がやってきました。
お屋敷中の人が外へ出て、玄関の前にずらりと一列に並んでいます。
大切な坊っちゃまの旅立ちですから、皆でお見送りするのです。

リラは、両親とも離れて、列の一番端っこに隠れるように立っていました。
リラは考えていました。なんとかして、泣かないであの人を見送りたい…。
アンジョルラスに泣き顔は見せたくありません。晴れやかな旅立ちの日なのですから。
周り中、皆、笑顔なのです。
でも、涙をこぼさないためには…、笑顔は無理でも、アンジョルラスの前でせめて泣かないようにするには、
いったいどうしたらいいのでしょうか…。
アンジョルラスが、使用人達一人々々と順番に短い言葉を交わしているのが見えます。
リラの両親とも何か話していました。小さな弟達が騒いでいるのが聞こえます。
リラは下を向きました。もう、涙が出てきそうです。どうしよう、どうしよう…リラは考え続けていました。

…はっとして、リラは顔を上げます。いつのまにか、アンジョルラスがすぐ前に立っていたのです。
アンジョルラスは、リラをじっと見つめています。
その顔を見ていると、リラの眼にはますます涙がたまってきました。今にも溢れ出しそうです。
突然、アンジョルラスは身をかがめると、リラの額にキスしました。
びっくりしたリラの涙が、一粒だけころがり落ちます。アンジョルラスがリラにこんなことをするのは初めてでした。
そして、アンジョルラスはリラの髪をくしゃくしゃっとなでると、小さな声で「元気で。」と言いました。


リラが何も言えないでいるうちに、アンジョルラスは、さっと背を向けると馬車へ歩いてゆき、乗り込みました。
すぐに馬車は動き出し、どんどん離れていきます。リラは身動きすらできず、馬車を見送っていました。

やがて、皆はぞろぞろとお屋敷の中に戻り始めました。向こうで、おかあさんがリラに何か呼びかけています。

リラは返事もせずに、ぱっと後ろを向くと駆け出しました。

うん、普通、こういうときは、ひとりでキスの意味を考えたいと思うよね。

走って走って…リラは、また、いつものリラの木の下にやってきました。
幼い頃のように、ぺたんと草の上に座ります。
ついさっきアンジョルラスの唇がふれた額を、そっとなでてみます。涙がぽろぽろとこぼれてきました。
茫然としたまま、リラは涙を流し続けます。

アンジョルラスは行ってしまいました。今度会えるのはいつのことなのでしょう。
クリスマスには帰ってきてくれるでしょうか?
…いいえ、アンジョルラスはクリスマスだからといって帰郷するような人ではないでしょう。リラは、そう思います。

パリは大きな大きな都会です。珍しいこと、おもしろいことが、きっとたくさんあるでしょう。
そして、大勢の人達がいるのでしょう。アンジョルラスには、たくさんの新しい友人ができるに違いありません。
何人もの男の人、そして…女の人も。彼はリラのことなんて忘れてしまうかもしれません。リラのことなんて…。

★きっとパリに行ったら羽根を伸ばすに決まってるわ。たくさんの女を射落として、酒池肉林よ、毎日!
・・・と想像していらつくリラ。(←どう考えてもこれはyuriの発想ですね、ごめんね)★

泣きながら、リラは空を見上げました。いったい、この空のどの方向にパリはあるのでしょうか…。

ふっと、何の前触れもなく、リラの心にひらめいたものがありました。リラは、あ…!と思います。
…そうだ。。。もし、あの人が帰ってきてくれないのなら、あたしがパリへ行けばいいんだ。
そうです。なぜ、今まで気がつかなかったのでしょう。アンジョルラスがここへ帰って来ないなら、リラがパリへ行けばいいのです。
急に眼の前がぱあっと開けたような気がしました。今すぐにでも、飛んで行きたいような気持ちです。
いいえ、今すぐは無理でしょう。おとうさんとおかあさんが心配して、反対するに決まっています。
でも、何年か経ったら…もう少し大きくなったら、きっと…。
リラは立ち上がりました。涙はすっかり止まり、また、空を見上げます。

今のリラには、まだ、どの方向にパリがあるのか、そこに行ったらいったいどんなことが起こるのか…知らないことがいっぱいです。
でも、この空は、確実に、アンジョルラスが向かったパリの空と繋がっているのです。
…あたし、必ず行くわ。あの人がいるパリへ。
リラは久しぶりに笑顔になり、空を見つめていました。


私がどこへ行くとしても
遠くどこまでも行くとしても
どんなときも あなたは輝いている
暗い闇夜を抜け 私に呼びかけてくるように

私がどこかへ昇っても
遠くどこまでも昇るとしても
私を空の向こうへ 高く引き上げてくれる
嵐の夜にも 私を抱き上げてくれるように

精霊よ来たれ 天より御使いを

ここに歌詞があります

さて、財布は腹巻きに縫い付けたし
えーっと、乗り換えは?って悩みは、まだ鉄道ないから不要だし



そういえば、先輩は上京組なんですよね。俺とレーグル以外は皆上京組みかぁ。

そう、レミゼは田舎ものばかりで話が進む。
バルジャン 田舎出身 地方を転々としてパリへ
ミリエル司教 田舎の司祭(位は高いよ)
ジャベール 転勤族
テナルディエ一家 食い詰めてパリへ(経済難民)
コゼット、エポ、ガブも、田舎生まれ
ファンテーヌ 田舎からパリへ、子ができてパリから田舎へ都落ち
アンジョルラス、南部生まれ 


いや、別に自慢なんかしちゃいないんすけどね。
主要キャラでパリ生まれは俺だけかなぁとかね。
まあ、パリといっても色々あるけど、マレ地区育ちなんですけどね。



ああ、別に貴族的という人もいるらしいけど、今でもおしゃれな街と言われてもいるけど
ユゴー先生も住んでたらしいし、まあ、やはり本当の主役はマリウスかなって
思われる人も多いでしょうね。しかし、僕としては・・・云々・・・(エンドレス自慢)

(・・・聞いてない。というか、せっせと荷造り中。)


あ、これこれ、去年リラが手作りしてくれたアンジョルラス人形だ。忘れないようにしなくちゃ。


アンジョルラスは星雲の志とアヒルの人形を懐に抱き、故郷を旅立ったのであった・・・


天使に焦がれた少年・3

2013-11-24 | 妄想のアーロン
ルイの家のサロンには、時々新聞社の人間や、著名な作家などが招かれていました。
アンジョルラスは、ルイに頼んでサロンで彼らと接触を計りましたが、思うような賛同は得られずにいました。

彼はサロンをあきらめ、労働者や、学生などに、声をかける仕事に戻りました。


これ、ロンドンかも・・・

ルイは以前から、裏通りを散歩するのが好きでしたが、あれを見て感じた衝撃は
序の口だったことに気付きます。
アンジョルラスは時々ルイを連れて最貧民窟をまわります。


ひとりの娘がルイの袖に手をかけました。こわごわと、しかし媚びるように笑っています。
小さな肩から服がずれ落ちています。いくつなのでしょう?
幼く汚れた、膨らみのない体でも、彼女には、これしか売るものが無いのです。


彼女は通りで男に声をかけます。
「どうぞ助けて下さい。寒くて、眠る所がないんです。
どこか休める場所を、教えてくれませんか?」

けれど男は、通りすぎて行き、振り向きもしません。
彼女の声が聞こえない振りをします。
口笛を吹きながら、通りを渡っていきます。
そこにいるのが、気まずい様子です。

でも、今、いちど考えてみて
あなたと私の楽園だって、こうなる日が来るかもしれないと

彼女は通りで男に声をかけています。
男は、彼女がずっと泣いているのを知っています。。
彼女の足の裏にはマメができていて、
歩けないのに、歩こうとしています。

でも、今、いちど考えてみて
あなたと私の楽園だって、こうなる日が来るかもしれないと

神よ、ここでは誰も何もできないのでしょうか?

おお、神よ、何かおっしゃりたいことが、あられるのではないですか?

彼女の涙の跡からわかるでしょう
ずっとそこに立っていたことが
たぶん、色々な場所を移り住んできたのでしょう
何故なら、どの場所でも、うまくいかなかったのだから



ルイは我慢できなくなって、娘に銀貨を渡しました。

「ルイ、やめろ!」

それを見たアンジョルラスが大声で止めます。


友情出演:トリップ アンジョルラスの画像を使い果たしたのでw しかし彼は見殺しにしそう。

銀貨をつかんだ娘は一目散に駆け出し、それを数人の男たちが追います。
アンジョルラスも身をひるがえして、娘の後を追っています。

しばらくして、娘を腕に抱えたアンジョルラスが帰ってきました。
「見ろ、ルイ」

「し・・・死んだんですか?」

「いや、銃を見せたらすぐ立ち去ったから、おそらく大した怪我もないだろう。」

「金は取られて、少し殴られていたかもしれないが」

結局、ルイは娘を危険にさらしただけだったのです。
アンジョルラスは、それ以上は言いませんでしたが、ルイには痛いほど彼の気持ちが
わかりました。たとえどんなに哀れでも、ひとりに施しをしても何もならない。
その金で銃を買い、火薬を揃え、戦って自由と平等を勝ち取るしかないのだと。
意識を取り戻した娘をそのまま置いて去るのをためらうルイに、アンジョルラスは
「全員助けるつもりか」というと、立ち去ってしまいました。

いつだったか、グランテールが言いました。
「あの男は、なんであんなに疑いもなく革命に突っ走れるんだろうな。」

「民衆のためを思ってるんではないんですか?」

「コンブフェールやプルーヴェールを見ていると、世の中には他人のために生きられる人間がいるんだと思えてくるんだが。」

「彼らはこの上なく暖かい。いつも貧民のことを思っている。」

だが、アンジョルラスは・・・とグランテールは続けました。「彼は貧民を思っているのか?」

ABCの友たちを見ていると、確かに、こんなに心優しい人間がいるのかと驚くことがあります。
革命で世の中を覆す(くつがえす)のがアンジョルラスだとしたら、覆され壊れた世の中を少しづつ再建するのが
コンブフェールやプルーヴェールなのかもしれません。
穏やかで粘り強い性格は、アンジョルラスとは別の意味での指導者にふさわしい男たちです。
明るく楽しいクールフェラック、繊細な医学生ジョリ、苦労して学問を身に付けた努力家のフィイ、物静かで賢いマリウス
不運続きを笑い飛ばすレーグル、暴れ者に見えて本質は賢いバオレル。
気のいい、暖かい仲間たちです。

確かに、アンジョルラスは、彼らのように、貧しい者を思って嘆いたりはしません。
飢える者、病気の者、身寄りのない者、体を売る娘、路上に寝る子供、乞食をする老人、悪に手を染める若者
ひとりを助けたとしても、それはザルで水を汲むようなものだと言います。

けれど、アンジョルラスはどんな辛い厳しい現実からも逃げません。
ひとりを見殺しにすれば他が助けられるとしたら、彼は顔色も変えずに見殺しにするでしょう。

でも、それは彼が冷酷だからではない。
一番つらいことは、歯を食いしばってでも自分がやる、そんな男です。
責任者という立場から、決して逃げないのです。

彼はいつも矢表に立ってくれているではないか。
辛い決断を下すのは、必ず彼です。心に重荷を背負うのは、必ず彼なのです。

少しむきになって話すルイを、グランテールはこの上なく優しい目でみつめていました。

けれど、ふたりは思っていました。アンジョルラスには、なぜ革命以外入り込む余地が無いのだろうと。
取り付かれたように革命の話をするアンジョルラス。
コンブフェールは本当は戦いなど嫌いでしょう。平和裏に解決できるなら、それに越したことがないと思う人間です。

けれど、アンジョルラスはどうでしょうか。


彼は聖なる天使です、いつでも彼はダビデであり、敵はゴリアテに見えます。
彼は、堕天使サマエルを剣で貫く大天使ミカエル、彼は正義であり絶対です。


ABCの友は、互いに信頼しあって、心を許しています。
けれど、アンジョルラスには、畏敬を感じてるからか少し壁がありました。
アンジョルラスの方でも、誰にでも平等でしたが、感情を見せることはありませんでした。

そんな冷静な彼が唯一、理不尽な反応を示すのが、グランテールと対峙するときでした。
彼は、グランテールだけは、たまに無視しました。
女に対するときの、木でも眺めるような無関心さではありません。
変に避けるのです。不自然なほどに。
そして、時には、激しく激昂しました。グランテールの軽いからかいに。

みなは、アンジョルラスがグランテールを嫌っているのだと思っていました。
気のいい男だが、だらしない酒飲みであるグランテールを、潔癖な彼は許せないのだろうと。

ルイだけは、そんなふたりに妙な胸騒ぎを感じていました。


天使に焦がれた少年・2

2013-11-21 | 妄想のアーロン
通い詰めること2年、ルイは19歳の美青年に成長していました。
背も伸び、少し大人びていましたが、相変わらず少女にしたいような繊細な美しさでした。
ABCの友の仲間たちとは、だいぶ打ち解けて、数人とは色々な議論ができるまでになっていました。
仲間たちと連れだって、外に出て活動したりします。

そんなある日、若い女数人、見るからに派手で仇っぽい群れとすれ違いました。

ムーランルージュ、1889年にできたと書いてあるから、まだ無いけど。イメージで。

「可愛いわ、あのお兄さん、あの子だったらお金なんて取らないわ。天使みたい」

くすくす笑いながらルイを見て、聞こえるように、ひとりが言いました。

「おい、お前、羨ましいな。ビラ配りなんてどうでもいいだろう、あっちに行ってこいよ。」
仲間たちが、半ば本気で、彼をけしかけます。
 行ってこいよ、無理すんな。

ルイは顔を真っ赤にして伏せてしまいました。女たちの誘惑で赤くなったのではなく、誘惑されても何も感じないのを
仲間に見抜かれたのではないかと緊張したからです。

しかし、それは杞憂でした。男は男など見ていません。
ましてや、見せ付けるように色気をふりまく粋な女たちが目前にいるのですから。
女達も、若くて育ちの良さそうな彼らが気に入ったのか、彼らがたたく軽口に笑い転げています。
しかし、さすがに懐具合が不如意な彼らにいつまでも付き合っていられないのか、しばらくすると行ってしまいました。

思わぬ拾い物をした彼らは、あけすけに彼女たちの顔や体つきのことを語り合っています。

ふと、ルイは、あのサロンで女たちに囲まれながら当惑していたアンジョルラスのことを思い出しました。
彼だけは、女の話をしたことがありません。

そのとき、ひとりが声をあげました。

「しかし、天使のルイだから良かったものの、ここに大天使がいたら大変だっただろうな。
 怒りの鉄槌が落ちてるぜ、きっと。」
皆はどっと笑いました。
 地獄のミサワンジョルラス

ルイは一瞬、心を読まれたように、こわばりました。
欲望など持たないかにみえるアンジョルラス、彼は何に惹かれるのでしょう。
ルイは少し苦しくなりました。

アンジョルラスは女に興味がないだけでなく、ルイにも一瞥もくれません。
彼は人の好き嫌いを全く見せない男でした。
ただ、そんな彼を、いらつかせる男がひとりだけいました。
グランテールです。

不言実行のアンジョルラスと違って、口の達者な男です。
真面目なアンジョルラスの揚げ足を取るのが好きらしく、いつもからかっていますが、
それが妙に的を射ているので、思わず皆から笑いがおきます。

しかしアンジョルラスだけは、にこりともしません。
それまで進めていたことを、淡々と続けています。

「言うは易し、行うは難し・・・だな。君は大した男だ、アンジョルラス」
そのグランテールの言葉にも、アンジョルラスは何の反応もしません。
怒っているのか、冷たい横顔を見せるだけです。
無視されたグランテールは、不思議と満足そうに、何かを込めた目でアンジョルラスをじっとみつめています。

ルイは、それを見ると、なぜか気持ちがざわつきました。
グランテールは、今度はルイを少し探るような目でみつめます。
何かを覗かれるようで不安なルイは、グランテールとは距離を置いていました。


そんなある日のこと、相変わらず隅のほうで、ルイはアンジョルラスの話を聞いていました。
すると、グランテールが、いきなりルイをからかいだしました。

「おい、そこの若造、そんなところにコソコソ隠れてるところをみると、本当は女なんだろう~?男なら俺の酒を飲んでみせろよ!」
あまり酒を口にしないルイでしたが、「僕は男だ!」とグランテールから酒瓶を奪い取りました。

一気に飲もうとしたその瞬間、大きく暖かい手がそれを阻止しました。
びっくりして見上げると、そこにはアンジョルラスが立っていました。

「グランテール、ふざけるのもいいかげんにしろ!酔っ払いは出ていけ!」冷徹な目で一括しました。

そして、一変、優しい目をルイにむけると、「無理をして皆に合わせる必要はない。君は君のままでいいんだ」と言ってくれたのです。
アンジョルラスがルイに話しかけてくれたのは、実にサロンでの出会い以来でした。
見られていない訳では無かったんだ。何と表現していいのか分からないほどの感謝と愛情がルイの胸に溢れてきました。


階段を下りて帰ろうとしたとき、ふとグランテールがいるのが目につきました。にっこり笑っています。

「やっと口がきけて良かったな。」

グランテールは傍若無人な男でしたが、他人に絡むような男ではありません。
考えてみれば、今日の彼は変でした。

 なんとグランテールは泣いた赤鬼の青鬼さんだったんですね。



「俺も、お前とおなじ気持ちだからね。」

「・・・同じ気持ち?」

「安心しろよ、誰も気付いてないから。俺は最初から気付いたけどね、同じだから。」
それだけ言うと、去ってしまいました。

ルイは呆然と立ち尽くしました。 同じ気持ち・・・・・・

グランテールは次々、女を変えると言われていました。ABCの友の中でも一番の女好きだと思われています。
「好きな女がいたら女を変えないよ。女を好きになれるかと何人も抱いたけど・・・俺は・・・」

「男が好きなわけでもないな。 天使が好きなだけだ。」
グランテールは、あれ以来、何故かルイによく話しかけるようになりました。


アンジョルラスは最近、少しあせっていました。
仲間たちの会話が、なんら具体性の無い哲学問答のようになるとイライラしてきます。
彼は机上の空論が大嫌いでした。「口だけのやつは要らない。実行できないことを言うやつは黙れ」

「もう時間が無いんだ・・・」

アンジョルラスやコンブフェール達は資金集めに奔走していました。
去年から猛威をふるっているコレラ、貧民はバタバタと死んで行きます。
国民の王と呼ばれたルイ・フィリップも、蓋を開けてみればブルジョワジーのための王です。
このところ、小さな暴動が繰り返し起こっています。それらが段々大きなうねりになっています。
この暴動が爆発して、大きな革命が再び起こる日も近そうです。

みなで手分けして、革命の同志を増やすべく、色々なカフェやたまり場にいっては共和主義を説きます。
口数が少なく、多少命令口調のアンジョルラスより、世事にたけて当たりの柔らかなコンブフェールや
優しげで粘り強いプルーヴェールが出かけて行きます。
しかし、今は非常時、アンジョルラスも苦手な人混みを避けるわけにはいきません。

「ルイ、今晩、君の母上のサロンに邪魔していいか?」

会って話を聞きたい人物が、今日、ルイの母のサロンに来るのだそうです。
サロンが苦手な彼は、どうやらルイに同行して欲しい様子なので、ルイは天にも昇る心地になりました。

アンジョルラスは、例の擦り切れた紫の上着で来ましたが、会場に入る前にルイの継母に捕まって礼服に
着替えさせられました。黒の瀟洒な夜会服を着た彼は、どこから見ても輝くばかりの貴公子です。
実は、ルイの継母から紫の上着のことを聞いたアンジョルラスの母から、今度来たら絶対に着替えさせて欲しいと
夜会服が送られてきていたのでした。
うっとりするように美しいアンジョルラスとルイを見て、継母は満足そうに微笑みました。
今日は名高い資産家の令嬢が何人も来ています。美しく教養もある娘たちです。
ふたりには、持参金の多い立派な娘をみつけて欲しいと心から願っているのです。


お金にこだわるのを、お金の奴隷みたいに言うひとがいるけど、それは違うわ。
お金が無ければ、四六時中、お金のために働かなくちゃならないでしょう?それこそお金の奴隷よ。
だから、お金のある娘と結婚なさい。By継母



サロンでは若い男がピアノで、うっとりするような甘美な旋律を奏でていました。
アンジョルラスは、それに耳を傾けることもせず、ひとりの男と熱心に会話を始めました。
男は、新聞フィガロに執筆をしているジャーナリストです。
少しばかり声が大きくなり、多少、言い合いになっています。

 あーうるさいなぁ、ピアノの音。
ちょっとボリューム下げてもらえます?(超失礼なアンジョルラス様)

ピアノを弾き終えた若い男が二人をじっと見ています。
音楽好きを公言しながら、いざ始まるとお喋りに興じる貴婦人やお偉方はいくらでもいます。
しかし、それらは、ひそひそと一応声をひそめて行われます。
なのに、彼らと着たら・・・いったい大きな声で何をやりあっているんだ?
若いピアニストは、いらつきながらも、ふたりの会話に耳を傾けました。
ほどなくして彼の顔からはいらつきが消え、熱心に金髪の青年の話に聞き入っています。
金髪の男の話す圧政に苦しみ希望をなくした民衆の話が、ピアニストが残してきた故郷の人々と
重なります。彼は突然、激しい調子でキイを叩き始めました。


そして、弾き終えると、アンジョルラスのほうを向いて言いました。
「あなたのために弾きました。」

あっけに取られたアンジョルラスが、ジャーナリストに聞きます。
「彼は誰?」

「ショパン。ポーランドから来た新進ピアニストだ。」

こうして革命のエチュードが作られたのです。

大うそですけどね。


 チョピン(Chopin)バック(Bach)


 先輩、半端ないっすね。アメリカ人はショパンを知らないというのは本当ですか?

 食パンとシューマイ

 あ、弁当(べん)が空やん!

ビクトル・ユゴーは、ビクター・ヒューゴで、ワーテルローはウォータールーなんですね、英語読みで。
普通はどちらで読むんでしょう?ヒュー様たちもビクター・ヒューゴって言ってたんですかね。

ところで、今回、途中から、ルイが消えてます。どんだけ大人しいんでしょう。

実はルイはピアノが大好きで自分も得意なんです。
だから、アンジョルラスたちが喋りだしたときは、少しハラハラしました。
でも、ピアノの音にも増して、アンジョルラスの白熱した声が聞けて少しうっとり。

原作のアンジョルラスの描写に

彼はほとんど薔薇を見たことがなく、春を知らず、小鳥の歌うのを聞いたことが無かった。
花は剣を隠すのに都合が良いだけであった・・・


美女のあらわな喉下を見ても、何にも思わないし、彼の曙のごとき美貌に引き寄せられた浮気な女工が
彼にちょっと手を出しても、すごい目でにらみつけるだけ。
共和以外のものには貞操を守る、自由の冷ややかな愛人であった。

かっこよさは十二分に伝わってくるんだけど、実は凡人には意味がわかりません。

なかなか進みませんでした、すみません。

天使に焦がれた少年・1

2013-11-19 | 妄想のアーロン
nonomさんが書いてくださったルイの物語です。
勝手に加筆したけど、許してね。書いてるうちにルイが好きになって、どんどん長くなってしまいました。


ルイは孤独な少年でした。
裕福な家に生まれ何不自由なく育ちましたが、ただ一つ、愛された記憶だけが無かったのです。
彼の産みの母親は、彼が5歳のときに他界し、金髪で静かな微笑みをたたえた美しい人だったとしか、覚えていないのです。


ルイが8歳の年に父は再婚しますが、次に来た母は、とても社交的な人でした。
ルイの母の美しさと優しさにひかれて結婚した父は、病弱であまり人と合うことを好まない母を愛してはいましたが、
新しい妻による社交術で、家に著名人が集まり有名なサロンとなり、仕事上のつきあいも広がったのをとても喜びました。

継母が来て、屋敷はすっかり変わりました。
壁紙は変えられ、新しい母の華やかな肖像画がかけられ、大輪の花の匂いと、サロンに響くピアノ。
常に着飾った人々であふれ、召使たちは忙しく立ち働きました。
あの暗かった家が、なんと生きいきと明るくなったのだろうと、人々は褒めそやしました。

けれど華やかになればなるほど、ルイには寂しい家になりました。
静かに母が本を読んでくれたあの部屋は、今はちょっとした休憩室になり、そこで貴婦人と若い男が戯れてたりしています。
北側の小さな日のあたらない部屋に、母の肖像画と遺品はまとめられました。
そこに入り、そっと母の残した刺繍入りのハンカチや、本を眺めるしか、母を思い出す術はありません。

やがて妹が生まれましたが、世話は乳母に任されました。そのうち修道院に入れられ、結婚相手が決まったら出てきて嫁ぐのでしょう。

彼はあまり笑わない無口な少年になりました。居場所をみつけられず、パリの街を徘徊するようになりました。
目抜き通りは、とても美しいのに、一歩路地に入ると、そこには見たこともない世界が広がっています。

年端もいかない少女が彼の袖をひきます。売春婦です。
うつろな目をした男が、ルイをじっとみつめています。何か盗むつもりでしょうか。
最初は嫌悪感でいっぱいだった彼も、何度もそこを通るうちに、彼らも人間であり、生活をしているのだと理解するようになりました。


月日は流れ、ルイは17歳になりました。パリ大学に入り、社交的な母の配慮のお陰で、見た目はとても美しい貴公子でした。
やや小柄で華奢でしたが、女にしてもおかしくないほどの美しい顔立ちと金色の髪を持つ彼に、令嬢たちは夢中になりました。
有利な結婚相手をみつけて、立身出世を遂げ、一族の名誉を盛り立てる、それがルイの幸せだと信じる両親は、ルイが
令嬢たちに巻き起こした熱狂を喜びました。
しかし当のルイは、熱狂されればされるほど、何かしらの違和感を感じていました。

男たちの話す令嬢たちには聞かせられない話、それらも、ルイには何の感興も呼び起こしません。
自分も彼らのように欲望に突き動かされたい・・・ルイは悩みました。
令嬢たちとは踊ることしか許されていない彼らも、裏ではグリゼットと恋をしたり、娼婦を抱いたりしています。
わざと下卑た調子で共犯者意識を楽しむ・・・彼らにとっては無上の喜びらしいそれも、ルイにはどうでもいいことでした。

女たちの滑らかな白い肩にも、さざめくような嬌声にも、何も感じないということを、ルイは誰にも話せません。
彼はますます孤独を好むようになりました。

そんなある日のこと、いつものようにルイは街を歩いていました。
最近、街はざわついています。1930年、パリはまたもや王政復古で一部の金持ちや貴族の世の中になり、シャルル10世は
再び革命前のように、貴族の優遇と庶民の言論統制をはじめたのです。

演台で誰かが演説していました。若々しいよく通る声で、少し威圧的なしゃべり方です。
振り返ったルイは、雷に撃たれたように動けなくなりました。
それは、衝撃的な出逢いでした。
背の高い若い男が、金色の髪を少し乱して、熱っぽい口調で語りかけていました。

こんな綺麗な人間を、ルイは今まで見たことがありません。彼から一時たりとも目が離せないでいました。
少々偉そうで、少し扇動的な様子は、他の人間なら反発を起こさせたでしょう。
しかし、彼の天使のような美貌は、それすら魅力的に見せ、みなは聞き入っていました。

ルイは体が熱くなるのを感じました。今まで感じたことのないものです。
父親のような兄のような、または恋人のような、母親のような、尊敬、憧れ、愛情、どう表現していいのかわからない
特別な感情が、彼の胸を射抜いたのです。
演説を終え、台を降りた彼に近づきたいと思ったのですが、人ごみに押されて近づけません。

次の日にそこに行くと、違う人物が演説していました。
もう一度逢いたいと思ったのですが、それきり彼には逢えませんでした。

ルイの家では、毎日のようにサロンが開かれ、音楽家や詩人、思想家や政治家、そして美しい貴婦人たちが寄り合っています。
ルイを一流のダンディに仕立てたい継母は、いつもルイを誘います。
断りきれなくて、たまにルイも顔を出します。

そしてルイは、そこにあの金髪の青年をみつけたのです。
彼は、その場にふさわしくない少しくたびれた紫の上着を着て、所在なさそうに立っていました。
しかし、そんな格好をしていても、やはり彼は絵から抜け出たように美しく衆目を集めていました。

彼をみつめているルイを見て、継母がやってきました。
彼は継母の遠縁でした。
マルセイユで船舶会社を営んでいるブルジョワの一人息子で、パリ大学の学生だそうです。

「優秀な成績で入ったのに、いつまでも卒業しようとしないで、なにをしているのかわからないんですって。
 様子を見て欲しいと言われたんで呼んだけれど、まさかあんな格好で来るなんて」

そう言いながらも、継母は少し誇らしそうでした。少しみすぼらしい服が、かえって彼の典雅な魅力を引き出して
いるからです。彼は、貴婦人たちに取り囲まれていました。

いつものルイなら、決してしないことですが、彼にどうしても近づきたいという気持ちが湧いてきて、
思い切って声をかけました。

「少しまえに街であなたをお見かけしました。」

すると、彼は、ほっとしたようにルイに近づいてきました。
意外なことですが、彼も女性が苦手なようでした。
彼の名はアンジョルラス。
ルイが演説に感銘を受けたと聞くと、カフェミュザンという彼らのたまり場を教えてくれました。
そして、用事は済んだとばかりに、すぐに帰ってしまいました。



ルイは、いつしかカフェミュザンに通い詰めるようになりました。
アンジョルラスの側にいたかったのです。
なぜそんなにアンジョルラスに惹かれるのかは、ルイにも分かりません。
ただ、使命にもえる彼の強さに尊敬を感じ、仲間を思う優しさに心打たれ、ひたすら心酔していきました。

実は、ルイが次に彼に会った時、アンジョルラスはルイを覚えていませんでした。
アンジョルラスには不思議なところがあって、決して冷たくはないのに、誰ともあまり親しくはしていません。
いっしょに長くやっているコンブフェールやクールフェラックも、彼と笑いあったりは、あまりしないようです。
それでも、いや、それだからこそ、彼は公明正大で、誰にも公平なリーダーでした。

アンジョルラスと仲間たちは、思っていないことは口にしません。
学生もいれば、労働者もいる、貴族の息子もいましたが、ここではみな同じ扱いでした。
激しく言い合いをしても、次の日には、また親しげに話しています。

ねえ、聞いて聞いて~我輩はマルセイユ生まれで船会社の御曹司である。 名前はまだ無い。

ルイは、もう子供ではなかったので、継母の社交術が、必要なものだというのは理解していました。
けれど、そこにある駆け引き、必要な人間と、もう不要になった人間にわける、ある種の政治力が
大嫌いでした。もてはやされる「時の人」も、次の瞬間にはお払い箱になる・・・そして、自分の意見より
世間の意向をすばやくかぎ分ける、あのサロンでは、それが普通のことでした。

ここには駆け引きがありません。信頼があるだけです。
ルイが欲しかった空間がそこにはあったのです。
そう、そこは、不思議な愛に溢れていたのです。

幼いころ母の部屋で感じた安らぎを、ルイはここで感じることができました。

アンジョルラスは言ったことを必ずやる男でした。
彼は、その年の7月革命に、銃を持って、数人の仲間と共に参加しました。

3日間の篭城の末、王を国外に追い払ったのです。
国王は、貴族寄りのシャルルから、民衆の王、ルイ・フィリップに変わりました。

恵まれた身分でありながら、命を賭けることができる彼らにルイは感銘を受けました。
そして、傍観していた自分を恥じました。



もし、今度、命を賭ける戦いがあれば、必ず一緒に戦おうと決心を固めたのです。

いつのまにか、彼の世界はアンジョルラスが全てになっていました。
彼がいてくれれば、孤独な自分から解放されるのです。
アンジョルラスの周りは暖かかったのです。

けれど、それだけでしょうか?
ルイは、あるひとつの感情を、まともに見るのを避けていました。
彼の心の奥の奥、決して考えようとしない、彼自身が目を背けてきた感情・・・

しかし、それは確かにあったのです。


リラの恋・月下の告白 2

2013-11-15 | 妄想のアーロン



部屋の中は灯りが消えていました。けれど、月明かりが煌々と中を照らしています。

アンジョルラスは長椅子に寝ていました。少し寒いのか布にくるまっています。
金色の髪が乱れて、額にかかっていました。
広いベッドでゆっくり眠れる身分に生まれながら、彼はこうして古い長椅子で
寒さに震えながら寝ている・・・

愛おしさが、こみ上げてきました。気づかれたいのですが、いざとなると静かに
見守るしかできません。こんなに近くで彼を見るのは子供の時以来です。
いけないと思いつつ、そっと彼の髪の毛に手を触れました。
すると、アンジョルラスがいきなり寝返りをうち、動き出しました。

リラは動転して、おもわず近くにあった机につっぷして寝たふりをしてしまいました。
他にどうすることも、できなかったのです。

ほどなくして、アンジョルラスは起き上がりました。

「え?・・・リラ? なぜここに?」


「リラ、起きるんだ。なぜここにいるんだ?」

リラは寝たふりをしたのを後悔していました。
なんのために、ここに来たというのか・・・

アンジョルラスは静かに声をかけながら、リラを少しゆすります。
けれど、今さら、起きるわけにはいきません。

すると、次の瞬間、リラは自分の体が宙に浮くのを感じました。
抱き上げられたのです。
アンジョルラスの硬く引き締まった腕を体に感じて、リラは顔が紅潮してきました。

アンジョルラスはリラを先ほどまで自分が寝ていた長椅子に下ろし、自分がくるまっていた布で
彼女を、そっとくるみました。

アンジョルラスは当惑していました。リラがここにいる理由がわからなかったからです。
しかし、不思議なことに、彼は今、この状況にすっかり魅せられていました。

理性で抑えて、リラにはなるべく逢わないようにしていても、いつもどこかでリラを求めている・・・
そんな自分が嫌で、リラのカフェミュザンへの出入りを止めたりしました。
本当はリラに逢いたいのです。リラをみつめていたい、リラを・・・

 先輩、このごろ綺麗になりましたね。恋でもしてるんじゃないですか?
・・・と、マリウスにも言われたっけ。


「リラ、本当は起きてるんだろう?」

耳元でアンジョルラスがささやきました。

見抜かれていた・・・
リラは、あわてて飛び起きました。恥ずかしさで、顔が再び紅潮します。

けれど、実は、驚いたのはアンジョルラスのほうでした。
リラが起きているとは思っていなかったのです。

ほんの小さな子供のころをのぞいて、アンジョルラスがリラの寝顔を見るのは、これが初めてでした。

故郷を離れるときに泣いていた可愛いリラのことが、ずっと忘れられませんでした。
いつも逢いたいと思っていました。

けれど、パリで再会したリラには、アンジョルラスはあまり逢おうとしませんでした。

リラがパリに出てきた理由を彼は知りません。リラは何も話さないからです。
気の進まない縁談から逃げてきたんだろうか?
あるいは、昔、パリの話を何度も読んで聞かせたので、どうしても来たくなったのか?

再会した日にリラが、黒い瞳でアンジョルラスを見上げたとき、彼の中で彼女への畏れが生まれました。
自分でもそれと気付かぬうちに、彼はリラに心を支配されたのです。

見てはいけないと思いながらも、どうしてもリラから目が離せないでいました。
先ほど抱いたときに感じた柔らかな感触と甘い匂いが、何度も甦ります。
甘美な、そしてリラには言えないような衝動が、アンジョルラスを支配していました。
このままリラを・・・・・・



限界を感じたアンジョルラスは、自制のために声を出したのです。
「リラ、起きてるんだろう?」と・・・

「ごめんなさい、勝手に入って 」
リラは消え入りそうな声で謝りました。


返事はありません。
アンジョルラスは、リラに背中を向けるとランプに火をつけ、書類に目を落とし始めました。

 先輩、書類さかさまですよ

無言のまま、時が流れます。
リラは身の置き所がありません。恥ずかしくて、悲しくて、消えてしまいたい・・・

とうとう、我慢できなくなり、震える声で言いました。

「もう、ここには来ません。ごめんなさい・・・ さようなら。」

出て行こうとしたリラは、突然、強い力で腕をつかまれました。
そして引き戻されました。

泣いているリラを見て、アンジョルラスは、強く握りすぎた手を離しました。
そして、今まで聞いたこともないくらい、甘く優しい声でささやきました。

「なぜ、ここに来たの、リラ」

実は、アンジョルラスの胸は喜びでいっぱいでした。
リラには用事など無いのだと思ったからです。
用事などない、ただ自分に逢いたかったから来たのだと。

リラを、この上ない優しさをこめた目で見つめています。

リラの胸にも、言いようのない幸福感があふれてきました。
あの月の歌の最後のように、ふたりは暗闇で何かをみつけたのでしょうか?
アンジョルラスの目を見上げていると、それは確信に変わってきました。

リラはうっすらと上気した顔をあげ、アンジョルラスの次の行動を待ちました。

リラのやつ、バージンの俺に何、期待してるんだ~
 
けれど、それは結局は、やってきませんでした。

アンジョルラスは、ふと我に返ったようにリラから離れ、再び机に向かいました。
そして一言「明るくなったら送って行くから」というと、熱心に書類に目を通し始めました。

 先輩、それ、居酒屋のメニューですよ。

リラは再び、アンジョルラスの気持ちをつかみ損ねました。
リラの心の中は、彼への問いであふれました。
けれど、もう口には出せません。
彼から何かを言ってくれるまでは。
自分は、これ以上ないくらい、気持ちを伝えたではないかと。

アンジョルラスも思っていました。
もう少しで、彼女の愛の言葉を聞けたかも知れない・・・と。
けれど、その言葉を聞いたら、彼はこの場で彼女を自分のものにしてしまうでしょう。
そして、彼女を引き返せない苦しみの中に引きずりこんでしまうかもしれない。
今の彼には恋はできません。

いつの日か、言える日が来るのか・・・それは彼にも、わからないのです。


ジーザスクライストスーパースターのⅠdon't know how to love himです。
娼婦であったマグダラのマリアの歌なので、多少リラの歌としてはニュアンスが違いますが、普通じゃない男性を
愛した女性の歌と考えれば、なんとなくリラにも合うかなと思いました。

私は彼をどう愛したらいいのかわからない
何をしたら彼の心を動かせる?

どうしてあの人にこんなに心を奪われるの?

彼だって、ただの男
ひとりのただの男にすぎないわ

いっそののしってしまおうか
泣き叫んですがろうか
愛しているって、叫ぼうか

こんなことって今までなかった

でも、もし彼が愛してるって言ってくれたら

私は迷って、おびえて、何もできなくなるかも
彼の前から逃げ出してしまうかも
だから、それを知りたくないの

私は彼を恐れている
だけど、彼が欲しい
彼をとても愛しているの


♪彼を知ってから、ここ数日、私は変わったとか、
過去にいくらでも男なんて経験したのにとかの部分は
ちょっとリラと合わないので勝手に歌詞を割愛。

 なんか、あのとき、リラが俺を好きかもって思ったのが勘違いな気がしてきた。
もじもじ赤い顔して言いにくそうにしてたのって、もしかして金を借りに来たとか、そういう可能性もある気がして・・・

 あー先輩、慰めるわけじゃないですけど・・・それはないですよ
先輩に借金申し込めるやつなんていませんって。俺ならコンブフェールか、クールフェラックにしか頼みませんってば。



賽(さい)は投げられた
 
が、ふりだしに戻った。 すみません、展開なくて。

ところで、アーロンが殴られるシーンがお好きな方が多かったんで、貼っておきますね。
嫌いな人はごめんね。




リラの恋・月下の告白 1

2013-11-14 | 妄想のアーロン

アンジョルラスに恋する乙女リラ
コンブフェールはアンジョルラスも彼女を好きだって言います。
「アンジョルラスは今夜はひとりでカフェミュザンにいるよ。」

「お月さましか見てるものは、いないよ」

今さらですが、これと、これの続きです。

階段を登りきったドアの前で、リラは戸惑っていました。
どうしても入る勇気が出ません。
中からは、コトリとも音がしません。
アンジョルラスは眠っているのでしょうか?

美しい月の夜です。
窓から見える風景は、昼間と違い、夢のように幻想的です。
しばらく外を見ているうちに、リラは本当に自分が夢の中にいるような気持ちになってきました。

リラは大人しい娘です。皆からは、物静かで優しい娘だと思われていました。
けれど、その大人しさは気の弱さではありません。

小さいころは、何かを探しては遠くまで出かけ、周りの人を心配させたりしました。
物語を読んでは、空想をめぐらしたり、歌を歌っては、その美しさに涙を流す、
そんな感じやすい、どこか夢をみているような少女でした。

アンジョルラスも別の意味で、何か遠くを見ている少年でした。
小さなリラが、自分の話を熱心に聞き、そして不思議な質問を返してくるのを
実は、とても楽しみにしていました。

アンジョルラスには、常に勉強が待っていましたし、リラも少し大きくなると
母の仕事を手伝うようになっていたので、ふたりで過ごせる時間はそんなにはありません。

しかし、アンジョルラスは、不思議なくらいリラが好きで、時間ができると
図鑑や地図でいろいろな物事を説明したり、本を読んでくれたりしました。
なかでも一番リラが好きだったのは、美しい伝説やおとぎ話を聞かせてもらう事でした。

そんな昔を思い出しながら、リラはまだ窓から外を眺めていました。
月明かりの中、遠くの寺院の塔が、まるで中世の古城のように見えます。
リラはふと、アンジョルラスから聞いたアーサー王伝説のシャルロットの乙女の話を思い出しました。

アーサー王の居城キャメロット。
その城を臨む川の中州にシャーロットという島がありました。
その島にそびえる高い塔に、呪いをかけられた美しい乙女が閉じ込められていました。
乙女にかけられた呪い、それは決して外を見てはならないというもの。
一度でも外を見れば乙女の命は尽きるのです。

乙女は魔法の鏡越しに外を見て、目に映ったものを機(はた)に織りました。
美しい無数の糸を使い、鏡越しの景色を毎日毎日、機に織り続けました。
美しい花も、川の流れも、さえずる鳥も、乙女にとっては機の模様です。
飽きることもなく、毎日織り続けていました。

そんなある日のこと、彼女の鏡に、見たこともない美しい騎士の姿が映ります。
武勇の誉れ高い湖の騎士ランスロットです。

その騎士のあまりの麗しさに、一目で恋した乙女は、思わず鏡越しではなく
窓から、姿を見つめてしまいました。

その瞬間、鏡は砕け、無数の糸が乙女に絡みつきます。

運命から逃げようと、乙女は塔を降り、川辺で一隻の舟に乗ります。
けれど、波の上で彼女は息耐えました。

亡骸を乗せて、舟はやがてキャメロットの城に流れ着きます。
そこでは、ちょうど王の宴が行われていて、彼女を見たランスロットは
その美しさと哀れさに打たれ、祈りを捧げました。


ねえ、リラ、この話読むの、もう50回目くらいなんだけど この画像、女の子?一応アンジョルラスのつもりで読んで。

いいの、マイブームなんだから! リラも呪いとか、かけられるかな、美人だし。

アンジョルラスを見つめ、アンジョルラスと結ばれるのを夢見る、それはリラに許されることでは
ありません。アンジョルラスへの恋は、シャルロットの乙女がランスロットを追って外に出たが最後
呪いの糸に絡めとられ、鏡に身を刺されたように、リラの身を滅ぼすかもしれません。

「お前が、あの子と結ばれることはないよ」アンジョルラスの母は言いました。

娘のいないアンジョルラスの母は、リラを本当に可愛がっていました。
けれど、捨て子のリラを家に入れることは、できません。
身分違いで、嫁いだ先の親類のものや社交界から冷遇される成金の娘をたくさん見てきました。
リラは、その成金にすら敵いません。財産もないからです。
辛い目にあうリラを、見たくはありません。

リラには、そのうち大人になったら、頭もよく、見た目もいい、優しい若者を
探してやろうと思っていました。そして幸せになって欲しい・・・
リラはまだ子供だから、現実を知らなくて王子様に憧れているのです。

けれど・・・と、母の直感で思います。アンジョルラスはリラに恋をしている。
どんなに美しい娘が近づいてきても、失礼にならない程度にしか答えないアンジョルラス。
なのに、リラのことは、いつも目で追っています。

あと少しで、アンジョルラスはパリに旅立ちます。
若者の恋は、三日離れると燃え上がるけれど、三月離れると消えるものです。
ましてや、四年も離れていたら・・・
その間に、リラも嫁ぐかもしれません。

ほら、ちゃんと前を閉めて。お勉強ちゃんとやるのよ~(18歳?にしては老けてますけど)アンジョルラス、旅立ちの日です。

けれど、その考えが甘かったことは、すぐにわかりました。
アンジョルラスが去ったあとのリラは、まるで魂が抜けたように元気を無くしています。
ぼんやりしているかと思えば、思いつめたような表情で虚空を見つめたりしています。

彼女とか作ったりしてるのかなぁ・・・I do have a girlfriendとか考えただけでむかつくわ

アンジョルラスは4年を過ぎても帰ってこないと連絡してきました。
さらに学ぶことがあるのだそうです。

その日からリラは生きる希望を失ったように、悲しみに沈みました。
食事も喉を通らない様子です。
日に日に元気を無くして行くリラを見て、とうとうアンジョルラスの母は決心します。
リラをパリに行かせよう。

心配しながらも、どうにもできないでいた養父母も、仕方なく、この意見に賛成しました。
リラは、16歳になっていました。

リラには可哀そうだけど、アンジョルラスはリラを恋人にはしないだろう。
アンジョルラスの母は考えました。
恋しいなら、帰郷を伸ばすはずがない。幼い恋は、もう忘れたんだろう。
グリゼットたちと遊ぶようなタイプではないけれど、それなりに恋人もできているに違いない。
それを見たリラは傷つくかもしれないけれど、あきらめて帰ってくるだろう。
幼い恋は、人を夢中にさせるけれど、一度覚めると傷は残らない。
アンジョルラスの母は、そう思ったのです。

リラはひと月で帰る約束で故郷を後にしました。
そして、リラは、その約束を反故にしたのです。

ぼんやり窓の外を眺めていたリラは、ついに扉を開ける決心をしました。
故郷を出てきたのです。アンジョルラスのために。
今、やっと二人になれるのです。このまま帰ったら一生後悔するでしょう


真夜中、静まり返った通りでは
月も思い出を忘れてただ微笑んでいる

街灯の下、枯葉が集まり風はうなる

私は月明かりの下、過ぎた日々を思う
幸せだった日々 美しかった日々
私は忘れない 

夜明けと共に灯りは消えるけれど
古き日々が去っても
陽はまた昇るのよ

朝の光、私はそれを今日も待つの
新しい人生を
あきらめてはいけないわ
だって夜明けが来れば、今夜のことも
また思い出になるのだから

私にふれて
私を置き去りにするのが簡単だとしても
もし私に触れてくれたら
あなたにもわかるわ 幸せというものが

見て、新しい日がはじまるわ


大切にしていた二人だけの思い出、それはリラの胸の中だけのものでしょうか?
コンブフェールが言うように、アンジョルラスの胸の中には、リラへの思いがあふれているのでしょうか?

もしかしたら、もう二度とここへは来れないかも知れない。
深い傷を負って、夜明けの街へ出てゆくのかもしれない。
けれど、それでも・・・

リラは扉に手をかけました。

アーロンがチャリティーでバーテンダーになります

2013-11-08 | その他のアーロン
コメント欄にも書いたんですが、レミゼの公開から一年が近づいてます。
そこで、もし良かったら皆さんの感想や、アーロンへの思いを記事にできないかって思ってます。
コメント欄に感想などを書いてくださる方を募集してます。
そんな大作でなくて構いません。大作も、もちろん大歓迎です。
コメント欄だと、皆さんの楽しい感想や、面白コメントも過去に流れてしまうんですよね。
よかったら是非お願いします。

いつも書いてる方じゃなくても、大歓迎です。ロムの方もよろしく。


■アーロンがクリスマスのチャリティーでバーテンダーになると記事がありました。
コメント欄でsawaさんに教えていただきました。ありがとう。


T’is the season to be jolly ? and giving! Aaron Tveit is confirmed to appear (and bartend)
at the 2013 Stockings With Care benefit.
As part of the Celebrity Bartending Night, he’ll serve patrons drinks and raise money
for the non-profit organization in the process.

喜びに満ちた、そして喜びを分け与えるシーズンが来ました。
アーロンは2013年度のStockings With Careに賛同して(バーテンダーとして)参加します。
(Stockings With Care=サンタに替わって靴下にプレゼントを入れるイベントかな)

Celebrity Bartending Nightの一部として、彼は後援者に飲物を出して、非営利団体のための資金集めの計画に協力します。
イベントは、2週間に開催されることになっています


The event is to be held in two weeks ? on Tuesday, November 19th (from 7-11 PM) ? at the Hudson Station
Bar and Grill in New York.
A silent auction and raffle is also being held.
イベントは、2週間後に、開催されることになっています。11月19日午後7時~11時 ハドソンステーションバー&グリル(NY)にて
サイレントオークションとクジも行われます。


モニターがたくさん置かれてるし、お洒落な雰囲気でもないんで、なんだろうと思っていたら、スポーツバーなんですね。
アーロンにぴったり。アーロン、カクテルとか作れるのかな?ビールの栓(小さな瓶ビール飲む人多いよね)抜いて
終わり!とかだったりしてw

You can purchase tickets at the door for a $30 cover charge, or in advance (for a discounted rate of $20)
by visiting http://celebritybartending.brownpapertickets.com.
あなたは窓口で、テーブルチャージ料30ドルを払ってチケットを購入できます。
あるいは、サイトを訪問して前売り券を買うこともできます。(20ドルの割引料金で)


If you attend, be sure to tip generously: all tips made throughout the night are given to
the charity as part of the 2013 Holiday Drive.
もし出席していただけるなら、チップもはずんでくださることをお約束下さい。
これらチップのすべては、2013年のホリデイ・ドライブのチャリティの一環になります。


バーテンダーといっても、スポーツバーだから、タキシードとかは着てないかな?

Other New York-bases television and theater celebrities scheduled to be part of the event
include Jesse L. Martin, Danny Pino,
Steve Schirripa, Carrie Preston, Phil Burke, Michael Kelly, with more to be announced.
他にも、NYを基点とするテレビ局や劇場の有名人がこのイベントに参加予定です。
Jesse L. Martin, Danny Pino, Steve Schirripa, Carrie Preston, Phil Burke, Michael Kellyなど
他にも、もっと発表されています。

Stockings With Care (SWC) is an annual event that anonymously grants the holiday wishes of homeless
or near-homeless families.
Over 1,500 children were surprised with their own Christmas miracle last year, receiving gifts
from individual donors (“Santas”),
corporations, and volunteers who purchase and wrap donations based on actual wish lists.

SWCは、ホリデイ・シーズンに毎年恒例で行われる、ホームレス、あるいはホームレスに近い生活をしている家族の
願いをかなえるための行事です。
去年は1500人を越える子供たちが自分に起こったクリスマスの奇跡に驚きました。
各々の提供者から受け取るプレゼントに(サンタからの)
会社、あるいはボランティアが寄付し、購入し、包んだ、子供たち本人からの希望に基づいたプレゼントに。




This year is SWC’s 20th anniversary; to date, over 40,000 children have benefitted from hard work
and support to those in need.
Casting director Rosalie Joseph and producer Tom Fontana are the founders.
今年はSWCの20周年記念の年です;苦しい生活を強いられ、手助けを必要としている4万人以上の子供たちに
手を差し伸べてきました。
キャスティングディレクターのロザリー・ジョゼフと、プロデューサーのトム・フォンタナが創設者です。

If you’d like to sign up to be a “Santa,” visit Stockings With Care’s official site.
あなたが「サンタ」に登録したいと思うなら、Stockings With Careの公式サイトを訪問してください。

これ、いつのプレミアだろう?ここ一年以内だと思うけど、多少疲れて見える。でも素敵。

20ドル(前売りだと)で、生アーロンにカクテル作ってもらえるの?ああ・・・NY行きたい。
チップ?アーロンのパンツに入れてあげるよ~(それはジャンルが違います)

■続いて、ビッグスカイ(ニューメキシコ州アルバカーキで撮影が行われているようです。)
ベラ・ソーン、キーラ・セジウィック、フランク・グリロ・・・結構有名な人が出てるんだね。
Big Sky" - cast: Bella Thorne, Kyra Sedgwick, Frank Grillo, Aaron Tveit

キーラ・セジウィック、ベラ・ソーンが親子かな?アーロンは母から虐待を受けて
心身に傷を持つ若者の役って書いてあったけど・・・
名前はプルー(Plu) 名前かわいいね。あんまり怖いシーンがないと良いんだけどなぁ。
ひとつ気がかりなのは、アーロンの名前が下のほうだったこと。
もしかして、そんなに出番ないのかな? 主演は母と娘?


A teen traveling with her mother to a treatment center for her agoraphobia
has to fight for their lives against a gunman who attacks them.
広場恐怖症の10代の女の子は彼女の母と処置センターに向かう旅をしているが
彼女たちを狙う狙撃者と命をかけた戦いをしなければならなくなる。


アーロン、血だらけ・・・うう・・・

野球映画のアンドラフテッド、こちらも、あんまり情報をみつけられなくて。

Undrafted is an independent baseball drama based on a true story about a player
who is not drafted, which causes him to have an epiphany.

アンドラフテッドは、独立系(大手映画会社ではない)資本制作の、ひとりのプロに採用されなかった
選手の実話をもとにした野球ドラマで、その事が彼にひらめき(神の啓示)を、もたらします。

It is based on the true story of Mazzello’s brother, a collegiate baseball star
who was overlooked for a Major League Baseball draft.

これはジョゼフ・マッツェロの兄弟、大学野球のスターであり、メジャーリーグのドラフトに
見落とされてしまった男の、実話をもとにした物語です。

こちらは、アーロン主演みたいです。マッツェロの兄弟役でしょうか?
すみません、わけわからないですよね。写真は前に貼ったのしか無かったです。


A dream of flying 10枚の写真からストーリーを考えて映画を撮るという企画
選ばれた写真がホラーだったんで、覚悟してみたら、可愛いきれいな短編でした。
アーロン演じる男性が、だんだん成長して、蝶の絵がうまくなって行くという感動物語でしたね。


水色のワンピースきれいだったなぁ。アーロンの髪がもう少し長ければ完璧だったのに。

飛べるというより、吊られてるアーロンが可愛かった。

監督のジョージナ・チャップマンと。この方のだんなさんは、ハーヴェイ・ワインスタイン(ハリウッドの大物)
アーロンのこと、覚えておいてくれるといいけどなぁ。



■あと、先週末、ノースカロライナ州でマラソンや障害物レースみたいなハードな競争にチャレンジして
完走したらしいニュースが載ってた。けれど、無視する。なぜなら、アーロンの写真が変だからw
実際に見たら可愛いんだろうけど、写真が変。横の人が大男なの?
アーロン、縮んではいないよね? 頭に変な番号書いてるし・・・身長150センチくらいに見える~いや~~w
公式サイトでも、どこでも貼ってある。美しくないアーロンでも貼るのね。私は貼らないから!

といいつつ、貼る。
アーロンが何をしたかというと、スポーツイベントに出て、完走して、自分より背のでかーい人と写真撮っただけ。
額がキン肉マンなだけ。

一晩たったら、可愛いような気もしてきた。ごめんね、アーロン。

いつの画像かわからないけど、ファンが撮った写真?
   

■上に貼った『メリー・リトル・クリスマス』の歌詞を置いておきます。
Have yourself a merry little Christmas,
Let your heart be light
From now on,
our troubles will be out of sight

ささやかだけど、クリスマスを祝いましょう
明るい気持ちになって
今だけでも、嫌なことは忘れるの

Have yourself a merry little Christmas,
Make the Yule-tide gay,
From now on,
our troubles will be miles away.

ささやかにお祝いしましょう
クリスマスの期間だから楽しくすごすの
今だけでも、嫌なことは遠くにやって

Here we are as in olden days,
Happy golden days of yore.
Faithful friends who are dear to us
Gather near to us once more.

さあ、今は、あの昔の
輝いていたときのように
信頼できる親しい友達と
もう一度、集まりましょう

Through the years
We all will be together,
If the Fates allow
Hang a shining star upon the highest bough.
And have yourself A merry little Christmas now.

時を越えて
私たちは皆、またいっしょになりましょう
もし運命が許すならね
ツリーのてっぺんに輝く星を吊るすの
そして、クリスマスを祝いましょう


バリケードボーイズに歌って欲しい歌・第三弾

2013-11-06 | アーロンに歌って欲しい歌
バリケードボーイズに歌って欲しい歌、第三弾です。

skさんからです。

なつかしいなぁ・・・何年ぶりに聞いたんだろう? と思ったら2001年、21世紀になったばかりの年のヒットですね。
そこらじゅうで、モーニング娘が流れてましたよね。メンバーをどんどん入れ替えて、永遠に続けられるじゃないかと
思ったもんですが。

この曲、一番合ってるのは吉澤かな。安部なつみは、男装はちょっと厳しい? 女の子っぽいからなぁ。
吉澤は宝塚の男役みたい。

これは、バリケードボーイズが歌うとぱりっとした歌に聞こえるでしょうね。
歌っているのはほぼ3人かな。吉澤、後藤、安部。
バリケードボーイズだと誰がどのパートがいいのかな?
女の子役は誰だろうなぁ?


バリケードボーイズ、踊れるのかな? 意外と、アーロンが一番上手いということになったりしないかな?
それはないかなw でも、マリウスよりは踊り上手いと思う。いかにも踊れなさそうだし。(知らないけど)
女装が似合いそうなのって誰か思いつく?

skさんから、誕生日ソングを2曲。skさん、お誕生日おめでとう!

どうでも良いですが私今月誕生日なんですよ。 
そこで、アーロンの誕生日の時にバースデーソングを探していてみつけた、この曲をバリケードボーイズに歌ってほしいです!
何の曲かよくわからないんですが…
メインの赤いののパートがアンジョルラス、コーラスをバリケードボーイズで歌ってもらえたら…贅沢なお祝いです♪

おめでとうございます。そうだよね、アーロンをお祝いするのも良いけど、アーロンやボーイズにお祝いしてもらいたいよね。
可愛い歌ですね、私も初めて聞きました。

君の誕生日だね
おめでとう
なぜって、1歳、大人になったから
ほら、君のケーキだよ
プレゼントもあるよ
君のための特別な日だよ
だから、僕らは集まって、そして言うよ
僕らは君を愛してる

さあ、ろうそくを吹き消そう!



そしてもう一曲。キャロル・キングの歌です。これは友達にささげた歌かな。彼女には「君の友だち」(You've Got a Friend)という友達にささげた
名曲がありますが(他にも名曲だらけの人だけど)いつかアーロンにも歌ってほしいな。
これは最近アーロンの次の次くらいに(笑)、キリアン・ドネリーが好きなので、オペラ座の怪人のラウル姿で歌ってほしいなぁ。

これ、ラウルですよね?

自分の話になっちゃいましたが、皆さんの誕生日に歌ってくれたらって感じで良かったら聴いてみてください!

次の次? て、アーロンの次はだれなんでしょう?w

Happy Birthday
Celebrate your day in style
Happy Birthday
Tonight I want to see you smile
Your whole life is in front of you, you've only just begun
So Happy Birthday
The best is yet to come

誕生日おめでとう
素敵なやり方でお祝いしよう
今夜は君の微笑みが見たい
君の未来は前途洋々、まだ今始まったばかり
だから、おめでとう
最良のときは、これからだから

Happy Birthday to you
The good things I could say about you are infinite
But I will only take a minute
To say the world is a better place with you in it
With you in it

おめでとう
君の素晴らしさは、無限に語れるよ
一分間しか君といられないにしても
君といたほうが、ずっと素敵な世界になるんだってことを
君といたほうがね

Happy Birthday
You know just how to be
Happy Birthday
I'm glad you're you with me
To know you is to love you, to love you is to be blessed
So Happy Birthday
You deserve the best

誕生日おめでとう
君はどうあるべきか、わかってるね
おめでとう
君がいっしょにいてくれて嬉しいよ
知れば知るほど愛さずにいられない君 君を愛することは神の祝福を受けることだ
だから、おめでとう
君には最高の価値がある

Every time I ever reach out for you
You never let me down
Any time you're ever in need of a friend
I will always be around

いつだって必ず君に手を差し伸べるよ
君は決して僕を失望されたりしないから
君が友達を必要とする時はいつだって
僕が側にいるよ

Happy Birthday
You are everything that's good
You are everything that matters
I would give you the world if I could
You will always be a part of me
and all that I go through
So Happy Birthday, dear friend
May all your dreams come true

誕生日おめでとう
君は良いことのすべて
重要なことのすべて
できるものなら、君に世界をあげたい
いつだって、君は僕の体の一部だし
それで全てを貫くつもりだよ
そうだよ、親しい友よ、おめでとう
君の夢はきっと実現するよ



ちょっと、言いすぎかもねw
君の良さは無限大とか、最高の価値とか ~


しっ!「花嫁は、ごらんのとおり、とても美しい方で~」とか
「故人は、非常に偉大な方で、皆に慕われ~」みたいな、定番イベントトークなんですよ、先輩


「できれば君に世界をあげたいんだ。」
ははは、できないに決まってることは、どんだけでも大盤振る舞いだなw
言うだけならタダだしなぁ


せ、先輩、skさんが睨んでますよ~


ひぃ、君の怖さは無限大・・・ゴメンナサイ


「ぎゃー、ごめん、もう言わない!許して~sk様」 

あああ~~skさん、そ、そのくらいで・・・
アーロン、自分じゃなくキリアンが歌ったんで、ご機嫌ななめみたいw
実はこんな素敵なカードを用意してたというのに~


オードリーさんからです


これってGleeってドラマでも歌われてたんですね?
私、あのドラマ見たことないから知りませんでしたが
でも、この動画見たら、バリケードボーイズでリメイクしてほしくなりました。
山の手のお嬢様役は、それぞれ自分に置き換えてwww

このお嬢様役の人、あんまり可愛くないですね。成り上がりのマダムっぽい。
もっと上品で可愛い子を囲んで歌って欲しいなぁ。たとえばyuri様とか・・・(妄想)

skさんが、こんな意見を書いて下さいました。
オードリーさんが載せた曲、曲名知らなかったのでもちろんこの動画も初めて見たのですが、私もバリケードボーイズで
リメイクしたのすごく見てみたいと思いました!
でもなんとなくこの男性陣の中にアンジョルラスはいてほしくないなぁと思うのは私だけ?(笑)
プルーヴェール(アリスター)がかなりハマりそうな気がしますw

確かに、アリスターに、似合いそう。バリケードボーイズ一、タトゥーが似合いそうな顔してるしw
ワイルドキャラだから。

アーロンがバックストリートガイは・・・まじめな勤労青少年とか、没落したお坊ちゃまとか、
何かしら「掃き溜めに鶴」感が漂うと思うのよ。

と思ったら、オードリーさんから、こんなご意見が
>sk 様

確かにあんな小汚い格好、アンジョルラス様には似合いませんよね。
あの程度の踊りなら、アンジョラス様にでも出来るかと思ったのですが・・・
後ろでひとり工具でジャグリングしてる男の役なんてどうでしょうか?
必死で落とさないようにジャグリングしているアンジョラス様の顔を想像してたら
とても愛しくなりました。。。


だめ==スパナでジャグリングなんて危ないからだめ~~
管理人がお手玉を縫いますので、それまで待ってて下さい。
必死で落とさないようにお手玉するアンジョルラス様・・・ ああ、なんて可愛い。

なんかいつまで続くか数えながらやってる感じに見えない?この画像

あの程度の踊りなら、アンジョラス様にでも出来るかと思ったのですが・・・
・・・・・・・・・生きろ、アロンジョルラス!踊らないミュージカルはいくらでもあるさ(←なぐさめになってない?)
というか、オードリーさんはアーロンの踊りに厳しいw
でも、意外とジャグリングとかはうまいかも。

中断ばかりしてすみません、オードリーさんのコメントに戻ります。
歌詞さがしてたら、日本の女性コーラスグループが歌ってるの見つけました。
本家をしのぐクオリティです。
ぜひ聴いて下さい。




うまいですね。EVEなんていう名前つけたら、絶対検索にかからないだろうと思ったら、すぐみつかりました。有名なのね。
3姉妹だったら、いつも一緒にハモれて良いね。後で他のカバー曲も聞いてみよう。

uptown girl
She's been living in her uptown world
I bet she never had a back street guy
I bet her mama never told her why

I'm gonna try for an uptown girl
She's been living in her white bread world
As long as anyone with hot blood can
And now she's looking for a downtown man
That's what i am

And when she knows what
She wants from her time
And when she wakes up
And makes up her mind

She'll see i'm not so tough
Just because
I'm in love with an uptown girl
You know i've seen her in her uptown world
She's getting tired of her high class toys
And all her presents from her uptown boys
She's got a choice

Uptown girl
You know i can't afford to buy her pearls
But maybe someday when my ship comes in
She'll understand what kind of guy i've been
And then i'll win

And when she's walking
She's looking so fine
And when she's talking
She'll say that she's mine

She'll say i'm not so tough
Just because
I'm in love
With and uptown girl
She's been living in her white bread world
As long as anyone with hot blood can
And now she's looking for a downtown man
That's what i am

Uptown girl
She's my uptown girl
You know i'm in love
With an uptown girl

My uptown girl
Don't you know i'm in love
With an uptown girl
My uptown girl
Don't you know i'm in love
With an uptown girl
My uptown girl


またまた、管理人のニワカ知識のふりかざしコーナーだよ・・・uptownの反対はdowntownと思ってたんですが
ダウンタウン は 繁華街、都心部、あるいは商業地区(オフィス街 、ビジネス街)のことなのね。
いわゆる下町という言葉はなくて、ここではバックストリートガイ(裏町の野郎)と自分のことを言ってます。
葛飾柴又みたいなところは、歴史ある町ということでoldtown(旧市街)
lower townは、単に海抜が低いか、南にある町のことでしかないみたい。
スラム (Slum) は、違うし。なんていうんでしょうね、下町。
知ってる人いたら教えて。

オマケです。ダウンタウンといえばこの曲、大好き バリケードボーイズ関係ないけど。

ひとりで、なんだか落ち込んだときはダウンタウンに行けばいいわ
車の音を聞いたり、明るいネオンサインを眺めたり
ダウンタウンはここより明るいから、悩み事なんて忘れられるの
ダウンタウンは素敵な場所、そしていつもあなたを待ってるわ

悩んでたって埒があかないでしょう?
映画もやってるし、一晩中やってる店もある
静かなボサノバが流れているし
あなたとわかりあえる人もいるかも
そうよ、あなたの優しい手で案内して欲しい人が待っているかも

ダウンタウンに行けば、あえるかもしれないわ
そうよ、今すぐ行きましょう
素敵なダウンタウンがあなたを待ってるわ


アーロンとダウンタウンで遊びたい。
でも、アーロン、さっさと家に帰りそう。
郊外の家に帰るアーロン、部屋に呼んでほしい。
アーロンの部屋どんなだろう。

妄想では、アーロンは郊外の住宅に家族と住んでるイメージだけど、
実際はニューヨークのマンションかな? どんな部屋なんだろう。
アンジョルラス様は高級住宅街な感じがするけど、アーロンは郊外型住宅で愛犬にシャワー
浴びせて洗ってるイメージが・・・と、管理人得意の脳内アメリカの妄想が始まった・・・

脱線ばかりですみません。

nonomさんからです
私も実は、先月誕生日で...^_^;
アーロンと同じ10月、6日違い。
そんなことでも、勝ってに、好きになる運命だったんだなぁ、なんて思ったりして...

2人でシャンパングラス片手向かい合って、
「おめでとう」って、言い合う妄想してました。(≧∇≦)

そこで、yuriさま、一曲リクエストです。
シカゴの「素直になれなくて」
Chicago 「Hard To Say I'm Sorry」
片思いの彼との思い出の曲で。


ん?さらっと気にかかることをおっしゃってますがw

この前、カフェで1人アーロンの事を考えながらお茶していたら、偶然BGMでかかりまして、
あっ、アーロンが歌ってくれたら、倒れちゃう~って。(=^ェ^=)


確かにアーロンの甘い声で歌われたら、許しちゃいたくなりますけど・・・
でも、この男は何をあやまってるんでしょうね? そこをちゃんと説明してくれないと。


アーロン、遅れてごめんね。


君が来るまでに、3人の女のこに逆ナンされちゃってさぁ~(でれでれ) nonom~ 君、もっと遅れても良かったのに
・・・こんなアーロンは嫌だ!

27日なのか、15日なのか、どちらかな?遅ればせながらおめでとうございます。

僕が君に贈る誕生日プレゼントは・・・
あふれる愛をすべて・・・
君が(僕に)特別な存在であるのと同じように
この日が君にとって特別な日になりますように


こんなカードもありました。

君が生まれた日って、きっと雨が降ってたに違いないよ
だって、天国では皆が泣いてたから
なぜって、一番美しい天使がいなくなってしまうから

おめでとう~


こんな台詞、本気にするとしたら、めでたすぎだろう。(←素直になれなくて)
照れてるのね、アーロン、本当は誰よりも・・・nonomが・・・



ブログ主からです。バリケードボーイズに扮装して歌って欲しい。

最初に聴いたときから、なんて良い曲なんだろうって思って、飽きるまで毎日何回も聴いてました。
ゲイソングとは知らなかったんですけどね。
私、これは歌えますよ。
バリケードボーイズはYMCAじゃなくてABC~~(Cを伸ばす)で歌って欲しい。
Young man, there's no need to feel down
I said young man, pick yourself off the ground
I said young man 'cause you're in a new town
There's no need to be unhappy

若者よ、落ち込む必要はない
君に言うよ、若者よ、地にへばりつくのはやめるんだ
若者よ、なぜなら君は新しい町にいるんだよ
ここでは不幸せになんかなる必要がないんだ

Young man there's a place you can go
I said young man when you're short on your dough
You can stay there and I'm sure you will find
Many ways to have a good time

若者よ、ここが君が来るべき場所だ
いいか、若者よ、パン生地が足りないときは(お金のないときは)
そこはお前を追い出さないし、お前はきっと何かをみつけるよ
幸せになる色んなやり方をね

It's fun to stay at the Y.M.C.A.
It's fun to stay at the Y.M.C.A.
They have everything for young men to enjoy
You can hang out with all the boys

YMCAにとまるのは楽しいよ
若い男が楽しむものすべてがあるんだ
色んな男の子とつきあえるんだ

It's fun to stay at the Y.M.C.A.
It's fun to stay at the Y.M.C.A.
You can get yourself clean
You can have a good meal
You can do whatever you feel

YMCAにとまるのは楽しいよ
そこでは清潔でいられるよ
素敵な食事もでる
そして感じたままに行動できる

Young man, are you listening to me
I said, young man, what do you want to be
I said, young man, you can make real your dreams
But you've got to know this one thing

なあ、お前、聞いてるかい?
おれは言ってるんだ、お前が何になりたいのかって
いいかい、夢を現実にできるんだぜ
しかし、これだけは知っておいて欲しい

No man, does it all by himself
I said, young man, put your pride on the shelf
And just go there, to the Y.M.C.A.
I'm sure they can help you today

全て自分の力だけでやる、そんな人間はいないよ
いいか、プライドなんて置いておけ
そして、行くんだ、YMCA目指して
大丈夫、みんながすぐに手助けしてくれる

It's fun to stay at the Y.M.C.A.
It's fun to stay at the Y.M.C.A.
They have everything for young men to enjoy
You can hang out with all the boys

YMCAにとどまるのは楽しいよ
若い男が喜ぶものがすべてあるんだ
誰とでもつきあえるんだ

It's fun to stay at the Y.M.C.A.
It's fun to stay at the Y.M.C.A.
You can get yourself clean
You can have a good meal
You can do whatever you feel

YMCAにとまるのは楽しいよ
そこでは清潔でいられるよ
素敵な食事もでる
そして感じたままに行動できる

Young Man, I was once in your shoes
I said, I was down and out with the blues
I felt no man cared if I were alive
I felt the whole world was so jive

わかるさ、おれだって君と同じ立場だった
そうさ、おれは落ちぶれてブルースだけに生きていた
誰も俺の生き様なんて気にしないと思ってた
人生なんてインチキだって思ってたよ

※ in one's shoes =誰かの立場になる


That's when someone came up to me
And said young man take a walk up the street
There's a place there called the Y.M.C.A.
They can start you back on your way

そんな時、誰かが俺のところへやってきた
そしてこう言った、この道を登っていけと
そこには、YMCAと呼ばれる場所がある
そこにいる彼らが、君を本来の姿に戻してくれると

It's fun to stay at the Y.M.C.A.
It's fun to stay at the Y.M.C.A.
They have everything for young men to enjoy
You can hang out with all the boys


Y.M.C.A.
It's fun to stay at the Y.M.C.A.
Young man, Young man, there's no need to feel down
Young man, Young man, pick yourself off the ground


Y.M.C.A.
Just go to the Y.M.C.A.
Young Man, Young Man, I was once in your shoes
Young Man, Young Man, I was out with the blues


Y.M.C.A.
Y.M.C.A.
Y.M.C.A.
Y.M.C.A.



ABCだと、Mのポーズを変形させればできるよね
 こんな格好でも良いかも

明るい曲調だけど、実は深刻な内容?まあ、それはさておき、

バリケードボーイズで扮装して歌ってください。お願いします。ネイティブアメリカンの格好も良いなぁ、アーロン。

アーロンに歌って欲しい歌/ 都会のアーロン

2013-11-02 | アーロンに歌って欲しい歌
バリケードボーイズに歌って欲しい歌がありましたら、お願いします。
skさん、お待たせしてすみません。

それから、『アーロンと出かけたい旅』の妄想があったらお願いします。
素敵な秋の旅でも良いし、スリリングな冒険の旅でも、旅先でふと出会ったとかでも、何でもいいです。
コメント欄でいくつか出していただいているようですが、良ければ、もっとふくらまして~

11月の半ばになったら、アーロンと過ごしたいクリスマス、アーロンに歌って欲しいクリスマスソングを載せて行こうと思います。
良かったらそれもお願いしますね。
自分ひとりでは、ネタ切れになってたと思います。いつも協力していただいてありがとうございます。

それと、私のネタが放置されてる~とか、もしあったら、コメント欄に書いて下さいね。
忘れっぽいんですよ。お願いしますね。


では、アーロンに歌って欲しい歌の 都会のアーロン(ジャズ編)です。


■sawaさんからです
The nearness of you


★ノラのバージョンは少し音が大きくなりますから、気をつけてね。

すみません、ノラのほうは、少し画像が不安定で揺れていたので、静止画で申し訳ないのですが、これにしました。

どっちもよくて1つに絞れなかった。
最初のは私の敬愛するエラおばさま&サッチモのバージョン
アーロンの雰囲気に近いのは、あとのノラの方かな。
yuriさまの好きな方選んでください。
古い曲ですが、アーロンCDのMy romanceとか、I remember youを聞いてて、
クラシカルなアーロンがすっごくいい、と思ったんですよね。
でもブルーノマーズも歌える、ほんとにどこまでニクいんだ、アーロン!!
思いっきりJazzyな曲のアーロンも聞いてみたいなあ。



とうてい手の届かない高嶺の花だと思っていた人が腕の中にいる。
信じられない、けれど、絶対に離さないよっていう歌です。

女性バージョンだと、側にいられるだけで、胸が高鳴るような素敵な人の
腕のなかに今抱かれてるの、ずっと離さないでになるんでしょうか。

あ、パンが黒こげになっちゃったよ、しょうがないエポニーヌにやるか(おい!)

色々な人がカバーしている名曲です。
とはいえ、私は知らなかった。ありがとう、教えてもらわなかったら
めぐり合えなかったと思います。本当に綺麗な曲ですね。

アーロンが歌ってくれたら大感激だけど、私たちが歌ってもピッタリ。
私たちの気持ちを表してる歌ですよね。抱かれるのが妄想だとしてもw
確かに、ゆったり歌うエラ&サッチモも良いし、甘いノラのバージョンもいい。
私の好きなジュリー・ロンドンのバージョンもあって、それも良かったです。

一番好きなのはエラ&サッチモバージョンかな。
こういう実力派の良いところは、100パーセントぎりぎりで歌わないところかな。
余裕があるんで、聞いててゆったりする。

youtubeは、色んなバージョンの聞き較べができて良いですよね。

アーロンと寄り添って、こんな街を歩きたいよ。

アーロンのCD聞いて、なんて甘くて、よく伸びる声なんだろうって改めて思いました。

でもアーロンが時々、声がかすれたりすると、ぞくってします。素敵すぎてw
日ごろ、キチンとして清潔なイメージなだけに、たまに髪が乱れてたり、少し酔ってたり、声がかすれてたりが
すごく魅力的なんですよね。
・・・・て、歌の話からずれてるしw



★ここに素敵な解説と和訳がありました。

Why do I just wither and forget all resistance
When you and your magic pass by?
My heart’s in a dither, dear, when you’re at a distance
But when you’re near, oh ,my!

すみません、エラもノラも、ここから歌が始まってます。
上の歌詞は歌われてないみたい。
Oh,Noをアーロンで聞きたい

It’s not the pale moon that excites me
That thrills and delights me
Oh, no it’s just a nearness of you
It isn’t your sweet conversation
That brings this sensation

Oh, no it’s just a nearness of you
When you in my arms
And I feel you so close to me
All my widest dreams come true

I need no soft lights to enchant me
If you’ll only grant me
The right to hold you ever so tight
And to feel in the night the nearness of you






■オードリーさんから

私って、アニメより「実写版」の好きな可愛げのない子供だったから
でもこれはエンディングのこの曲聴きたさに見てましたよ。
コロ助アーロンで聴きたいw


私、改めて聞いて「こんな良い曲だったっけ?」って思いました。
たくさんの人がカバーしてる名曲なんですね。
でも、このカバーは特に素晴らしい。スウィングしていて、かっこいいし心地良いです。
なんだろう? 特にイケメンとかじゃなくても、アイコンタクトでささっと演奏しちゃうと
10倍くらい素敵に見えちゃう。
ヴォーカルの人は、youtubeのコメントでも言われてるけど、
シナトラタイプ? どちらかというと辛口の声。
「初めてのチュウ?嘘つけ!」っても言われてるけど、それは皆が思うことだよねw
辛口のヴォーカルって、遊びなれてる人で粋な感じがする。

アーロンだと、男なのに涙が出ちゃう・・・って、手のひらで涙をぬぐう様子に心を射抜かれる
このヴォーカルの人だと、女の子をからかって言ってるのかなって。
それはそれで、大人の魅力で素敵なんだけどね。

いや、アーロン、もう30なんだけど、でも、声は20歳。顔は25歳だから。
ということで、これはぜひ、アーロンの声で聞いてみたいですね。

英語の歌詞も見つけたけど、意味は日本語とほぼ同じ内容かな?
大体同じですよね。うまいこと作ってあるなぁ。

Can't get no sleep tonight
It's all because of you
Even though I was with you
and we just said goodnight
今夜は眠れない
それは、君のせいだ
さっきまで一緒にだったというのに
おやすみを言ったばかりだというのに


( I )can't get no sleep tonight.
これって普通は『私は夜眠ることができないということはない=夜眠れる』ですよね。
でも、コロ助の歌詞では、眠れない夜~♪
知らなかったのは私だけかも知れないけど、二重否定はたまに肯定(しかも強調)になるんだそうです。
だから、『眠れないことはない』じゃなく『全然まったく眠れない』みたいな正反対の意味になるらしい。
前後の文脈から判断する・・・らしいです。
知ってたらごめんね。私、ここでつまづいて、うーん?って言ってたのだ、昨日w
でも、あくまで、アメリカではそうであって、試験で出たら、二重否定は肯定だそうです。

そして、報道とか、誤解を招きたくない文では、二重否定はご法度なんだそうです。長々と変な説明してすみません。
覚えたての知識はすぐ人に言いたくなるタイプなのです。


アグリーベティのシーン。やたら近寄ってささやくアーロンがセクシーだった。

Cheeks are burning red for you
Heart is beating fast for you
At last, at last, ohh....
頬が燃えるように赤いのは君のせい
鼓動が早鐘のようなのは、君のせい
ついに、ついに・・・


It is my first kiss chu
Kiss with you
I will give you all my love.
Why is it I feel this sweet and tender?
Oh...I don't know why
はじめてのキス・チュウ
君にキス
僕のすべてを君に
なんでこんなに甘くて優しいんだ
なぜなんだ・・・ああ・・・


なんかちょっと酔ってるの?って感じのアーロン。
なんかの番組の冒頭で「はい、アーロンだよー、ショーが始まるよ~」とショーもないことを言ってような。

It is my first kiss chu
Kiss with you
I wiil give you all my love
Yes I know it's strange for a man to cry
Can't hold back be in love with you
はじめてのキス・チュウ
君にキス
僕のすべてを君に
男が泣くなんて変だってわかってるよ
でも、君への気持ちを隠してなんかいられない

And when we meet again
I know just where we'll go
All my dreams of tomorrow
Can't help but to grow and grow
All this love I give to you
Give eternally to you
For sure, for sure, ohh....
もし次に君に逢ったなら
どこへ行くのか僕にはわかっているよ
未来の僕らの夢は
愛を育て続けることだけだから
すべての愛を君に
永遠に君に捧げるよ
絶対だよ、約束するよ



コメント欄でsawaさんが語ってくれてます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はじめてのチュウ、こんなにかっこいいバージョンがあったんだ!
たしかにこれはアーロンが歌ってるの、聞きたいですね。
英訳の言葉の選び方が絶妙だわ。これ覚えたいー。
チュウってところが、ちゃんとchuuって歌われてるところが、かわいい。あーろんのchuu、聞きたい~。きゃー。

まるで事も無げみたいに、素敵なことをやっている人が、ほんとのプロだと思うんですよねー。
でもそういう人達もその裏では、すごく色んな努力をしているはずで。
でもそんな頑張ってる感は、みじんも見えない。むしろいとも簡単に、楽しげに見える。そんなのってかっこいいなぁ。
そんな人になりたいですが、道のりは険しいなり。

アーロンも、十分すごいし、プロだと思うし、尊敬してるけど、でもでも、舞台上で泣いちゃったりとか、
頑張ってる感じが所々見えちゃうような、そういうところが惹き付けられちゃうんだろうなー。


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アーロンは、未知数の部分を買われての大抜擢の舞台が多いから、
重圧が凄かったでしょうね。まじめな人だし、どうしてもひきつるよねw
そこが好きですw


ちなみにご存知ない方のためにもとの歌を貼っておきます。キテレツ大百科というアニメ番組のエンディングテーマでした。


アーロンが♪チュウ~って歌ってるとこ見たいよ~
アーロンは日本のアニメ見たことあるのかな?
アーロンはお寿司好きかな?
アーロンは神戸牛好きかな?(好きに決まってるだろ!)


はじめての(男性との)チュウ どうだった?アーロン

■ブログ主からです。If I didn't care
アーロンがナイトクラブでピアノ弾いてる人を演じるのとか見てみたい。
これ、たまたまTVで途中から見た映画で、日本ではDVDすら出てないんですが、ナイトクラブで歌うこの歌が印象に残って。
三つまたをかけてる野望に満ちた(といっても多少足りない)女優志望の女が、彼女を一途に思っている酒場のピアニストの
愛に気付くシーン・・・って、ありがちだし、ふたりの歌も上手くはないんだけど・・・でも好きなんですよね、このシーン。

アーロンにやって欲しい~いい加減な恋人を一途に思う役。ピアノを弾きながら、思いを込めた目で見つめて欲しい。
「僕のこと、本当に愛してないの?」って。きゃー!!ばんばん!!

「僕のこと、本当に愛してないの?」
トリップ~、お前が言ってもなぁ・・・w

リー・ペイス(男のほう)は歌は本当に上手くなさそうだけど、エイミー・アダムスは下手に歌ってると思う。
『魔法にかけられて』では上手かったし。



If I didn't care more than words can say
If I didn't care would I feel this way?
If this isn't love then why do I thrill?
And what makes my head go 'round and 'round
While my heart stands still?

もし言葉で表せる以上には、気になどしていないとしたら
もし本当に気にしていないとしたら、この気持ちは何だろう
もしこれが愛でないとしたら、なぜ私はおののいているの?
そして、何が頭の中をぐるぐる駆け巡っているの
私のこころはいつも通りなのに

If I didn't care would it be the same?
Would my ev'ry prayer begin and end with just your name?
And would I be sure that this is love beyond compare?
Would all this be true if I didn't care for you?

もしも本当に気にしていなかったとして、同じ結果になっていたかしら
祈りの始めと終わりが、ただあなたの名前だったかしら
較べることもないのに、愛を確信できたかしら
あなたのことを気にかけなかったら、すべてが真実だったかしら


■もう一曲 Strangers in the night フランク・シナトラです。


Strangers in the night exchanging glances
Wond'ring in the night
What were the chances we'd be sharing love
Before the night was through.

Something in your eyes was so inviting,
Something in your smile was so exciting,
Something in my heart,
Told me I must have you.

Strangers in the night, two lonely people
We were strangers in the night
Up to the moment
When we said our first hello.
Little did we know
Love was just a glance away,
A warm embracing dance away and -

Ever since that night we've been together.
Lovers at first sight, in love forever.
It turned out so right,
For strangers in the night.

Love was just a glance away,
A warm embracing dance away -

Ever since that night we've been together.
Lovers at first sight, in love forever.
It turned out so right,
For strangers in the night.

Do dody doby do
do doo de la
da da da da ya

歌詞に、たとえ夜に出会った二人だとしてもってあるけど、確かに

夜の街で、あるいは酒場で 夏の浜辺で・・・なんていう出会いには、多少の刹那感が漂うよね。
あんまり、今のアーロンでは、イメージできないかも。
大学の学内で 秋の図書館で 公園で犬の散歩の途中で、カフェで・・こっちのほうがアーロンのイメージ?


フランク・シナトラの良いところは、家庭を感じさせないところ。
少し信頼できないからこそ、繋ぎ止めたいと思わせるような魅力・・・と私は思う。
永遠の愛を誓う歌だけど、あまり信用できないようなw

夜のストレンジャー、アーロンだったら、どんなに歌うかな?