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セミナー『古都に学ぶ ~じぶん流 奈良の楽しみ方~(第二回/全三回)』

昨日(2012/01/27)夜の大手町界隈での野暮用とは、
日経ホールで開催のセミナー
『古都に学ぶ ~じぶん流 奈良の楽しみ方~』への参加。

WEBを調べてみると、このセミナーは毎年数回コースで、
この時期に開催されているようで、今年は全三回。
今日は、その第二回目という位置づけです。
第一回目でないのは、一回目の知らなかったから。
この二回目の開催も、偶然WEBで発見したので、
申し込んだのでした。

テーマ的に女性が多いかなぁと思っていたんですが、
意外に男性も多かったので、一安心。
でも、年齢層が、リタイアされた方がメインですねぇ。
私は間違いなく、下から数えたほうが早いです(苦笑)。
女性も、京都だったら、OLとかが多そうですが、
こちらも、比較的年齢高めでした(失礼)。

セミナーは二部構成。
第一部は、
「阿修羅と戒壇堂四天王 ~天平仏のスターをめぐって~」
と言うタイトルで、清泉女子大の山本勉教授による講演。
私は、奈良時代と学んだんですが、昔は、天平時代とか
教えていたんですね。知らなかった。
同じように、飛鳥時代が白鳳時代だったり(白鳳時代は、
聞いた頃があります)、平安時代が藤原時代だったりと、
昔と今の、歴史認識の違いを若干感じました。
もっとも、それを言うと、今は鎌倉幕府の成立は、
必ずしも1192年とはみなされていないと言う話もありますけどね。

あと興味深かったのは、飛鳥~奈良~平安と時代が下るに連れて、
仏像の表情や、着ているものも変わって行っていると言うこと。
冷静に考えてみれば、当たり前のような気もしますが、
飛鳥の頃は、表現に乏しく、仏像の表情もあまりなく、
衣装も特にきらびやかでも無いという事ですが、
奈良になると、仏像に表情がつき始めるとのこと。
もっと時代を下ると、更に表現が豊かになるみたいでした。
これって、文化の発展ということですよね。

この他にも、色々と興味深い話はあったんですが、
特にメモも取っていなかったので、詳しくは語れません。
って言うか、講演のメモって、ハンドアウトの資料でもないと無理。

第二部は、
「奈良の魅力と楽しみ方」と言うタイトルで、
モデルのはなさんを交えた、トークショー。
はなさんって、仏像好きなんですね。
かなり詳しかったです。
調べてみると、昨年もこのセミナーに出ているようで、
もしかして、仏像ガールの嚆矢?
はなさんが、仏像に興味を持つようになったのは、
大学時代の授業が発端のようで、その先生が楽しそうに
仏像を解説するのを見て、自分も興味を持ったと語っていました。
やっぱり、教える人の気持ちは伝わるんですね。
重要な教訓だと思いました。
その他、はなさんオススメの奈良のお寺巡りコースの紹介等もあり、
中々楽しいトークショーでした。

第一部司会・第二部コーディネーターは、
キャスターの住友真世さん。
トークショーのコーディネーターって、大変ですよね。
特にトラブルがあったわけではないんですが、
出席者にバランスよく話を聞かなければならないし、
終了時間を超えるのも、あるいは短いのもありえないもんね。
今回は、うまく時間で終了となりました。上手!

第三回は、2/24。参加申し込みは、2月上旬らしいです。
第三回も申し込んでみたいですね。
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