NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

何だか

2009-10-15 | 休み
『アンチャーテッド』面白いぃ!とか思ってたら、やっぱり『相棒8』が酷かった。


シーズンを増すごとに面白くなっていった前半シーズンと違い、シーズン6以降尻下がりにつまらなくなってる感が強い。話の構造の面白さよりも感情を優先させすぎる脚本とか。新相棒の神戸尊と杉下右京のやおい関係を想起させるシークエンス(亀山時代もあるにはあったけれど)が露骨過ぎるのが鼻につき及川光博さんを起用した理由が分かったような気がします。(そして大河内との何らかの関係性を匂わせたり)

赤いカナリア(日本の赤軍派類型)を絡めたシナリオながら、動機の中途半端さや行動の稚拙さが、例えその稚拙さの表現を狙っていたとしてもその効果が見えない、非常に残念な感じ。犯人3人の動機は新左翼への羨望と復讐というお粗末なもの。犯人の周辺を全く描いていないから、「ニタニタ薄ら笑いを浮かべてるから頭のおかしい殺人犯」的なつまらない類型。復讐を望んだ娘の人物像にしても薄っぺらい。


シーズン7も「越境捜査」と「超能力少年」のエピソードほどしか面白く観られませんでした。文句を垂れながらも最後まで観続けるでしょうが、これならレクター博士フォロワ―の微妙な殺人鬼(名前も微妙だけど実は殺人鬼じゃなかったというオチ)などの設定は微妙ながらも中身は結構奇抜で面白かった『交渉人』の方が期待が出来そう。米倉さん、カッコいいし。CMを見る限り、ほんのり「個別の11人」(Individual Eleven)の匂いまでしますし。


そして『深夜食堂』がテレビでやるというので、てっきりアニメなのかと思っていたら実写だった。そしてスタッフとキャストが夜中の30分ドラマなのに豪華過ぎ。