NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

普通の凄さ

2009-11-16 | 休み
ということで、日曜日はゼミの友達の結婚式に行ってきました。新郎・新婦とも同じゼミというなかなかどうしてレアな結婚式でした。そして何故か新郎側の受付役を。本当に謎。


数日前から寝つきが異常に悪くなってしまって、金曜日も土曜日もほとんど寝られませんでした。で、結局ガッツリと目の下には重いくまが出来ており、もはや憑かれた人のよう。寝不足だったので飲んだドリンク剤が逆効果で胃が荒れる、荒れる。続いて駅を数駅乗り過ごしたものの、余裕を持って出てきたから大丈夫!と余裕綽々だったのに…次の電車が30分後って何なんだよ、田舎のバスか、絶望武蔵野線…

もうテンパって仕方がない。天井知らずにテンパる。JR西船構内で東西線に乗り換えれば間に合う、いやいや拙速に過ぎれば結果的に遅れるかもしれないから30分待て!という人たちが心の中で対立。そんな間ににどんどん選択肢が狭まってゆき、結局30分待つはめに。あぁ。遅刻だぁと走って会場のホテルに入ると、ゼミの子達が居て、「何で走ってるの?」と呼び止められる。なんでだろ。

遅刻だ、遅刻だと一人テンパッて走ってたもんだから会場に着いても、汗が引かず、汗を拭く。何だろう、端からみてもテッパッテるのが丸分かりだったんだろうね。それを見かねてか、ゼミの友達には「○○(ぼくのこと)の結婚式じゃないんだよ、そんなに緊張しなくても…汗かいてるし」と。ぼくが普通の出席者だったら、くまが出来た疲れた顔で、テンパッて汗流してる受付の人は嫌だなぁ…

さぁ、披露宴だと思ったら、もはや自分の役目は終わったので楽しもうとか思ったら、胃が荒れてるのを忘れて、乾杯のシャンパンウメーと一気に飲んだが運の付き。一気に悪酔いして気持ち悪くなる…そこからさっぱりしたもの以外ほぼ食べられなくなってしまって色々と勿体無い。しかもスープをひっくり返すという体たらく。危うく隣の子の着物にスープがかかってしまうところで、いろいろもうなんだか。


ともかく結婚式は良い式でした。2人とも良い意味で普通というか、普通に幸せそうで、普通にご家族、友人、同僚たちが囲んで、普通の幸せを体現してました。普通に面白いコメントをして、普通にふざけて、普通に両親への手紙で泣かせる。周りの笑い声もすすり泣きに。ぼくも危うく泣きそうに。一見普通なんだけれど、この普通さを普通に出来てしまう凄さというか、普通も簡単じゃないんだと思えました。いや、2人とも立派でした。あの歳でこの規模のイベントやるって凄い。2次会出られなかったのは勿体無かったかな。

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