NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

まほろ駅前番外地

2013-01-12 | 授業
ドラマを見ていて宇梶さん演じる瀧という登場人物を見て、ピエール瀧さんみたいな感じだなぁと思っていたら…


―『まほろ駅前番外地』(テレビ東京)
mahoro


大根仁監督が以下のようにツイートしている。

https://twitter.com/hitoshione/status/289951961472724992
mahoro
ちなみに昨日のまほろ一話の元ネタ、ピエール瀧さんとスタンガン高村さんの最高なエピソードは電気グルーヴの便所本「メロン牧場」で仕入れましたがTBSラジオキラキラでも話してました。メチャ笑えますよー。http://www.tbsradio.jp/kirakira/2009/12/20091231.html
※ドラマを観てから聞くとより爆笑かと。

まさかこれが元ネタとは…


オープニングからパンチが効いていて、でも正統派のドラマ。ベタなのかと思わせて…この瀧さんのエピソードをああいう形にしてしまうところが大根仁監督なわけで。いやー面白い。プロレスシーンでは瑛太と松田龍平が吹き替え無し?で『カリフォルニアドールズ』顔負けの空中殺方をみせる。サントラは坂本慎太郎で、『幻とのつきあい方』収録の「幻とのつきあい方」のインストバージョンが流れる。そして偶然にも!?喉越し生のCMでは一般人の夢を叶えるという企画でプロレスラーになるとして一般人が長州力と闘っていた。なんという偶然!レフェリーがミゼットだったり、観客席に車椅子の人が普通にいたりする目配りも。


やっぱり大根監督は基地外だな(褒め言葉)


最高の離婚

2013-01-12 | 授業
面白いですよ、面白いですよ『最高の離婚』日本のドラマであんまり見ないタイプの劇映画。軽妙な音楽、愚痴っぽくて理屈っぽい男が奥さんと些細なことで喧嘩して離婚していくというシナリオ。何処となくというか、確信的というか、ウディ・アレンの『アニーホール』とかそこらへんを思い起こさせる。瑛太も良いし、尾野真千子もコメディで映える。コメディの割りに先の大震災を二人が付き合うきっかけになったなど時代性もしっかりと盛り込みつつ(これを被災者云々と非難している基地外な方々がいるようだけれど、それならば一生現実と関係のないフィクションだけに生きれば良いと思う)、定点カメラを用いたりと演出も面白い。コメディからシリアスにぶれないでいただけると、今後も期待できるかなぁと。