NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02007年009月015日(土)”ガス抜き”抜きは良くないっぽい

2007-09-15 | 休み
先日、テレビドラマを見て泣いてしまった。
涙が頬を伝うという、そういう生易しい類のもの
ではなく号泣、嗚咽の類で、その場に誰も居なかった
ことを感謝したくなるような勢いのそれ。
その時の僕が特段に何かに悩んでいたとか言う訳でもないのに。


きっとこういう感じでごく僅かな穴に大量の水が集まって
そこに圧力がかかって決壊するんだな、ダムは。
ってことは、ダムはストレスを貯めてるのか、溜めてるのか。


チリも積もれば山となる理論と云うか、人間の感情にも
貯蓄が利くようで、疲れが蓄積してしって免疫力が低下する
みたいに悲しい気持ちとか落ち込んだ気持ちとかストレスとか
そういうものが例え些細であっても、どこかには行ってしまわず
自分の中に排出されるまで居座って、突発的な号泣になるのか。

悲しみや落ち込みが、その時は自分の前に重大なものとして
立ち現れても、脳みそがそれを一見無いもののように忘れさせるので
それがどこかに行ってしまってもうこの世に無いもののように
錯覚してしまうけど、実際はきちんと知らぬ間に定期にされていて
後々に満期なってしまって戻ってくるような感じ。それも利子付で。

何かを悲しんだり、何かで落ち込んだり、何かに苛立っても
基本的には一晩寝たら忘れてしまう。そういう風に思い込んでる
だけかもしれないけれど、まぁすっかり忘れた気にはなる。
けれどやっぱりそこで生まれてしまったものは減価償却出来ない
と云うか、しっかりと固定資産税を払わなきゃっ!と云うか
吐き出さないと無くならないと思うのです。