核兵器廃絶を求める平和行進に2000名！ 事務局

　６月５日に名古屋市内各地（１３コース）から中区若宮広場に平和行進が集まりました。
　昭和区コースは、御器所：天神町公園で出発集会を行い、実行委員会団体の「九条の会」「新婦人」「池内わらべ保育園」「日本共産党」から代表が挨拶し、11時25分に名古屋環状線を北に向かい出発しました（約９０名）。
　行進には、いりなか保育園、池内わらべ保育園の保護者・幼児も多数参加し、警備をしていただいたおまわりさんも信号などでは、かなり注意を払ってくれました。
　また、沿道を歩く子どもたちに風船を配り、道行く人に平和行進のチラシを新婦人の方々が配布しました。アナウンサーは保育士さんが担当し、沿道の人へのあいさつ、シュピレヒコールが昭和区の空に響きました。
　阿由知通りの交差点を西に回り、曙通りを鶴舞公園にむかって歩き、予定通り12時10分に「ひまわり保育園」に到着しました。

　ひまわりには年金者組合やひまわりの幼児、保護者が30人ほど待っており、さっそく、二度目の集会を開き、「年金者組合」「ひまわり保育園」の代表から挨拶を受けました。年金者のⅠさんは、参加した幼児や子どもに「キャンディ」を渡す心遣いで参加者から喜ばれていました。
　ひまわり保育園を１２時４０分に出発し、若宮広場にむけて１００名ほどの行進団で歩きました（いりなか、池内の幼児や保護者はここで散会しました）。

　若宮広場へは例年同様一番乗りでした。平和行進共同連絡会の皆さんから暖かい拍手で迎えられ、テントで販売されていた御茶やコーヒーで喉を潤しました。中には沖縄のビール「オリオンビール」（命ど宝のテントで販売）で乾杯をする人もいました。
　昭和区の参加者はここで解散しました。その後の全体集会へは自由参加としたので多くの方が昼食を取り、そのまま帰る人もいました。

　全体集会は、共同連絡会の代表沢田昭二さん（名大名誉教授）が「核兵器全面禁止アピール・国際署名を広げて原水爆禁止世界大会を成功させ、核兵器廃絶交渉を始めさせよう。原発も危険なところからやめさせ、核兵器も原発もない、素晴らしい未来をつくるために、被ばく者と力をあわせてがんばろう」と挨拶をしました。
　その後、全国２名、県内２３名の通し行進者を紹介し、合唱、演奏、高校生が提案したアピールを採択して、栄まで「折り鶴平和行進」を行い、市民にアピールをして散会しました。
　この運動は世界を動かしてきました。原発事故の今年は特に大きな運動と影響力を発揮する事を願います。